高校生の短期留学って意味あるの?メリットも懸念点も全部解説!

高校生の短期留学って意味あるの?

この記事を書いた人
野口 和輝
U-GAKU(ユーガク)代表

国内留学を創業したU-GAKU(ユーガク)の代表。過去のオーストラリア留学、フィリピン留学、7カ国15都市の海外渡航歴、過去の留学参加者の声などを踏まえ相談会のカウンセラーとして日々、最高の留学体験を提供するため奮闘中です! 2013年よりフィリピン留学の代理店を運営、フィリピンへの渡航歴は20回以上、今もフィリピンへ年2〜3回の渡航はもちろん沖縄北谷、ニセコへ行き常に最新情報をお届けしています。


 

留学したい人

「高校生の短期留学って意味あるのかな…」
「大学受験にどう影響するんだろう」

こんな悩みに答えます。

結論から言うと、高校生の短期留学には今後の人生を変えるきっかけになるようなとっても大きな意味があります!

そのため、高校留学におけるメリットを知り、今ある懸念点を払拭していくことが非常に重要です!

この記事では、高校生の短期留学に意味はあるのか・高校生の短期留学のメリット/デメリット・高校留学と大学留学の比較・さらに高校生の短期留学におすすめの国まで詳しく紹介していくので、少しでも興味のある方は、ぜひ最後まで読んでみてください!

この記事の内容
・ 高校生が短期留学する意味
・ 高校生の短期留学のメリット/懸念点
・ 高校生の短期留学におすすめの国

高校生の短期留学に意味はあるのか

冒頭でも述べましたが、高校生の短期留学には非常に大きな意味があります!

「迷わず行ってくれ!」というレベルです。

先に筆者の考えを伝えますと、短期留学と長期留学ならもちろん長期留学に越したことはありません。これについては過去の記事でも書いておりますので是非クリックしてみてください!

しかし、短期留学でも得られるものはたくさんあり、それを高校生の時に経験することで心身共により早い段階での成長が可能となります。成長は複利であると思うからこそ、高校一年でニュージーランド留学をした私の経験を皆様にお伝えしたいと思います。

高校生の短期留学におけるメリット

語学力の向上

短期留学と言えど、しっかり準備をした状態で留学に望めば必ず英語力は向上します。ローカルスクールに通うのか、語学学校に通うのか、ホームステイなのか、寮なのかと選ぶカリキュラムによって英語に触れられる機会に差はあれど、自分の行動一つで英語力は飛躍的に伸びると思います。

私がニュージーランド留学して際には、スマホの設定を英語に変え、周りに日本人を置かず日本語から完全に距離を取り、英語に専念する選択を取りました。その結果全く話せなかった私でも、ある日「あ、今聞き取れてる!!」「友達や先生と話せてる!!!」という瞬間が来たのです!

ただ、完全にゼロからの状態で留学すると初期には本当に悔しい思いをたくさんするので、ある程度文法や基礎単語は学んでから挑戦した方が心が軽くなりますよ!

自立せざるを得ない環境

私の場合はホームステイを選んだのでその体験を中心に書いていきますが、やはりホストファミリーには気を遣います。幸運なことに私のホストファミリーはとても優しく、ジョークが大好きでいつも笑わせてくれたのですが、やはり生活スタイル文化が違いますしもちろん言語が不自由な状態で暮らし始めるわけですから遠慮することも多々ありました。

親元から完全に離れて言わば一人で生活していく(完全には独りでない)のは初めは大変です。ただ、その環境を高校生で経験できるというのは本当に貴重ですし、生活能力は確実に上がります。例えば、部屋の片付けや家事の手伝い、また小さい子供がいれば年上として一緒に遊んであげるなど、家族への貢献が日常的になります!

価値観の変化

上記のようなホストファミリーとの生活を通して、自分自身がそれまでどれほど親のお世話になっていたかに気付き、親へのありがたさをより感じその上で自分を律していくという心と行動の変化もあれば、他の側面でも自分の価値観は大きく変わりました。

一番はやはり、人に対して寛容になれたことです。世界には本当に色々な考えをもった人がいて、それをお互いに認め合って生きているのだと感動した記憶があります。日本にいると中高生の内は特に自分と似通った友達ばかりと一緒に行動しがちですが、それを一新して全く新しい環境に身を置けるチャンスである留学は本当に価値のある体験です。

他にも私が変わったと思う点は、なんでも挑戦してみようと思えるようになったことです。それまではシャイだった私も、遊びに誘われたらとりあえず行ってみたり、クラブ活動に参加して大会に出たり、勉強で賞を取ろうと頑張ったりと自分というものを積極的に表現するようになりました!

高い希少価値

ズバリ、「高校留学をした」という経験には、かなりの希少価値があります。もちろん自身の早い段階での成長という意味でもそうですが、そもそも高校生で留学に行く人は極端に少ないです。

文部科学省が発表している高等学校等における海外留学に関する危機ガイドラインによると、令和3年における日本の高校生の留学者数はたった0.3万人でした。つまり、留学経験したという事実が将来に渡って有利に使える可能性が大きいです。

学時に本当に頑張って勉強し、多くの経験の中で培ってきた成長を自他ともに観測できれば、大学受験でも就活でも審査官の印象には間違いなく残るでしょう。

面接以外にも、英語力を伸ばしてしまえば将来あらゆるところで得をします。私も大学受験勉強時には英語の勉強はほとんどせず、他の教科に時間を当てることができました!学校のALTの先生と話すこともできるようになり毎日が楽しかったです!

