留学したい人
「人生を変えるきっかけが欲しいけど、英語力がないから不安・・・」
こんな悩みに答えます。
結論から言うと、不登校を経験した方の留学は超おすすめです!!
なぜならば、留学をすることで視野が広がり、自分に自信が持てるきっかけになるからです。
この記事では、不登校を経験したことのある方へ留学を勧める理由を紹介します。留学を考える上で家族が注意すべき点も紹介するので、ぜひ最後まで読んでみてください。
不登校の子を持つ親が、留学を勧めてもいい?
不登校経験者が海外留学をするメリット
実は近年人気が出ている留学では、不登校の中学生でチャレンジしている方が非常に多いです。
実際に、私が留学していた時にも不登校を経験したことのある方がいました。
私の留学時に聞いた話も含めて、以下のメリットを紹介します!
視野を広げることができる
不登校になった方が海外留学を決意するには相当な覚悟が必要です。
自分を変えたい、人生を変えたいと考える方もいるでしょう。そうした時、住む場所を変えることで人生を変えることも可能です。会う人と住む場所を変えれば人生は変わるともいわれています。そのためには、海外留学はもっともベストな選択となるのではないでしょうか。
不登校だと自宅に引きこもりっぱなしということも多く、自分の視野を狭くしてしまってしまったり、オーバーに物事を考えてしまう傾向があります。
海外に留学することで、日本とは違った刺激を受けることも大切です。
日本とは異なる考え方の方がたくさんいたり、人生を変えるきっかけになる人に出会えるかもしれません。
さらに、異文化に触れることで視野もどんどん広がっていきます。これは大きなメリットの一つと言えるでしょう。
自主性を身につけることができる
日本人の傾向として、消極的で自主性がないと言われる事があります。
実際に海外で生活をしていると、日本人と比べて海外の方は思ったことをズバッとストレートに口にすることが多いです。
周りに流されやすい日本人の一人である私も、外国人の友人に「なぜ自分の意見を言わないの?」と聞かれたことがあります。
留学をすることによって、自主性の高い生徒と一緒に生活をすることになるので、身につける事ができます。
自分に自信が持てる
「留学を決めて一人で海外へ飛びったった!」ということだけでも、大きな自信につながります。
異国の環境下で、自分の力で生活することは簡単な決断と行動力ではありません。
卒業時には、自分は留学もできたし大丈夫だと強く思える方が多いです。
更に、海外で学ぶことで語学力も身につきます。
英語圏の国に留学すれば英語力が必然的に向上し、日本ではなかなか学ぶことができない本場の英語をマスターすることができるでしょう。
これも結果的に、異国の友人と会話ができたという自信に繋がります。
規則正しい生活をする事ができる
留学をすることによって、学校のスケジュールに合わせて行動しなくてはならなくなります。
不登校の方は、1日中部屋の中で生活をしていることが多いため、1日のスケジュール管理をする機会が少ない傾向にあります。中には昼夜逆転生活になってしまう方も少なくありません。
特にフィリピンなど全寮制の語学学校だと、起床や食事の時間も決まっているため、規則正しい生活をすることになります。
それによって、自分の1日のタスク管理やスケジュール管理をする力を身につけることができます。
不登校経験者が海外留学をするデメリット
不登校留学のメリットとデメリットについて前述しましたが、ここでは不登校留学における注意点についてお伝えします。
注意点も知っておくことで、後悔のない留学生活を送る事ができます。
留学は費用がかかる
海外留学ならではのデメリットです。
これは不登校の方が留学するケースに限った話ではなく、普通に登校している子供が留学する際にも多額の費用がかかります。
このコスト的な部分を解決することができず、結局留学を諦めてしまうというケースは決して少なくありません。
留学先や期間、利用するエージェントなどによってもかかる費用が変わるため、ある程度予算を決めて留学することが大切です。
異国の環境がストレスになることもある
不登校の方が人生や自分を変えるために海外へ留学するというのは、簡単なことではありません。
