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看護師の海外留学のメリット・デメリットを徹底解説!

看護師の海外留学のメリット・デメリットを解説!

この記事を書いた人
TsutsumiMadoka

私立看護大学卒業後に東京の某急性期病院の看護師として4年間勤務。現在はU-GAKUのスタッフとして、現地の生徒のマネージャーとWebライターをしています。医療の専門知識、フィリピン留学、語学学校の学生マネージャーのキャリア経験を活かした記事を作成できるよう、日々奮闘中です!将来はオーストラリアでアシスタントナースとして働き、世界一周する予定です!


 

留学したい人

看護留学って聞いたことあるけど、何のこと?
看護師が留学すると、どんなメリット・デメリットがあるの?

こんな悩みに答えます。

結論から言うと、看護留学は現在看護師の方、また将来看護師を目指している方の留学のことです。

この記事では、看護留学の特徴、看護留学の人気の目的、看護留学のメリット・デメリット、さらに看護留学におすすめな人まで一気にご紹介するので、留学に興味がある方はぜひ最後まで読み進めてください。

この記事の内容
看護留学とは
看護留学の人気の目的
看護留学のメリット・デメリット

看護留学とは

看護留学とは

看護留学とは、現在看護師の方、また将来看護師を目指している方の留学のことです。
看護留学の主な行き先としては、アメリカ、カナダ、オーストラリア、最近ではフィリピンのセブ島などが挙げられます。

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特に世界でも有数の医療福祉国家として知られる、オーストラリアへの看護留学はとても人気です。

以前は海外で看護師になるための資格の取得を目指すための留学が主流でしたが、現在では看護留学の目的は非常に多様化してきているんです。

看護留学の人気の目的

看護留学の人気の目的

看護留学をする方の目的は、非常に様々です。

医療に使う英語を習得したいという方から、レベルが高いものだと海外で看護師として働いたり、国境なき医師団のように国際的な看護分野での活躍を目指す方までいます。

それでは、看護留学の人気の3つの目的について詳しく見ていきましょう。

1、医療英語を身に着けたい

医療英語を身に着けたい

看護留学を選ぶ理由の一つは、医療英語の習得です。

日本は少子高齢化が進み、外国人労働者や移民の受け入れが加速しています。これに伴い、外国からの患者が急増しており、今後もその数は増え続けるでしょう。

外国人の患者とスムーズに症状などのコミュニケーションが取れる看護師は、近年ますます需要が高まっています。そのため、医療英語を身に着けるために留学を選ぶ方が増えているというわけです。

医療英語を学びたい方は、基本的に語学学校に通うことになります。授業では、患者とのコミュニケーションの取り方や、英語の医療書類の作成の仕方、留学先の国の医療システムについて学ぶことができ、看護師の方にとって実践的な内容になっています。

2、医療技術をより高めたい

医療技術をより高めたい

現在看護師の方は、自分の医療技術をさらに磨くために、留学を選ぶ方も!

海外での留学を通じて、最新の医療技術を学び、看護師としての貴重な経験を積むことが可能です。特にオーストラリアなどでは、有給のインターンシップがあり、通常のアルバイトよりも時給が高いので、海外で看護経験を積みたい方にとっては魅力的な選択肢になっています。

インターンシップは、海外の看護教育や医療システムに実際に触れながら看護を学ぶことができる素晴らしい機会になっています。

3、海外の医療現場で働きたい

海外の医療現場で働きたい

海外で看護師として働くために、海外正看護資格の取得を目指して留学する方も多いです。
海外で看護資格を取りたい場合は、現地の看護資格を取得できる学校に入学、または編入をすることになります。国によって異なりますが、通常は大学を卒業するために3~4年かかることが一般的です。

さらに、一歩進んで国際看護師を目指す方も増えています。国際看護師は、国際ボランティアに参加したり、海外での医療ミッションに参加したりするなど、世界中で活躍する看護師のことを指します。

国内にとらわれず、世界中を飛び回って人々を助けることができるのは非常に魅力的ですよね!

