留学したい人
社会貢献や社会問題に興味がある!
ボランティアを通して文化や途上国の課題を知りたい!
こんな悩みに答えます。
結論から言うと、最短1日から参加できるボランティアもあるので留学中でも参加は可能です!
新しい経験を通して自分の視野も広げられ、日本と違う途上国の現実を知る良い機会となるはず!
この記事では、ボランティア前に知っておきたいフィリピンの現状やボランティアの難しさ、どんなボランティアができるかなどを紹介していくので少しでも気になる方は最後まで読み進めてください。
フィリピン留学中にボランティアをする3つのメリット
フィリピンではどんなボランティアができるの?
ボランティア前に知っておきたいフィリピンの現状
今でこそ観光地としての一面や、大きな発展を遂げている印象が強いフィリピンですが、かつてはアジアで最も貧しい国として知られていました。
国内の主な産業は農産業で、現在はビジネス・プロセス・アウトソーシング(BPO)産業でも大きな成果を上げています。
経済成長は著しいものの、貧富の差は大きくなる一方という状況が指摘されています。
フィリピンのこれからの課題として
・文房具代が払えないことから学校へ通えない子が多い
・学校に通っても働ける保証がないので子供のころから働かされる
これら3つがあげられます。
十分な教育が受けられず、思うような仕事に就けないという悪循環が生じてしまっているようです。
また、今も貧困やインフラ整備などの課題が残っており、数多くのNGOやNPOが社会貢献活動を展開してさらなる発展の後押しをしています。
フィリピン留学でボランティアをする3つのメリット
次に、フィリピン留学でボランティアに挑戦する3つのメリットを紹介します。
・現地の文化や問題が学べる
・新しい経験を通して視野が広がる
それぞれ詳しく見ていきましょう!
①最短1日から気軽に参加できる
語学学校主催のボランティアであれば、最短1日から参加できます。
ボランティア団体が主催しているものだと参加料がかかる場合もありますが、語学学校主催であれば無料のものも多いでしょう。
土日の学校が休みの日に、丸1日ボランティアをすることで勉強で疲れた脳や体を気分転換と共にリフレッシュ出来るでしょう!
「ボランティア」と聞いて身構えてしまう人も多いかもしれませんが、その必要はありません!
もっと気軽に、まずはチャレンジしてみよう!という環境がフィリピンには整っているので、大丈夫です。
もし「1人じゃ不安…」という方は、お友達を誘って参加してみるのもイイですね!
②現地の文化や問題が学べる
ボランティアに参加したい理由1つに
「フィリピンの社会問題や課題を知りたい」
と思っている人もいるでしょう。
自分でボランティアをした経験から学ぶ現地の現状や問題点は、教科書やニュースで見るものとは全く違います。現地の状況やフィリピン人の状況、問題点についてもリアルの現場で感じて学ぶことができます。
自分がいかに世界を知らなかったと思い知ったと同時に、もっと多くの事を知りたい、世界をもっと広げたいという感情は、海外ボランティアならではの経験だと思います。
③新しい経験を通して視野が広がる
そして何よりも。
新しい経験を通して、視野がグーーーーンと広がるのもボランティアに参加する大きなメリットです。
・知る事のなかった事実を目にすること
・日本とは全く違う現状を知ること
・自分が今まで当たり前だと思っていたことがそうではなかったこと
など、ボランティアを通して行く中で「自分に何ができるのか。」「自分はどうしたいのか。」を深く考えて行動していくキッカケにが作れらることでしょう。
フィリピン留学でボランティアをするデメリットとは?
ここまではフィリピン留学中にボランティアをするメリットを見てきましたが、ここからはデメリットのご紹介です。
①勉強の時間が減る
まずは単純に勉強時間が減ってしまいます。
英語力アップのために留学しているのですから、貴重な休日の勉強時間をボランティアに割くことになるのは人によってはデメリットと言えるかもしれません。
②「自分は何もできない」と感じてしまうことがある
ボランティアを通して、「自分は目の前の1人すら救ってあげられない」と感じることがあるかもしれません。
正直、1日ボランティアをしたところで状況が大きく好転することはありません。状況を変えるには細くとも長く継続していくことが必要だからです。
ですが、もし、ボランティアを通して自分は無力だと感じてしまっても肩を落とす必要はありません!
自分にはどんなことができるのかを考えるきっかけと捉えることで、ボランティア経験を生かしていくことができるでしょう。
また、海外でボランティアをしたと言う経験はあなたの自信いつながることでしょう!
