留学したい人
「マレーシアの物価について知りたい!」
こんな悩みに答えます。
結論から言うと、マレーシアの物価水準は日本の約3分の1と言われています。
特に、住宅費や交通費などの生活する上で欠かせない部分のコストは格段に安いです。
この記事では、そんなマレーシアの物価について項目ごとにご紹介していきます!
近々マレーシアに行く予定のある人や、マレーシアへの留学・移住を検討している方は、ぜひ最後まで読んでください。
マレーシアの物価、日本と比較すると?
マレーシア滞在で節約する3つのコツ
マレーシアの物価水準について
まず、マレーシアの物価の水準についてご紹介します。
マレーシアの物価は、基本的には日本の「3分の1」と言われています。しかし、物価は年々上昇しているため、残念ながら「マレーシアであれば何もかもが安く手に入る!」という訳ではありません。
ここでは、そんなマレーシアの物価のリアルを項目ごとに分けてご紹介します!
外食費
外食費はどこでするかによって大きく料金が異なります。
屋台や個人経営の飲食店、マレーシア地元のフードコート、学校のカフェテリアなどで食事をする場合は1食300円以下で食事ができます。
一方、レストランの料金は日本とあまり変わりません。レストランによってはサービス税やサービスチャージがかかるお店もあり、割高になる場合もあります。
交通費
マレーシアは飛行機・電車・バス・タクシー等の全ての交通手段が非常に安いです。特に、クアラルンプール市内公共交通機関も発達しています。
電車の場合は最低料金が1リンギット(=約32円)、バスの場合は最低料金が0.7リンギット(=約22円)で、通常約200円以下でクアラルンプール市内・郊外への移動ができます。
タクシーの初乗り運賃は3リンギット(=約96円)からで、その後は距離や時間に応じて加算されます。このように、タクシーも非常に安いので、効率的に回りたい場合はタクシーを利用するのがおすすめです。
日用品費
日用品の費用は使用するブランドによって大きく異なります。
例えば、日本製のアイテムは手には入りやすいものの輸出入コストが発生するため、日本で買うより1.5〜2倍程度の値段がかかってしまうこともあります。
マレーシア人も日常的に使うトイレットペーパーや、ティッシュ、デンタルケア用品、スキンケア用品、洗剤、バス用品などの日用品はスーパーなどで比較的安く手に入れることができます。
以下が費用の一例です。
- シャンプー→10~50リンギット(約270円~1,350円)
- 歯磨き粉→10~30リンギット(約270円~810円)
- 洗顔→10~50リンギット(約270円~1,350円)
- 液状洗剤4kg→20~30リンギット(約540円~810円)
観光・アクティビティ費
マレーシアの観光・アクティビティ費の目安は1日2000円〜になります。観光は観光客をターゲットにしていため、費用は割高です。
以下は主な観光スポットと入場料金です。
観光スポット | 入場料金 |
ペトロナスツインタワー | 80リンギット |
バトゥ洞窟 | 25リンギット |
メルカドカプン | 10リンギット |
マラッカ歴史地区 | 20リンギット |
テマン・ヌガラ国立公園 | 15リンギット |
クアラルンプール鉄道博物館 | 5リンギット |
サラカウ洞窟 | 30リンギット |
サマランド・クロコダイル・ファーム | 18リンギット |
(※1リンギット=約32円)
マレーシアには無料で楽しめる観光スポットもたくさんあるので、費用を抑えたい場合は、ツアーなどは利用せず、自分で公共交通機関を利用して観光スポットを回ることをおすすめします。
マレーシアの物価、日本と比較すると?
ここまでマレーシアの物価について項目ごとにご紹介しました。マレーシアの物価は「日本の3分の1」と言われていますが、日本より高くつくものもあり、結局安いのか高いのか疑問に思われた方もいるかと思います。
そこで、ここではマレーシアの物価を日本と比較した上で安いものと高いものをそれぞれご紹介します!
日本に比べて安いもの
- 交通費
- 食費
- 宿泊費
- ガソリン代
日本に比べて安いものは主に上記です。
交通費はタクシーの初乗りが100円かからず、クアラルンプール市内の移動は20リンギット(=約540円)以内のことがほどんどです。食費も先ほど紹介した通り、ローカルフードや屋台は300円以下で楽しめます。
宿泊費は、中級ホテルで2500円程度、高級ホテルでも10000円位から利用することができます。エクスペディアによると、5つ星ホテルの宿泊費用が世界で最も安い都市をデータ化した「5つ星ホテル 都市別価格ランキング」において、クアラルンプールはなんと1位!高級ホテルに滞在してみたいという方はぜひマレーシアでトライしてみてください。
その他、ガソリン代はレギュラー約54円/L、ハイオク約65円/Lと、日本の3分の1以下になっています。
日本と同価格〜日本より高いもの
続いて、マレーシアの物価において日本と比べて高いものをご紹介します!高いものとして主に挙げられるのは以下の2つ!
