「なにもわからない」から相談OK!無料オンライン個別相談

フィリピン留学は危険?安全に過ごす防犯対策を紹介!

フィリピン留学は危険?安全に過ごす防犯対策を紹介

この記事を書いた人
野口 和輝
U-GAKU(ユーガク)代表

国内留学を創業したU-GAKU(ユーガク)の代表。過去のオーストラリア留学、フィリピン留学、7カ国15都市の海外渡航歴、過去の留学参加者の声などを踏まえ相談会のカウンセラーとして日々、最高の留学体験を提供するため奮闘中です! 2013年よりフィリピン留学の代理店を運営、フィリピンへの渡航歴は20回以上、今もフィリピンへ年2〜3回の渡航はもちろん沖縄北谷、ニセコへ行き常に最新情報をお届けしています。


 

留学したい人

フィリピン留学に興味あります!
でもフィリピンは危険なイメージがあるので、少し治安とか心配です。

こんな悩みに答えます。

結論から言うと、フィリピンは日本より危険度は高いですが、ちゃんと防犯対策をすれば現地でも安全に過ごせます!
アメリカ・イギリスなどの英語圏より費用が手頃で、最近注目されているフィリピン留学。ただし、フィリピンと聞くとスラム街などの発展途上国のイメージがあり、治安が気になる人も多いでしょう。フィリピンは世界治安ランキング134位。日本と比べると治安は劣りますが、近年かなり改善されています。

この記事では、フィリピンの具体的な治安・犯罪事情、防犯対策や防犯グッズなどを紹介していくので少しでも気になる方は最後まで読み進めてください。

この記事の内容
フィリピンで巻き込まれやすい犯罪
これを守れば大丈夫!フィリピン留学中の6つの安全対策
フィリピン留学中に使える防犯グッズ3選!

フィリピンは治安が悪いってほんと?

 

世界治安ランキング134位

「Global Finance」 というアメリカの雑誌によると2023年現在、フィリピンは安全な国ランキングで世界第134位にランクインしています。

また、外務省のウェブサイトによると、フィリピンの大部分は危険レベル1で、「十分に注意が必要」とされています。確かに日本よりは治安は劣りますが、一方でインドや東南アジアの他の国もレベル1。つまり、世界の先進国以外の国と比べれば、フィリピンは意外と治安は悪くない方と言えると思います。

人気都市の治安事情

  • マニラとセブの犯罪件数比較

都市名 合計主要犯罪件数

マニラ 3657件

セブ 2591件

 

フィリピンの人気都市マニラとセブで比べてみると、マニラの方が犯罪件数が多くなっていることが分かります。それでは、具体的にマニラとセブの治安事情について詳しく見ていきましょう。

  • マニラ

フィリピンの首都であるマニラ。少し昔までは治安が悪かったのですが、最近では大きく改善されてきました。しかし、未だにフィリピンで最も犯罪率が高い都市と言えるため、用心が必要です。

マカティやボニフォシア・グローバルシティー(BGC)などのビジネスエリアは多くの外国人駐在員が暮らすマニラの中でも安全なエリアになっています。一方で、マラテ・エドサ・キアボなどの繁華街は、ひったくりやスリが多発し、比較的危険なのであまり近づかないようにしましょう。

  • セブ

フィリピン留学と言えば、セブ島留学が人気ですよね。セブ島はマニラに比べて治安が良いと言えます。しかし、観光地として人気が高まるとともに、留学生や観光客を狙った犯罪が増えています。

セブ島の繁華街、セブシティーは観光スポットが充実していますが、同時にストリートチルドレンや物乞いが多いためスリなどには気をつけましょう。

フィリピンで巻き込まれやすい犯罪

スリ・置き引き

貴重品やスマホ、財布のスリはどこでも起こりえます。エスカレーターやエレベーターなどの狭い場所や、スーパーマーケット・ショッピングモール等の混雑した場所では、集団でスリに遭うリスクが高まります。だからこそ、貴重品などはポケットに入れず、リュックは前がけにするなどの防犯対策を徹底的に実践しましょう。

そして、大切なことは、日本と同じ感覚で行動しないことです。カフェやレストランなどでトイレなどほんの少しの間でもスマホやパソコンを置きっぱなしにすると、あっという間に盗まれてしまうことがあります。特にホテルのロビーやレストランでは荷物から目を離さず管理することが重要です。日本の常識は海外では当たり前でないとしっかりと意識して慎重に行動することが大切です。

スキミング

「スキミング」とは、クレジットカードの情報を不正に読み取る手口のこと。会計時に、スキマーとよばれる機械を使ってクレジットカードの情報が知らないうちに盗まれる可能性があります。フィリピンは急速にキャッシュレス化しており、「Global Consumer Insights Survey 2019」によれば日本よりもキャッシュレスの普及率が高いため特に用心が必要です。

