留学したい人
高校生のカナダ留学にはどのような種類があるの?
とお悩みではありませんか?
英語を学べる留学先は世界中にたくさんありますが、高校留学では自然が豊かで治安の良いカナダが人気です。
この記事では、カナダ留学を検討している高校生や保護者に向けて、カナダ留学の特徴や留学におすすめの州から、費用の目安や必要なビザまで、高校生のカナダ留学の基礎知識をご紹介します。
・高校生のカナダ留学にかかる費用の目安
・高校生がカナダ留学するメリット
・カナダ留学までの流れとやっておくべきこと
・カナダ留学のおすすめの州・公立高校・私立高校
カナダに関する基本情報【まとめ】
カナダ留学についてお話をする前に、カナダに関する基本情報について簡単にご紹介します。
カナダの基本情報
首都 | オタワ |
人口 | 約4010万人(2023年情報)(日本の1/3倍) |
国土面積 | 998.5万平方メートル(日本の約27倍) |
公用語 | 英語・フランス語 |
宗教 | キリスト教・無宗教・イスラム教など |
通貨 | カナダドル |
時差 | -12.5~-17時間 サマータイム時:-11.5~-16時 |
カナダの気候
カナダと言われ、寒いイメージを抱く方もいらっしゃると思います。
しかし、カナダも日本と同様に四季があるだけでなく、湿度が日本と比較して低いため、カラッとした過ごしやすい気候であることが特徴です。
また、夏は気温が高く、冬は気温が低いといった1年の流れは同じになります。
しかし、季節ごとの平均気温については地域によって大きく異なるため、一概に言うことはできません。
バンクーバーなどが位置する西海岸では、冬になると日本と同じ程度の気温になりますが、トロントなどの都市が位置する東海岸では、-10℃ほどの氷点下になることがほとんど、、
そのため、留学時期はもちろん、留学する地域の気候などにも注意する必要があります!
事前に調べておくことで、気温にあった服装を選ぶようにしましょう!
カナダの教育制度
カナダの教育制度は、日本とは異なり、それぞれの州に教育省があり、その教育省ごとにカリキュラムを作成している形になります。
さらに高校は、「公立高校」と「私立高校」に分けることができます。
- 様々な国籍や文化的背景をもつ生徒との生活
- 充実したカリキュラムと質の高い先生による授業
- 留学費用の負担軽減
- 独自かつ豊富なプログラムや科目の提供
- 日本人留学生への手厚いサポート
- 少人数のクラス編成
また多くのカナダの学校では、セメスター制とリニア制を採用しています。
リニア制:1年間を通して同じ教科を履修する方法
カナダの高校教育に関する基本的な情報や仕組みについて知っていることで、留学先の高校を選びやすくなるだけでなく、自分に合う環境を選ぶことができるでしょう!
高校生のカナダ留学の種類
高校生を対象にしたカナダ留学には、様々な種類があります。
以下では、その種類とそれぞれの特徴について詳しく紹介していきます。
サマースクール・短期留学
「サマースクール」とは、夏休みを利用して参加することのできるプログラムで、1週間から参加することができます。
「短期留学」は、夏休みや春休みなどの長期休みを利用して1週間~2か月ほど留学を行うことのできるプログラムです。
座学だけでなく体験学習を通して英語力や技術を学ぶことができるだけでなく、文化体験ができるアクティビティなども用意されています。
またサマースクールは、小学生〜高校生を対象にしていることが多いため、期間中は指導員やホームステイ先の家族によるサポートがあり、安心・安全な環境で留学することができます。
「夏休みなどの長期休みを利用して留学をしたい方」や「初めての海外留学は手厚いサポートのもと参加したい方」におすすめなプログラムになります。
費用に関しては、プログラム内容や期間によって大きく異なるため、気になるプログラムを調べてみてください!