- アルコール類
- 通信費
現地で最も割高に感じるのはアルコール類でしょう。イスラム教国家であるマレーシアでは大半の人がお酒を飲まないため酒税が高く、アルコール類の値段がかなり高いです。販売価格は日本の約2〜3倍。1缶が食事代よりも高くつくこともあります。
また通信費も高いです。マレーシアの回線は日本の回線と比べると速度が遅く、速度の早いものを契約すると月々の通信量が8000円前後かかってしまい、日本の格安プランと比較すると約2倍となっています。
マレーシア旅行・マレーシア留学はいくらかかる?
ここまでマレーシアの物価についてご紹介してきました。ここからは、マレーシアに旅行や留学に行かれる場合の費用の総額をご紹介していきます。
マレーシア旅行 3泊5日の場合
シーズンや滞在するホテルにもよりますが、費用の合計は1人10〜15万円ほど。
内訳は以下の通りです。
飛行機代往復 | 7〜10万円 |
ホテル代 2泊分 | 1〜3万円 |
食費 | 約2万円 |
マレーシア旅行 4泊6日の場合
4泊6日のマレーシア旅行の場合は、費用の合計は1人12〜17万円ほど。
内訳は以下の通りです。
飛行機代往復 | 7〜10万円 |
ホテル代 2泊分 | 1.5〜4.5万円 |
食費 | 3〜4万円 |
マレーシア留学 4週間の場合
マレーシア留学は他の国と比較すると留学費用が安いと言われています。物価も安いことから安く留学したい人には必見です。
マレーシア留学4週間の費用総額は25万円前後。内訳は以下の通りです。
航空券往復 | 5〜10万円 |
保険 | 約1.5万円 |
ビザ | 0円 ※パスポートの残存期間が6ヶ月以上、 なおかつ滞在期間90日以下なら不要 |
語学学校の費用 | 約10万円 |
滞在費(宿泊費) | 約5万円 |
生活費 | 約4.5万円 |
合計 | 約25万円 |
安く行ける留学先として同じく挙げられるフィリピンよりも安い場合も!できるだけ費用を安く済ませたい方にはもってこいの留学先と言えるでしょう。
マレーシア留学 3ヶ月の場合
続いてマレーシア留学3ヶ月の費用総額は約55万円!内訳は以下の通りです。
航空券往復 | 5〜10万円 |
保険 | 約4.5万円 |
ビザ | 0円 ※パスポートの残存期間が6ヶ月以上、 なおかつ滞在期間90日以下なら不要 |
語学学校の費用 | 約23.5万円 |
滞在費(宿泊費) | 約11万円 |
生活費 | 約10.5万円 |
合計 | 約55万円 |
期間が長くなる分費用も高くはなってしまいますが、生活費などは工夫して減らせるため、さらに安くすることも可能です。
マレーシア滞在で費用を節約する3つのコツ
ここまで、マレーシアの物価やマレーシアへの旅行・留学の際の費用についてご紹介しました。マレーシアの物価は日本の3分の1と言われていますが、高くつくものもあることがわかったと思います。
ここでは、マレーシアに滞在する際に費用を節約するコツをご紹介します!
①ローカルフードに挑戦してみる
ここまでご紹介したように、マレーシアでは食事をどこでするかによって費用が大きく異なります。レストランでは日本とあまり料金が変わらないこともありますが、ローカルフードであれば、1食100円〜300円程度で食事をすることができます。
そのため、滞在期間の費用をできるだけ節約したい方や、観光など他でお金を使いたい方は、まず食費を工夫するのがおすすめです。屋台などではマレーシアの地元の方も積極的に利用しているので、ローカルな雰囲気も楽しめて一石二鳥!
マレーシア滞在中はぜひローカルフードにチャレンジして、お得に楽しみましょう。
②タクシー利用はGrabを用いる
マレーシアではタクシー利用が初乗り運賃100円程度と非常にお得です。しかし、乗るタクシーを間違えるとぼったくりに遭うことも。
マレーシアでタクシーのぼったくりに合わないためにも、タクシー移動の際はタクシー配車アプリの「Grab」を利用するようにしましょう。事前に行き先を設定でき、料金も決まっているため、ぼったくりの心配はなく安全に利用することができます。
空港からの移動やホテル・ショッピングモールからの移動の際も、停まっているタクシーではなくGrabを利用してタクシーを呼ぶようにしましょう。
③学割を利用する
学校に通う場合は、学割を利用しましょう!マレーシアでは、留学生であっても学割が適応されます。
特に、移動で公共交通機関を使う場合は、学生用のICカード「Touch n go」を作ることで学割が適用され、お得に利用することができます。
学割は、観光地やレストランでも使える場合も!滞在期間が長くなる留学生は、楽しみながら少しでもお得に過ごすべく、逐一学割についてチェックすることがおすすめです。
マレーシアの物価【まとめ】
今回の記事では、マレーシアの物価についてご紹介しました!いかがでしたでしょうか?
マレーシアの物価は、日本の3分の1程度と言われていますが、日本製のものやアルコール類、通信費などは割高です。マレーシアに行かれる際はこれらを加味して、予算は多めに見積もっておくことが重要です。
お金をかけるところをしっかり見定めて、ぜひマレーシアでの滞在を楽しんでくださいね!
マレーシア留学に少しでも興味がある人は、マレーシア留学ができるU-GAKUのオンラインカウンセリングを受けることをおすすめします。
また、マレーシア留学で海外留学をする前に、英語力を向上させておくことは非常に重要です。
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