フィリピン留学でボランティアをする難しさ・厳しさは?
ここまでは、フィリピンのボランティアのメリットについてお伝えしてきました!
次は、ボランティアでの難しさや厳しさを3つ紹介します!
・文化の違いに驚く
・自分の無力さに気づく
それぞれ詳しく見ていきましょう!
ボランティアと観光は違う
私たちが海外に行くときは大体は観光です。だからといって、遊びの気分でボランティアに参加するのはやめてください。
浮かれた気分で参加すると、相手に迷惑がかかったり、犯罪など危険なことに巻き込まれたりするかもしれません。
ボランティアは遊びではありません。目の前にいる人や問題と真摯に向き合い、謙虚な気持ちをもって
「手伝わせてもらっている」という意識でボランティアに取り組みましょう。
文化の違いに驚く
ボランティアをしていると、相手の文化に驚くことが多々あると思います。
例えば時間の概念一つを見ても、私たちの感覚とは違います。
こちらからするとありえないことが、あちらからすれば普通だということはよくある事です。
そんな時、違いを尊重することを忘れないでください。
それぞれの文化は、これまでの歴史や現在の環境によって生み出されたものであり、すぐに変えることはできません。
「こんな考え方するんだな。」ぐらいに捉えて相手の意見を尊重し、否定などはせずに受け入れる気持ちが大切です!
自分の無力さに気づく
海外ボランティアに参加してみると、自分の想像していた現状よりも貧困の人々の暮らしが悲惨だったということもあります。
自分の力でなんとかしたい!という気持ちはとてもあるけど、現実的には難しいことや、自分の無力さを肌で感じることでしょう。
1日参加などの短期ボランティアだとほんの少しのことしかしてあげることができません。
ですが肩を落とさないで!自分には何ができるのか。を考えるいいチャンスと捉えましょう!
そこから何を学ぶか・どう動いていくかが重要なのです。
フィリピンでボランティアをするのに〇〇って必要?
ここからは、ボランティアをするのにこれって必要なの?
という疑問にお答えしていきます!
ビザは必要?
結論から言うと、滞在期間が30日以内であればビザの申請は必要ありません。
ただし、15歳未満の方が単独で渡航する際はWEG(Wavier of Exclusion Ground)の申請が別途必要です。
また、フィリピンへ入国後、現地で特別研修査証(Special Working Visa)を取得することで最長3ヵ月、無報酬の労働を行うことができます。
特別研修査証は3ヵ月まで滞在できますが、1ヵ月ごとに更新が必要なので注意してください。
語学力は必要?
ボランティア活動をしに行くのであれば、日常会話程度の英語力を身につけておくと現地でのコミュニケーションがとりやすくなるでしょう!
ですが、ボランティアによっては英語力が必ずしも必要というわけではなく、英語力不問としているプログラムもあります。
ただ、日常会話程度の英語力があった方がボランティア活動中に触れ合う方々との交流をより深めることができるので、さらにボランティア活動が濃くなること間違いなし!
これらのことからボランティア前にある程度の英語力をつけておく必要があるといえます!
もし、フィリピン留学前に国内で英語力をしっかりと上げておきたい!
今の英語力だと心配…そんな方は、こちらの記事をチェック!
予防接種は必要?
1〜2週間程の滞在なら予防接種はしないという方も多いようです。
ですが、長期でフィリピンでボランティア活動をするのであれば、万が一のことも考えて予防接種を打つことをオススメします!
フィリピンでは
・A型肝炎、B型肝炎
・はしか
などの病気にかかりやすいとされています。
フィリピン渡航に際して予防接種を受けようと検討中の方は、自分にとって必要とされるワクチンを選択し接種するようにしましょう。
フィリピンではどんなボランティアができるの?
続いては、どのようなボランティアが出来るのか一例と、おすすめポイントの紹介です!
・インフラ整備
・環境保護活動
実際に体験した人たちの写真も交えながら1つずつ見ていきましょう!
孤児院
まずは1つ目。孤児院です。
・勉強を教える
・ご飯の準備をする
・掃除、選択
主に子供の生活に関わることに携わります。
もっともポピュラーなボランティアです。
おすすめポイント
子供たちに読み書きを教えることもあるので、彼らの学力のレベルなどを身近で感じることができます。
子供が好きな人、教育分野に興味がある人にオススメです。
インフラ整備
2つ目はインフラ整備。
水道や下水、道路などにインフラが整っていない地域での活動です。
力仕事がメインになってきますが、自分の力で生活をよりよくする!という達成感が得られます。
おすすめポイント
日本ではイメージできない環境下でクラス様子を自分の目で見て、自分の手で変えていくことができる経験ができます!
