フィリピンの給料は?フィリピンの平均月収をご紹介

フィリピンの給料は?平均月収をご紹介

この記事を書いた人
野口 和輝
U-GAKU(ユーガク)代表

国内留学を創業したU-GAKU(ユーガク)の代表。過去のオーストラリア留学、フィリピン留学、7カ国15都市の海外渡航歴、過去の留学参加者の声などを踏まえ相談会のカウンセラーとして日々、最高の留学体験を提供するため奮闘中です! 2013年よりフィリピン留学の代理店を運営、フィリピンへの渡航歴は20回以上、今もフィリピンへ年2〜3回の渡航はもちろん沖縄北谷、ニセコへ行き常に最新情報をお届けしています。


 

留学したい人

フィリピンで働いてみたい!
フィリピン移住が夢です!
でも給料や平均月収ってやっぱり日本よりもかなり安いのかな?

こんな悩みに答えます。

結論から言うと、フィリピンの給与は日本の約10分の1と言われていますが、物価も日本よりかなり安いので、フィリピンで生活していくことを考えると妥当な月収だと言えます。

この記事では、フィリピンでの給与事情や、日本人がフィリピンで働く方法などを紹介していくので、今後フィリピンに移住を考えている方やフィリピンで仕事を探そうと考えている方は最後まで読み進めてください。

この記事の内容
フィリピンの平均給与
フィリピンで高収入な職業
日本人がフィリピンで働くには?

フィリピンの給料は?平均月収をご紹介

実際にフィリピンで働くとなった時に気になるのが平均給与ですよね。
ここでは、フィリピンの平均年収、平均月収について解説します!

国家統計局国際労働機関(ILO)によると、フィリピンの平均年収は約48万円(約23万ペソ)です。月収で、約4万円ほどです。

一方、令和2年分民間給与実態統計調査によると日本平均年収は433万円です。
つまり、フィリピンの給料は日本の約10分の1ということになります。

日本の給料に比べるとかなり安いことがわかりますね。

日本に住んでいる人からすれば、「そんなに安くて大丈夫なの?!」と驚いてしまうかもしれません。確かにフィリピンで働くと低収入ではありますが、フィリピンで生活すると考えると妥当な収入です。

なぜなら、フィリピンは物価が非常に安く、日本のおよそ5分の1〜3分の1ほどだからです。

現地の屋台などを利用すると一食100円〜300円に抑えることも可能。
他の国と比べても、生活費をかなり安く済ませることができます。

物価について詳しく知りたい方はこちらの記事も合わせてお読みください。
フィリピンの物価は日本よりも格安!?日本人にとって安いものとそうでないもの

日本とフィリピンの平均給与は約10倍の差がありますが、同時に物価も大きい差があるため、平均収入以上であればフィリピンでの生活は心配ないでしょう。

都市別の収入差

フィリピンにはいくつかの都市がありますが、都市によって収入の差があります。
まず、都市別の平均日給ランキングを見ていきましょう。

1位 マニラ:500ペソ(約1275円)
2位 ブラカン:400ペソ(約1020円)
3位 セブ:366ペソ(約933円)
※2024年1月現在のレート

ここでは、上記の上位3都市の平均月収とその特徴をご紹介します!

マニラ

フィリピンの首都のマニラの平均日給は500ペソ(約1200円)。月収に換算すると15000ペソ(37000円)です。首都であるため経済が一番成長しており、フィリピンの中では最も給料が高い都市となっています。

平均月収よりは若干低いですが、十分に生活できる収入です。
マニラでは家賃補助付きや食事付きの仕事もあるため、給料だけではその仕事の良し悪しを判断できないこともあります。

マニラには中心地ということもあり外資系の企業も多く集まっており、地方よりも良い待遇を受けながら働ける可能性があります。

ブラカン

ブラカン州の平均日給は400ペソ(約1000円)。月収では12000ペソ(約30000円)です。

フィリピンは農村部など、中心地から遠い田舎の地方になると仕事が少ないため、主要な都市に出向かなければ収入の高い仕事に就くことはもちろん、お金を稼ぐのも難しいです。

ブラカンはマニラのように主要な仕事が多くある都市であり、外食産業や製造業など広くさまざまな仕事があります。
また、ブラカンは首都であるマニラと比べると地価が安いため、収入は若干低いものの、生活しやすい都市だと言えます。

セブ

観光地、そして留学先としても人気のセブ島。セブ島での暮らしに憧れ、移住を検討している方も多いのではないでしょうか。
セブ島の平均日給は366ペソ(約900円)。月収では10980ペソ(約27000円)です。