日本で周りの人とコミュニケーションを取ることができなかった人が、言葉も通じない異国で周りの人とスムーズにコミュニケーションをとることは難しいです。
海外留学したことが逆にストレスになってしまうことも可能性としては考えられます。
もちろん、反対に環境を変えることで気持ちが解放され、心機一転できた!これまでの自分と変えるきっかけになった!という方は大勢います。
しかし日本と同じように周りと打ち解けることができず、結局すぐに日本へ戻ることになった、という方もいます。
家族ともしっかり話し合い、自分の意思でしっかりと覚悟を持って留学を決断することが大切です。
語学力の低さ
英語がまったく話せないのに海外留学してしまい、結局挫折するというケースもあります。
海外にさえ行けば何とかなると考える方もいますが、これは大きな間違いです。
多少の英語を勉強してから留学をしないと、コミュニケーションがとれずすぐにリタイアしてしまうこともありえます。
そのため、まずは中学生レベルの語彙力や、文法の基本的な知識は復習しておくべきでしょう。
食事に慣れない
日本と海外では食文化も異なります。そのため、海外の食事が口に合わないということも十分考えられます。
海外にも日本食レストランなどはありますが、少し日本と味が異なるケースも多いです。
更に毎日外食だと栄養も偏ってしまい、何よりお金がかかります。
全寮制の学校では食事がついてくる場合が多いですが、自分で用意しなければならない場合は、お金のマネジメントも必要です。
また好き嫌いが多い人は、今から少しずつでも克服しておくことがおすすめです!
不登校の子を持つ親が、留学を勧めてもいい?
おそらく、留学を考える大部分は不登校になっている本人ではなく、ご家族のかただと思います。
正直、「不登校者の留学が成功するかどうか?」は留学生本人によるところが大きいです。
しかし、上記でお伝えしたとおり、留学は人生観を変える事ができるきっかけになる絶好の機会です。
留学を不登校のお子さんへ勧める際の注意点をお伝えします。
家族からの過度な期待をしない!
「留学によって子供は生まれ変わったように考え方が変わる!」という風に過度な期待をかけてしまう方もいますが、実際にそれはよくありません。
なぜならば、不登校や引きこもりとなってしまう方は、感受性が豊かでありプレッシャーになってしまいます。
そのため親からの期待が逆効果となってしまうケースも珍しくありません。
留学中は、間違いなく普通に生活するだけでも精神的にも体力的にも大きな負担となっています。
ご家族は「何か1つだけで良いので留学中に見つけてくれたら嬉しい・・」くらいの気持ちを持って、過度に期待をせず留学に送り出す事が大切です。
費用について口に出さない!
多くのご家族のかたが気になる留学費用も、なるべく口に出さないほうがいいです。
不登校や引きこもりの方の留学は、実際にサポートする側の負担も大きくなるため、そもそも取り扱い不可となっていたり、高額なものになっていることもあります。
そのため高額な費用を目の当たりにし、留学計画中に口をはさみたくなってしまう気持ちも分かりますが、これから10~20年もの間、社会に出られなくなったり、家から出られなくなったりしてしまうよりは絶対に安く済みます。
たったそれだけのことで、状況がドンドンと変化していくはずです。
人生を変えたいと思っている我が子を遠目から見守る事が大切です。
まとめ
今回の記事では、不登校の方が海外留学することで押さえておくべきメリット・デメリットや、不登校の子を持つ親が留学への期待しても良いかを紹介しました!
海外に飛び出すことで、新しい自分に気付いて人生観がかわるきっかけを持つ事ができるでしょう。
ただし、極端に海外留学に期待しすぎるのは要注意です。
海外に行きさえすればどうにかなると考えて留学するのではなく、目的や目標をしっかりともつことが大切です。些細なことでも構いません。
是非ご家族と慎重にじっくりと検討し、海外留学に挑戦してみましょう。
是非その国の文化や暮らし、人柄などから沢山の価値観を吸収し、人生が変わったきっかけを作っていただける人が1人でも増えたら嬉しいです!
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