【徹底解説】マルタ渡航前に知っておきたいマナーについて

この記事を書いた人
野口 和輝
U-GAKU(ユーガク)代表

国内留学を創業したU-GAKU(ユーガク)の代表。過去のオーストラリア留学、フィリピン留学、7カ国15都市の海外渡航歴、過去の留学参加者の声などを踏まえ相談会のカウンセラーとして日々、最高の留学体験を提供するため奮闘中です! 2013年よりフィリピン留学の代理店を運営、フィリピンへの渡航歴は20回以上、今もフィリピンへ年2〜3回の渡航はもちろん沖縄北谷、ニセコへ行き常に最新情報をお届けしています。


 

留学したい人

マルタ渡航前に知っておきたいマナーとは?
マルタと日本の文化の違いは?

このような疑問にお答えします。

結論からお伝えすると、マルタと日本では、文化やマナーにおいて様々な違いがあります。特に、マルタではカトリック(キリスト教)を信仰している方が多いため、宗教的マナーについては知っておくと良いでしょう!
また、事前に現地の文化やマナーを知っておくことで、トラブルに巻き込まれるリスクを減らしてくれます。

この記事では、マルタ渡航前に知っておくべきマナーについてご紹介します。加えて、マルタの基本情報や日本とマルタとの文化の違いについても紹介しますので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。

この記事の内容
・マルタの基本情報
・マルタと日本の文化の違い
・渡航前に知っておきたいマナー
・押さえておきたい宗教上のマナー

マルタの基本情報

国名マルタ共和国
首都バレッタ
人口約54万人
面積316平方キロメートル(淡路島の半分)
言語(公用語)マルタ語および英語
宗教カトリック(キリスト教)
民族構成マルタ人(北アフリカ系、中近東系、

ヨーロッパ系など)

時差-8時間(サマータイム期間中:-7時間)

表のように、マルタは様々な民族で構成されています。加えて、ヨーロッパではリゾート地としても非常に人気が高く、様々な国籍を持つ方が訪れるため、多様な価値観や考え方をもつ人々が多いと言えます。

 

さらに、マルタではカトリックを信仰している方が圧倒的に多く、国全体がカトリックの影響を受けています。

そのため、マルタへ渡航される方は、カトリック(キリスト教)の最低限のマナーは押さえておくと良いでしょう!

マルタと日本の文化の違いは?

マルタの基本的な情報を紹介したところで、具体的な日本とマルタの文化の違いについて大きく5つ紹介していきます。

渡航前にこれらの文化の違いを十分に確認しておくことがおすすめです。

  • 挨拶と礼儀
  • 時間の感覚
  • チップの文化
  • 宗教
  • 移動手段

1. 挨拶と礼儀

日本人は一般的に控えめで礼儀正しいコミュニケーションを好みます。

その一方で、マルタではより直接的でフレンドリーなコミュニケーションが一般的です。初対面でも気軽に話しかけたり、笑顔で接したりすることが多く、社交的な国民性が見られます。

しかし、その中でも礼儀や挨拶などを大切にします

あいさつをする際は、英語が公用語のひとつなので、「Hello」「Good morning」などで挨拶をしっかりするように心がけましょう。

 

以下の記事ではより詳しくマルタ人の特徴についてご紹介していますので、併せて読んでみてください。

マルタ人の特徴とは?マルタ人の性格・文化・習慣を徹底解説!

 

2. 時間の感覚

時間厳守がマナーとされている日本では、5分前行動が推奨されるほど、時間に対して厳格なところがあります。

一方で、マルタでは「地中海時間」とも言われるように、時間に対して比較的おおらかであり、多少の遅れは許容されることが多いと言われています

 

しかし、ビジネスシーンでは時間厳守が望まれます。

これらの文化をしっかりと理解した上で、相手が時間に遅れている場合も柔軟に対応すると良いでしょう。

 

3. チップの文化

レストランやタクシーなどを利用した際に、日本と大きく異なることとして、チップの文化が挙げられます。

日本ではこの文化はないため、初めて海外に行った方は戸惑ってしまう恐れがあり、事前に知っておくとスムーズに行動することができます。

 

