留学したい人
「フィリピン移住にかかる費用は?手続きは?治安は?」
こんな悩みに答えます。
結論から言うと、フィリピンは比較的物価が安く、英語が通じやすいため、初めての海外移住にも向いている国のひとつです。温暖な気候やフレンドリーな国民性など、暮らしやすさを感じる要素も多くあります。
この記事では、フィリピン移住を検討している方に向けて、実際の生活環境やビザの種類、かかる費用や都市選びのポイントまで、知っておきたい情報を詳しくご紹介します。少しでもフィリピンへの移住に興味がある方は、ぜひ最後まで読んでみてください!
フィリピンに移住するならここ!人気の都市とその特徴を紹介
フィリピン移住に必要なビザの種類と取得方法
フィリピン移住後の生活費と暮らしのリアル!
まとめ
フィリピン移住のメリットと気になる注意点
英語が通じるから暮らしやすい
フィリピンの大きな特徴のひとつは、英語が広く使われていること。
公用語が「フィリピン語(タガログ語)」と「英語」なので、ショッピングやレストラン、役所など日常生活のあらゆる場面で英語が通じやすく、海外移住が初めての方でも安心です。
特に都市部では英語対応の病院や銀行も多く、日本語よりは英語に慣れておいたほうが何かとスムーズに暮らせます。
物価が安く、生活費を抑えられる
フィリピンは日本と比べて全体的に物価が安く、家賃や食費、交通費など、日々の生活コストをかなり抑えることができます。
例えば、ローカルの食堂では1食200円前後、家賃も都市部を除けば月2〜4万円台で探すことが可能。もちろん生活スタイルやエリアによって変わりますが、「月10万円以下で生活している」という移住者の声も珍しくありません。
「節約しながら海外生活を楽しみたい」という方にとって、フィリピンは現実的な選択肢です。
温暖な気候で過ごしやすい毎日
フィリピンは年間を通して暖かい気候が続きます。特に乾季(11〜5月)はカラッとしていて過ごしやすく、気温も平均25〜30℃前後と安定。
寒い冬が苦手な人や、常夏のゆったりとした暮らしを求める人にはぴったりです。
ただし、6月〜10月は雨が多くなる雨季にあたるため、この時期は湿気や台風などの気象条件に注意が必要です。
医療や治安はエリアによって注意が必要
都市部には設備の整った私立病院もありますが、地方では医療体制に不安が残るケースもあります。移住するエリアを選ぶ際は、近隣にどんな医療施設があるかを確認しておくと安心です。
また、フィリピン全体としてはフレンドリーな国民性ですが、スリや詐欺といった軽犯罪は一部地域で発生しています。特に観光地や人混みでは、スマホや財布の管理に気をつけましょう。
移住前に知っておきたいフィリピンの文化・習慣
フィリピンでは「フィリピンタイム」と呼ばれる、時間に少しルーズな文化があるなど、日本とは違った価値観や習慣が根付いています。
また、家族を大切にする文化や、人との距離が近いフレンドリーな国民性も特徴です。最初は戸惑うこともあるかもしれませんが、そういった文化を知っておくことで、よりスムーズに現地での生活に馴染むことができますよ。
フィリピンに移住するならここ!人気の都市とその特徴を紹介
フィリピンには多くの魅力的な都市がありますが、移住者に人気が高いのは主に3つのエリアです。それぞれの街には異なる雰囲気や利便性があり、自分のライフスタイルに合わせて選べるのがポイントです。
セブ|都市機能とリゾートが両立
セブは、語学留学やリゾート観光でも有名な場所。ですが実は、長期滞在や移住にもかなり向いている都市なんです。
生活インフラは整っており、大型ショッピングモール(SMモールやアヤラモールなど)や病院、レストランも充実。生活に必要なものは基本的に揃いますし、日本食レストランや韓国系スーパーもあるので、食生活の不安も少なめ。
しかも、少し郊外へ足を伸ばせば、美しいビーチや自然がすぐそばに。オンとオフの切り替えがしやすく、「仕事もしながら、休日はリゾート気分でのんびり過ごしたい」という方にぴったりです。
加えて、日本人が多く住んでいることも安心ポイント。現地情報も入りやすく、コミュニティも見つけやすいのが魅力です。
