留学したい人
「社会人で留学すると帰国後の就職に不利ってほんと?」
こんな悩みに答えます。
結論からお伝えすると、社会人留学は全く逃げではありません。むしろ、明確な目標を持って留学をすれば、帰国後のキャリアアップや人生の選択肢が広がる「最高の自己投資」と言えます。
この記事では、社会人留学のメリットと注意点、さらに社会人の方におすすめの留学プランまでご紹介するので、社会人で留学を考えている方はぜひ最後まで読み進めてください。
・社会人留学を成功させるための4つの秘訣と注意点
・社会人の方におすすめの目的別留学プラン
社会人留学が逃げではない3つの理由
ネット上では「社会人留学は逃げ」という声も散見されますが、社会人留学は全くもって逃げではありません。
以下で、社会人留学が逃げでないと言える3つの理由をご紹介します。
帰国後のキャリアアップが期待できる
まず、社会人留学は、帰国後のキャリアアップが期待できるというメリットがあります。
現在、日本で少子高齢化が進んでおり、日本の多くの企業がグローバルにビジネスを展開していこうとしています。
そのため、英語でコミュニケーションが取れる人材が重宝されてきています。
特にグローバル人材の需要が高い職場で働いている場合、留学で英語力を向上させることで、大幅なキャリアアップが望めます。
また、語学留学ではなく、短期大学などでプログラミングやビジネスなどの専門スキルを学ぶ場合は、さらなるキャリアアップやキャリアチェンジの可能性が広がります。
社会人だからこそ留学先での選択肢が広がる
学生のうちに留学すべきという人も多いですが、実は社会人で留学する方が、留学先での選択肢が広がるんです。
なぜなら、海外では企業で働いたことがあるという就労体験が重要視されることがあるからです。
例えば、MBA(経営学修士)はまさにその代表的な学部で、経営学を学ぶに伴い、社会人経験や経営者としての経験がないと、入学できたとしても授業の内容についていくことは難しくなってしまいます。
また、現地でのインターンシップなどでも、学生よりも就労経験がある社会人の方が即戦力と考えられるので、雇ってもらいやすいと言えます。
このように、学生とは違い、ビジネスを経験している社会人だからこそできる留学スタイルがあるので、そういった留学スタイルを選択する場合は全く逃げではありません。
海外移住のきっかけが生まれる
将来海外に住むことに憧れている方には、社会人で留学をすることが海外移住のきっかけにもなります。
いつか海外移住をしたいと思っていても、社会人になってみると、海外に行くタイミングを失ってしまったという人も少なくないと思います。
しかし、留学をすることで、現在の仕事に一旦区切りをつけ、海外で日本と全く異なる新たな生活をスタートさせることができます。
特に、語学留学ではなく、現地の職業訓練学校や大学に通い、専門スキルを身につける場合は、国によりますが、卒業後に就労ビザが出て、海外で働くことも可能になることもあります。
社会人留学を逃げと言わせないための4つのポイント
社会人留学の成功の秘訣は、留学において明確な目標を持つことです。
以下で、社会人留学を逃げと言わせないための4つのポイントをご紹介します。
留学前にキャリアプランを深く考える
社会人留学では、自身の留学後のキャリアプランを考えることが非常に重要です。
留学をする場合は、今の職場を休職、または退職することになるので、帰国後にどのような仕事に就きたいのかを必ず考えておきましょう。
現在と同じ仕事に就きたい場合は以前の就労経験があるので、比較的簡単かもしれませんが、全く違った異業種の仕事で専門スキルが必要になる場合は、専門スキルを身につけられる留学プランを選択する必要が出てきます。
自身の留学の目的に応じて、最適なプランが変わってくるので、必ず事前に十分な時間をとって自身の今後のキャリアプランを考え、それに最適な留学プランを選びましょう。
留学中に明確な目標を持つ
社会人留学において、最重要とも言えるのが、留学の明確な目標を設定することです。
留学中に挫折や大変な思いを経験することも少なくないと思いますが、そんな時に明確な目標があることで、目標に向かって踏ん張ることができます。
また、長期間の留学で毎日がただ過ぎていくと感じている場合も、そもそもなぜ留学したのかという留学で成し遂げたい目標を定期的に再認識することで、再びモチベーションを得ることが可能になります。
さらに、定量的な留学の目標があると、再就職の面接の際にも役に立ちます。
例えば、「留学後にTOEIC900点を取得する」や「インターンシップでイベントを最低1つ企画する」などです。
数字が含まれていると客観的に評価することができるので、留学で培った経験が評価されやすくなります。
英語力向上だけでなく専門スキルの習得を目指す
社会人留学では、英語力向上にプラスして、専門スキルの習得を目指すことをおすすめします。
なぜなら、英語力の向上だけなら正直、日本でもできるからです。
しかし、英語で専門スキルを学ぶ経験は海外でしかできません。
また、再就職の面接の際も、英語力だけだと英語ができる人はますます増えてきているので、アピールとして弱く、他の人に埋もれてしまいます。
一方で、大学や職業訓練学校に通い、英語力と専門スキルを身につけて、専門スキルが希望している仕事に活かせる場合は、非常に強いアピールになります。
MBA(経営学修士)など社会人だからこそ挑戦できることがあるので、英語を使って専門スキルやビジネスで必要なことを学ぶことで、帰国後の就職で有利に働くこと間違いなしです。