セメスター留学
あまり聞き馴染みのないと感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
「セメスター留学」とは、1年間を前期後期の2学期制とした場合に、その 1学期分(前期もしくは後期)の約5ヶ月間もの間高校にて留学を行う制度のことを指します。
5ヶ月間と、短期留学やサマースクールに比べて期間が長くなるため、長期休みだけで留学を行うことは難しいです。
しかし帰国後に日本の高校でもそのまま単位として認められる場合もあるため、相談してみると良いでしょう。
1年留学
「1年留学」では、自己負担で約1年間海外の高校に通うことを指します。
留学終了後は、
・元いた日本の高校に復学する
・海外の高校にそのまま残り、卒業を目指す
どちらかの道を選ぶことができます。
そのため、最初から現地の高校の卒業を目的とした卒業留学を目指す自信がない方にも最適な留学の方法になります。
また在籍している高校の学校長の許可を得られれば、留学中の取得単位が卒業単位に認定され、1年間の留学期間が「休学」扱いにならない場合もあります。
卒業留学
「卒業留学」では、中学卒業後現地の高校に入学し、渡航先の現地の高校で単位の取得、卒業を目的に留学を行うものです。
そのため授業は、現地の生徒と一緒に受講することになり、慣れるまでにかなりの努力が必要になります。
しかし卒業後は、帰国子女の枠を使い大学に進学をすることができるなどのメリットがあります。
高校生のカナダ留学にかかる費用の目安
先ほど紹介したそれぞれの留学スタイル別に、以下では目安となる留学費用をご紹介します。
留学種類 | 費用 |
サマースクール(1週間) | 10~30万円 |
短期留学(1か月) | 30~65万円 |
セメスター留学 | 90~150万円 |
1年留学(公立高校・私立高校) | 200~260万円・250~450万円 |
卒業留学(公立高校・私立高校) | 570~900万円・810~1620万円 |
高校留学に必要な費用の内訳
高校留学における費用の内訳は以下のようになります。
・ビザやパスポート、保険などの手続きにかかる費用
・学費(入学金・授業料)
・教材費(学費に含まれている場合もあります)
・食費
・その他費用(交通費・通信費など)
・お小遣い
高校生のカナダ留学までの流れ
ここでは、カナダでの高校留学までの流れについてご紹介します。
1年半~1年前
1年半〜1年前のこの時期には、以下の2点をしっかりと行なっておくことで、充実した留学生活を送ることができるでしょう!
・渡航先や留学スタイル、留学期間の決定
・進学先の高校の選定
渡航先や自分に合った留学期間、進学先などに対する情報収集を行うことが非常に重要です。
というのも、あまり情報収集を行うことなく留学先や進学先を決めてしまうことは、「留学することがより不安に感じられる」「満足の行く留学生活を送ることができない」などの原因にもなりかねないため、非常に危険です。
最近では、留学を行う方も増加しているため、留学に関する情報が多くあふれており、自分が知りたい情報が非常に見つかりやすいです。
また口コミなどを参考にすることで、ホームページだけではわからないリアルな情報も手に入れることが可能です!
しっかりと情報収集を行い、渡航先や進学先、留学スタイルを選ぶようにしましょう!
1年~半年前
1年〜半年前になると、いよいよ留学に向けて準備を始めていく必要があります。
・出願に必要な書類の収集、出願
・学費などの費用の支払い
ここからは、留学を行う上で必要な準備に取り掛かる必要があります。
進学先に提出するための必要な書類を準備することはもちろん、パスポートの申請や有効期限内であることの確認が必要です。
お住まいの地域によっては、パスポートの受け取りが平日しか受け付けていない場合もあり、学校などがあると難しい場合もあります。
そのため、留学に行くことが決定したらすぐに確認するとよいでしょう!
半年前~直前
1年〜半年前になると、本格的に留学の準備を始める必要があります。
・バイオメトリクス(指紋認証)の登録手続き
・航空券・海外保険などの手配
・荷物の準備
・英語学習
以上に挙げた手続きは、どれも非常に重要な手続きであり、忘れることがないようにする必要があります。
特にビザの取得の有無については、留学期間によっても異なるため注意が必要です。
ビザの種類については、次で詳しくご紹介します。
また、留学を行うにあたって英語学習を事前に行っておくことは、現地で効率よく英語力を向上させる上では非常に重要となります。毎日少しずつ英語に触れるだけでもかなり変わってくる為、無理のない範囲で取り組んでみてください!
