留学のデメリット総まとめ!デメリットから見る留学で失敗しないためのポイントとは?

この記事を書いた人
野口 和輝
U-GAKU(ユーガク)代表

国内留学を創業したU-GAKU(ユーガク)の代表。過去のオーストラリア留学、フィリピン留学、7カ国15都市の海外渡航歴、過去の留学参加者の声などを踏まえ相談会のカウンセラーとして日々、最高の留学体験を提供するため奮闘中です! 2013年よりフィリピン留学の代理店を運営、フィリピンへの渡航歴は20回以上、今もフィリピンへ年2〜3回の渡航はもちろん沖縄北谷、ニセコへ行き常に最新情報をお届けしています。


 

留学したい人

留学にはメリットがたくさんあるって言うけど、デメリットは??
留学のデメリットについて知りたい!!

こんな悩みに答えます。

結論から言うと、留学にはデメリットもたくさん存在します!

この記事では、具体的に留学におけるデメリットについて多方面から10個ピックアップしてご紹介し、留学で失敗しないためのポイントをご紹介します。

留学を検討されている方や留学を最大限生かしたい方は、ぜひ最後まで読んでください。

この記事の内容
留学でのデメリット10選
デメリットから見る、留学で失敗しないためのポイント3つ
留学でのデメリットについて【まとめ】

留学でのデメリット①:費用が高額

留学には、高額の費用がかかります。費用は参加する国・プログラムや期間によって異なりますが、留学費用が安いと言われているフィリピンでさえ、渡航費や保険代等を合わせると1ヶ月で40万円ほどはかかります。

留学にかかる費用の目安は以下になります。

語学留学の場合200万円〜350万円/年
ワーキングホリデーの場合100万円〜200万円/年
大学私費留学の場合250万円〜450万円/年

これらの高額な費用を工面するのは容易ではなく、費用が理由で留学を諦めてしまう人も多くいるのが現状です。

留学を強く志している人は、奨学金についてや安く行けるプログラムについてしっかりとリサーチをし、自分の目的と予算に合うプログラムに参加するようにしましょう。

留学でのデメリット②:海外での教育についていけない

留学には、誰でも参加することができる語学留学から、ある程度留学前に英語力のスコアが必要な高校留学や大学留学までさまざまなタイプの留学がありますが、そのどれもに共通して言えるのが、全ての授業が英語で行われるということです。

そのため、授業が理解できない場面でも、自分が何に躓いているのかすらわからないということも少なくありません。加えて、留学では生活環境もガラッと変わるため、予習や復習を行う時間や余裕もなくなります。

そのため、授業についていけないことを気負いしすぎず、わかるところから積極的に吸収し、学ぶ姿勢を維持し続けることが重要です。

留学でのデメリット③:思ったより英語力が伸びない

高額な費用と時間をかけても、留学に行くだけで英語力が伸びると思ったら大間違いです。1ヶ月の留学で急激に英語力を伸ばす人ももちろんいる一方で、1年間留学しても全く話せるようにならない人も。

留学しても英語力が伸びない人の特徴としては、以下が挙げられます。

  • 日本人の多い学校やエリアに留学をし、日本人とばかりコミュニケーションをとる人
  • 自分のわかる範囲の英語でコミュニケーションを取る人
  • ミスを気にして、アウトプットをしない人
  • 授業以外の時間に現地の人との交流をしない人
  • ワーキングホリデーで日本人がお客様の企業に就業して、日本語でのコミュニケーションが増える環境にいる人

日本人が行くアメリカやカナダ・オーストラリア・フィリピンなどの人気の留学先には、どこも日本人がある程度いるのが現状です。

これらをしっかりと頭に置き、いかにそのような環境下で日本人と話さないかについて考えて、行動するのがポイントです。留学前の英語力は全く関係なく、留学時に積極的にアウトプットし、行動する人ほど英語力は伸び続けます。

留学でのデメリット④:環境の変化についていけない

日本から一歩外に出ると、隣の国の韓国でさえ全く異なる空気・環境が広がっています。日常で使われている言語が日本語の国はありません。気持ちは高ぶっていても体がついていかず、一度は体調を崩す人が正直ほとんどです。

日本と海外では、具体的に以下のような環境の違いがあります。

  • シャワーはお湯が出ない
  • 水道水は飲めない
  • ライフラインに不具合が生じても、すぐ直らない
  • スリやぼったくりが日常茶飯事
  • 密売人がそこら中にいる
  • 夜間の外出は特に危険を伴う
  • 歩いているだけでアジア人差別を受ける
  • 公共交通機関は時間通りに運行しないことが当たり前
  • ゴミがそこら中に落ちていて、異臭がする
  • 食べ物がまずい