セブ島はIT関連やコールセンターなどの企業のアウトソーシングの中心地であるため、それらの外資系企業の求職が多いのが特徴です。

セブ島の中でも地域によって収入格差があり、島の外側の地域よりも、中心地であるセブ市の方が高い収入を得ることができます。仕事によっては首都マニラの収入と同じくらい稼ぐことができるかもしれません。

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フィリピンの職業別収入

フィリピンでは、どのような職種が高収入なのでしょうか?
職業別の平均月収を見てみましょう。

エンジニア75,000円
コールセンター47,000円
教授30,000円
看護師27000円
バスの運転手8,000円
ホテルの受付8,000円

フィリピンでは、エンジニアなどのIT系の職種は高収入で人気が高いです。
また、教授などの教育機関の職種やコールセンター、看護師はフィリピンでは有名な職業です。
他にも、パイロット、公認会計士や医者も高収入であるようです。

一方バスの運転手、ホテルの受付などは低賃金であり、フィリピン全体の平均月収を大きく下回っています。

高収入な職種はしっかりとした教育を受けなければならないものが多く、誰でもなれるものではありません。
高収入でもフィリピン全体の平均月収に届かないものも多いため、フィリピン人は海外へ出稼ぎにいくケースが多いようです。

日本人がフィリピンで働くには

フィリピンで働いてみたいと考える方は、実際どのように働けるのか、気になりますよね。
ここでは、日本人がフィリピンで働く方法を3つご紹介します。

<日本人がフィリピンで働く方法>
①現地採用
②駐在員
③リモート

それぞれ詳しく見ていきましょう!

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①現地採用で就職をする

フィリピンで働きたいという人は、まず現地の企業に就職する方法があります。
現地採用は日本で働く場合よりももちろん給料は安くなりますが、フィリピンで生活する分には十分の給料をもらえるでしょう。

<フィリピンの現地採用でメインの職種>
・IT系
・不動産
・金融
・観光
・コールセンター

日系の企業であれば多少英語ができなくても大丈夫かもしれませんが、基本的にコミュニケーションが取れるほどの英語力が必要となります。

そのため、事前に英語力を磨いておくと良いでしょう。英語力がある方がさらに高収入の仕事を狙うことができるかもしれません。フィリピンには日系の語学学校もあるため、そこで教師として勤めるのも良いですね。

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②駐在員として派遣される

就職にこだわらずフィリピンで働けるならいいという人には、駐在員として派遣される方法もあります。

駐在員であれば、日本基準の給与のまま、現地で働くことができるため、給料に悩むことはありませんね。海外赴任手当や補助なども受けることができます。

もちろん現地で働く、生活するとなれば英語力は必要です。

自分の意志で働く場所を決められる現地採用とは違い、駐在員は派遣先を選ぶことができません。そのため、どこでも過ごせるように事前準備をしっかりしておくと良いでしょう。海外派遣されやすい職種を選び、前々からフィリピン駐在の希望を伝えておくことで、フィリピンで働くことができるかもしれません。

収入を下げずに現地で働きたいという方には、駐在員になることをおすすめします。

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③リモートで働く

日本の企業に勤めながら、フィリピンで働く方法があります。今の時代、働き方としてリモートを採用している企業は多いです。リモートで仕事ができれば、どこにいても働くことができますよね。

つまり、フルリモートが可能な企業に就職することで、フィリピンで生活しながら仕事をすることができるということです。フィリピンにはノマドワーカーも多くおり、Wi-Fiのあるカフェやホテルも充実しているため、安心してリモートワークができるでしょう。

フィリピンで働きたい思いがあり、ノマドワーカーに憧れのある方にはおすすめの働き方です。

まとめ

今回は、フィリピンの給料事情についてご紹介しました。いかがでしたでしょうか?

フィリピンは日本と比べると給料は安いですが、同時に物価もとても安いので、日本からの移住や就職を考えている方にはおすすめです。

フィリピンといえば、留学先として有名ですよね。留学プログラム「U-GAKU」は、これまでの国内留学に加え、海外留学のプログラムをスタートしました。新たな留学先はフィリピンとカナダです。

海外留学は不安という方には、国内留学もオススメ!

U-GAKUは、北海道のニセコ町と沖縄県の北谷町で国内留学を開催しています。

この記事を書いた人
野口 和輝
U-GAKU(ユーガク)代表

国内留学を創業したU-GAKU(ユーガク)の代表。過去のオーストラリア留学、フィリピン留学、7カ国15都市の海外渡航歴、過去の留学参加者の声などを踏まえ相談会のカウンセラーとして日々、最高の留学体験を提供するため奮闘中です! 2013年よりフィリピン留学の代理店を運営、フィリピンへの渡航歴は20回以上、今もフィリピンへ年2〜3回の渡航はもちろん沖縄北谷、ニセコへ行き常に最新情報をお届けしています。