そもそもチップとは、サービスを受けた際に、その満足度に応じて感謝の気持ちを表すものです。

そのため、チップを渡すことは義務ではないですが、払うべき場面でチップを払わないとスタッフとトラブルの原因になることもあります。

そのため、どのような場面でチップを求められることが多いのか、その相場については把握しておくことがおすすめです。

 

4. 宗教

日本では、神道や仏教を信仰している方が多いとされていますが、近年では特定の宗教を信仰しない無宗教の方の割合も増えているのが現実です。

そのため、あまり宗教を信仰する上でのマナーや特性を知らない場合もあります。

 

マルタではカトリック教徒が多数を占め、宗教は生活に深く根ざしています。

町ごとの守護聖人を祝うフェスなどの宗教行事は華やかに行われているだけでなく、服装や食事、マナーなども影響を受けています。

そのため、宗教上気をつけなければならないことも少なくありません。

マルタだけでなく海外へ行く際は、最低限の宗教的なマナーは事前に知っておきましょう。

 

5. 移動手段

日本では公共交通機関として電車やバスを利用することが多いですが、マルタでは電車はありません。

そのため、基本的な移動手段はバスやフェリー、タクシーなどを利用することが多いです。

また、日本のように時間ぴったりにくるわけではないため、これらの公共交通機関を利用する場合は、時間に余裕を持って行動しましょう。

 

マルタ渡航前に知っておきたいマナー

日本のマルタでの文化の違いを理解したところで、渡航前に知っておきたいマナーについて3つご紹介します。

  • チップを用意する
  • 公衆トイレを利用する際はコインを用意する
  • ジェスチャーには気をつける

 

1. チップを用意する

マルタでは、一般的にレストランやタクシー、ホテルを利用した際はチップを支払う必要があります。また、何を利用しているかによってもチップの相場は変わってくるため、事前に確認しておきましょう!

 

〈レストラン〉

レストランを利用する際は、基本的にチップを渡しましょう。

相場は、飲食代の10%ほどです。

クレジットカードを利用する場合は、店員が提示するカードリーダーに支払うチップの金額を入力し、支払いを行います。

現金での場合は、支払うチップの金額を上乗せし、お会計をする流れになります。

 

ここで注意すべきこととして、レストランによってはサービス料がすでに含まれている場合があります。

そのため、お会計の前に伝票を確認し、わからない場合は店員に聞いてみると良いでしょう!

 

〈タクシー〉

タクシーを利用する際は、基本的にチップを渡しましょう。

相場は、レストランと同様に支払い料金の10%程度です。

そのほか、荷物を運んでくれた際や親切にしてくれた際などに感謝の気持ちを伝えたい場合はさらに上乗せしてあげると喜ばれるでしょう!

 

※しかし、中には高額なチップを要求してくるドライバーなどもいます。そのため、タクシーを利用する際は、配車アプリなどを利用することで被害にあうリスクを下げることができます。

 

以下の記事では、タクシーの利用方法について詳しく紹介しています。

併せて読んでみてください。

マルタでの移動手段にタクシーをうまく活用しよう!

 

〈ホテル〉

マルタのホテルの多くは、サービス料がすでに宿泊料金に含まれています。

そのため、チップを払わなきゃいけないということはありません。

しかし、連泊をする際にハウスキーパーを利用した際は、チップを渡しておくと感謝の気持ちを伝えることができます。

相場は約1ユーロほどで、それ以上は満足度に応じて渡してあげるといいでしょう。

またチップを渡す際は、机や電気スタンドのそばに置いておくとわかりやすいです!

 

2. 硬貨を用意する

日本では、公衆トイレや施設等のトイレを利用する際にお金を請求されることはほとんどありません。

しかし、海外ではこれらのトイレを利用する際は、お金を支払わなければならないことが多いです。

その際に必要なのが、「硬貨」です。

一般的には、硬貨を入れることでトイレに入ることやトイレットペーパーを購入することができます。

 

また、観光地などでサービスを利用した際に、急遽チップが必要になることもあります。その際にも、硬貨を持っていることで対応することができます。

近年では、クレジットカードでの支払いが普及してきたことで、あまり現金をもたなくても対応できるようになってきました。

しかし、これらの場面ではまだまだ現金でしか支払うことができない場合もあるため、しっかりと手元に用意しておきましょう!

 

3. ジェスチャーに気をつけよう!