マニラ|とにかく便利!首都ならではの安心感
フィリピンの首都・マニラは、言わずと知れたフィリピン最大の都市。ビジネス街や商業施設が集まり、フィリピンで最も発展しているエリアです。
交通渋滞は悩みのタネですが、それを補って余りあるほどの便利さがあるのも事実。外資系企業の本社や日本企業も多く、現地採用や駐在の仕事も見つけやすいです。
また、医療面や教育面もトップクラスで、私立病院や国際学校も多く、家族での移住を考えている人にも人気があります。
「都会の利便性は手放せない」「ビジネスチャンスも狙いたい」という人には、マニラが第一候補になるでしょう。
ダバオ|自然も人も穏やか。暮らしやすさ重視の人に
「のんびり静かに暮らしたい」という人にぴったりなのが、ミンダナオ島のダバオ。フィリピン国内でもトップクラスの治安の良さで知られ、クリーンで過ごしやすい都市です。
都市としては中規模ですが、生活に必要な施設はしっかり整っていて、物価も他の都市より安め。家賃や食費を抑えたい人にはうれしいポイントです。
また、自然も豊かで、山やビーチに囲まれた環境は、心身ともにリラックスできるはず。リタイア後の移住や、スローライフを望む方にも人気があります。
ちなみに、ダバオ市はかつての大統領が長く市長を務めていたことでも有名で、行政サービスのレベルが高いとも言われています。
フィリピン移住に必要なビザの種類と取得方法
フィリピンに長期間滞在するには、ビザの取得が必須です。とはいえ、「ビザって種類がいろいろあって難しそう…」と感じる方も多いはず。ここでは、移住に向いている代表的なビザの種類や、取得の流れ、気をつけたいポイントについてわかりやすく解説します。
1. 観光ビザ(Tourist Visa)|まずはお試し滞在に
フィリピンの観光ビザは、最長で36ヶ月(約3年)まで延長可能という、かなり珍しい仕組みになっています。
最初は30日間のビザなし滞在が可能で、その後イミグレーションで延長手続きをすれば、1~2ヶ月ごとの延長ができます。長期移住を決める前に、現地の生活を体験してみたいという人にぴったり。
ただし、延長するたびに手数料がかかるので、長期になればなるほどコストがかさむ点には注意が必要です。
2. リタイアメントビザ(SRRV)|定年後の移住に人気
退職者向けの特別居住ビザ(SRRV:Special Resident Retiree’s Visa)は、50歳以上であれば誰でも取得できる可能性のある、移住に最適なビザです。
【主な条件】
- 35歳以上:一定の年齢と預託金が必要(20,000~50,000USD程度)
- 年金受給者:受給証明と預金証明などが必要
一度取得すれば、滞在期間の制限なし・出入国も自由という大きなメリットがあります。家族も同伴できるので、夫婦での移住にもおすすめです。
ちなみに、現地で医療保険の加入が必要になる場合があるので、事前に条件をしっかり確認しましょう。
3. 就労ビザ(9G)|フィリピンで働くならこれ!
フィリピンで現地就職したり、企業に勤めたい人は「9Gビザ(就労ビザ)」が必要です。
このビザは基本的に雇用主(会社)を通じて申請されるため、個人で取得するのはほぼ不可能。すでに内定が決まっている、または現地での職探しをしている人向けです。
就労ビザの取得には、雇用契約書・健康診断・警察証明書など、一定の書類提出が求められます。また、フィリピン国内でのビザ変更にはやや時間がかかることもあるので、余裕をもって準備しておきましょう。
4. 永住ビザ(13A)|フィリピン人配偶者がいる方へ
もしフィリピン人と結婚している場合、13Aビザ(配偶者永住ビザ)の申請が可能です。このビザがあれば、永住権を得てフィリピンで生活することができます。
最初は1年間の仮ビザが発行され、その後本申請を行う流れ。必要書類は比較的多めですが、取得すればビザの更新なしでずっと滞在可能になります。
ただし、結婚してから一定期間が経っていないと申請が難しい場合もあるため、状況に応じてイミグレーションに相談するのがおすすめです。
フィリピン移住後の生活費と暮らしのリアル!
