留学したい人
フィリピンに留学するけど何人部屋がいいんだろう…
こんな悩みに答えます。
結論から言うと、プライベートな空間が欲しい人は一人部屋、留学でより友達を作ったり、異文化交流をしたい人は相部屋がオススメです
この記事では、フィリピン留学の部屋タイプと一人部屋と相部屋の各メリット・デメリット、また各部屋タイプにおすすめな人まで一挙にご紹介します!少しでも気になる方は最後まで読み進めてください。
1人部屋のメリット
1人部屋のデメリット
フィリピン留学の部屋タイプ紹介!
フィリピンの留学の特徴は、ホームステイなどではなく寮生活が主流です。寮は学校のキャンパス内や近くに位置しているので通学に非常に便利。
寮の部屋は、基本的に一人部屋と相部屋の2つのタイプがあります。
それでは、一人部屋と相部屋の特徴をそれぞれ見ていきましょう。
一人部屋
一人部屋は、写真のような感じで、ベッドや勉強机、収納棚などが完備されています。
さらに、語学学校にもよりますが、一人部屋にはホテルのようにトイレやシャワーが備え付けられていることが多いので、一人でシャワーを独り占めできます。
ただ、キッチンや冷蔵庫などはシェアするのが一般的となっています。
相部屋
相部屋は、2〜6人の留学生が同じ部屋をシェアするスタイル。
基本的にはコンパクトな二段ベッドを使用している所が多いですが、ベッドの下に学習机が入っていてそれが並列されているパターンも。
キッチンや冷蔵庫はもちろんのこと、一人部屋と違い、トイレやシャワーもルームメイトとシェアが普通です。
【フィリピン留学】一人部屋のメリット
勉強により集中できる
自習により集中できるのは、圧倒的に一人部屋。
留学中は、授業で学んだことの復習として、音読練習やシャドーイングをすることもあると思います。
その際にルームメイトがいると、わざわざイヤフォンやヘッドホンをつけたり、音読をする時間などにも気をつかったりしないといけません。
それに、誰かに自分の英語の発音を聞かれるのも少し気が引けるかもしれません。
その点、一人部屋なら他の人を気にしなくていいので、自分の好きな時間に一人でより集中して勉強をすることができます。
プライベートがある
プライベートな空間を持てるのが、一人部屋の最大の魅力。
相部屋だと、着替えや電話などあらゆる場面で、相手に気を遣わないといけませんが、一人部屋ではその心配は一切なし。
一人部屋では自分のスペースが確保されるので、どんな格好でいてもいいですし、いつでも気兼ねなくリラックスできます。
自由なスケジュール
一人部屋なら、完全に自分のスケジュールで生活をすることが可能です。起床や就寝のタイミングなどは人それぞれ。
例えば、自分は早寝早起き派でも、ルームメイトが夜型の場合、就寝が遅くなってしまったりすることもあるでしょう。
でも、一人部屋の場合はルームメイトがいないので、完全に自分のぺースで行動できます。
【フィリピン留学】一人部屋のデメリット
費用が高い
一人部屋は、相部屋に比べてやはりコストが高くなるのが難点。
フィリピン留学の寮は、基本的に部屋をシェアする人数によって費用が変わります。人数が増えるほど費用が安くなり、一人部屋の費用が最も高いです。
さらに、一人部屋だと光熱費も割高に。電気代や水道代などの光熱費は、寮費に含まれていない場合、部屋にメーターがついており使用した分を個別に支払うこともあります。
相部屋の場合、ルームメイトと割り勘で支払うことができますが、一人部屋では自身で全額を負担する必要があります。
そのため、光熱費も高額になってしまうことが多いです。
友達が作りにくい
一人部屋だと、相部屋に比べて友達を作りにくいかもしれません。
特に留学初日などは、まだ誰とも知り合いがいない状態で、誰でも心細く感じますよね。
相部屋の場合、自然な形でルームメイトと親しくなり、ルームメイトが最初の友達になることも多いです。また、ルームメイトの友達が遊びに来ることもあって、友達が広がるきっかけとなることもあります。
しかし、一人部屋の場合は、語学学校のイベントや授業で、一から友達作りを頑張らなくてはいけないため、友達を作りにくいと感じる人もいるかもしれません。
部屋にこもりがちになる
一人部屋だと、ついつい部屋にこもりがちになってしまうことも。
特に、普段から人見知りや内向的な人は、一人部屋だと言語が通じないストレスもあって、ますます部屋にこもりがちになってしまいます。
他の留学生とたくさん交流したいと思っている人は、相部屋を選ぶようにしましょう。
【フィリピン留学】相部屋のメリット
知り合いや友達とシェアできる
知り合いや友達と留学する場合は、相部屋がおすすめです。
新しい土地で、まったくの他人と一緒に住むのは勇気がいること。
でも、友達や知り合いなら、留学中に何か困ったことがあっても日本語で相談できるし、寂しい時も励まし合えますよね。
知り合いや友達と一緒に留学する人は、費用も抑えられるので相部屋を選ぶのもありでしょう。
費用を抑えられる
相部屋の最大の魅力は、費用を大幅に抑えられること。