看護留学のメリット6選

看護留学のメリット6選

それでは、看護留学をするメリットを6つご紹介します。

英語力が身につく

看護留学の1つ目のメリットは、英語力が身につくことです。
語学学校や現地の大学に通ったり、現地の病院でインターンシップをするにあたって、医療英語と日常英会話を自然と学ぶことができます。

医療英語を身に着けることで、外国人の患者が来たとしても、病状を聞くなどの対応が円滑に英語でできるようになります。

医療技術を高められる

留学先の病院でのインターンシップや看護経験は、自分の医療技術を向上させる素晴らしい機会です。

国によって看護や医療システムには違いがあり、留学先の医療制度の方がより進んでいることもあります。
特に、アメリカやオーストラリアなどの医療先進国に留学をすることで、新しい技術を学び実践する機会が広がります。

仕事の選択肢が増える

英語ができると、「英語×看護」で一気に仕事の選択肢が増えるんです!
例えば、外資の医療系企業や、空港の医務室、検疫官など、様々な仕事の可能性が広がります。

 

また、英語が話せると、日本だけでなく海外で看護師として働いたり、国境なき医師団のメンバーなどのように世界を股にかけて活躍する国際看護師になることも夢じゃなくなります!

日本で働くより稼げる場合も!

海外で看護師として働くと、日本より高い年収をもらえる可能性があるのも、看護留学の大きな魅力の一つ。

 

例えば、オーストラリアでは看護助手として働いたとしても、平均時給が約2800円で平均年収が約550万と言われています。新人看護師は年収約460万からのスタートですが、経験を積むごとに年収も上がっていき、ベテランの看護師は最大で年収が960万に達することも!

以下が、日本の看護師とオーストラリアの看護師の平均時給と年収を比較した表です。

         平均時給 平均年収

オーストラリア  約4000円 約800万

日本       約2500円 約500万 

      

この表を見ると、オーストラリアの看護師は平均時給も年収も、日本の看護師の1.5倍ほど高いことが分かると思います。留学をすると、同じ看護師という職業でも、他の国だと日本よりもっと高い給与がもらえるのは魅力的ですよね!

海外移住しやすくなる

さらに看護留学をすることで、海外移住への扉が開きます!

看護師の職業は高度な専門知識とスキルが求められ、世界中で看護師不足が深刻な問題です。

特に最近のコロナウイルスのパンデミックの影響もあり、看護師の需要は一層高まっています。

そのため、看護師はほぼどの国でも高く評価され、優先的に永住権取得ができるようになっているんです!

永住権を取得するために看護師になることを考える人もいるほど、その魅力はますます高まっています。

将来、アメリカやカナダ、オーストラリアなどの外国で生活することに憧れている方にとって、看護留学は強くおすすめできる選択肢です。

価値観が広がる

留学をすると、本当に自分の価値観が広がります。

日本で当たり前だと思っていたことが、海外では常識ではないと気づくことで、初めて日本の社会や文化について考え直すことができます。
看護師の方だと、留学先で海外の看護や医療に対する考え方に触れることで、日本の医療制度や看護の姿勢に新たな気付きや学びが必ずあると思いますよ!

看護留学のデメリット3選

看護留学のデメリット3選

 

このように非常に魅力的な看護留学ですが、もちろんデメリットもあります。

以下で、看護留学の主なデメリットを3つご紹介します。

費用が高い

看護留学の一つ目のデメリットは、高いコストがかかる可能性があることです。
特に、日本で大学を卒業しておらず、海外で正看護師資格を取得したいと考える場合、基本的には現地の大学や短大に通い、看護の授業を受ける必要があります。この期間中は、看護師として働くことができないだけでなく、さらに学費や生活費などの経済的負担もかかります。

具体的な例を挙げると、オーストラリアの大学に通う場合、3年間で約400万円もの学費が必要とされます。さらに、学費と居住費や日々の生活費を合計すると、1年で約250万円、3年間で約750万円以上がかかる計算になります。

オーストラリアの物価は高いと言われていますが、最低賃金も高めであるため、アルバイトをすることで生活費の一部をまかなうことは可能です。しかし、それでも経済的な負担は大きいと言えるでしょう。

高い英語力が求められる場合も!

