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マレーシアの給料は?マレーシアの給与事情を徹底解説!

この記事を書いた人
野口 和輝
U-GAKU(ユーガク)代表

国内留学を創業したU-GAKU(ユーガク)の代表。過去のオーストラリア留学、フィリピン留学、7カ国15都市の海外渡航歴、過去の留学参加者の声などを踏まえ相談会のカウンセラーとして日々、最高の留学体験を提供するため奮闘中です! 2013年よりフィリピン留学の代理店を運営、フィリピンへの渡航歴は20回以上、今もフィリピンへ年2〜3回の渡航はもちろん沖縄北谷、ニセコへ行き常に最新情報をお届けしています。


 

留学したい人

マレーシアの給料ってやっぱり日本より安いの?
マレーシアで働いてみたいけど、どんな職業があるの?

こんな悩みに答えます。

結論から言うと、
結論からお伝えすると、マレーシアの平均年収は約133万円で、月給は約8万円です。この給与水準は日本の約3分の1に相当しますが、物価も一般的には日本の約3分の1程度と言われているので、充分に暮らしていける金額と言えます。

この記事では、マレーシアでの給与事情、マレーシアの都市部、業界別の収入、また日本人がマレーシアで働くための3つの方法をご紹介するので、今後マレーシアに移住を考えている方やマレーシアで働きたい方はぜひ最後まで読み進めてください。

この記事の内容
・マレーシアの平均給与
・マレーシアで高収入な業界
・日本人がマレーシアで働くには?

マレーシアの給料は?平均年収、月給をご紹介!

実際にマレーシアで働くとなった時に気になるのが平均給与ですよね。
以下で、マレーシアの平均年収、平均月収について解説します!

マレーシアの平均年収は日本円で約133万円です
月給は約8万円ほどで、毎年増加しています。
一方で、日本の国税庁が発表した「令和4年分 民間給与実態統計調査」によると、2022年の平均年収は458万円です。

したがって、マレーシアの給料は日本の約1/3程度ということになります。
平均年収が約133万円と聞くと低収入に感じるかもしれませんが、マレーシアの物価は一般的に日本の1/3から1/2程度と言われているため、充分に生活できる金額です。

特に現地の屋台では非常に安価で、一食を150円程度に抑えることができます。

マレーシアの都市別の給料の違い

マレーシアには13の州がありますが、州によって収入の差があります。
まず、州別の平均月収ランキングを見ていきましょう。

1位 プトラジャ:4505RM(約14万4400円)
2位 クアラルンプール:4013RM(約12万9000円)
3位 セランゴール:3543RM(約11万3600円

※2024年3月現在のレート

以下で、上記の上位3州の平均月収とその特徴を詳しくご紹介します!

プトラジャ

プトラジャヤの平均月収は、約4505RM(約14万4400円)です。

この都市は、マレーシアの新しい行政首都として開発された連邦直轄領であり、そのためマレーシア国内で最も高い給料を得ることができる都市の1つとなっています。

プトラジャヤは、首都クアラルンプールの南方約25kmに位置しています。
ここに住むほとんどの人々は、政府機関で働く職員やその家族です

マレーシア全体の平均月収が約8万円であるのに対し、プトラジャヤではその約2倍に近い月収を得ることができます。そのため、生活に余裕を持った暮らしが可能です。

クアラルンプール

クアラルンプール州の平均月収は、約4013RM(約12万9000円)です。
マレーシアの首都であるクアラルンプールは、国際空港も含め、経済的に非常に重要な都市となっています

マレーシア全体では、地域ごとに平均月収に差があります。都市部では平均約8万3000円、地方では平均約5万1000円と、約3万円近い差があります。

しかし、クアラルンプールは都市部に位置しているため、多種多様な職種が存在し、求人数も多いです。
また、日本食レストランなども多数あり、日本人にとっても働きやすい環境です

ただし、生活費は他の都市に比べやや高めなので、それを考慮して生活をする必要があります。

セランゴール

セランゴール州の平均月収は、約3543RM(約11万3600円)です。
クアラルンプールに隣接するセランゴールは、最近では観光地として注目を集めています。

さらに、セランゴール州は、理想的なビジネス環境を提供する条件を備えた黄金の州と言われています。

マレーシアのGDPの約4分の1を占め、電気電子、輸送機器、ライフサイエンス、食品・飲料、製造、機械・設備の5つのコア・クラスターに重点を置いているため、給料もマレーシアの州の中で第三位となっています。

また、日本との関係も強く、過去10年間でセランゴール州における外国直接投資の第3位の供給国となっています。

マレーシアの業界別給料

マレーシアでは、どのような職種が高収入なのでしょうか?
以下で、業界別の平均月収を見てみましょう。

業界ごとの給与事情

業界別 平均月収 RM (日本円)
IT RM 5937 (約19万円)
金融 RM 5157 (約16万5千円)
商業 RM 3979 (約12万7500円)
医療関連 RM 3242 (約10万4000円)
教育 RM 3232 (約10万3500円)
農業 RM 2769 (約8万9千円)