環境の違いは、もちろん国や地域によって異なりますが、日本ほど清潔で秩序が保たれている国はないです。そのため、これまで生きてきた当たり前との違いに落胆するのは避けて通れません。

しかし、これこそが留学の醍醐味でもあります。さまざまな価値観に触れて、その中で工夫して生活する経験が、その後の人生を必ず豊かにしてくれることを忘れないでください。

留学でのデメリット⑤:頼れる人がおらず、孤独

留学は友達や家族と行く人もいますが、一人で参加する人が大半を占めます。そのため、身近に頼れる人がおらず、特に多感な中学生や高校生にとっては初めて長期間親元を離れるのがこの留学となり、孤独感を感じる人が少なくありません。言語の通じない環境に一人で飛び込むのは、大人でも勇気がいるものです。

一方で、家族や友人などの周りの人へのありがたみを再確認でき、自立できる絶好の機会でもあります。誰もいないからこそ、周りを気にせず積極的にコミュニケーションをとれるチャンスです。

失敗しようが、誰も自分のことを見ていないことを自信に変え、寂しさをバネにさまざまな場に行くことで、そこでしか出会えない世界中の人との交流を楽しみましょう!

留学でのデメリット⑥:トラブル時に対応できない

留学には、トラブルがつきものです。例えば、入国時早々に税関で受け答えができず入国ができないことや、いざ楽しい留学生活がはじまった矢先でパスポートを紛失することなど、日本では絶対に起きないトラブルに見舞われることが多々あります。

言語の通じない環境でのトラブルほど怖いことはありません。

そのため、留学期間は常に細心の注意を払うようにしましょう。トラブルへの対策としては、以下が挙げられます。

  • 留学前に税関での最低限の受け答えは練習しておく
  • パスポートはショルダーを購入し、常に肌身離さず持っておく
  • 滞在先でも常にスーツケースの鍵はロックする
  • いざという時にすぐに連絡できるように現地で頼れる日本人スタッフ(留学先のスタッフやエージェントの方など)と綿密にコミュニケーションを取っておく
  • 携帯が常に繋がるようにSIMやWi-Fiについてしっかりとリサーチしておく

トラブル時も冷静な判断ができるように、上記の気をつけるべきポイントをしっかり抑えておきましょう。

留学でのデメリット⑦:危ない目に遭うことも

デメリット⑥でもご紹介しましたが、トラブルの中には身の危険を伴う重大なアクシデントもあります。すりやぼったくり、交通事故、タクシーでの暴行といったことがその一つです。

自分は大丈夫だろうという安易な気持ちでいては危険です。頼れる大人のいない場所への外出や、夜間の一人での行動は特に危険が伴います。海外では、常に危機感を持って行動しましょう。

留学でのデメリット⑧:帰国後に周りに馴染めない

留学後のデメリットとして意外と重要で考えられていない側面として、帰国後の日本での逆カルチャーショックというものがあります。

これは、海外に行き、広がりすぎた価値観が、帰国することにより塞がってしまい、反って日本で生活しづらくなることを指します。長期間海外に行き、海外での当たり前が自分の当たり前に変革していることにより生じます。

例えば、自己主張をするのが当たり前の環境で留学をしていて日本に帰ると、主張することが煙たがられるなどが挙げられます。これは海外と日本の文化の違いにより生じているので、当たり前のことです。

これに関しては、時間が解決してくれます。しばらくは慣れないこともありますが、海外で吸収した価値観を曲げる必要はなく、自分は自分という気持ちで吸収した良い部分はそのまま伸ばしていきましょう。

留学でのデメリット⑨:日本での教育に遅れを取る

特に小学生・中学生・高校生が2ヶ月以上の長期で留学に行く場合は、日本での教育に遅れを取ってしまいます。留学に行き、日本の学校を休む期間に、まるまる日本の教育を受けられなくなるためです。

長期間で留学に行く場合は、オンラインの家庭教師をつけて日本の教育にも触れ続けることや、現地で日本の学校にも通うなど、日本に帰った際に受験等で不利になることがないよう、帰国後の進路もしっかりと考慮した上で留学に行くことが重要です。

留学でのデメリット⑩:キャリアにブランクがあく

社会人が留学に行く場合は、キャリアにブランクがあいてしまいます。そもそも、社会人になってからは生活もあるため、留学のハードルが一気に上がり、容易に留学に行くことはできません。

社会人になってから留学に行く人も多くいますが、大事な自分のキャリアの中でブランクをあけるということを頭に置き、留学後のキャリアプランを設計した上で留学をすることが重要です。

デメリットから見る、留学で失敗しないためのポイント3選

ここまで、留学でのデメリットについて10個ご紹介しました!留学にはデメリットもたくさんあることがわかったと思います。

ここでは、そんな留学のデメリットを踏まえて、留学で失敗しないためのポイントを3つに分けてご紹介します!