私たちが生活の中で何気なく使っているジェスチャーであっても、国や地域、文化などによっては表す意味が異なり、無意識に相手を不快にさせてしまうことがあります。

マルタでは、カトリックや地中海文化の影響を受けているため、以下に示すジェスチャーには気を付けましょう。

 

①顎をしゃくる(顎を前方に突き出すような動作)

→「あっちに行け」「帰れ」などといってやや乱暴または冷たいニュアンスで、相手に立ち去るよう促すジェスチャーです。また、軽く見下したり、うんざりしている気持ちを表すこともあります。

 

②手招き

→「あっちに行け」などといってやや乱暴または冷たいニュアンスで、相手に立ち去るよう促すジェスチャーです。

 

③手をひろげ、手のひらを相手にみせる

→ギリシャなどの影響により「おまえの顔にふんをぬりつけてやる」という非常に強い侮辱を意味します。

 

④親指を立てる

→中東や西アフリカなどの影響により「お前の肛門に突っ込んでやる」という非常に下品な意味を表します。

 

今回紹介した4つのジェスチャー以外にも注意しなければいけないジェスチャーがあります。

これらを知っていることで、知らず知らずのうちに相手を不快な気持にさせてしまうリスクを減らすことができるため、押さえておきましょう。

 

押さえておきたい宗教上のマナー

先ほども紹介したようにマルタ人の多くはカトリックを信仰しており、宗教は日常生活の中でも重要な役割を果たしています。

以下では、マルタ渡航時に押さえておきたい宗教上のマナーをご紹介します。

  • 服装には気を付ける
  • ミサ中は周りに配慮する
  • 宗教的なシンボルへの敬意を払う
  • 会話の中でも配慮は忘れない

1. 服装には気を付ける

教会での礼拝やミサでは、服装などにもマナーが存在します。

肩が出る服やショートパンツ、ミニスカートなどは避け、できるだけ露出の少ない服装と派手なアクセサリーなどもさけるよう心がけましょう。

併せて、教会に入る際は、帽子やサングラスは取るようにしましょう。

 

2. ミサ中は周りに配慮する

教会に入った際は、話は控え、携帯電話などの電子機器はマナーモードまたは電源オフにし、携帯の音が鳴らないように注意をしましょう。

また、ミサや祈りが行われている時間にかぶることもあります。その際は、上記の内容に加え、写真撮影もしないようにしましょう。

 

3. 宗教的なシンボルへの敬意を払う

カトリックを信仰している方は、十字架や聖像に対しても敬意を払っています。

興味半分で軽率に触れたり、ポーズを取ってふざけたりするのは避けましょう。

 

4.  会話の中でも配慮は忘れない

宗教的な話題では、知らず知らずのうちに相手を不快にさせてしまうこともあるため、発言内容にも十分に注意する必要があります。

カトリックの教えに関する批判や議論は、親しい関係でない限り避けたほうが無難です。

 

さらに知ってる方も多いとは思いますが、感情的な表現の1つである「Oh my God!」のように、神や聖人の名前を言うことも失礼に当たります。有名な表現ではありますが、口にしないように気を付けましょう。

 

【まとめ】文化の違いを押さえよう!

いかがでしたでしょうか?

今回はマルタと日本の文化の違いや渡航前に知っておきたいマナーについてご紹介しました。

マルタと日本では文化や宗教的な違いがあり、知らないとトラブルに巻き込まれてしまうこともあります。

また、事前に知っていることで、相手との良好な関係を築くことができるだけでなく、相手の行動や考え方を受け入れやすくなります。

マルタに限らず、海外に行く際は最低限のマナーについては確認しておくことがおすすめです。

 

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この記事を書いた人
野口 和輝
U-GAKU(ユーガク)代表

国内留学を創業したU-GAKU(ユーガク)の代表。過去のオーストラリア留学、フィリピン留学、7カ国15都市の海外渡航歴、過去の留学参加者の声などを踏まえ相談会のカウンセラーとして日々、最高の留学体験を提供するため奮闘中です! 2013年よりフィリピン留学の代理店を運営、フィリピンへの渡航歴は20回以上、今もフィリピンへ年2〜3回の渡航はもちろん沖縄北谷、ニセコへ行き常に最新情報をお届けしています。