留学したい人
留学エージェントって何をしてくれるの?
こんな悩みに答えます。
結論から言うと、留学エージェントなしで、自力で留学することはもちろん可能です!
ただし、自力で準備する分、時間と労力がかかります。
しかし、最近ではエージェントを通さずに全てご自身で手配する人も多くなっています!
当記事は、留学エージェントを使うかどうかで悩んでいる方に役立つ情報や、自力で留学する際の手続きなどについてお伝えするので、ぜひ参考にしてみてください!
エージェントなしのメリット・デメリット
エージェントを使わずに留学する
エージェントはあり?なし?
留学エージェントとは
エージェントを利用するかどうかを考える前に、そもそも留学エージェントとはどのような仕事をしているのでしょうか。
以下では、留学エージェントの役割と無料で利用できるサポートについて紹介します。
留学エージェントの役割
留学エージェントとは、留学したいお客様と学校を繋ぐ代理店です。
サービス内容はエージェントによって様々ですが、以下が基本的なサポート内容です。
- 留学・進学カウンセリング
- ビザの案内・サポート
- 留学プランや学校選びのアドバイス
- 各種申請手続き
- 出発前の英会話レッスン
- 現地での生活のサポート
- 航空券の案内・サポート
- 海外留学保険の案内・手配
- 学校の申し込み・サポート
- ホームステイ・学生寮の手配
- 留学中や留学後のご相談
- 帰国後の就職カウンセリング
サポート内容において、各エージェントで違いが出てくるのが、留学手続き以外のサービスです。
基本的に有料の留学エージェントの方がサービスが充実していることが多く、帰国後の将来を見据えたキャリアサポートや、留学前の英会話レッスン、現地での生活サポートなどがあります。
留学準備は、出発日から逆算して、計画的に進めることが大切です。
学校やビザ申請をするとなると、提出する書類の締め切りや条件がそれぞれで、自分一人でスケジュール管理しながら準備するのはなかなか大変ですので、自力で留学準備をする場合は、遅くとも半年前から始めることをおすすめします!
その点、留学エージェントに頼めば、留学の情報収集から、願書の取り寄せ、必要書類の提出まで、基本的な手続きを一括で代行してくれますよ。
無料で利用できるサポート
エージェントのサポートの全てが有料な訳ではありません。
留学エージェントにて無料で利用できるものを具体的にご紹介しましょう。
- カウンセリング
- 現地での相談やサポート
- 学校の手配
- ホームステイや学生寮の手配
- 空港からの送迎
- ビザ申請サポート
- 海外留学保険加入サポート
- 航空券取得サポート
- 仕事探しサポート
- シェアハウス探しサポート
- 履歴書の作成
- 携帯電話の契約
- 銀行口座の開設
- 留学セミナー
などがあげられます。
また帰国後の転職や就職のキャリアアップサポートを無料で行っている留学エージェントもあり、計画的な学習を行えると言えるでしょう。
エージェントなしのメリット・デメリット
留学エージェントを使わずに留学にいくことはもちろん可能です!
最近は、留学エージェントや現地の語学学校もたくさんのSNSやインターネットを使い、情報を発信しています。そのような情報をもとにエージェントを通さず、全て自分で手配する方も増えてきています。
以下では、エージェントなしで留学する際のメリットとデメリットを紹介します。
メリット
- 手続き手数料やサポート費用がかからない
- 全て自分で計画することができる
- 自己手配の方法がわかる
- トラブルに対応する力が身に付く
- 帰国後まで考えた留学計画を立てることができる
- 帰国後の就職や生活を自分のペースで考えることができる
まず、手数料やサポート費用に関してですが、留学は決して安いものではありません。
エージェントによっては申込金や手数料がかかりますので、エージェントを通さない理由のほとんどが手数料を支払いたくないという理由だと思います。
ご自身で申込みされる場合は、学校の提示する金額を支払うだけですからね。
もし、手数料や学費をリーズナブルにできても、海外留学保険や航空券が選択できず割高になる場合があります。
個人で申し込む場合は格安航空券の手配ができるため、リーズナブルに抑えられます。
また海外留学保険はネットで申し込むことができ、自分で保障内容を選べるのがメリットと言えるでしょう。
留学エージェントでは自社で為替レートを決定することができ、授業料に利益を上乗せして請求する場合もあります。
また授業料送金に関しても好条件の時期に払い込みができ、その差額を利益として受け取り、個人で手配することで授業料を安く抑えることができる場合があります。
そして、私が考える留学エージェントを使わない場合の最大のメリットは、自分で好きなように留学準備ができる点です!