①最低限の英語力強化とトラブル対策はしておく

デメリットの部分でもご紹介しましたが、留学にはトラブルがつきものです。小さなトラブルひとつくらいは留学経験者は誰しもがぶち当たるといってもいいほど。

そのため、そんなトラブルに備えて、中学生レベルの英語力で良いので、最低限の英語力は培っておくと良いでしょう。オンライン英会話や教材を使えば、日本でも数週間程度で英語力は格段に上げられます。

小中学生の場合は、現地の信頼できる大人と現地合流するまでは保護者がついていくことや、子どもを現地の責任者に引き渡すまで面倒を見てくれる飛行機のサービスを利用することを推奨します。

トラブル対策としては、スポートを常に肌身離さず持っておくことや携帯を常に使える状態にしておくこと、荷物は必ず自分の前でもつことなどが挙げられます。しっかりとリサーチをして、できる対策を講じましょう。

②小さいことは気にせず、プラスに捉える心構え

①でもお伝えした通り、海外に行くとちいさなトラブルのひとつくらいはほとんど全員が経験します。そのため、カルチャーショックやトラブル・アクシデントは起こるものだと思って、そういったことが起こった際もポジティブに捉える心構えが大切です。

一つひとつ気にしていたら生きていけないくらい日本では起こり得ないことが多発するため、ここでしか経験できないこととして、最低限の対策はしてあとは楽しむことがポイントです。

終わってみたら全てが楽しい思い出になること間違いなしなので、小さなことは気にしすぎずに、どんどこい精神でさまざまなことを積極的に経験していきましょう!

③留学がゴールじゃない!留学後の目標をしっかり定める

留学は多くの人にとって夢や憧れのひとつとなっていますが、留学に行くことはゴールではありません。大事なのは、留学を通してどんな自分になりたいかや、留学後にどうなっていたいかという留学後の目標です。

例えば、英語を話せるようになりたいことが留学に行く目的の場合は、1分でも多くの時間を現地の人とのコミュニケーションに使うことが重要です。また、自立したいというのが留学の目的の場合は、何をするのもまず自分でリサーチをして実行することが留学においては重要です。

留学の目的を何におくかで留学中の生活の仕方が変わり、充実度が格段に上がります!そのため、留学前は今一度自分の留学の目的を考えて、留学後にどうなりたいのかについて漠然としていてもいいので書き出して、行動に移してみましょう。

留学でのデメリットについて【まとめ】

今回の記事では、留学のデメリットについてご紹介しました!いかがでしたでしょうか?

留学に夢や野望を抱く人が多い一方で、デメリットもたくさん存在することがわかったと思います。この記事を通して、日本にいる間から留学へのイメージとしてご紹介したようなことがあるということを頭に置き、自身の留学する目的を再考することが重要です。

留学のデメリットをしっかり理解し、夢の留学生活を楽しんできてくださいね!応援しております。

また、留学したいけどできるだけ安く抑えたい…という方には、Cebu Way Englishがおすすめです。

Cebu Way Englishはフィリピン・セブ島での留学が可能で、格安と言われているフィリピン留学の中でもさらに費用を抑えられます!小学生から社会人まで幅広い生徒がいるのもポイント。また、授業に加えて、休日のアクティビティも充実しているため、ここでしか得られない経験ができる点もポイントです。

Cebu Way Englishついてもう少し知りたい方は、ぜひオンライン面談をお申し込みください!

この記事を書いた人
野口 和輝
U-GAKU(ユーガク)代表

国内留学を創業したU-GAKU(ユーガク)の代表。過去のオーストラリア留学、フィリピン留学、7カ国15都市の海外渡航歴、過去の留学参加者の声などを踏まえ相談会のカウンセラーとして日々、最高の留学体験を提供するため奮闘中です! 2013年よりフィリピン留学の代理店を運営、フィリピンへの渡航歴は20回以上、今もフィリピンへ年2〜3回の渡航はもちろん沖縄北谷、ニセコへ行き常に最新情報をお届けしています。