高校生のカナダ留学のメリット【5選】
ここからは、「カナダ」に留学するメリットをご紹介します!
①治安の良さ
②高い教育水準
③受け入れ体制の充実さ
④グローバルな環境での生活
⑤卒業後の選択肢の豊富さ
①治安の良さ
カナダ留学の人気の理由でもある「治安の良さ」が、カナダ留学の大きな特徴の1つです。
と同時に、高校留学を行う上で、本人はもちろんその保護者の方も気になると感じる方が多い点だと思います。
カナダは、「世界平和度指数ランキング2023」において11位にランクインしており、日本(9位)と比較しても大きく差はありません。
また、イギリスの経済誌「エコノミスト」の調査部門「エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)」が毎年発表している治安・医療体制・文化や環境・教育・インフラなどを指標化し、総合的に判断している「世界の住みやすい街ランキング」では、対象となっている172都市の中で、カナダの3都市がランクインしました!
ここからも、カナダの都市が住みやすく、他の国に比べると安全であることがわかっていただけると思います。
しっかりと防犯面での対策を行っていれば、安全に留学生活を送ることができるはずです!
②高い教育水準
世界各国からカナダへの留学が人気のある理由として、「カナダの高等教育の質の高さ」が挙げられます。
「US New&Worldの教育に最適な国ランキング(2021)」においてカナダは、アメリカやイギリス、ドイツに次いで4位にランクインするなど国際的にも教育に力を入れていることが伺えます。
また、教科の選択肢の広さもカナダの教育の特徴の1つになります。
日本でも基礎科目とされている「英語・理科・社会・数学・体育」などを必修科目としたうえで、100以上の選択科目が存在しています!
また州政府が予算をとり、その時の社会ニーズに合わせて更新し続けているのも特徴です!
・IT
・マーケティング
・グラフィックデザイン
・ロボティクス
・ミュージカル
・建築 など
以上のように様々な種類の中から、自身の興味に合わせて選択することが可能です!
③受け入れ体制の充実さ
移民が多いカナダでは、留学生にも様々な手厚いサポートを行っているため、学校面だけでなく生活面でも充実したサポートを受けることが可能です!
特に留学生にとって非常に心強いのが、「特別クラスによる英語力のサポート」です。
多くの学校では、英語力に心配のある学生に対して、自身の英語力に合わせた授業を受けられる特別クラス(英語コース(English as a Second language : ESL))が設けられています。
そのほかにも、宿題や課題などを見てくれるようなクラスもあるため、英語力に自身のない学生でも無理なく英語を学ぶことができるはずです!
さらに留学生を受け入れている多くの学校では、アドバイザーやコーディネーターなどが在籍しており、生活面で生じた不安などを相談することも可能です!
④グローバルな環境での生活
移民国家であるカナダでは、多くの移民を受け入れ、発展してきました。
さらに留学先としても人気の高いカナダでは、多くの学生が、英語を学びに訪れます!
そんな多文化主義を受け入れているカナダでは、異なる文化や価値観、生活スタイル、宗教を受け入れ、尊重しあうことを大切にしています!
そのため、疎外感などを感じることなく留学生活を送ることができることはもちろん、多くの価値観や考え方に触れる中で自分が大切にしているものに気づくことができるはずです。
⑤卒業後の選択肢の豊富さ
さらに高校留学を行うメリットの1つが、「卒業後の選択肢を増やすことができる」という点です。
というのも、カナダの高校を卒業した場合には、その後の進路として「そのままカナダの大学に進学する」「他の国の大学に進学する」「日本の大学に進学する」という大きく3つの道を選ぶことができます。
また「日本の大学に進学する」場合には、帰国子女の枠を利用することができる場合もあるため、調べてみると良いでしょう。
高校生のカナダ留学に必要なビザ
高校留学をする上で、必要になる準備に「ビザの申請」があります。
しかし、留学期間によってビザの有無が変わるだけでなく、他の国と比較しカナダは特徴的な点がいくつか存在しているため、注意しましょう!