学校から滞在先、保険や航空券まで、一つ一つの内容に納得しながら手続きできるので、いらないサポートなどの無駄を省くことができます。
自己手配にはトラブルがつきものですが、海外相手とのやり取りを通して、さまざまな学びがあるのは事実です。
これから留学をして知らない土地に住むうえで、自己手配した経験は絶対に役に立つと思います!
デメリット
- プロに相談できない
- アドバイスやサポートをしてくれる人がいない
- 留学の選択肢が狭まる
- 留学の準備に時間がかかる
- ミスやトラブルが増える
まず、ビザ申請や現地の語学学校、滞在先などの情報を集めるには、とても時間がかかります。
留学エージェントはその国の渡航状況、ビザ申請方法、学校など常に最新情報を提供してくれます。
語学学校のコース詳細や生徒数、国籍の割合などは、留学時期によって異なりますし、コロナ禍において渡航情報はとても重要です。それらの正しい最新情報を手に入れるには時間もかかり、英語力も必要です。
また、留学エージェントでは入学願書の取り寄せ・書類作成・提出に関してサポートがあり、提出に必要や書類の確認、入学願書の内容チェックを行い不備なく提出してくれます。
留学エージェントを使わない場合は、取り寄せから提出まで自力で行うことになります。内容に不備があった場合、再提出となることもあり時間がかかります。
そして、滞在先に関しても自分で決めなければなりません。留学エージェントによってはホストファミリーと面接を行い、良質な家族を紹介してくれる会社もあります。
留学エージェントを使わずに留学する
留学エージェントを使わずに留学やワーホリにいくことは可能です!
留学エージェントなしで準備する場合は、留学に行く1年ほど前から余裕を持って準備しましょう。
情報収集や学校決め、申請手続きなどは予想以上に時間がかかってしまうこともありますので、現地でやりたいことをしっかり実現できるように、留学のための貯金も計画的に行いましょう!
エージェントなしの留学方法
留学エージェントなしでの留学する際に必要な手続きをいくつか紹介していきます。
- 情報収集
まず、自分がどのような将来像(約3~5年後の将来)をイメージしていて、どこの国で何をすればその目的に到達することができるか調べます。
留学準備は、出発の1年~6か月前に始めましょう!
留学といっても、語学留学や休学留学、専門留学やワーキングホリデーと、さまざまなプランがあります。
「留学でやりたいことは何か?」「どんな経験やスキルが必要か?」など、留学の目的を明確にしておくと、その後のプラン選びで迷うことが少ないです。
- 現地の学校と見積もり
まずは留学したい国や地域を決め、現地の語学学校や大学をインターネットにて検索します。学校によっては日本語表記できる場合もあり、内容を明確に把握することも可能です!
留学エージェントで行われている無料相談などを利用して学校をピックアップするといいと思います。
また、語学学校の場合、毎週入学できるところが多いですが、学期制を取っている大学や私立校の場合、年に1~5回の入学日があらかじめ決まっています。
なので、コース開始日から逆算して手続きを始めましょう!
4か月前には、学校・コース・滞在方法を確定しておくと、見積もりが出しやすいですよ。
およそ300万円用意できれば、1年間の語学留学には余裕があります。
- 入学手続きとパスポートの用意
学校とパスポートの手配は、出発の3か月前には済ませましょう。
行きたい学校が決まったら、その学校のホームページを確認して、入学申請に必要な書類や申請料を確認します。
最近は、オンラインで入学申請ができるところがほとんどです。ここで、空港出迎えやホームステイ、寮手配の有無についても希望を入力します。
もしも、入学願書フォームの入力を完了して1週間経っても何も連絡が来ない場合は、必要書類の不備や学校が処理を忘れている可能性もあります。メールや電話で、申込や入金手続きをした日付を伝え、入学手続きが完了しているか問い合わせましょう。
また、入学条件を満たす準備も必要です!