フィリピンは物価が安い国として知られていますが、実際の生活費は住むエリアやライフスタイルによって大きく変わります。ここでは、家賃・食費・交通費・医療費など、フィリピン移住後にかかる代表的な費用を具体的に紹介します。
1. 家賃|エリアで変わる住居コスト
住まいに関しては、都市部か地方かで金額にかなり差があります。
たとえば首都マニラの中心部で家具付きの1LDKに住む場合、月3〜6万円が目安。一方、郊外やセブ・ダバオなどの地方都市なら、同じ条件で2〜4万円に抑えることも可能です。
ローカルな賃貸物件を選べば、さらに安く1万円台の部屋も見つかります。ただし、そのぶん設備や治安面のチェックはしっかりしておきたいところです。
2. 食費|ローカルを活用すれば節約も可能
食事は外食中心でもリーズナブル。ローカルの食堂(カレンデリア)なら、1食150〜300円程度でしっかり食べられます。チキンやポークのグリル、野菜炒め、スープなど、素朴ながら味はバッチリ。
もちろん日本食が恋しくなった時には、日本食レストランや輸入スーパーもあります。ただし、日本と同じ感覚で食材をそろえると、輸入品が高くつくので要注意。自炊を取り入れるなら、現地のマーケットで買える食材を中心に工夫すると節約も可能です。
3. 交通費|Grabアプリやローカル交通が便利
移動手段はとても豊富で、かつ安いのが特徴。
・ジープニー:10〜30円程度
・トライシクル(バイクタクシー):20〜50円前後
・タクシー/Grab:10分程度の移動で200〜300円程度
特に都市部ではGrab(配車アプリ)が浸透しており、安心して使える交通手段のひとつです。運転手との価格交渉が不要で、言葉の壁があってもスムーズに移動できます。
4. 医療費|安心のために保険加入はマスト
フィリピンの私立病院は、医療水準も高く、英語での対応が可能なところも多数。ただし、診察費や治療費はそれなりにかかるため、海外旅行保険や現地の医療保険に加入しておくのが安心です。
たとえば軽い風邪の診察+薬代で1,000〜3,000円程度。入院や検査が必要になると、数万円〜数十万円規模になることもあります。
フィリピン移住に向いている人の特徴4選
「自分ってフィリピン移住に向いてるのかな?」
「実際、どんな人がフィリピンでうまくやってるの?」
そんな疑問にお答えするために、ここではフィリピン移住に向いている人の共通点を紹介します。事前に自分の性格やライフスタイルと照らし合わせておくと、後悔のない移住につながりますよ!
1. 異文化に柔軟に対応できる人
フィリピンは日本と比べて文化や価値観が大きく異なる国です。時間の感覚、コミュニケーションの距離感、生活のペースなど、最初は戸惑うことも多いかもしれません。
でも、そうした違いも「面白い!」と受け入れて楽しめる人なら、フィリピンでの暮らしをぐっと快適にできます。細かいことにこだわりすぎず、柔軟に対応できる人が向いています。
2. 英語を使って生活したい人
フィリピンは英語が公用語の一つ。街中でも英語でのやり取りが通じやすく、語学力を活かしたい・伸ばしたいという人にとっては最高の環境です。
完璧な英語でなくても大丈夫。ゆっくり話してくれたり、伝えようとする気持ちを大切にしてくれる人が多いので、「英語を使って生活してみたい」というチャレンジ精神があればOK!
3. コストを抑えて海外生活を送りたい人
フィリピンは、比較的生活費が安く抑えられる国です。日本での生活費の半分〜3分の1で生活することも可能なため、「海外に住みたいけど予算は抑えたい」という人にとって魅力的な選択肢になります!
「物価が安いからこそ、自由な時間を増やしたい」「趣味や学びにお金を使いたい」というライフスタイルを求める人にもおすすめです。
4. のんびりした暮らしが好きな人
フィリピンは全体的に“ゆったりとした時間”が流れている国。せかせかした日本の生活に疲れた方には、ちょっと肩の力を抜いて過ごせる環境が整っています。
特にリゾートエリアでは、海を眺めながらのんびり過ごす暮らしが叶います。忙しさよりも心のゆとりを重視したい方にはぴったりです。
【まとめ】フィリピン移住の第一歩を踏み出そう!
今回の記事では、フィリピン移住のメリットや気をつけたいポイント、人気の都市や生活費の目安、ビザの種類まで、移住を検討するうえで知っておきたい情報を幅広くご紹介しました。フィリピンは、英語が通じて物価も比較的安く、温暖な気候の中でゆったりと暮らせる魅力的な国です。
「ただ、本当はフィリピンに留学したいけどもう少し費用を抑えたい!」
「英語圏に行きたいけど、生活のハードルが高そう…」
という方には、Cebu Way Englishがおすすめです。
Cebu Way Englishはフィリピン・セブ島での留学が可能で、格安と言われているフィリピン留学の中でもさらに費用を抑えられます!高校生から社会人まで幅広い生徒がいるのもポイント。また、授業に加えて、休日のアクティビティも充実しているため、ここでしか得られない経験ができる点もポイントです。
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また、留学前に英語力を伸ばしておくことは非常に重要です。
特に留学が初めてで、海外留学が少し不安な方には、U-GAKUの国内留学もおすすめです。国内留学とは、日本にいながら英語漬けの環境で英語力アップを図ることができるプログラムで、現在は沖縄と北海道・徳島に拠点があります。国内留学なら、治安の心配をせずに安心・集中して英語学習に取り組めます。さらに、格安とよばれているフィリピン留学よりも費用を抑えられて、超お得です!
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