体力に自信がある人、目に見える成果を感じたい人にオススメです。
環境保護活動
3つ目は環境保護活動。
フィリピンにはゴミ山問題、農業に関する問題がたくさん残っています。
地球環境の改善について考える活動や、農業体験ボランティア、ゴミ拾いボランティアが多いです。
マングローブの植栽や、急激な経済成長発展の裏で失われつつある自然を守る活動もあります。
他にも有機農業関連など、幅広いジャンルでボランティアが行われています。
おすすめポイント
地球や自然を取り戻すやりがいのある仕事です。
環境問題に興味のある人、環境保護の啓発活動に興味がある人、フィリピンの農業に脅威がある人にオススメです!
フィリピンでボランティアに参加する方法3選
ここまで、フィリピンでのボランティアについての情報をたくさんお伝えしてきましたが、
「じゃあ実際にどうやって参加したらいいんだろう?」
と疑問に思った方のために、参加方法3選の紹介です!
①現地の語学学校のプログラムで参加
ボランティアだけでなく、語学も一緒に学びたいという方は語学学校が企画しているボランティアに参加してみましょう。
学校によっては、週末に希望者を募って孤児院へ行き、子供と触れ合うボランティアが企画されている所もあります。
勉強に並行して、ボランティア活動も重視したい人は、学校を探す段階で問い合わせて確認してみるのも良いですね!
興味はあるんだけどNGOやNPOを通してボランティアに参加するのはハードルが高い…と感じる方には、留学先の語学学校のボランティアに参加することをオススメします!
②ボランティア斡旋のエージェントや団体で検索
ボランティアサイトを斡旋しているサイトを検索することもひとつです。
旅行サイト【HIS】でもボランティア専門のページを用意しています。
NGO系のボランティア紹介サイトもあります。
NICEでは約90ヵ国でワークキャンプなどの事業を展開しています。
フィリピンでも環境、農業、教育などの幅広いジャンルのボランティア情報を紹介していますよ。
そのほか、【CEC】や【SLPC】などのサイトもオススメですよ!
③自力で直接コンタクトをとる
自分で調べて担当者にコンタクトをとったり、知り合いに団体を紹介してもらってコンタクトをとる事も出来ます。
初めは不安なことも多いかと思いますので、過去にボランティアをしたことがある留学生から情報収集してみるのもアリだと思います!
インターネットなどで検索して、気になった団体やボランティア内容があれば直接メールで問い合わせてみましょう。
その際、ボランティアへの意欲や語学力についてアピールなどを添えてみるのもいいかもしれません。
まとめ
今回は、フィリピン留学のボランティアについて紹介しました!
ここまで読むと、フィリピン留学中のボランティアの探し方や、どういうボランティアがあるかなどが分かったかと思います。
留学前に既にボランティアに興味がある人は、現地に到着する前に事前にインターネットで調べたりボランティア募集のサイトをチェックすることをオススメします!
そしてそして、フィリピン留学のオススメは断然!U-GAKUです!
・マンツーマンレッスン、グループレッスンの両方を行っているため、英語力が伸びやすい
・外国人旅行者も滞在しているため、施設内でフィリピン人だけでなく世界各国の旅行者と交流できる(これ結構アツい!)
宿泊施設には、仕事や旅行で滞在しているフィリピン人ではない外国人がいますので、その人たちとも英語でコミュニケーションをとったり食事をしたりなど最高の思い出をつくることができるでしょう!
でも、ボランティアに参加する時にちゃんとコミュニケーションが取れるか心配…フィリピン留学前にある程度日常会話程度はマスターしておきたい!
そんな方には!国内留学がオススメです!
国内留学も、断然!U-GAKUをオススメします!
U-GAKUは、北海道のニセコ町と沖縄県の北谷町で国内留学を開催しています。
どちらの地域も、ネイティブが多く住んでおり、外に出ればどこもかしこも外国人だらけ!まるで日本ではないような雰囲気を味わうことができます…!
また、レベル別で少人数でのグループに分かれて学習ができるため、個人の英語力に合わせて効率よく上達できるのが魅力です!
国内留学なら治安の心配もなく、安心、集中して英語学習に取り組めますね!