大学留学の場合は、必要となる書類や資格が存在します。TOEFLやIELTSの必要点数、英語の願書・エッセイ、英語の推薦文などです。大学によってTOEFLやIELTSの必要点数が異なるため、事前にチェックしておきましょう。
他には英語の成績証明書、銀行の残高証明書も必要となるため早めに準備しスケジュールをしっかり立てることが大切です。
- ビザの申請
短期留学であればビザ無しで入国できる国もいくつかありますが、留学・ワーホリのほとんどの場合でビザ申請が必要です。
学校から正式な入学許可証が届いたら、学生ビザを申請しましょう。学生ビザの申請方法や条件は国によって異なり、面談が必要な場合もあります。ほとんどは、オンラインで申請可能です。
必要書類等の詳細は変更されることも多いため、必ず申請前に大使館のホームページなどで確認しましょう。
- 航空券の予約と海外保険の手配
出発日が決まったら、航空券は早めに予約しましょう。
渡航時期によって航空券の値段は、5~10万円とかなり変わります。費用を節約したい場合は、渡航ピーク時期を避けて予約するのがおすすめです。
航空券のほか、海外旅行保険やクレジットカードの加入も忘れずに。海外は現金よりもカード社会なので、渡航前に必ず1枚は用意しておきましょう。
また、パスポートの申請をする場合は、一般旅券発給申請書1通、戸籍謄本(または戸籍抄本)1通、住民票の写し1通、写真1枚、申請者本人を確認できる書類が必要となります。
- 役所での手続き
日本を1年以上離れる場合、役所で海外転出届を提出する必要があります。留学の1か月前には、忘れずに手続きを終わらせましょう。
住民票を残したままにしておくと、住民税や年金、保険の支払いが必要です。今住んでいる市区町村によって手続き方法は異なるので、最新情報はお住いの関連窓口に直接問い合わせてみてください。
留学エージェントはあり?なし?
ここまではエージェントなしで留学するメリット・デメリット、エージェントなしで留学する方法などを紹介しました。
以下では、エージェントを利用するべき人とそうでない方について紹介していきます。
留学エージェントなしがおすすめな人
英語力がある人はエージェントなしで、留学準備をすべて自身でできるでしょう。
または、上記をすべて承知の上で、全部自分でやっていこうと覚悟がある方は自己手配でチャレンジしてみる価値はあると思います!
その国に何度か訪れたことがある、友人が住んでいる、働けるくらいの英語力がある方は、エージェントなしでも問題ありません!
当たり前ですが、留学先で使われている言語は日本語ではありませんし、情報収集やコミュニケーションはすべて英語です。
英語力がなくても現地で働ける、なんとかなると思っている方、甘い考えは世界では通用しませんので、自力で行く方は選択肢・可能性を広げるためにもしっかりとした留学準備をしましょう。
また、過去に留学手配やビザ申請などの経験があり、現地と英語でのやり取りに問題がない人は、留学エージェントなしでも手続きの心配は少ないでしょう。
ほかに、すでに同じ国に留学経験がある場合や、留学先につてがあるといった場合は、留学エージェントを使わないでも、情報を集めやすいかもしれません。
留学エージェントありがおすすめの人
留学・ワーホリが初めての方や英語力が少しでも不安の方は、基本的にはエージェントを通したほうが良いと思います!
留学アドバイス、学校、滞在先の手配、事前の英語学習、現地サポートなどサービス内容や料金はエージェントによってそれぞれですが、効率良くプランを決めていくことができますよ。
留学エージェントは留学・ワーキングホリデーの目的をヒアリングし、その人にあったベストな提案をしてくれます。エージェントによって手数料が高い・安いはありますが、何社か見積をとったり、自分にあったカウンセラーを選ぶと実りあるものになるでしょう。
また、英語でのやり取りや手続きが不安な人はもちろん、社会人で仕事をしながら準備を進めたい人や、留学前の英語学習にしっかり時間をかけたい大学生も、留学エージェントを頼るのがおすすめです。
各種手続きを一括で任せられるので、留学費用の貯金や英語学習のための時間をしっかりと取ることができます。
その後の進学やキャリア、永住などの目的に合わせて、自分にベストな留学をしたい人も、ぜひ留学エージェントに相談してみてくださいね!
まとめ
今回の記事では、まず留学エージェントの役割と利用するメリットとデメリット、エージェントなしの留学方法などについて紹介しました!
留学エージェントを使わずに自力で準備して留学に行くことは可能です!
しかし、誰にも頼れないので、時間と労力がかかります。
それでも自力で様々な手配をする経験はなかなかないですし、とてもいい経験になると思います。
そして、現地には様々な学校や仕事がありますので、自分の望みに合った留学計画を立てて、充実した留学生活を送っていただければと思います!
また、「留学やワーホリに行きたいけど、留学準備が大変そう…」という方には、U-GAKUの国内留学がおすすめです。国内留学は、日本にいながらも英語漬けの環境で、英語力を上げることができるんです!国内留学で費用を抑え、ガッツリ英語を学んだ後に、留学にいくという選択肢もあります。
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