留学したい人
フィリピン留学で確実に英語力を伸ばすためにした方がいいことは?
こんな悩みに答えます。
結論から言うと、フィリピン留学を失敗させないため、英語力を伸ばすためには、目的に沿った学校・コース選びをすること、情報収集をすること、授業のコマ数を減らすことなどが挙げられます!
この記事では、フィリピン留学の失敗例を事前準備面、現地での授業面、留学生活面などに分けて紹介していくので少しでも気になる方は最後まで読み進めてください。
フィリピン留学を成功させるための秘訣は?
フィリピン留学の失敗例【事前準備面】
留学するからには、充実した留学生活を送りたいですよね。これからフィリピン留学の失敗例を事前準備面から7点あげます。
- 目標を定めない
- 学校選びで失敗
- 英語の基礎を学ばなかった
- 事前情報をよく確認していなかった
- 授業を自分に合わせてとればよかった
- 留学期間が短すぎた
- 日本の文化について勉強していけばよかった
目標を定めない
目標を設定せずに留学生活を始めてしまう生徒がいますが、目標を持たずに留学してしまうと、せっかく安くないお金を払っているのに得られるものが少なくなってしまいます。留学する前に留学目的に加えて自分に合った目標を立ててみましょう。
目標を立てる際のポイントは、目標を留学期間に合わせて設定することです。
例えば、短期留学の場合は、英語で積極的に人に話しかけられるようにする、英語を好きになるなどが妥当です。
一方、長期留学の場合、TOEICで300点あげる、映画を字幕なしでも楽しめるようにするなどを目標にしても良いでしょう。
学校選びで失敗
留学先の学校を選ぶのは一番重要です。フィリピンには語学学校が数多くあるため、どこにすれば良いのかわからなくなり、ネット上の口コミや雰囲気のみで選んでしまうと、実際に通ってみて自分に合わないと思い、モチベーションが上がらず留学に失敗したと感じることも多いです。
学校選びでは、自分が絶対に譲れない条件や、希望などの優先順位をつけておくことでエージェントに相談する場合にもその条件に合う学校を探してくれます。
英語の基礎を学ばなかった
英語の基礎が固まっていないまま留学をして、授業についていけずに後悔した失敗例はかなり多いです。
日本では日頃の忙しさにかまけて英語の勉強にかける時間がなかった状態で、実際にフィリピンに行ってしまえばなんとかなるという気持ちで留学に挑んで失敗してしまうこともあります。
現地で日本でもできる基本的な文法や単語を勉強しているようではせっかくの海外生活なのにもったいないと感じるでしょう。ですので、日本でできる勉強は日本でやって万全な状態で留学に挑みましょう。
留学中にはそういった基本的な文法などではなく、スピーキングやリスニングなど現地だからこそ習得できるスキルを磨いていきましょう。
事前情報をよく確認していなかった
フィリピンと日本では食事や衛生環境、治安などがかなり異なります。そのため、日本の感覚で水道水を飲んだり、荷物を置きっぱなしにして席を確保したりすると、思わぬトラブルに合ってしまいます。
そういったフィリピン留学における注意点も本やネットで調べたり、フィリピン留学に行ったことがある人に体験談を聞いてみると良いでしょう。
授業を自分に合わせてとればよかった
留学している間に英語をとにかく勉強したいと考えた結果、授業が1日に8コマ〜10コマ詰まったコースを選んでしまう場合があります。
英語を習得するにはこのくらいハードなスケジュールは当たり前と思い込んでしまうと、一つ一つの授業の予習・復習が疎かになってしまい、結局実力がつかずに留学が終わってしまいます。
コースや授業数は現地で追加料金を支払うことで変更することができます。一方、授業数を多くとっていて減らしたいときに、返金が少なかったり、無かったりする場合があるので、初めは余裕を持って4〜6コマの授業数で申し込みをして、追加する余裕があると感じたら現地で追加申請する方が英語を身に付けるための最善の策といえます。
留学期間が短すぎた
フィリピン留学をする人は、最短で1日からで長い人で1年の人もいます。それぞれの留学の目的に応じて適切な留学期間が変わってきます。