滞在期間が6ヶ月以内
カナダでは他の国と異なり、滞在期間が6ヶ月以内の場合、ビザは必要ありません!
ただし、カナダeTAと呼ばれる電子渡航認証が必要になります。
これは、2016年に開始された制度であり、入国する際にビザが免除されている米国以外の国籍をもつ人に義務付けられているものになります。
オンラインでの申請になるため、早い段階での申請をオススメします。
・パスポート(現地出国予定日の+1日以上)
・クレジットカード
・e-mailアドレス
滞在期間が6ヶ月以上
カナダでの滞在期間が6ヶ月以上の場合には、ビザの取得が必要になります。
目的によりビザの種類は異なりますが、高校留学では「学生ビザ」が必要になるため、以下では学生ビザに焦点を当てて、ご説明します。
そもそも「学生ビザ」とは、渡航目的がカナダの学校に通うことです。
学生ビザの取得方法としては、カナダ移民局のオンラインで申請することが可能です。
・進学先の入学許可証
・州からの承認レター
・パスポートのコピー
・英文の残高証明書
・クレジットカード
※ケベック州の場合には、CAQ(ケベック就学許可証)も必要になることがあります。
これらを申請する際に必要な費用としては、「申請料金150カナダドル(約16000円)+バイオメトリクス85カナダドル(約9000円)」となります。
必要な書類等が多いことからも、早めに準備しておくとよいでしょう!
高校生のカナダ留学にオススメの州と特徴
カナダは、13の州によって成り立っています。
その中でも今回は、高校留学においてオススメの州を3つご紹介します。
ブリティッシュコロンビア州
カナダの最南端に位置しているブリティッシュコロンビア州には、非常に有名なバンクーバーをはじめとし、ビクトリアやウィスラーなどの都市があります。
1年を通して機構なども過ごしやすく、アジアからの移民が多いのが特徴です。
また、イギリスの経済誌「エコノミスト」の調査部門「エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)」が毎年発表している「世界の住みやすい街ランキング」では、世界で第5位にランクインしています!
オンタリオ州
観光地として有名なナイアガラの滝があるオンタリオ州には、首都であるオタワやトロントなどの有名な都市があります。
特に近代目覚ましい発展を遂げているトロントは、「世界の住みやすい街ランキング」において8位にランクインしているだけでなく、交通便も良いため、生活を送るうえで非常に便利です。
アルバータ州
エドモントンやカルガリーなどの都市があるカナダの西部に位置するアルバータ州は、教育に非常に力を入れている州の1つです。
個人に合わせた学習計画を作成してくれるなどの非常に手厚いサポートをしている学校や、最新の設備を導入している学校などもあり、世界各国から多くの留学生が訪れてます。
高校生のカナダ留学に必要な英語力
世界各国から多くの留学生を受け入れているということもあり、カナダへ留学をする際に絶対に必要とされている英語力はありません。
また現地の高校に入学する際も、基本的に試験や英語力のチェックは行われません。
そのため、英語以外も含めた学校の成績において入学要件を満たしていれば、誰でもカナダの高校へ進学するチャンスがあるということになります。
だからといって、英語力がゼロの状態では、現地での授業を理解することや友達・ホストファミリーとコミュニケーションをとることが非常に難しく感じてしまうでしょう。
そのため、少なくとも自分の意見を簡単に伝えることができるスピーキング力や相手の話を聞き取ることのできるリスニング力を身につけておくことが必要です。
・英検3級
・TOEIC:300~400
・IELTS:3.0~3.5
→簡単に行ってしまうと「中学英語」で学ぶ英語力です。
中学英語で学ぶような基本的フレーズや単語などを身に着けていることで、日常会話や授業内での基本的な説明は理解することができます。
しかし授業によっては、難しい単語や専門的な単語が出てくることがあるため、その都度覚えていけば大丈夫です!