看護留学では、高い英語力が求められる可能性があります。

例えば、海外のレストランでウェイターとして働く際には、英語がそこまで堪能じゃなくても対応が可能かもしれません。

しかし、病院で看護を行う場合、英語のスキルは非常に重要です。患者の命に関わる状況もあるため、コミュニケーションをスムーズに取らなくてはいけません。
特に、有給インターンシップや正看護師として働く場合は、高い英語力が求められることがあります。

例えば、オーストラリアで看護師として活動するには、IELTSという英語試験のスコア7.0以上が必要です。IELTS7.0以上というスコアは、英検で言うと1級レベルであり、非常に高いことが分かると思います。

看護の実務の感覚が鈍ってしまう

留学中は、臨床経験を積む機会が限られ、実務の感覚が鈍ってしまう可能性があります。

看護師は忙しい職種であり、長時間労働が一般的です。そのため、たとえ1年の語学留学だけでも、看護実務から離れている時間が長く感じられることでしょう。さらに、正看護師の資格を取得するためには現地の大学に約2~3年通う必要があり、実務から遠ざかる可能性が高まります。

日本での看護スキルを維持するために、留学中に積極的に実務の機会を探すことが大切です。

例えば、インターンシップやボランティア活動を通じて患者さんと関わり、看護の経験を積むことができます。
これにより、留学から帰国後も自信を持って看護実務に復帰できるでしょう。

 

留学と実務のバランスを取りつつ、スキルを磨くことが成功の鍵となります。

看護留学におすすめな人

看護留学におすすめな人

看護留学は、以下のような方におすすめです。

1、英語力を伸ばしたい方

看護留学は、英語力を伸ばしたい方に最適です。
留学を通じて日常英会話だけでなく医療英語も学び、外国の患者さんとスムーズにコミュニケーションが取れるようになります。

2、看護師としてスキルアップしたい人

看護留学を通じて、海外の病院やクリニックで実際の看護業務に携わる経験が得られます。日本とは違う国の医療システムでの実務経験は、自身の医療技術向上に繋がり、スキルアップすることができます。

さらに、英語ができると、「英語×看護師」で仕事の幅が広がるので、看護師の資格を活かせる新しい仕事に挑戦してみたい人にもおすすめです。

3、海外で看護師キャリアを考えている方

将来海外で看護師として働きたい方にも看護留学は適しています。
英語力の向上だけでなく、実際にインターンシップや看護助手として現地で働くことで、その国の看護や医療制度を深く理解することができます。

また、国によっては、日本で働くよりも高い給与を得て看護経験を積むことができる場合もあるので非常に魅力的です。

4、海外移住や永住権取得を考えている方

看護師は世界中で高く評価される職業であり、多くの国で永住権取得が優遇されています。

そのため、海外移住や永住権取得を目指す方にとって、看護留学は非常に魅力的でおすすめの選択肢と言えます。

看護留学の特徴とメリット・デメリットまとめ

今回の記事では、看護留学の特徴と人気の目的、看護留学のメリット・デメリット、また看護留学におすすめな人まで一挙にご紹介しました。

看護留学には、英語力の向上はもちろん、医療技術の向上や永住権取得の可能性に至るまで様々なメリットがあり、非常に魅力的ですよね!

看護師の方や将来看護師を志す方で、留学に興味がある方は、自身の目標に合った留学国とプログラムを選んで、充実した留学生活を楽しんでください。
また、「看護留学に行きたいけど、英語力が少し不安…」という方には、U-GAKUの国内留学がおすすめです。

国内留学は、日本にいながら英語漬けの環境で、英語力をアップすることができるんです。

海外の治安が心配な方も、国内留学なら、治安の心配をせずに安心・集中して英語学習に取り組めます。さらに、格安とよばれているフィリピン留学よりも費用を抑えられて、超お得なんです。

この記事を書いた人
TsutsumiMadoka

私立看護大学卒業後に東京の某急性期病院の看護師として4年間勤務。現在はU-GAKUのスタッフとして、現地の生徒のマネージャーとWebライターをしています。医療の専門知識、フィリピン留学、語学学校の学生マネージャーのキャリア経験を活かした記事を作成できるよう、日々奮闘中です!将来はオーストラリアでアシスタントナースとして働き、世界一周する予定です!