留学したい人
マレーシアに留学に行くけど、現地の現金に両替して持って行くべき?
こんな悩みに答えます。
結論から言うと、マレーシアでは、「リンギット」という通貨が使われています。キャッシュレスの普及が広がるマレーシアですが、屋台やローカルなお店ではまだ現金が必要になります。
日本でリンギットに両替して持って行くこともできますが、クレジットカードでのキャッシングの方が安全かつ便利なので、現金とクレジットカードの併用が一番おすすめです。
この記事では、リンギットのお札やコインの種類、リンギットが使われるようになった背景、リンギットへの両替方法、マレーシアのクレジットカード事情をご紹介していくので、少しでも気になる方は最後まで読み進めてください。
・マレーシア留学に向けて現金に両替する方法
・マレーシア留学では現金とクレカの併用が一番お得で安全!
マレーシアの通貨って?
マレーシアは近年、留学や観光地として注目を集めていますが、その通貨についてはあまり知られていないかもしれません。
実際に、マレーシアでは「リンギット(RMまたはMYR)」という通貨が使われています。
このリンギットには、補助単位として「セン」があり、1リンギットは100センに相当します。
では、具体的にどんな紙幣やコインが使われているのでしょうか?
マレーシアの紙幣には、1リンギット、2リンギット、5リンギット、10リンギット、50リンギット、100リンギットの6種類があります。これらの紙幣は、マレーシア国立銀行(バンク・ネガラ・マレーシア)が発行しており、どの紙幣にも初代国王であるアブドル・マーマン国王の絵が印刷されています。
日本の紙幣とは異なり、色分けされており、1RMが青、5RMが緑、10RMが赤、20RMがオレンジ、50RMが水色、100RMが紫で、種類ごとに色が異なっています。
一方、コインは5セン、10セン、20セン、50センの4種類があります。
5センと10センは銀色で、20センと50センは金色で、金額が高くなるほどサイズが大きくなっています。
マレーシアリンギットは、世界の中でも為替の変動が比較的安定している通貨として知られています。
2024年3月18日現在、1RMは約32円です。
マレーシアの通貨がリンギットになった背景
実は、マレーシアの通貨である「リンギット」は、1967年に導入されたばかりでまだ比較的歴史が浅いんです。
それ以前、マレーシアの地域では様々な通貨が使用されていました。
マレー半島は、ポルトガルやイギリスなどの国々によって統治されており、「海峡ドル」や「マラヤ・英国領ボルネオドル」、「マラヤドル」といった通貨が使われてきました。
現在の通貨名である「リンギット」はマレー語で、「ギザギザな」という意味を持ちます。
この名前の由来は、16世紀から17世紀にかけてマレー半島で流通していたスペインドル銀貨の形(ギザギザな形)から来ているとされています。
マレーシア留学に向けて現金を両替する2つの方法
マレーシアでは、ローカルな店や屋台などでは現金が必要になります。
そのため、マレーシア留学をする際は、必ず現金を持っていった方が良いです。
以下で、日本円からリンギットに、日本で両替する場合と、マレーシアで両替する場合に分けて、詳しくご紹介します。
1、日本での日本円からリンギットへの両替
日本で、日本円からリンギットへの両替は、銀行や両替所、空港で行う方法が一般的です。
しかし、留学前に日本で両替しておくと手数料が高く、さらにレート(交換比率)も悪い傾向があります。
羽田空港や銀行などで両替する場合、手数料が14〜16%もかかることがあります。
この手数料の高さや悪いレートの理由の1つは、日本でのリンギットの流通量が少ないことです。
日本国内ではリンギットがあまり一般的ではないため、両替を行う際の手数料やレートが高く設定されています。
2、マレーシアでの日本円からリンギットへの両替
マレーシアリンギットへの両替は、日本ではなく現地で行うのが一番おすすめです。
特に、マレーシア国内の市街地にある両替所(マネーチェンジャー)が最も良いレートを提供しています。
クアラルンプールやペナン、ランカウイ、コタキナバルなどの観光地では、ショッピングセンターや繁華街にたくさんの両替所があります。
もしクアラルンプール市内にすぐ行く予定があるなら、空港にある銀行の出張所や両替所で、最低限の日本円をマレーシアリンギットに両替しておくと安心です。
両替する際には、小さいお店や屋台ではおつりの用意がされていないことがあるため、小さい金額の紙幣を多めに持つと良いでしょう。
マレーシアでは食事の値段が非常に安いので、到着日の夕食だけでも、5千円から1万円程度を両替しておけば様々なローカルフードを楽しめます。
市中の両替所は、11時以降から営業するところが多いので、朝から外出する予定がある場合は前日に両替しておくことが大切です。
市中の両替所は、特にショッピングセンターや夜遅くまで営業している場所などは夜遅くまで営業しています。
また、RM3000以上(約10万円)の両替をする場合は、パスポートの提示が求められることがあります。
両替額に関わらず、提示を求められる場合もあるため、パスポートは携帯しておくことが重要です。
マレーシア留学では現金とクレカの併用が一番お得!
