留学したい人
どんな病気に気をつければいいの?
こんな悩みに答えます。
結論から言うと、事前に予防接種を検討するべき病気や予防接種意外に対策できるものなど様々です。日本とは全く違った環境や気候ですので日本と同じような生活を送ると体調を崩してしまう可能性があります。
この記事では、フィリピンならではの気をつけるべき病気や予防接種や予防接種以外で対策できることなど紹介していくので少しでも気になる方は最後まで読み進めてください。
フィリピン留学で予防接種がないが気をつけるべき病気
フィリピン留学で予防接種意外に対策できること
フィリピン留学するなら予防接種を検討するべき病気
フィリピンへの短期留学であれば病気にかかるリスクはほとんどありませんが、かかる可能性がゼロとは言えません。実際に気をつけるべき病気もいくつかあります。
そこでここでは、その気をつけるべき病気の中で予防接種を受けられるものを4つご紹介します!
この記事を見て、渡航前に予防接種を受けるかどうか検討してくださいね。
・狂犬病
・A型肝炎
・日本脳炎
・破傷風
それぞれ詳しく見ていきましょう。
狂犬病
狂犬病は日本ではあまり聞かなくなっていますが、発症した場合の致死率が100%という非常に恐ろしい病気です。
犬や猫、猿などの野生動物に噛まれたり引っかかれることで、動物が持っているウイルスが感染します。
フィリピンでは野犬が多く、狂犬病ワクチンを摂取していない犬猫もいるため注意が必要です。
基本的にこちらから近づかなければ噛まれたりすることはないので、動物にはあまり近づかないようにしましょう。
予防接種は渡航前に3回受けることが推奨されています。料金は一回15000円ほどです。
もし予防接種をしていない状態で動物に噛まれてしまった場合、ワクチンを接種することで感染・発症を防ぐことができますので、その日のうちに病院で見てもらいましょう。
A型肝炎
A型肝炎はウイルスによって汚染された食品や水を口にすることで感染します。
発熱や食欲不振、吐き気や嘔吐などの症状があります。食中毒と考えてもらうとわかりやすいでしょう。
衛生状態が悪く飲料水の管理が悪い地域で感染するリスクが高まります。
フィリピンは衛生管理が徹底していないところがあり、屋台で売られている飲食物は特に注意が必要です。衛生面に不安を感じるところでの飲食は絶対に避けましょう。
予防接種は3回受けることが推奨されています。料金は一回7000〜8000円ほどです。
初回の2〜4週間後に2回目、初回から6〜24ヶ月後に3回目の接種を受けることができるため、検討している方は時間の余裕を持って受けることをおすすめします。
日本脳炎
日本脳炎は東南アジアを中心に発生している病気で、豚から得たウイルスを保有する蚊に刺されることで感染します。
農村部に行くことがなければ感染確率は低いとされています。
症状は高熱、嘔吐などが見られますが、実際に感染した場合に発症する人は少ないです。
多くの方は幼少期に予防接種を完了しますが、農村部に長期滞在するという方は追加で接種することをおすすめします。料金は一回5000〜8000円です。
蚊に刺されなければ感染することはないので、フィリピンで蚊が多い場所や農村部に行く際は虫除けや肌を露出しないようにして対策して過ごしましょう。
破傷風
破傷風は傷口から破傷風菌が体内に入ることで感染します。
破傷風菌は世界中の土の中に存在しており、少しの怪我でも菌が入ってしまう可能性があります。
フィリピン留学でアクティビティやボランティアに参加する時など、怪我をしやすい場面はたくさんありますので十分に注意しましょう。
感染すると口や手足の痺れや痛みが起こり、だんだんと全身に広がり、最終的に体を弓なりに反らす姿勢になります。それにより呼吸困難を引き起こし死に至る可能性があります。
予防接種は幼少期に完了している人が多いですが、25歳以上の人は効果が切れているため、再度接種をおすすめします。
怪我は簡単にできてしまうため、予防することは難しいです。予防接種をして免疫をつけることが大事になります。
フィリピン留学で予防接種がないが気をつけるべき病気
フィリピンで感染する可能性のある病気の中には予防接種がない病気が存在します。
予防接種がないため、留学する際は現地で十分に対策する必要があります。