※参考:PAYLAB 

マレーシアでは、エンジニアやその他のIT系の職種が高収入かつ人気が高い傾向にあります
上の表からも明らかなように、ITや金融などの業界では、マレーシアの平均月収の約8万円の約2倍もの収入を得ることが可能です。

また、2023年のGCAの結果によれば、銀行、エンジニアリング、テクノロジー、会計、エレクトロニクスなどの分野が、やりがいのあるキャリアにつながる可能性が高く、最も人気のある業界となっています。

一方で、農業関連の職業は他の職種に比べて比較的低い賃金水準にあります。
マレーシアでは、学歴によって給与に差があり、大卒の平均月収は約11万円であるのに対し、義務教育を受けていない人の平均月収は約3万7000円となっています。

高収入な職種は通常、適切な教育を受ける必要があり、誰もが簡単に就くことができるものではありません。

日本人がマレーシアで働くためには

マレーシアで働いてみたいと考える方は、実際どのように働けるのか、気になりますよね。
ここでは、日本人がマレーシアで働く方法を3つご紹介します

<日本人がマレーシアで働く方法>
①現地採用
②駐在員
③リモート

以下で、それぞれ詳しく見ていきましょう。

①現地採用で就職をする

マレーシアで働きたいという人は、まず現地の企業に就職する方法があります。
日本人がマレーシアで働くとき、月収約13万円は必ず得られます。

就労ビザの発行条件の一つに最低給料が定めてあり、現地の企業が13万円を下回って日本人を雇うことはできません。
現地企業では、マレーシア人より高収入になる場合が多く、より高い能力や結果を求められる可能性もあります。

マレーシア全体の平均月収の約8万円でも充分な生活水準が保てるため、月収13万円でローカルの生活を楽しめれば、余裕を持って貯金もできるでしょう。

<マレーシアの現地採用でメインの職種>
・IT関連のエンジニア
・外資、日系企業での営業
・金融、会計
・通訳、翻訳
・コールセンター

日系の企業であれば多少英語ができなくても大丈夫かもしれませんが、基本的にコミュニケーションが取れるほどの英語力が必要となります。

そのため、事前に英語力を磨いておくことをおすすめします。
英語力がある方が外資系の企業でさらに高収入の仕事を狙うことができるかもしれません。

②駐在員として派遣される

現地就職にこだわらず、マレーシアで働いてみたい方には、海外駐在員になるという方法もあります。

駐在員であれば、日本基準の給与のまま現地で働くことができるだけでなく、海外赴任手当や補助なども受けることができるので、日本で働くより高収入が期待できます。

自分の意志で働く場所を決められる現地採用とは違い、基本的に駐在員は派遣先を選ぶことができません。
海外派遣されやすい職種を選び、前々からマレーシア駐在の希望を伝えておくことで、マレーシアで働くことができるかもしれません。

また、マレーシアで生活するに至り英語力は必要不可欠なので、早めに英語学習を始めましょう
駐在員は、収入を下げずに現地で働きいてみたいという方には、非常におすすめです。

③日本企業でリモートで働く

最近では、パンデミックの影響で、世界中でリモート勤務が可能な企業が増えています
このため、マレーシアに住みながら日本の企業でリモート勤務するという方法が選択肢としてあります。

フルリモートで働ける企業に就職することで、マレーシアでの生活を維持しながら仕事を行うことができます。

マレーシアでは、ノマドワーカーが多く存在し、2022年10月からはデジタルノマドビザの申請も可能になっています。
特にIT分野で働く人々にとっては、マレーシアでの3〜12ヶ月の長期滞在が可能です。
マレーシアは物価が比較的安いため、生活費を抑えつつ充実した生活を送ることができます。

そのため、マレーシアでの生活を望む人やノマドワーカーにとっては魅力的な働き方と言えるでしょう。

まとめ

今回の記事では、マレーシアの給料事情を紹介しました。

マレーシアはもちろん日本と比べると給料は安いですが、同時に物価も非常に安いので、日本からの移住や就職を考えている方にはおすすめです。
また、英語力を上げたい、留学したいけど費用が高すぎるとお悩みの方にはマレーシアは費用が抑えられておすすめの留学先の1つです。

ただ、それでも海外留学が少し不安…という方はU-GAKUの国内留学がおすすめです。

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この記事を書いた人
野口 和輝
U-GAKU(ユーガク)代表

国内留学を創業したU-GAKU(ユーガク)の代表。過去のオーストラリア留学、フィリピン留学、7カ国15都市の海外渡航歴、過去の留学参加者の声などを踏まえ相談会のカウンセラーとして日々、最高の留学体験を提供するため奮闘中です! 2013年よりフィリピン留学の代理店を運営、フィリピンへの渡航歴は20回以上、今もフィリピンへ年2〜3回の渡航はもちろん沖縄北谷、ニセコへ行き常に最新情報をお届けしています。