マルタでできるボランティア!種類や参加方法を解説

この記事を書いた人
野口 和輝
U-GAKU(ユーガク)代表

2013年よりセブ島の語学学校の日本総代理店として活動し、フィリピン留学ホームステイ実績No.1を達成。その後、直営語学学校「U-GAKU(ユーガク)」を立ち上げ、国内留学を創業。 オーストラリア・フィリピンでの自身の留学経験や10カ国15都市の海外経験、650件以上の留学相談実績をもとに、「人生を変える留学」を提案しています。年2〜3回はセブ島、沖縄、ニセコを訪れ、現場情報をアップデートしながら個別サポートを実施。 NPO留学協会正会員として、正確で信頼性の高い情報監修にも取り組んでいます。


 

留学したい人

「マルタでボランティアしてみたい!」

「けどどうやって参加したらいいの?」

こんな悩みに答えます。

結論から言うと、マルタは治安が良く、英語が公用語ということもあり、海外ボランティア初心者にも人気の国です。ボランティア活動をしながら、ヨーロッパのリゾート地ならではの美しい景色や多文化に触れることができます。

この記事では、マルタでできるボランティアの内容や参加方法、注意点などを丁寧に解説していきます。

少しでも興味がございましたら、ぜひ最後まで読んでみてください!

この記事の内容
どんなボランティアがあるの?主な活動内容まとめ

マルタでのボランティアが人気な理由

マルタでボランティアをする方法

マルタでボランティアをする時に気をつけるべきこと

どんなボランティアがあるの?主な活動内容まとめ

そもそも海外ボランティアとは?

海外ボランティアとは、発展途上国や福祉・環境問題を抱える国で、教育支援・医療・環境保護などの活動を行う取り組みです。基本的に無給ですが、実体験を通じて語学や異文化理解、社会課題への関心を深めることができます。

特に最近は「短期」「初心者OK」「英語力不問」のプログラムも多く、学生から社会人まで幅広い世代に人気があります。

マルタのボランティアでできること

マルタは英語圏の中でも治安が良く、初心者に向いている国として知られています。具体的には、次のような活動が可能です。

  • 保育施設や学童での子ども支援
  • 高齢者施設での話し相手やレクリエーション補助
  • 動物保護センターでの世話や掃除
  • 日本語教師のアシスタント
  • 小児科病棟での折り紙ボランティア
  • 猫の保護活動

活動の難易度や内容は選ぶプログラムによって異なりますが、いずれも現地スタッフと一緒に行うため、語学が苦手な人でも安心です。

こんな人におすすめ!マルタボランティアが合う人とは

マルタでのボランティアは、次のような方にぴったりです。

  • 英語を教室ではなく実践の場で使ってみたい人
  • 短期間でも海外での経験をしっかり積みたい人
  • ボランティアに興味はあるけれど、初めてで少し不安な人
  • 将来、国際協力や留学などを視野に入れている人
  • 一人での海外は心細いけれど、現地サポートがあれば挑戦したい人

マルタのボランティアプログラムは、初心者や一人参加の人も多く、現地サポートが整っているのが大きな魅力です。初めての海外ボランティアでも安心して参加できます。

 

マルタでのボランティアが人気な理由

英語を学びながらボランティアができる

マルタは英語が公用語の一つで、たくさんの語学学校があります。そのため、語学学習とボランティア活動を組み合わせたプランが多く用意されているのが特徴です。例えば、午前中に英語のレッスンを受けて、午後からボランティアに参加するようなスケジュールが一般的です。

こうした環境で英語を使うことで、教室だけでは身につかない実践的な英語力が自然と身に付きます。現地の人や他の参加者との交流を通じて、リスニングや会話力が鍛えられ、異文化理解も深まります。

また、語学学校には世界中から学生が集まるため、多国籍な環境で学べるのも魅力です。初めての海外ボランティアや語学留学でも安心して参加できる環境が整っています。

リゾートも一緒に楽しめる

マルタは美しいビーチや歴史ある街並みが魅力のリゾート地としても人気です。首都バレッタは世界遺産に登録されていて、散歩するだけでも歴史を感じられます。ボランティアの合間や休日には、観光やショッピング、地元グルメも楽しめるので、充実した時間を過ごせます。

せっかく海外に来たなら、学びだけでなくリラックスや観光も満喫したいですよね。マルタなら「旅+学び+社会貢献」をバランスよく叶えられるので、旅行気分も味わいながらしっかり成長できるのがポイントです。

のんびり海辺で過ごしたり、歴史的なスポットを巡ったり、地元の人と交流したりと、充実した体験が待っています。忙しい日常を離れてリフレッシュしつつ、有意義な時間を過ごしたい人にぴったりの場所です。

ヨーロッパの多国籍な文化に触れられる

マルタはヨーロッパの中心に位置し、多くの旅行者や留学生、ボランティアが世界中から集まる国です。そのため、現地で出会う人たちはとても国際色豊か。ボランティア活動を通して、様々な国の人と交流できるのが大きな魅力です。

日常生活の中で自然と多様な文化や価値観に触れることで、異文化理解が深まります。たとえば、活動中に一緒に働く仲間が違う国の出身だったり、休憩時間にお互いの文化について話し合ったりと、学びの機会がたくさんあります。

こうした環境は、国際感覚を身につけたい人や、将来グローバルに活躍したい人にも非常に役立つ経験です。マルタでのボランティアは、ただの社会貢献だけでなく、多文化交流の場としてもとても価値があります。

 