例えば、TOEFLやIELTSなどの試験で目標がある人は留学期間が3カ月〜1年と長期の留学が向いています。ただし、その場合は語学学校を途中で変更するなどモチベーションを保てる工夫をすると良いでしょう。
他には、ワーキングホリデーなどの2ヶ国語留学の場合は2カ月〜3カ月がおすすめです。
長期留学の前に海外生活を経験してみたいという方であれば、1週間〜1カ月くらいの短期留学でもフィリピン留学の良さを味わえると思います。
日本の文化について勉強していけばよかった
日本のアニメやゲームは世界中から人気を集めています。もともとそういった日本文化に詳しい人は現地でもその話で盛り上がることができるかもしれません。
フィリピン留学の後に欧米への留学など検討している方にとっても、日本の文化について知識を増やしておくことは無駄にはなりません。
知り合いと共通の話題を持っていると仲良くなりやすいので、もし今まであまり触れてこなかった方は留学前に知見を広げておくと良いでしょう。
フィリピン留学の失敗例【現地での授業面】
次にフィリピン留学の失敗例を、現地での授業の観点で3つ挙げてみました。英語力アップを目指す際に気をつけなくてはいけない点が多いので、参考にしてみてください。
- 授業中積極的に発言できなかった
- 授業の予習・復習ができなかった
- IELTSではなく、TOEIC対策の授業を受講してしまった
授業中積極的に発言できなかった
日本人は外国人に比べてシャイな人が多く、留学中にその性格が急に変わることは難しいです。日本語で自分の意見を言うことでさえ苦手なのに、勉強途中の英語で対面で話せるようになるには、羞恥心などを振り払って心を切り替えることが必要となります。
英語で間違ったことを言ってしまうのが怖い、人前で恥をかきたくないなどと考えているとせっかくの留学中に全く人とコミュニケーションを取れずに留学が終わってしまいます。
外国人は、発音や文法など英語のミスに関して日本人が思っているほど気にしていません。なので、失敗するほど英語力が伸びると思って、貴重な海外生活の機会にミスを恐れずに積極的に自分から話してみましょう。
授業の予習・復習ができなかった
フィリピン留学中に新しい友人ができ、授業以外の時間を全て旅行や外食、遊びなどの誘惑に費やしてしまわないように気をつけましょう。
日々の長い授業が終わってダラダラしたいなと思った時に休憩をすることはもちろん大事ですが、誘いをたまには断ったり、週末のみ遊びに行き平日は勉強に集中するなどメリハリをつけることが重要になります。
日本の学校と同様にフィリピンの語学学校にも宿題が必須だったり、予習をしていないとついていけない授業があります。
予習・復習は英語を定着させるために重要です。授業だけでなく授業以外の時間を使ってアウトプットをして英語力を向上させましょう!
IELTSではなく、TOEIC対策の授業を受講してしまった
TOEICの受講者は、日本人と韓国人合わせて約7割もいます。つまり、日本人と韓国人のためのテストと言っても過言ではありません。
TOEICコースでは、聞く・読む・文法を暗記する・点数をとるというインプット中心のクラスが多く、話す・書くと言うアウトプット中心のクラスを取り入れているクラスは少ないです。
海外生活では外国人とのコミュニケーションをとる際にはスピーキングやライティングのアウトプットが必須になるので、インプット中心のTOEICでいくら高得点が取れたとしても実戦で使えないことが多いです。
そのため、世界140カ国10,000機関以上が認定している世界標準の英語テストです。海外の大学に進学する場合や海外移住をする場合にIELTSスコアの提出が必要になるほど汎用性が高く、広く認められています。
その理由としては、インプット力だけでなく、スピーキングとライティングのアウトプット力も測るテストになっているからです。そのため、TOEICのスコアも伸ばし、さらに使える英語力を身につけることができるIELTSコースがおすすめです。
フィリピン留学の失敗談【留学生活面】
留学の勉強面での失敗談を挙げてきました。以下は、生活面におけるフィリピン留学の失敗例を5つご紹介します。留学中に勉強をするにあたって、生活環境は重要なので最後までご覧ください!