高校生の短期留学における懸念点

ここまで、高校生の短期留学に置けるメリットを説明してきましたが、ここからは皆さんが不安に思うであろう懸念点について解説していきたいと思います。

プログラムによって進級に差が出る可能性

短期留学の期間にもよりますが、高校の制度によっては留学時に「留学」扱いになるか「休学」扱いになるか分かれることもあると思います。私の場合は一年留学で、どちらか好きな方を選ぶことができたので、「友達がいる」「せっかく成長して帰ってくるのに一年遅らす必要がない」という理由から留学扱いを選択し、帰国後は自分がそのまま進むはずだった学年にそのまま戻りました!

ただ学校によって進級システムに違いがあるので、短期の場合でも長期の場合でも、まずは学校に確認し、自分が納得できる形での留学準備を進めてくださいね!

ロールモデルの不在による不安

メリットの所で、高校留学には高い希少価値があると述べましたが、裏を返せば周りに相談できる人が少ないということです。

そのため、インターネットでできる限りの情報を集めたり、SNSで高校留学の様子を実際にあげている人をチェックしていくことになると思いますが、中には極端な体験談のみを拡大して伝えていたり、不安を煽るような内容の物も多く見受けられます。親や先生のアドバイスを受けることももちろん大切ですが、大事なのは自分が高校留学で何を目的とするかです。

何を重視してそのためにどう頑張るのかを実行していくのは全て自分です。

「私/僕が道を切り開いてやる!」といった意気込みで高校留学を意味あるものにしていって欲しいです!

高校留学と大学留学ならどっち?

ここからは、高校留学と大学留学で迷っている人に向けて、留学するならどちらの方がいいのか私の独断と偏見で伝えていきます!

ズバリ、「可能ならどちらも!」

高校で留学するメリットは上記を参考にしていただきたいのですが、では大学でも留学する意味はなんでしょうか。

正規留学の場合

大前提、海外の学校に正規留学する場合、高校と大学では学びへの本気度が全然違います。

留学場所により様々な違いはあれど、基本的に高校の学習レベルはそんなに高くはなく、教科によっては日本の方が進んでいるクラスもあります。また専門的な知識を問われる課題は少なく、グループ協力型のリサーチ学習や、毎回復習から始まり同じ単元を身につくまで繰り返す学習法をとっていた易しい教科が多かった印象です。

ニュージーランドでは、クッキングクラスやマオリクラス(ニュージーランドの先住民であるマオリ族の文化を学ぶ授業)、体育といった体験型学習の時間がたっぷりありました!

ただ、大学になると、教科が専門的になるにつれて英語の語彙レベルも上がり、それらを理解するためにさらに広い分野の知識が求められたりと、文化の違いを経験することはもちろんですが、特に勉強に重点をおいた留学になるでしょう。

語学留学の場合

語学留学の場合も、できる環境にあるならば高校・大学どちらでの留学もおすすめします。日常レベルでは問題のない英語力をアカデミックレベルに引き上げれば、就活やその後の人生で必ず役立ちますし、海外の人と高いレベルでのディスカッションが可能となり、新しい考えや知識もどんどん増やすことが可能です。

結論、正規留学の場合や上記語学留学の場合でも、もしあなたが環境に恵まれ留学を二度経験できるチャンスを持っているなら迷わずどちらもすることをおすすめします!

英語学習をやりきったのなら、英語圏でない所への大学留学だったり、休学して海外インターンシップにコミットしてみるのもいいでしょう。

高校生の短期留学におすすめの国

最後に、高校生の短期留学におすすめの国を一つ、紹介したいと思います!

ズバリ、フィリピンです!

フィリピン_セブ島

フィリピンのセブ島は、日本から片道4時間半で行ける圧倒的利便性を誇り、一年を通して平均気温が26~27°と高く過ごしやすい気候が続きます。

留学におすすめな理由は、フィリピンでは英語が公用語であり全国的に通じ、アジア内でありながら実際の生活の中で英語を使う場面が多く存在するからです!また、フィリピン国民は親密な家族や友人関係を重んじ、他者に対するおもてなしの精神を携えています。

フィリピンは英語初心者でも受け入れられやすい環境であり、高校生にはピッタリなんです!

留学エージェントであるU-GAKUは、フィリピンのセブ島留学に特化しており、学校も家も全て自社経営の設備で、フィリピン人講師とシェアハウスすることで生きた英語を時間を気にせず学べます!高校生からの人気も高く、毎年多くの学生に利用されているので、もし興味がある方はHPを覗いてみてください!高校生の短期留学ニーズを捉えたカリキュラムとなってます!

【まとめ】高校生の短期留学の意味

今回の記事では、高校生の短期留学の意味・高校生の短期留学におけるメリットと懸念点・高校留学と大学留学の比較・高校生の短期留学におすすめの国についてご紹介しました。

冒頭でも述べた通り、高校生の短期留学には、非常に大きな意味があります!もし挑戦できる環境が整っているなら、ぜひ挑戦してください!

大切なのは、周りがどう言うか/どんな反応をするか、ではなく常に「自分がどうしたいか」です。本当に留学してみたいのであれば、どうして留学するのか/留学してどうなりたいのかといった目標設定を行って、親御さんや先生にプレゼンしてみてください!あなたの熱意が伝わることを心から祈っています!!

この記事を書いた人
野口 和輝
U-GAKU(ユーガク)代表

国内留学を創業したU-GAKU(ユーガク)の代表。過去のオーストラリア留学、フィリピン留学、7カ国15都市の海外渡航歴、過去の留学参加者の声などを踏まえ相談会のカウンセラーとして日々、最高の留学体験を提供するため奮闘中です! 2013年よりフィリピン留学の代理店を運営、フィリピンへの渡航歴は20回以上、今もフィリピンへ年2〜3回の渡航はもちろん沖縄北谷、ニセコへ行き常に最新情報をお届けしています。