試しに国内英語留学U-GAKUのプログラムを例として、1か月の留学の部屋別の費用を表にまとめてみました。
2人部屋 310,800円
1人部屋 350,800円
表から分かるように、3、4人部屋を選択すると一人部屋に比べて約8万円も節約することができます。
留学の予算が心配な人は、手っ取り早く費用を抑えられる相部屋を選択するとベターでしょう。
友達を作りやすい
相部屋の最大のプラスポイントの一つは、一人部屋に比べて友達を作りやすい点です。
なぜなら、相部屋は、一つの部屋をシェアするため、ルームメイトとの交流が日常的に欠かせないからです。
同じ部屋に住んでいると、毎日顔を合わせる機会が増えるため、授業仲間よりも深い絆を築くことが可能となります。留学生活で何かトラブルや困ったことがあっても、相部屋のルームメイトが頼りになることでしょう。
留学の初日から、頼れる友達を手に入れることができるのは、非常に心強いですよね。
さらに、ルームメイトから友達を紹介してもらうなんてことも!新しい友達を紹介してもらうことで、例え留学の期間が短くても、友達の輪をさらに広げることができます。
【フィリピン留学】相部屋のデメリット
プライべートな空間がない
相部屋は、一人部屋と違い、プライベートな空間を持つことができません。
留学中には、何か嫌な出来事があって一人でいたい時や、テスト前で一人で自習に集中したい時もきっとあるでしょう。
一人部屋なら何の心配もないですが、相部屋になると一人の時間を確保することは難しいです。
また、着替えなどもプライベートな空間がないため、他の人がいない時を見計らったりしなくてはならず、ストレスに感じることもあるでしょう。
生活リズムの違い
相部屋は、ルームメイトとの生活リズムの違いで、ストレスを抱えることも多いです。
例えば、毎晩夜10時には就寝する人もいれば、夜中の2時までスマホをいじったりして普通に起きている夜型の人も。
生活リズムが違う人と生活すると、毎回相手に気を使ったり、妥協しなくてはいけないため、ストレスが溜まりがちになります。
人間関係のトラブル
例えば、カナダ留学中の私も、ベトナム人とインド人の友達とルームシェアをしていますが、スピーカーで朝から電話していたり、口を開けて物を食べたり、日本の感覚からすると少しマナーが悪いと思うことも。
このような小さな文化の違いでも、一緒に生活することでストレスが溜まり、相部屋なら人間関係のトラブルに発展することもあり得ます。
さらに、共同生活では最悪の場合、ルームメイトに現金や私物を盗まれるなんて可能性も。
貴重品の管理には細心の注意が必要で、部屋に貴重品を置かない、貴重品入りのカバンやスーツケースには鍵をかけるなど、部屋でも盗難対策をしっかりと行うことが重要です。
フィリピン留学で一人部屋がおすすめな人
一人部屋は、以下のような人に向いています。
・集中力が必要な人
・共同生活が苦手な人
・こだわりが強い人(潔癖症など)
・相手に気を遣いすぎてしまう人
一人部屋が絶対におすすめなのは、プライベートな時間が欲しい人。費用が安いからという理由だけで安易に相部屋を選ぶと、一人の時間が取れずに部屋でもリラックスできなくなってしまいます。
また、静かな空間で一人で集中して作業したい社会人や学生は一人部屋を選ぶと良いでしょう。
フィリピン留学で相部屋がおすすめな人
・経済的に節約したい人
・共同生活の経験があり、苦ではない人
・周りの人があまり気にならない人
・より他の留学生と異文化交流がしたい人
相部屋は友だちがたくさん欲しい、他の留学生と交流したいという人にぜひおすすめです。
フィリピンには、日本人の他に韓国人や中国人など、様々な国から留学生が来ます。相部屋を選択することで、言語だけでなく生活面での違いなど、留学先でしか経験できないことを体験できるでしょう。
さらに、留学費用を少しでも節約したくて共同生活が苦でない人は、迷わずにお得な相部屋を選ぶと良いでしょう。
フィリピン留学の部屋選びのポイントまとめ
今回の記事では、フィリピン留学の部屋タイプと一人部屋と相部屋の各メリット・デメリット、また各部屋タイプにおすすめな人を紹介しました。
まとめると、以下の通りです。
- 一人部屋のメリット
・プライベートがある
・自由なスケジュール
- 一人部屋のデメリット
・友達が作りにくい
・部屋にこもりがちになる
- 相部屋のメリット
・費用を節約できる
・友達が作りやすい
- 相部屋のデメリット
・生活リズムの違い
・人間関係のトラブル
私は留学で一人部屋と相部屋の両方を経験していますが、個人的には相部屋の方が全くバックグランドの違う留学生と仲良くなれたりより異文化を学べるので、留学感があって好きでした!
ただ、こだわりが強い人やプライベートな空間が絶対に欲しい人は、一人部屋一択だと思います。
ぜひこの記事を参考にして、自分にあった部屋タイプを見つけて、より充実したフィリピン留学を送ってください。
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