マルタでボランティアをする方法

参加条件

ほとんどのプログラムは18歳以上であれば参加可能です。専門的なスキルや資格が不要なものが多く、学生・社会人ともに参加しやすくなっています。

語学力・スキル

日常会話レベルの英語力があれば参加できるプログラムがほとんどですが、教育や医療といった専門的な分野のボランティアでは、もう少し高いレベルの英語力が求められることもあります。中級以上の語学力が必要な場合が多いので、自分の英語力や希望する活動内容に合わせてプログラムを選ぶことが大切です。初心者向けのプログラムも豊富にあるため、安心して参加できます。

参加費用

続いて、マルタで1週間のボランティアに参加した場合にかかる費用についてご説明します。1週間のプログラムにかかる費用は、だいたい13万円から20万円ほどが目安です。具体的な内訳は以下の通りです。(1ユーロ=130円で計算しています)

  • 家賃(寮):約110ユーロ(約1万4,000円〜2万円程度)
  • 食費:約70ユーロ(約9,000円)
  • 交通費:約20ユーロ(約2,500円〜3,000円)
  • 渡航費(往復航空券):10万円〜15万円(時期によって変動します)
  • 海外旅行保険:1万円〜2万円

航空券の価格は時期によって大きく変わるので、早めの予約がおすすめです。また、プログラムによっては住み込みでのボランティアもあり、その場合は宿泊費や食費をかなり節約できます。

なお、マルタのボランティアは基本的に無給で、渡航費や滞在費は自己負担となることがほとんどです。語学学校とセットになったプログラムを利用すると、2週間で20万円から30万円程度かかるケースが多いので、計画的に準備を進めましょう。

 

マルタでボランティアをする時に気をつけるべきこと

ビザや滞在日数の制限

日本国籍の方は、観光目的でマルタに90日以内滞在する場合、基本的にビザは不要です。ただし、無償の短期間ボランティアであればビザなしでも問題ありませんが、有償のボランティアや長期滞在を希望する場合は、ビザや労働許可が必要になることがあります。例えば、数か月にわたる活動や語学学校に通いながらボランティアをする場合、学生ビザの申請が求められることもあります。

マルタの入国・滞在ルールは状況やプログラム内容によって異なるため、参加前に必ず最新の情報を確認し、必要な手続きを済ませておくことが重要です。準備不足によるトラブルを避けるためにも、主催団体やマルタの大使館・領事館などに相談することをおすすめします。

観光気分で行くとギャップを感じることがある

「リゾート地=楽しい」というイメージでマルタのボランティアに参加すると、思ったよりも地道な作業が多かったり、施設の環境が必ずしも快適とは言えなかったりして驚くことがあります。観光地としての華やかな側面と、実際のボランティア現場の現実は異なることが多いからです。

例えば、観光スポットのように整った設備やサービスが整っているわけではなく、地域の社会問題や環境保護に取り組むために、清掃や修繕、子どもたちのサポートなど地道で根気のいる作業をこなす必要があります。また、マルタはEU圏でありながらも、地域ごとに経済状況や生活環境に差があるため、期待したほどの利便性や快適さがない場合もあります。

だからこそ、ボランティアを通して社会貢献をしたいという強い目的意識と、柔軟な心構えがとても大切です。現地のリアルな状況を受け入れ、前向きに取り組むことで、充実した経験に変わるでしょう。

EU圏ゆえの「現地人との職務分離」がある

EUのルールで、マルタで外国人ボランティアができる仕事は、基本的に現地のスタッフをサポートする役割がメインです。たとえば、医療や教育の現場では、現地の資格を持ったプロしか直接の仕事はできません。そのため、資格がないボランティアは、補助的な作業や事務、施設の掃除やイベントのお手伝いが中心になります。

これは安全や法律のために決められていることで、ボランティアに参加する前に、どんな役割があるのかしっかり確認しておくのがポイントです。もし専門的な活動を希望するなら、現地の資格を取るか、長期で研修に参加する必要がある場合もあります。

こうしたことを理解しておくと、マルタでのボランティアを現実的に考えられ、無理なく充実した経験ができるでしょう。

 

【まとめ】マルタでのボランティアはおすすめ!

いかがでしたでしょうか?
今回の記事では、マルタでのボランティア活動の魅力や参加方法、気をつけるポイントなどを詳しくご紹介しました。

本文でも触れたとおり、マルタは美しい島国でありながら、多国籍な文化が交わる国際的な場所です。英語が通じる環境でボランティアができるため、語学を実践的に学びながら社会貢献もできる理想的なフィールドと言えます。

マルタでのボランティアは、単なる旅行や観光とは違い、現地の生活や課題に触れる貴重な体験です。参加すれば、充実した海外体験や新しい仲間との出会いを通じて、かけがえのない思い出が作れるでしょう。

ぜひ次の海外チャレンジにマルタでのボランティアを選んで、あなただけの特別な経験をしてみてください。

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この記事を書いた人
野口 和輝
U-GAKU(ユーガク)代表

2013年よりセブ島の語学学校の日本総代理店として活動し、フィリピン留学ホームステイ実績No.1を達成。その後、直営語学学校「U-GAKU(ユーガク)」を立ち上げ、国内留学を創業。 オーストラリア・フィリピンでの自身の留学経験や10カ国15都市の海外経験、650件以上の留学相談実績をもとに、「人生を変える留学」を提案しています。年2〜3回はセブ島、沖縄、ニセコを訪れ、現場情報をアップデートしながら個別サポートを実施。 NPO留学協会正会員として、正確で信頼性の高い情報監修にも取り組んでいます。