- 授業以外に日本語を話しすぎてしまった
- 寮生活がストレスとなってしまった
- フィリピンの食事や衛生面が合わず体調を崩してしまった
- 遊びに時間をかけすぎて勉強に集中できなかった
- 多国籍な環境に滞在していることに満足してしまった
授業以外に日本語を話しすぎてしまった
フィリピンの語学学校には、日本以外に韓国や中国、ベトナム、タイ、ロシアなど様々な国籍の生徒が在籍していることが多いです。様々な文化を持つ人と仲良くなれると楽しいですが、同じ国出身の生徒同士で固まってしまう傾向もあります。
もし日本人の生徒が多い語学学校を選んだ場合、日常的な行動が日本人同士になってしまい、授業以外の時間に日本語でコミュニケーションをとってしまったため、英語のアウトプットができずにあまり英語力が伸びなかったという失敗例が多いです。
日本人が少ない学校では孤独を感じることもあるので、そういった心配はありませんが、日本語を使う時間や場面を制限して、基本的に英語を使うというように極力日本語を使わないようにしましょう。
寮生活がストレスとなってしまった
フィリピン留学では多くの場合、語学学校の近くまたは併設されている学生寮に滞在します。しかし、2〜6人ほどの相部屋になることが多いので、プライベートな時間、空間はなかなか確保できません。
共同生活になれていないと、24時間他人と生活することにストレスを感じます。そのストレスに耐えきれず、留学が終わって早く日本に帰りたいと言う気持ちが強くなり、ホームシックになることもあります。
フィリピンの食事や衛生面が合わず体調を崩してしまった
日本の衛生環境は世界でもトップクラスなので、その環境で生活してきた日本人にとって、フィリピンの衛生環境はあまり良くないです。トイレが整備されていない、食事が合わないなど感じることは覚悟していないと衝撃を受けるかもしれません。
こういった留学生活中に食事や生活環境が合わずに、ストレスを感じて体調を崩してしまうことは多いです。
体調を崩すことで授業を休むことになり、せっかくの英語学習の機会が減ってしまいます。
遊びに時間をかけすぎて勉強に集中できなかった
フィリピンはセブ島をはじめとするリゾート地が多く、ダイビングやシュノーケリングなどのアクティビティも楽しめます。
しかし、留学中の週末や休暇中に頻繁に遊びに行ってしまい、十分な勉強時間を確保できずに予習・復習をおろそかにしてしまう人も少なくありません。
遊ぶことばかり考えていると、英語力が伸びない内にあっという間に留学が終わってしまいます。
多国籍な環境に滞在していることに満足してしまった
フィリピン留学には、韓国などのアジア圏やロシアなどのヨーロッパ圏からの生徒が在籍する学校が多く、日本では味わえない多国籍な環境を味わうことができます。
しかし、多国籍な環境に身を置くだけで満足してしまうと意味がありません。そういった様々な文化を持った人たちと英語で積極的に交流しなければ、異文化交流やスピーキング力などのアウトプットの機会を逃してしまい、英語力向上に繋がりません。
様々な英語のイントネーションや全く違った文化に触れることで、フィリピン留学の後に違う国に留学することになっても臨機応変に対応できるようになりますし、視野が広がります。
フィリピン留学を成功させるための対策は?
それでは、フィリピン留学で失敗しやすい点はわかったけれど、どう行動すればいいのか?を具体的に知りたい方向けに、フィリピン留学を成功させるための対策を以下に11つあげてみました。留学前に参考にして、最高な留学生活を送ってください!
目的に沿った学校・コース選びをする
フィリピン留学を成功させるために最も重要なのは、学校選びです。学校が自分の留学の目的にあっていなければ、自分のためにならないカリキュラムで勉強を続けなくてはいけません。その環境で英語を学習していても英語力アップは期待できませんし、モチベーションを保つことが難しくなります。
自分の理想の学校を選ぶためには留学のエージェントにサポートやアドバイスを依頼することがおすすめです。書類作成やビザなどの準備や学校とのやりとりを全て引き受けてくれるので、学校と直接やりとりをすることに慣れていない方はぜひ検討してみてください!
