日本人は騙されやすい?!フィリピンの詐欺事情

この記事を書いた人
野口 和輝
U-GAKU(ユーガク)代表

2013年よりセブ島の語学学校の日本総代理店として活動し、フィリピン留学ホームステイ実績No.1を達成。その後、直営語学学校「U-GAKU(ユーガク)」を立ち上げ、国内留学を創業。 オーストラリア・フィリピンでの自身の留学経験や10カ国15都市の海外経験、650件以上の留学相談実績をもとに、「人生を変える留学」を提案しています。年2〜3回はセブ島、沖縄、ニセコを訪れ、現場情報をアップデートしながら個別サポートを実施。 NPO留学協会正会員として、正確で信頼性の高い情報監修にも取り組んでいます。


 

留学したい人

フィリピン留学って詐欺に合わないの?!
どんな被害のリスクがあるか心配
詐欺に遭わないために気を付けることは?

こんな悩みに答えます!

結論から言うと、フィリピンに限らず海外に行くとリスクはつきものです。

ただどんな危険があるのかや気を付けるべきことを事前に学んでおくことで、安心して留学生活を送ることができます!

この記事では、フィリピン留学においてどんな危険があるのかや対処方法を紹介していくので、留学中に詐欺から身を守る方法を知りたい方は、最後まで読み進めてください。

この記事の内容
フィリピンの治安について
気を付けるべきフィリピンの詐欺
留学中に詐欺に合わないためには?!

フィリピンで詐偽に遭う?!治安について

多くの人が「留学」というワードを耳にすると、アメリカやカナダ、オーストラリアなどへの留学をイメージするかもしれませんが、今大注目されているのがフィリピン留学!!

フィリピン留学は何といっても、欧米への留学と比べたときに格安で行けるのが大きなメリットになります。また、ほとんどの学校でマンツーマン授業を取り入れているため英語初心者〜中級者にとてもオススメです!一方で…

「でもフィリピンって危ないイメージが…」
「フィリピンの治安はどうなんだろう??」

このような不安もあるかと思います。そこでまずは、フィリピンの治安について書いていきます。

フィリピンは、20年ほど前は都市部でもドラッグや麻薬関連の事件が多く報道されていたこともあり、多くの日本人は治安が悪いイメージをもっているかもしれません。しかし、ここ最近は改善されてきています。

特に、2016年(〜2022年)にドゥテルテ大統領が就任してからは、政府の治安対策が一層強化され、麻薬の取締りも厳しくなりました。ただ、全てのエリアが安全とはいえず、トラブルに遭う可能性もあるため、気をつけなければいけません。

最も多い犯罪はスリや置き引きです。例えば、日本ではポケットに貴重品を入れていたり、お店で席を取るために荷物を置いておいても問題ありません。しかし、フィリピンで同じようにしているとスリや置き引きの格好の的になります。

また、道を歩くときもバッグやスマートフォンをひったくられるので、スマートフォンを見ながら歩くということはせずに十分に警戒することが必要です。バックも必ず自分の前に抱えるようにして持ち歩きましょう。

タクシーなどでのぼったくりの被害に遭う日本人も少なくありません。例えば、空港に着いたばかりの日本人に対して高額な料金を提示するなどしてくるので、注意が必要です。

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フィリピンでよくある!!トランプ詐欺に気をつけろ!

日本や他の国ではあまり聞きませんが、東南アジアやフィリピンではトランプ詐欺という詐欺が有名で、気をつけなければいけません。

トランプ詐欺とは、トランプゲームに誘い、最初はわざと勝たせて、後から負けたときに多額のお金を請求する詐欺のことです。
トランプ賭博では、もし現金を持っていない場合、ATMに連れて行かれクレジットカードのキャッシング払いを強要されます。

トランプ詐欺では主に現金、クレジットカード、スマートフォンが狙われます。iPhoneは現地の平均月収の数倍価格で換金されるため、狙われやすいです。

トランプ詐欺の手口としては、片言の日本語を話せるフィリピン人が、日本好きをアピールして近づいてきて、ショッピングモールやカフェ、道端、レストランなどで距離を縮めてきます。

特に、留学生を含む日本人観光客は狙われやすいです。そして、仲良くなり自宅に誘ってきます自宅と称する場所に着いたら温かく迎え入れられ、食事を振る舞われます。

その後、トランプ遊びに誘われ、トランプ賭博をせざる得ない状況に持っていき、初めのうちは少額で賭けてわざと勝たせて、段々と大金が賭けられ、最後に嵌められて大金を支払う羽目になります。

詐欺に遭っても、警察に訴えることも難しいです。フィリピンは賭博が法律で禁じられているため、自身も罪に問われ捕まる可能性があるからです。また、フィリピンでは警察も関与していることがあるので危険です。

もし、トランプ詐欺に遭い途中で気づいても銃社会であるため、逃げようとすれば危険な目に遭うかもしれません。詐欺に遭ってからでは遅いので、未然に防ぐ自己防衛が大切になってきます。

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気をつけるべきその他の詐欺について

ここでは、トランプ詐欺の他に、日本人が被害に遭いやすい詐欺について以下の3つを紹介していきます。

①寸借詐欺
②結婚詐欺
③フィッシング詐欺

詳しく見ていきましょう!