高校生がカナダ留学前にやっておくべきこと
先ほども紹介した、カナダ留学を行う上での一般的に求められている英語力に届いていない方は、まずはこれらの目安を目標にして英語力を挙げていくことが重要です。
またこれらの試験をまだ受験したことのない方は、現段階の自身の英語力を知るためにも受験することをオススメします。
その一方で、これらの目安となる英語力はすでに身に着けている方もいらっしゃると思います。そんな方は、できるだけリアルな英語に触れ、英会話のスキルを向上させておきましょう!
というのも、現地での会話はすべて英語で行われます。
また、カナダの特徴として様々な国から来た留学生や現地の生徒と一緒に授業を受け、生活を送ります。
そのため英語の発音の仕方が人によって異なることが多く、知っている単語であっても違うように聞こえてしまったり、うまく自分の伝えたいことが伝わらないことも多いのが事実です。
事前にリアルな英語に触れていることで、現地でも通用するリスニング力やスピーキング力を身に着けることができるでしょう!
また英語力だけでなく、カナダの文化や特徴を知っておくことも重要です!
基本的に会話では、話の全体を推測する力も求められます。
カナダについて事前に知っておくことで、会話の内容が理解しやすくなり、話の全体像が掴みやすくなるだけでなく、会話そのものを楽しむことができます!
高校生のカナダ留学で身につく英語力
留学をすることで、多くの人は英語力を伸ばすことができます。
なぜなら、「英語に触れる機会が増える」からです。
アメリカの「National Training Laboratories」では、学習スタイルの違いによる定着率の違いについて紹介しています。それを参考にすると、自身が経験するアクティブラーニングを行うことで、定着率を上げることができます。
では、実際にどのくらい英語力を上げることができるかについて期間別でご紹介します。
しかし、すべての方に当てはまるものではありませんので、あくまで参考にしてみてください。
1週間~1か月
留学期間が「1週間~1か月」の場合は、英会話や英語環境になれるまでの英語力を向上させることができます。
また英語に関する勉強法や週間を身に着けることも可能です。
しかし、やっと慣れてきたと感じる頃に留学生活が終わってしまうことが多いため、大幅な英語力の向上やTOEICの大幅な点数アップにつなげることは難しいでしょう。
2~3か月程度
日常会話をある程度話すことができるまでの英語力を向上させることができます。
さらに授業内では、講師の話す内容をスムーズに聞き取ることができるリスニング力や自分の意見を簡単に相手に伝えることができるスピーキング力を身に着けることができます。
またTOEICなどの試験における点数では、100点前後アップすることができる方もいるようです!
3~6か月程度
日常会話で英語を話すことに抵抗を感じることが少なくなるまでの英語力を向上させることができます。
またこの時期は、特にリスニング力の伸びを実感しやすい時期になり、相手に聞き返す機会も少なくなります。
またTOEICなどの試験における点数では、300~500点と大幅にアップすることができる方も多い、ため、大学入試に利用することができます!
6か月以上
日常生活のトラブル対応やディスカッションなどにも参加できるネイティブに近い英語力まで向上させることができます。
またTOEICの点数では、900点台に届く方もいるほど、スピーキング力やリスニング力だけでなく、リーディング力も向上させることができます。
そのため、大学入試はもちろん、就職活動や今後の多くの場面で活かすことができるはずです!
このように留学期間によっても大きく異なります。また、個人による努力やもともとの英語力によっても英語力の身につけやすさは変わってきます。
高校生のカナダ留学におすすめの公立高校
カナダは、10の州と3の準州で構成されていますが、さらにより細かく学区として分けられています。
今回は、その中からおすすめの3つの学区の公立高校をご紹介します!
ゴールデンヒルズ学区
〈所在地〉アルバータ州ストラスモア市
〈留学期間〉5ヶ月(セミスター留学)もしくは10ヶ月(1年留学)
〈入学時期〉9月もしくは2月
〈学費〉70万〜130万円
※宿泊費除く(申請費用・授業料・保険料含む)
〈特徴〉
滞在方法は、ホームステイか寮のどちらかを選ぶことができます。
また、寮の場合であっても24時間体制でスタッフによるサポートを受けることが可能であるため、安心して留学生活を送ることができるでしょう!