学校の口コミや実際に参加した人の声など情報収集をしっかりする
語学学校や滞在先の情報を事前に手に入れて、留学生活をイメージすることで、留学生活に対してストレスを感じにくくなります。
口コミや実際の写真、実際に通っていた人の話などを参考にしておくと現地に着いた時に自分のイメージとのギャップに驚くことがなく、快適に過ごせます。
エージェントのサイトやブログ、Twitterなどを参考にして情報収集しましょう。
留学期間を2〜3ヶ月にする
フィリピン留学は1か月など短期留学が可能な点がメリットですが、英語力が自分で伸びたなと思えるようになるまでには数ヶ月の時間が必要になるので、留学期間は2〜3か月が望ましいです。
学生であれば、春休みや夏休み、社会人であれば、休職期間中、転職のタイミングなどの長い時間が取れる期間の留学をおすすめします!
留学前に少なくとも中学校のレベルまで復習しておく
オールイングリッシュの授業をきちんと理解するには、最低限の英語力が必要です。留学に行くまでに中学レベルの英語を完璧に勉強しておくことが大事です。単語や文法などを一通り復習するだけでも、講師が言っていることや日常会話を理解することができます。
英語に全く触れてこなかった方は、英検3級や準2級程度、TOEICであれば500点程度まで英語力をつけておくといいでしょう。
使えそうなフレーズ、習得したいフレーズを覚える
積極的にコミュニケーションを取ることで授業の内容のアウトプットができると言いましたが、最初は何も考えずに発言することが難しいかもしれません。その場合、よく使うフレーズや例文などを覚えておいて、使える時に使ってみましょう。
このような小さな積み重ねが留学を通して得られる英語力のアップにつながります。
授業のコマ数を減らす
授業のコマ数が多過ぎると、自分で勉強を進める時間をとることができません。授業時間が調整できるのであれば、1日5〜6時間ほどを目安にするといいでしょう。
放課後に予習・復習の時間を確保することで、文法、単語などのインプットができ、さらに習った例文を次の授業で使ってみようとすることでアウトプットにもつながります。
1人部屋やホテルに滞在する
他人と何日も一緒の空間で生活することに抵抗がある人は、寮の1人部屋や、コンドミニアム、ホテル滞在を選択すると良いでしょう。
滞在費用は相部屋の場合よりも高くなってしまいますが、留学において大事な「英語力を伸ばす」ことを優先的に考えて、ストレスとなり得る要素を排除して勉強に集中することが重要なのです。
長期休暇を避ける
夏休みや年末年始、年度末などは学生にとって長期休暇であるため、留学期間を確保しやすいですが、日本人の留学生が増える時期でもあります。そのため、日本人から人気のあるフィリピン留学に、多くの日本人生徒が集まってしまい、日本語でコミュニケーションをとってしまう状況になりやすいです。
日本人が少ない環境で留学したいのであれば、夏休みなどの長期休暇の時期を避けて留学することをおすすめします。
平日の放課後は学校や寮に滞在して勉強する
フィリピンには多くの観光地があり、勉強の妨げになってしまうことがあります。英語力を確実に伸ばすために、「平日は勉強だけ、外出しない」「遊びは週末に」というマイルールを作って徹底してみてください。
友人からの誘いを断ることはかなり強い意志が必要ですが、メリハリのある生活をすることで短期間で効率的に英語力がアップするので、勇気を出してマイルールを伝えてみましょう。
積極的にコミュニケーションをとる
留学というせっかくの機会なので、積極的に外国人とコミュニケーションを取ることを心がけましょう。
学校の生徒や先生などはもちろん、街中に出て店員さんなどと話すことでより一層日常会話に触れることができます。
日本では味わえない、外国人に囲まれて、英語のシャワーを浴び、自分から積極的に英語を話す、これだけでスピーキング力などが伸びやすくなります。
まとめ
フィリピン留学の失敗例やフィリピン留学を成功させるための対策についてご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?
フィリピン留学は日本人に人気であるからこそ気をつけなければいけない点が数多くありますし、日本で生活していた時の感覚で行ってしまうと、衛生面や治安面などで痛い目にあってしまうかもしれません。
フィリピン留学を最高の留学体験にしたい方は、ウェブサイトや口コミ、体験談などに事前にきちんと目を通して留学生活をイメージしてから行くことをおすすめします!
U-GAKUでは、国内で英語力向上を目指した方向けに、沖縄北谷町、北海道ニセコで国内留学、海外留学を考えている方向けにフィリピンでも語学学校を運営しています。
また、留学だけではなく、留学前、留学後のサポートを通して、皆様が人生に向き合う機会を設けております。自分を変えたいという人はぜひご検討ください!