留学したい人
どうすれば安全に過ごせる…?
こんな悩みに答えます。
結論から言うと、フィリピンは発展途上国ですが、近年、留学先として人気急上昇中!
しかし、日本と同じように過ごしているとトラブルや犯罪に巻き込まれる可能性も。。。
この記事では、気になる安全性や治安について、そして安全に過ごすための対策などを紹介していくので気になる方は最後まで読み進めてください。
どのような日本人が犯罪に遭いやすいか
安全に過ごすための対策
フィリピン留学は危険?フィリピンの治安状況【2024年】
フィリピンは発展途上国ということもあり、多くの日本人は治安が悪いというイメージをもっているかと思います。
日本は、世界でもトップクラスに治安がいいため、日本と比べればフィリピンは治安が悪く危険が多いのも事実です。
しかし、20年ほど前のドラッグや銃が蔓延していた状況と比べると、現在のフィリピンは旅行も留学も楽しめる程度に治安は良くなっています。
2016年に大統領に就任したドゥテルテ大統領がドラッグ使用者の取り締まりを強化するなど、政府の治安強化が一層されてきました。
特に麻薬がらみの犯罪が減ったと言われています。
2021年のフィリピン全土の犯罪発生件数総計は、約23万件。
前年に比べてなんと4割以上も減少しているそうです。
渡航前に最新の治安情報をチェックする際は、外務省のサイトが貴重な情報源です。
フィリピンの中でも特にセブ島は、リゾート地として世界的に人気を集めていますね。 自身でしっかりと対策をし、身を守れば安全に楽しくフィリピンで滞在することができるでしょう。
このあと、記事の後半では安全に過ごすための対策をご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
フィリピン留学中に巻き込まれやすい犯罪
フィリピン留学中に巻き込まれやすい主な犯罪は以下の通りです。
・スリや窃盗
・詐欺
・ドラッグ
・美人局
スリや窃盗
「ズボンのポケットに財布やスマートフォンを入れる」
「レストランやカフェで貴重品を置いて席を離れる」
などの行為は絶対にやめましょう。日本では盗られることはめったにありませんが、海外においては大変危険な行為です。
また、公共交通機関(ジプニーなど)に乗っている間に貴重品を盗られる被害も多発しています。1人が小銭をばら撒いて、拾わせている間に、もう一方が携帯電話や財布を盗む、といった手口もあります。
ショッピングモールや観光地では、子供がワイワイと取り囲み、小銭をせがまれている間にバッグからすられる、という被害も多いです。
荷物は体から離さないようにし、常に意識しておきましょう。ひったくりを防ぐためにも、バッグを体の前に持つことも重要です。
詐欺
さまざまな手口の詐欺が多発しています。「財布や携帯電話を盗まれた」などと嘘をつき、お金を要求してくる詐欺は特に日本人が狙われやすい詐欺の1つです。
日本人は優しくてお金をくれる、という印象が外国人の間で根付いているため、ターゲットにされやすい傾向にあります。
人を簡単に信用しないようにしましょう。また、日本では聞き馴染みのない「トランプ詐欺」なども発生しています。
トランプ詐欺とは、「現地の人にトランプゲームを誘われ一緒にプレイしてみるが、イカサマされているため負けるようになっており、その分のお金を取られてしまう」といった詐欺です。
現地の人にトランプやゲームに誘われた際は十分注意が必要です。
ドラッグ
フィリピンでは、違法ドラッグも流通しています。覚醒剤の製造工場や、マリファナの栽培地もあります。薬物を使用している人に絶対に近づかず、関わらないようにすることが重要です。
また、違法薬物の密輸に巻き込まれる可能性もあります。
アルバイトのような軽い気持ちで荷物の運搬を引き受け、知らないうちに違法薬物の運び屋にされ、空港において逮捕されるといった事案も発生しております。
現地で親しくなった人の荷物の依頼などは引き受けないようにしましょう。
美人局
特に男性は注意しなければならない、美人局(つつもたせ)。若い綺麗な女性に声をかけられついていくと、怖い男性に脅され、お金を要求してくることがあります。
つい留学中に嬉しくて、ついて行きたくなるかもしれませんが、危ない目に遭ってしまう可能性があります。
声をかけられてもすぐに信じず、疑いの目を持って行動するようにしましょう。
どのような日本人が被害に遭いやすいのか
日本人の生活環境や性格によって、被害に遭いやすい傾向にあります。
・警戒心がなく無防備
・ブランド物を身につけている
・優しい、人をすぐに信じる
警戒心がなく無防備
日本での生活と同じようにフィリピンで過ごしてしまうと大変危険です。日本で当たり前のことが、海外では危険な行為に値します。
カフェの席に荷物を置いたままにする、スマホを見ながら外を出歩く等はスリや窃盗に遭う可能性があります。
