留学したい人
日本との生活費の違いは?
こんな悩みに答えます。
結論から言うと、フィリピンの物価は物にもよりますが日本の約4分の1ほどと言われているので、お金をあまり使いたくないけど留学を楽しみたい方にとってはとてもおすすめです。
この記事では、フィリピンと日本の物価や給与の比較、生活費や日用品の大体の値段などを紹介していくのでフィリピン留学、移住などを検討している方のためにフィリピンで滞在する日本人の給与を紹介するので最後まで読み進めてください。
フィリピンと日本の平均給与の比較
生活費で見るフィリピンの物価
地域ごとの物価の違い
フィリピンと日本の平均給与の比較
物価と給与は相関的な関係があり、その国の平均給与によって物価の安さは変わっていきます。フィリピンの平均給与を見ることで、なぜ日本と物価が違うのかを知ることができます。
ここではフィリピンと日本の平均給与の違いを見ていきましょう。
合わせて、日本人がフィリピンで働く場合についてもご説明します。
フィリピンの平均給与
国家統計局国際労働機関(ILO)によると、フィリピンの平均年収は約48万円(約23万ペソ)。
月収にすると約4万円ほどです。
フィリピンでは高収入と言われるIT系の職種でさえ平均月収が7、8万円ほどです。
一方、国税庁の令和2年分民間給与実態統計調査によると日本平均年収は433万円です。
つまり、フィリピンの給料は日本の約10分の1ということになります。
日本の給料に比べるとかなり安いことがわかりますね。
もし日本と同じ物価の場合、フィリピンの給料では生活することができなくなってしまいます。
フィリピンの物価が安いのは、平均給与の安さに伴っているからだったのです。
フィリピン人の業種別、都市毎の給料を知りたい方はこちらも合わせてお読みください。
日本人がフィリピンで働く場合
フィリピンの平均給与は日本の10分の1ほどということがわかりました。
しかし物価は日本の5分の1。平均給与と物価が釣り合っていないですよね。
実はフィリピンは貧富の差が激しく、足りない分は海外へ出稼ぎに行く人が多いためこのような状態になってしまっているのです。
このような状態を知って、フィリピンへ移住して働きたいと考えている方は生活できるのか不安に思うかもしれませんが、大丈夫です。日本人がフィリピンで働いた場合、日本の給料よりは安くなりますが、平均給与よりも多く稼ぐことができます。
フィリピンの現地採用ではIT系、不動産、金融、観光などの職種があり、日系企業の現地相場は月収8万ペソ(22万円)は稼ぐことができます。
英語力があれば、外資系の企業に就職してさらに高収入の仕事を狙うことができるので、海外挑戦したい方は英語力を身につけておくとよいでしょう。
将来海外で働きたい方へ‐海外インターンシップ×語学留学がおすすめ
生活費で見るフィリピンの物価
フィリピンの物価がなぜ安いのかについてはわかりましたね。
では、実際にフィリピンの物価はどれくらいなのか、生活費にかかる費用項目ごとに詳しく見ていきましょう。
生活費で見るフィリピンの物価
・生活用品
・食費
・交通費
・娯楽費
生活用品
海外に滞在する際、シャンプーや歯ブラシなどの生活用品が必要ですよね。フ
ィリピンではものによりますが、生活用品を日本よりも安く買うことができます。
トイレットペーパー12ロール | 88ペソ〜(約210円) |
シャンプー | 100ペソ〜(約239円) |
ボディーソープ | 100ペソ〜(約239円) |
歯ブラシ | 70ペソ〜(約167円) |
石鹸 | 70ペソ〜(約167円) |
生理用品 | 60ペソ〜(約143円) |
ドライヤー | 300ペソ〜(約716円) |
服 | 100ペソ〜(約239円) |
生活用品や衣類は特にこだわりがない場合、現地で安いものを手に入れることができますが、日本とあまり値段が変わらないものも多いです。
もし日本で使い慣れているものがあれば、そちらを持っていくことをおすすめします。
食費
現地に滞在する上で食費は欠かせません。
フィリピンでは外食をする際にお店を選ぶことで、日本と比べると食費を安く済ますことができます。
フィリピン留学の場合は滞在先で食事がセットになっていることもありますが、現地で外食しようと考えている方はチェックしておきましょう。
水(500ml) | 20ペソ~(約48円) |
果物(1kg) | 70ペソ~(約167円) |
高級レストラン | 500ペソ~(約1193円) |
ローカルレストラン | 50ペソ~(約119円) |
ローカル屋台 | 20ペソ〜(約48円) |
ファストフード | 100ペソ~(約239円) |
スターバックス | 110ペソ〜(約262円) |
スナック菓子 | 15ペソ~(約36円) |
このように、水は日本に比べ大幅に安く買うことができます。その他にもコーラやビールなどの飲料も安いです。
フィリピンでは現地の人向けのローカルレストランや屋台を利用することで、食費を安く済ますことができます。平均給与に応じた値段設定であるため、レストランで一食100円ほどの料理も食べることができるのです。
一方、日本にもあるような大手のファストフード店やカフェ、レストランなどは日本よりは安く利用できますが、割高です。
交通費
フィリピンは交通費が日本と比べると大幅に安いです。
タクシー(初乗り) | 40ペソ(約95円) |