実際に、フィリピンを訪れた日本人の中には、クレジットカードが不正利用されたという声が複数挙がっています。スキマーを使わせないためにも、クレジットカードの支払いをする際には必ず自分の目の前で会計を済ませてもらうようにしましょう。また、スキミングから身を守るために、ICチップが埋め込まれたクレジットカードを利用することも安心の一つです。

ドラッグ

 

フィリピンでは、少し昔まで通称「シャブ」とよばれる違法薬物が安く簡単に手に入るため、多くの人が使用し社会問題になるほどでした。しかし、ドゥテルテ政権下の2016から2022年にかけて、ドラッグ戦争とよばれる厳格なドラッグ取り締まりが行われ、その結果、大きな改善が見られるようになりました。

その一方、フィリピンでは知らないうちにバッグの中に麻薬を入れられ、運び屋にされる危険もあります。空港などで見知らぬ人に荷物を運ぶよなどと声を掛けられても、基本的に全て断るのが安全です。

ぼったくり

留学生や旅行客が特に要注意なのが「ぼったくり」。よくある手口として、空港に着いたばかりの日本人を狙って法外な料金を要求したり、わざとメーターを動かさず通常より高い料金を請求するケースなどがあります。さらに、お釣りを返さなかったり、運賃をごまかすこともあるようです。

留学する前にフィリピンのタクシーの相場を調べておき、現地でタクシーに乗る前に料金を確認すると安心ですね。また、タクシー乗車時には、料金メーターが動いているかも必ず確認しましょう。さらに確実に危険を避けたい人は、「Grab」というアプリを活用してみることをおすすめします。「Grab」は東南アジアで広く普及しており、ドライバーの顔が表示されるため安心感があります。アプリ内で決済も完了でき、手軽に利用することができます。

詐欺

詐欺でよくある手口が、通称「トランプ詐欺」。フレンドリーな雰囲気の人に、ショッピングセンターやカフェなどで1人でいる時に「カードゲームをしない?」などと話しかけられたら、要注意…!このような状況では、お金を掛けたゲ―ムに誘導され、最終的には相手に負けてしまい、高額な支払いを要求されることがあります。

また、人の優しさにつけこんでお金をだまし取る詐欺にも注意しましょう。例えば、「財布を盗まれた」「カバンを切られてお金も携帯電話を奪われた」と嘘を付いて、急にお金を貸してほしいと声を掛けてきます。もちろん本当に困っている場合もあるかもしれませんが、真偽を見極めるのは難しいことです。基本的にはどんなケースでも一律に断る姿勢を持つことが大切です。

恐喝

フィリピンで人通りが少ない夜道を歩くときは、「ホールドアップ」に注意。「ホールドアップ」とは、銃を突きつけられて所持品を渡すように脅される事例のこと。アメリカのようにフィリピンも銃社会なので、日本で夜道を歩く時と同じ感覚でいないようにしましょう。

 

また、フィリピンで特に男性が気をつけるべきなのは、「美人局(つつもたせ)」。あまり耳にしたことがないかもしれませんが、綺麗な女性に声を掛けられてついて行くと、怖い男たちが待っていて恐喝されることがあります。外見にだまされて安易に行動しないようにしましょう。

これを守れば大丈夫!フィリピン留学中の6つの安全対策

常に2人以上で行動する

一番詐欺や暴力の被害に遭いやすいのは、1人で行動している時です。日本にいる感覚で、フィリピンで1人で行動していると、何かあった時に近くに助けを求められる人がいないので非常に危険です。夜遅くに出かける時は、近場でも友達を誘うなど、フィリピン留学中だけでも1人で行動しない癖をつけましょう。

危険な地域になるべく行かない

どの国でも、エリアによって治安が大きく変わります。外務省のウェブサイトでは、フィリピンの地域別の治安レベルが3段階で示されています。フィリピン渡航前にチェックして、レベル3の渡航禁止エリアはもちろん、レベル2の不要不急の渡航禁止の地域もなるべく近づかないようにしましょう。

 

また、ネット上でフィリピンの危険なエリアを紹介してくれている人も多いので、留学前の暇な時に目を通しておきましょう。さらに、語学学校に通う場合、オリエンテーションなどで危険なエリアを教えてもらえたりするので、きちんと覚えておき、遊びや観光する時も避けるようにしましょう。

ブランド物や派手な物は避ける

フィリピンでブランド物や派手な洋服を着ていると、留学生とすぐにバレて、スリなどの犯罪の標的になってしまいます。そのため、ユニクロなどなるべく高級ブランドではないシンプルな服を着て、なるべく現地の人と同じような服装をしていると安心ですね。