どのように対策すれば良いのか、感染経路や症状と一緒に詳しく見ていきましょう。
・マラリア
・デング熱
マラリア
マラリアはマラリア原虫を持った蚊(ハマダラカ)に刺されることで感染する病気です。
発熱や頭痛、嘔吐、関節痛などの症状が見られ、重症化した場合死に至る可能性があります。
予防接種はありませんが、予防薬は存在します。渡航する際に抗マラリア薬を内服することで予防に繋がります。予防薬の処方には医師の処方が必要となりますので医療機関へ受診してください。
予防薬と言っても内服していても感染することがありますので十分注意が必要です。
フィリピンの都市部ではマラリアのリスクはありませんが、ルソン島やパラワン島などの農村地域で感染する可能性があります。
蚊に刺されないように長袖長ズボンなどで肌を隠し、虫除けスプレーで防ぎましょう。日本の一般的な虫除けスプレーは効き目が弱いため、濃度の高いものを買うことをおすすめします。
デング熱
デング熱もウイルスを持った蚊に刺されることで感染します。
フィリピンでは毎年デング熱の感染が確認されており、セブ島やマニラ、バギオなどフィリピン全土で感染する可能性があるため注意が必要です。
高熱や頭痛、関節痛、発疹などの症状が見られます。症状は1週間ほどで落ち着きますが、稀に重症化し適切な処置を受けない場合、死に至る可能性があります。
フィリピンの雨季にあたる6月〜11月は、雨と暖かい気候が相まってかが発生しやすくなります。それによりデング熱の流行が起こることがあるため、この時期を避けて留学することも一つの対策となります。
その他にはマラリアと同じように肌の露出を避けたり、虫除け対策をするなどが予防に繋がります。
フィリピン留学で予防接種以外に対策できること
フィリピン留学に行く際、病気関連で予防接種以外にも対策できることがあります。
ここでは3つご紹介します。
・海外旅行保険への加入
・常備薬を持ち歩く
・体調管理を徹底
海外旅行保険への加入
海外旅行保険は病気や盗難などの海外でのトラブルを補償する保険です。
フィリピン留学に限らず、海外に長期滞在する場合は加入しておくことをおすすめします!
加入することで病気になったり怪我を負った時に治療費などの補償を受けることができます。
海外は治療費が高額な場合が多いため、保険によってカバーしてもらえるのは有難いでしょう。
海外旅行保険が付帯しているクレジットカードもあり、会社によっては3ヶ月以内であれば無料で加入できるというものもあります。
保険会社によって条件や費用も変わってくるため、加入する場合は内容をよく確認しておきましょう!
常備薬を持っていく
フィリピンで体調不良になった時のことを考え、日本から常備薬を持っていくことをおすすめします。
現地でも薬を入手することは可能ですが、自分の体に合わない可能性もあります。日本で飲み慣れている薬であれば安心でしょう。
フィリピンに限りませんが、海外に行った際は食べ物や水が体に合わずお腹を壊すことが多いです。
また、環境の変化により風邪のような症状がでることもあるかもしれません。
そのため、腹痛薬や下痢止め、風邪薬や頭痛薬などを持ち歩くようにしましょう。
体調管理を徹底
病気を防ぐためには当たり前ですが、留学前も留学中も体調管理もしっかりしましょう。
留学前に体調を崩してしまうと最悪留学に行くことができなくなってしまいますし、行けたとしても万全な状態でなければ現地でさらに悪化してしまう可能性があります。
普段から体調を崩しやすい人や環境の変化に弱いという人はもちろん気をつけていると思いますが、普段は体調不良もなく元気という人でも海外に行くと不調になるということはよくあります。
万全な状態で留学に行き、現地でも衛生面に気をつけて行動したり、睡眠をしっかりととって体の免疫を弱らせないように過ごしましょう!
まとめ
今回は、フィリピン留学をする前に予防接種を検討すべき病気についてご紹介しました。
日本とは違った環境で過ごすには細心の注意が必要です。予防接種を受けたり現地でも気をつけることで体調不良や病気を防ぐことができます。
この記事を参考に、できることを準備して、元気な状態で留学をしましょう!
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