留学前に日本でできるだけ英語力を高める
英語力ゼロだけど、留学で英語力を高めればいいと考え方は、実は間違いです。
英語が全く話せないで留学した場合とある程度英語が話せる状態で留学した場合で、留学中にできることが圧倒的に異なります。
海外に行ったからと言って英語が急に話せるようになるという魔法のようなことは起きません。
英語力が低い状態で留学をした場合、語学学校に通い英語力を向上させることで留学が終わってしまう場合がほとんどです。
一方で、ある程度日本で英語を勉強してから留学した場合は、インターンシップや現地でのバイトなど単に学校で英語を学ぶのではなく、海外で働きながら英語を学ぶことができます。
現地でしかできないことに挑戦するためにも、留学前に日本でできる限り英語力を高めることをおすすめします。
社会人が留学をする際の2つの注意点
社会人の留学には様々なメリットがありますが、気をつけるべきこともいくつかあります。
以下で、社会人が留学をする際に注意すべき2つのことをご紹介します。
十分な留学資金を用意する
まず、十分な留学資金を用意することは非常に重要です。
学生であれば、親から資金援助を受けて留学することがほとんどだと思いますが、社会人になると自分で稼いでいる分、自分で働いて貯めたお金で留学する方が多いと思います。
専門的なスキルを身につけるために1年を超える長期間の留学をする場合は、アメリカを例に出すと、1年間で約500万円ほど必要になる場合もあります。
社会人2・3年目にそのような額を貯めることは難しいので、社会人5年目以降など仕事も慣れてきて、お金が十分に貯まってから留学することをおすすめします。
また、留学中にバイトなどで留学の生活費をまかないながら、学校に通うという選択肢もあります。
帰国後再就職に苦労する場合もある
現在の仕事を完全に辞めて留学をする場合は、再就職に苦労する場合があります。
英語が話せる人材はどこの企業でも必要とされていますが、少しずつ英語が話せる人が増えてきているのが現状です。
面接の際、留学で英語力が向上しただけだと、アピールに欠ける可能性があります。
その一方で、長期間の留学で何かしらの専門スキルを身につけていた場合は、企業としても評価がしやすいです。
さらに、そのスキルが志望している業界や企業でも重要なスキルで、入社後にそのスキルをどのように活かせるのかをしっかりと説明できると、留学での経験で再就職が有利になります。
また、帰国後にどうしても就職が見つからない場合のために、現在の職場と良好な関係を維持するのが望ましいです。
帰国後に前の職場に戻って来れたり、職場の縁で就職先が見つかることもあるかもしれないので、留学のタイミングで現在の職場との縁を断ち切るようなことはしないようにしましょう。
社会人留学におすすめ!目的別留学プラン
社会人留学のメリットや注意点は分かりましたが、ご自身の目的にどの留学プランがおすすめなのか知りたいですよね?
以下で、社会人の方におすすめな目的別留学プランを解説します!
仕事で英語を使いたい方には「ビジネス語学留学」
語学留学には、学校にもよりますが、日常英会話だけでなく、TOEFLやIELTS、ケンブリッジ検定試験などの試験対策コースや大学への進学準備コースなど豊富な選択肢があります。
帰国後に仕事で英語を使いたいと思っている方には、会議やプレゼンテーションなどのビジネスシーンで使える英語を学べる「ビジネス英語コース」がおすすめです。
転職のためにスキルアップしたい方には「スキルアップ留学」
現在の仕事が物足りなく、違う仕事に転職したい方には、「スキルアップ留学」がおすすめです。
スキルアップ留学には様々な選択肢があり、観光やビジネスについて英語で学ぶコースや有給インターンシップなどが挙げられます。
特に、有給インターンシップは、比較的高い語学力が必要とされ難易度は高いですが、海外の企業で働ける貴重な経験が積めるので非常におすすめです。
有給インターンシップには、留学の生活費をまかないながら海外で仕事の経験を積めるという魅力があります。
帰国後に日本での再就職を考えている人は、自分の希望する仕事に近い企業や職種で働いた経験が積めると、就職に有利に働きます。
海外で働いたり自由に生活したいなら「ワーキングホリデー」
現地で楽しみながら異文化体験や英語力を向上させたい方におすすめなのが、「ワーキングホリデー」です。
ワーキングホリデーとは、満18から30歳までの人がオーストラリアやカナダなどの約30ヶ国で一定期間働きながら生活ができる特別なビザ制度のことです。
ワーキングホリデーの最大の魅力は、フルタイムで働けること。
例えば、現地のカフェやレストラン、農家などで働き、収入を得ながら留学生活を送ることができます。
ワーキングホリデーの目的は異文化交流なので、働いたり旅行したり自分の好きなように自由に生活をすることができます。
そのため、日本から一旦離れて、海外の文化を実際に体験したり、海外で働いてリフレッシュしたい人にはおすすめの留学プランとなっています。
まとめ
今回の記事では、社会人留学のメリットと注意点、さらに社会人の方におすすめの留学プランまでご紹介しました。
冒頭でもお伝えしましたが、社会人留学は逃げではなく、明確な目標を持つことで最高の自己投資ということができます。
上記でもお伝えした通り、留学前に英語力を向上させることは非常に重要です。
海外に留学する前に、英語力を向上したい社会人の方には、国内留学もおすすめです。
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