電車 | 15ペソ〜30ペソ(約36円〜72円) |
バス | 12ペソ〜(約29円) |
ジプニー | 8ペソ〜(約19円) |
トライシクル | 8ペソ(約19円) |
ジプニーやトライシクルは現地人がよく使うフィリピンのローカルな乗り物であるため、タクシーやバスよりも料金が安くなっています。
他と比べるとタクシー料金が高く見えますが、それでもフィリピンのタクシー料金は日本の4分の1以下という破格の安さです。都市を移動する場合はタクシーを利用する機会が多いと思いますので、これは有難いですね。
旅行で観光する際は移動が多くなるため交通費が心配になりますが、フィリピンではあまり気にせず利用できますね。
娯楽費
旅行はもちろん留学中の息抜きにも、観光やアクティビティなどを楽しみたいという方は多くいるでしょう。それらにかかる娯楽費も、フィリピンでは日本よりも安いです。
映画 | 150ペソ〜(約358円) |
マッサージ(1時間) | 300ペソ〜(約716円) |
シュノーケリング | 900ペソ〜(約2147円) |
ダイビングライセンス取得 | 7000ペソ〜(約16700円) |
ボーリング | 150ペソ〜(約358円) |
ビリヤード | 7ペソ〜(約17円) |
フィリピンでは映画やマッサージなどの娯楽が日本よりも安い値段であるため、気軽に楽しむことができます。旅行中や留学中に息抜きしたいという時に利用しやすいですね。
ボーリングやビリヤードといった遊びも安いため、留学先でできた友達を誘って一緒に遊んでみるのもいいかもしれません。
綺麗な海があるフィリピンでは、シュノーケリングやダイビングなどのアクティビティも人気の娯楽です。日本よりも大幅に安く楽しむことができるため、興味のある方はぜひ体験してみてください。
フィリピンの物価に関する注意点
これまでみてきた通り、フィリピンは日本と比べると物価がとても安いです。
しかしただ安いという情報だけを持っているのはよくありません。
そこでここでは、フィリピンの物価に関して把握しておくべき情報を2つご説明します。
・地域ごとに物価が違う
・安さと質の関係
地域ごとに物価が違う
フィリピンの物価は国内どの地域でも同じなのかと言うと、そうではありません。
そのため、旅行や留学に行く際は行きたい地域の物価に合わせて予算を考えておく必要があります。
物価は都市部になると高く、反対に地方にいくほど安くなります。
留学先や観光地として人気の大都市であるマニラやセブは、フィリピンの中では物価が高くなっています。とはいえ、まだ日本と比べると安いです。
リゾート地として有名なボラカイ島やマクタン島などはフィリピンの中でかなり物価が高く、宿泊費が日本と変わりません。高級レストランも多いため食費も高くなります。
旅行としてフィリピンに行く場合は観光地やリゾート地を訪れることになると思いますので、費用は余裕を持って用意しておいた方が良いでしょう。
留学でなるべく費用を抑えたいという人は、都市部から離れた地方の学校を選ぶことをおすすめします。物価が安いだけではなく、にぎやかな観光地付近に比べて遊ぶ場所が少なく、遊びに費やす時間が自然と減り、勉強に集中しやすいというのもメリットです。
安さと質の関係
フィリピンは安い品物やサービスが多くありますが、そのどれもが安さに伴って質も落ちると考えた方が良いでしょう。
中にはトラブルに巻き込まれるような危険性もあるため、安さにとらわれないように注意が必要です。
例えばフィリピンで食事をする場合、ローカルレストランや屋台を利用すると食費を安く済ませることができるとご説明しましたが、衛生面の保証はできません。
清潔でないところもあり、食べることでお腹を壊してしまったり、食中毒にかかる可能性もあるため、なるべく衛生的に問題なさそうなお店で食事をしましょう。
また、フィリピンではローカルな乗り物である、ジプニーやトライシクルの交通費がとても安いと言うことをご説明しました。
タクシーよりも格安であるため、利用したくなるかもしれませんが、事件に巻き込まれてしまう可能性があります。
現地の人が多い場所では盗難などの被害に合うことがありますので、十分に注意しましょう。
安全面を考慮した上で、安さに頼る部分とお金を惜しまない部分をしっかり見極めて生活してくださいね。
まとめ
今回は、フィリピンの物価についてご紹介しました。
いかがでしたでしょうか?
フィリピンは日本よりも物価が安いため、旅行や留学の費用を安く済ませることができます。
「留学をしたいけど費用面で迷う…」という方には格安で留学できるフィリピン留学をしてみるのはどうでしょうか?
もしフィリピン留学をするならCebu Way Englishがおすすめです!
Cebu Way Englishはこのような魅力があります↓
・2〜4人部屋もあるがほぼ1人部屋なので快適にのびのびと過ごすことができる
・マンツーマンレッスン、グループレッスンの両方を行っているため、英語力が伸びやすい
・ホームステイ型でレッスン以外も英語を使う環境がある
・アクティビティの参加費用が他社より圧倒的に安い
・他社でかかる現地滞在費用がかからない
・安心の日本資本の語学学校
Cebu Way Englishでフィリピン留学をして英語力を伸ばしながら思い出を作りましょう!
北海道のニセコ町と沖縄県の北谷町で国内留学を開催しています。