さらに、ネックレスなどの装飾品を着けているだけでも裕福だと認識されます。特にネックレスなどは、通りすがりに引きちぎられ首を締められたりする危険性があるので、最初から安全な場所以外では着用しないのがおすすめです。

ジプ二ー・タクシーに乗るときは気をつける

ジプニーとは、フィリピンの乗り合いバスで、現地で最も一般的な交通手段です。ジプニーでは環境客に限らず、現地の人の間でもスリの被害が多発するので、なるべく利用を控えましょう。

 

また、タクシーを利用する時も注意が必要です。フィリピンでは、タクシーで信号待ちをしている時にドアを急に開けられ、荷物をひったくられることがあります。タクシーに乗ったら、ドアを必ず内側からロックするようにしましょう。

簡単に見知らぬ人を信用しない

フィリピン人は、親切でホスピタリティ精神に溢れた人が多いです。初対面の人にも笑顔で話しかけ、すぐ家に招待してくれたりします。しかし、中には裕福な日本人観光客や留学生をターゲットに詐欺をしようと近づいてくるフィリピン人もいます。前項で紹介したトランプ詐欺などはまさにその例です。

 

言葉の通じない異国で人に優しくしてもらうとすごく嬉しい気持ちは分かりますが、簡単に見知らぬ人を信用しないようにしましょう。また、現地で知り合った友達と遊びに行くとしても、最初は相手の家などではなく、なるべくショッピングモールなど人が多い場所を選ぶようにしましょう。

犯罪に遭ったら命を優先

フィリピン留学中に万が一強盗にあっても、決して抵抗せずに所持品をおとなしく渡しましょう。強盗犯の目当ては金銭であることが多いので、所持品をおとなしく渡すと逃げ去る可能性が高いです。そこで、逆に抵抗してしまうと、犯人が凶器を持っていた場合は最悪の場合殺されかねません。お金を守っても、自分が死んでしまったら元も子もありません。どんな犯罪に遭遇したとしても、必ず命を優先するようにしましょう。

フィリピン留学に使える防犯グッズ3選!

スーツケースのベルト

スーツケースのベルトは、スーツケースが開けづらくして盗難を防いでくれる役割があります。また、空港で荷物が雑に扱われてスーツケースの鍵が壊れても、スーツケースの中身が飛び散ることを防げるので安心です。

ダイヤル式南京錠

南京錠は本当に便利で、1つ持っていて損はないです!スーツケースはもちろん、リュックサックのチャックにつけることで、旅行中のスリを防止できます。また、ホテルやロッカーなどロックが少し心配な時も気軽に使えるので、留学前にぜひ1つ買っておきましょう。

防犯ブザーや防犯スプレー

犯罪の被害に遭わないようにすることが一番ですが、万が一のために防犯ブザーや防犯スプレーを持っていくと、心に余裕ができ非常に安心ですよね。ALSOKなども防犯ブザーを販売していたり、Amazonで防犯スプレーなどは買えるので、留学前に購入して現地で持ち歩くと良いかと思います。ただ、防犯ブザーは犯人を逆上させてしまう可能性もあるので、使用する際は注意しましょう。

まとめ

今回の記事では、フィリピンの治安事情や、絶対に抑えておくべき防犯ポイントや防犯グッズを紹介しました。

ストリートチルドレンなど貧困のイメージがあり治安の心配をする方が多いフィリピンですが、最近は治安が格段に改善し、本記事で紹介した防犯対策をしっかりとすれば、安全に留学をすることができます!

英語力を上げたい、留学したいけど費用が高すぎるとお悩みの方にはフィリピンは費用が抑えられてぴったりの留学先だと思います!

ただ、それでも海外留学が少し不安…という方はU-GAKUの国内留学がおすすめです。国内留学は、日本にいながら英語漬けの環境で、英語力をアップすることができるんです。フィリピンの治安が心配な方も、国内留学なら、治安の心配をせずに安心・集中して英語学習に取り組めます。さらに、格安とよばれているフィリピン留学よりも費用を抑えられて、超お得なんです。

 国内留学U-GAKUについてもう少し知りたい方は是非こちらをクリック!

この記事を書いた人
野口 和輝
U-GAKU(ユーガク)代表

国内留学を創業したU-GAKU(ユーガク)の代表。過去のオーストラリア留学、フィリピン留学、7カ国15都市の海外渡航歴、過去の留学参加者の声などを踏まえ相談会のカウンセラーとして日々、最高の留学体験を提供するため奮闘中です! 2013年よりフィリピン留学の代理店を運営、フィリピンへの渡航歴は20回以上、今もフィリピンへ年2〜3回の渡航はもちろん沖縄北谷、ニセコへ行き常に最新情報をお届けしています。