マレーシアでは、ローカルなお店や屋台以外の場所、例えばホテルや空港、ショッピングセンターなどでの多くの場所でクレジットカードの使用が可能です。
そのため、マレーシア留学では、現金とクレジットカードの併用が最もお得です。
以下で、その理由を2つご紹介します。
1、両替よりキャッシングの方がお得
マレーシア留学にクレジットカードを持参する最大の魅力の1つは、現地でお得に現金を取り出せることです。
実は、クレジットカードのキャッシングを利用すると、両替よりも手数料が安く抑えられるんです。
例えば、クアラルンプール国際空港の外貨両替所で日本円からリンギットに両替をすると、約8〜10%の手数料がかかりますが、多くのクレジットカードでは1万円以下の引き出しに対して110円(税込)、1万円以上の引き出しに対して220円(税込)の手数料しかかかりません。
2、大量の現金を持ち歩くより安全
また、クレジットカードを持ち歩いた方が、現金を持ち歩くより安全です。
世界的に治安が良いとされるマレーシアでも盗難などの被害に遭う可能性があるため、現金を大量に持ち歩くと、観光客と見破られてスリの標的にされる可能性が高まってしまいます。
そのため、最低限の現金を持ち歩き、残りはクレジットカードを活用することで、万が一スリに遭遇しても被害を最小限に抑えることができます。
クレジットカードは盗難や紛失時に即座に利用停止できるため、セキュリティ面で優れています。
しかし、クレジットカードを使用する際にも、スキミングなどには注意が必要です。
会計時にスキマーという機械を使ってクレジットカードの情報を不正に盗むケースなどが存在するので、お店でのクレジットカード決済の手続きは、必ず目の前で行ってもらうようにしましょう。
まとめ
今回の記事では、リンギットのお札やコインの種類、リンギットが使われるようになった背景、リンギットへの両替方法、マレーシアのクレジットカード事情を紹介しました。
冒頭でもお伝えした通り、マレーシアでは「リンギット」という通貨が使われており、マレーシア留学で現金が必要な際には、現地の市街での両替所での両替か、クレジットカードでのキャッシングが一番お得です。
マレーシア留学では、防犯面、便利さの観点から、クレジットカードを持っていかない手はないです!
英語力を上げたい、留学したいけど費用が高すぎるとお悩みの方にはマレーシアは費用が抑えられておすすめの留学先の1つです。
ただ、それでも海外留学が少し不安…という方はU-GAKUの国内留学がおすすめです。国内留学は、日本にいながら英語漬けの環境で、英語力をアップすることができるんです。マレーシアの治安が心配な方も、国内留学なら、治安の心配をせずに安心・集中して英語学習に取り組めます。さらに、格安とよばれているフィリピン留学よりも費用を抑えられて、超お得なんです。
国内留学U-GAKUについてもう少し知りたい方は是非こちらをクリック!