バーナビー学区
〈所在地〉ブリティッシュコロンビア州バーナビー市
〈入学時期〉9月もしくは2月
〈学費〉100万〜150万円
※宿泊費除く(申請費用・授業料・保険料含む)
〈特徴〉
バンクーバー市の近くに位置しているバーナビー市では、車で20分ほどでバンクーバー市に行くことができ、生活を送る上では非常に便利な都市です。
また、卒業をするとカナダの大学への進学資格も得ることができるのも特徴の一つです。
コキットラム学区
〈所在地〉ブリティッシュコロンビア州コキットラム市
〈入学時期〉9月もしくは2月
〈学費〉90万〜180万円
※宿泊費除く(申請費用・授業料・保険料含む)
〈特徴〉
コキットラム市は、付近にショッピングモールがあるだけでなく、地下鉄などもあるため、交通の便が良いのが特徴です。
またプログラミングや建築、設計分野に非常に強いため、これらの分野に興味のある方でも知識を深めることができるでしょう!
高校生のカナダ留学におすすめの私立高校
以下からは、カナダ留学でおすすめの私立高校をご紹介します!
Bodwell high school
〈所在地〉カナダ西部 ブリティッシュ・コロンビア州ノースバンクーバー(バンクーバー市内から公共交通機関で約10分)
〈形態〉共学
〈滞在方法〉ホームステイもしくは寮
〈特徴〉
最先端の教育環境を整えており、「1年3学期制」を採用しているブリティッシュコロンビア州政府認可の学校です。
世界40ヵ国からの受け入れを行なっているため、様々な背景をもつ生徒と一緒に生活をおくることができるだけでなく、サポート体制も整っています!
さらに生徒の学校生活や成績などを保護者の方と共有することのできる「Eレポートシステム」も導入されているため、初めての海外留学でも安心して見守ることが可能です!
Upper Madison College High school
〈所在地〉メインキャンパス:トロント、サブキャンパス:モントリオール
〈入学時期〉6〜8月
〈滞在方法〉ホームステイ
〈特徴〉
少人数制の授業を採用しており、約10名で 1クラスを構成している学校です。
また、日本人のカウンセラーが在籍しているため、勉強面だけでなく、生活面でもサポートを行ってくれるため、安心して留学を行うことができます!
さらに、立地が良い特徴を活かして、毎日開催されているアクティビティでは、トロントの観光地に遊びに行く内容やスポーツを楽しむ内容が組まれており、週末にも面白い内容のアクティビティに参加することが可能です!
Fulford Academy
〈所在地〉オンタリオ州ブロックビル(オタワから 約 1時間、モントリオールから約2時間)
〈形態〉共学
〈入学時期〉9月(4月も応相談)
〈滞在方法〉寮(Wi-Fi完備、ランドリーサービス、スポーツジム、24時間体制の警備などのサービスあり)
〈特徴〉
受け入れている生徒数が少なく、質の高い教育を受けられる学校です。
STEAM(化学、テクノロジー、エンジニア、数学、芸術)と呼ばれる教育プログラムを採用しているだけでなく、自国の高卒証明書も取得できます!周辺には、スーパーやショッピングモールがあるため、生活を送る上でも非常に便利です!
国内留学も選択の一つに!
今回は、高校留学の中でも特に「カナダ」に焦点を当てご紹介してきました。
慣れない環境の中で行う高校留学は、本人・その保護者の方にとって、不安に感じることも多いと思います。
しかしそれらを通して学んだことや経験したことは、将来の選択肢を拡げてくれるだけでなく、自身の価値観や考え方なども豊かにしてくれるはずです。
カナダへの留学を検討している方や留学を決めた方、留学に向けて準備中の方は、ぜひ参考にしてみてください。
また、国内での団体留学や短期プログラムを検討されている方には、U-GAKUがおすすめです。
U-GAKUは、エージェントではなく自社で学校を運営しているため、手厚いサポートと質の高いプログラムを提供しています。特に中高生向けのプログラムには定評があり、受験前の英語力強化にも最適です。
U-GAKUについて詳しく知りたい方は、、ぜひオンライン面談をお申し込みください!