身の回りの貴重品や荷物は常に身につけておきましょう。
ブランド物を身に付けている
日本では、ブランド品を多く身につけていても、危険な目に遭うなんて想像しないかもしれません。
しかしフィリピンでは大変危険です。犯罪の標的になりやすくなってしまいます。ブランド品を身につけたくなる気持ちはわかりますが、フィリピン国内では控えた方が良いでしょう。
優しい、人をすぐに信じる
日本人は優しい人がとっても多いですよね。人が困っていたらすぐに助けてあげる、とっても素敵なことです。
しかし、このような日本人が犯罪に遭いやすいのは間違いありません。
すぐに人を信じず、疑いの目を常に持つことが大切です。
フィリピンで危険な地域
フィリピンで特に危険な地域を5つ紹介します。
・マニラ
・ホロ州
・バシラン州
・コタバト州
・マラウイ
マニラ
マニラはフィリピンの首都ですが、フィリピンで最も犯罪率の高い地域だと言われています。
高層ビルやショッピングセンターなどが立ち並び多くの人が集まるため、特に観光客や留学生がしばしば軽犯罪や強盗の標的にされています。そのほかにも、詐欺やぼったくり、誘拐、睡眠薬強盗などさまざまな事件が発生しています。
また、マニラには多くのスラム街が存在しています。興味本位でスラム街に近づかないようにしましょう。
特にQuezon(ケソン)という地域は、「アジアで危険な都市ランキング」にも入っているほど危険な場所です。
ホロ州
ホロ州はフィリピンのスールー海に浮かぶ島です。かつてイスラム過激派のアブサヤフが観光客を身代金目的で誘拐したことがある、大変危険な地域です。
現地の一般市民や地元当局者もグルになり、誘拐に協力している可能性もあります。絶対に近づかないようにしましょう。
バシラン州
このエリアは、「イスラム過激派アブサヤフの隠れ家」と呼ばれています。バシラン州でも過去に人質事件があったことから、フィリピンの中で危険なエリアのひとつと言われています。
観光などで訪れる際は十分に注意が必要です。
コタバト州
ミンダナオにあるコタバト州は、イスラム教徒が資源を得るために何十年も戦ってきた土地です。2015年には50人近くの部隊が死亡した事件も起こっています。
武装した過激派と地元警備が銃撃戦をする可能性もあります。
観光客や民間人も巻き込まれる可能性があるため、近づかない方が良いでしょう。
安全に過ごすための対策
・危険な場所には近づかない
・金目のものは身につけない
・公共交通機関を利用する際は注意する
・人を信用しすぎない
危険な場所には近づかない
危険な場所には絶対に近づかないようにしましょう。また、夜に出歩く際は一人での行動を控えましょう。
なるべく多い人数で一緒に行動すると安心です。また、事前に危険なエリアや治安情報を調べておくことが大切です。
金目のものは身に付けない
金目のものを着用しないようにしましょう。フィリピンでは、ネックレスなどの装飾品を身につけているだけで「お金を持っている人」とみなされ、狙われる可能性が高くなります。
特にネックレスは、盗まれる際に背後から狙われたり、首を絞められたりするので大変危険です。
フィリピンではなるべく派手でない格好で、現地の人のような服装を心がけると良いでしょう。
公共交通機関を利用する際は注意する
フィリピンには「ジプニー」という乗合バスがありますが、人口密度が高く、隣の乗客との距離が大変近くなります。
スリにあう可能性がとても高いですので、リュックを前に背負ってしっかりと守る、貴重品は外に出さない、ポケットに入れないなど、十分気をつけましょう。また、タクシーに乗車する際は、まずドライバーに話しかけ、しっかりと会話が通じるか、おかしくないかを確かめましょう。
タクシードライバーがドラッグをしている可能性もあります。
そのまま乗車してしまうと事故にあったり、目的地とは違う場所に連れて行かれる可能性があるため、十分注意が必要です。
人を信用しすぎない
日本人は特に、困っている人がいると助けてあげる等、優しい人が多いですよね。しかし海外ではその優しさに漬け込んだ犯罪が後を絶ちません。
知らない人にフレンドリーで優しく話しかけられた場合でも、すぐについて行ってはいけません。特に気軽に日本語で話しかけてくる人には注意が必要です。
トランプ詐欺や睡眠薬強盗などの危ない目に遭う可能性があります。常に知らない人と接するときは、警戒心を持って行動しましょう。
まとめ
フィリピン留学は危険?についてご紹介しました。いかがでしたでしょうか?
フィリピン国内には危険な場所もありますが、しっかりと身を守れば安全に英語学習に励むことができます!
ぜひ留学をご検討されている方はこの記事を参考にしてみてくださいね。
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