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①寸借詐欺

「寸借詐欺」とは、「財布を盗まれた」とか「カバンを切られてお金も携帯電話も盗まれた」とかと嘘を付いて、お金をせびってくる詐欺です。

日本人は優しくお金をくれるという印象が外国人の間で根付いているため、日本人をターゲットにしているとのことです。基本的にすべてのケースにおいて毅然とした態度ではっきりと断りましょう。

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②結婚詐欺

フィリピンは国際結婚詐欺が多く、交際する相手はきちんと見極めなければ被害に遭う可能性があります。

フィリピンでは、主にナイトクラブやネットで知り合い交際にいたるということが多く、よく知らない相手と距離が急激に縮み交際から結婚に発展することがたびたびあります。

なんと被害者の8割は男性です。フィリピン人女性が日本人男性を騙す理由は大きく分けて二つ。「日本に入国するためのビザの取得」と「お金」です。日本で働きたいフィリピン人女性は、 ビザの取得を目的に結婚を持ちかけることが多いです。

日本では結婚相談所が利用されているものの、フィリピンでは国際結婚の仲介は違法とされています。 しかし、フィリピンでは日本人との結婚を希望するフィリピン人が多いことから、このような違法の業者が現地に存在します。

信用できるかをしっかり見極める必要があります。

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③フィッシング詐欺

フィッシング詐欺とは、インターネットの利用者に対して、悪用者が金品を得るためにクレジットカード情報や銀行口座情報を騙し取る手口の犯罪です。手口は非常に巧妙なため、気がづかずに被害に遭ってしまうケースも少なくありません。

フィリピンでも、国内の大手の商業銀行に口座を持つ人々から、フィッシング詐欺などでパスワードを盗まれ、口座から不正に送金されたと訴えている問題が発生しています。

また、フィリピンに入国するには、「ONE HEALTH PASS」への登録が必要ですが、フィッシング詐欺と思われるサイトが存在するので、注意が必要です。フィッシング詐欺サイトは、フィリピン検疫局の真正なサイトと思わせて、クレジットカード情報を入力させます。

「ONE HEALTH PASS」を登録するためのフィリピン検疫局の真正なサイトからの登録では、クレジットカードの情報の入力を促す案内はありません。そのため、「ONE HEALTH PASS」での登録の際、クレジットカード情報を入力する指示があった場合には、絶対に登録しないようにしましょう。

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詐欺被害に遭わないための対策法

フィリピンは日本と比べて治安は悪く、詐欺被害にも遭いやすいですが、「治安が悪い」といった理由だけで留学を諦めてしまうのは非常にもったいないです。

どういった手口で狙われ、どのような被害に遭うリスクがあるか知っておくだけでも、被害に遭うリスクは防げます。
フィリピンでは以下のところに気を付け、犯罪に巻き込まれないために対策しましょう!

  • 治安の悪い場所には1人で行かない
  • 夜1人での外出は極力控える
  • 華美な格好はせず、高価な物を身に着けない
  • 現金や貴重品は最低限だけ持ち歩くようにする
  • 知らない人にはついて行かない

それぞれ、詳しく見ていきましょう!

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治安の悪い場所には1人で行かない

留学で有名なセブ島で最も事件に遭遇しやすいのがセブシティです。

そのセブシティの中でもマンゴーストリートやセブシティの下町であるコロンストリートは治安が悪いと言われています。夜は特に危険なので、興味本位で近づかないようにしましょう。

スラムやこういった危険なエリアに行く際は、細心の注意を払い、現地に詳しい人と複数人で一緒に行くようにしましょう。

夜1人での外出は極力控える

日本人が夜1人で歩くのは大変危険です。夜は早めに寮などに帰り、あまり出歩かないようにしましょう。

華美な格好はせず、高価な物を身に着けない

海外旅行をしている日本人に多いのが、ブランド物のバッグやお財布などを持ち歩いている方です。外国では、高価な物を身に付けている=お金持ちという考えがあるため、狙われます。

会計の際もお金を出すタイミングを見ている犯罪もいますので、フィリピンでは、ノーブランドや華美でない物を身につけることが望ましいです。

また、露出度の高い服装や、派手な格好は良くも悪くも目立ち、犯罪者たちに目をつけられやすいので、派手な服装は避けるべきでしょう。

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現金や貴重品は最低限だけ持ち歩くようにする

万が一の事を考えて、狙われた時のことも考えて、外出時は最低限のものだけを持ち歩くようにしましょう。

また、貴重品はいくつかに分けて持っておくことも重要です。

道を歩くときも警戒する

常に狙われているかもしれないと、警戒をして歩きましょう。歩きスマホなどは絶対してはいけません。

知らない人についていかない

どんなに親切で優しい人でも、知らない人には安易について行かないようにしましょう。詐欺グループは、小さい子供や年配の方の場合もあり、老若男女を問いません。

日本のことを知りたい、簡単な日本語がわかるなどと言って親近感を抱かせてきますが、彼らは詐欺にかけるプロ集団です。そのことを忘れないよう注意してください。

「日本とは違う」という意識を忘れずに、これらのことに注意しておいて下さい!

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フィリピン留学での注意点(まとめ)

今回は、フィリピン留学の詐欺被害における注意点について紹介しました。いかがでしたでしょうか?
ここまで読むと、フィリピンの詐欺被害について注意すべきことが分かったかと思います。

現地に到着してからの注意点に気を付けることはもちろんですが、フィリピン留学をより最高にするためにも、留学前に出来ることはしっかり確認しておいてくださいね!

 

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この記事を書いた人
野口 和輝
U-GAKU(ユーガク)代表

2013年よりセブ島の語学学校の日本総代理店として活動し、フィリピン留学ホームステイ実績No.1を達成。その後、直営語学学校「U-GAKU(ユーガク)」を立ち上げ、国内留学を創業。 オーストラリア・フィリピンでの自身の留学経験や10カ国15都市の海外経験、650件以上の留学相談実績をもとに、「人生を変える留学」を提案しています。年2〜3回はセブ島、沖縄、ニセコを訪れ、現場情報をアップデートしながら個別サポートを実施。 NPO留学協会正会員として、正確で信頼性の高い情報監修にも取り組んでいます。