フィリピン留学のSIM情報を徹底解説!

この記事を書いた人
野口 和輝
U-GAKU(ユーガク)代表

国内留学を創業したU-GAKU(ユーガク)の代表。過去のオーストラリア留学、フィリピン留学、7カ国15都市の海外渡航歴、過去の留学参加者の声などを踏まえ相談会のカウンセラーとして日々、最高の留学体験を提供するため奮闘中です! 2013年よりフィリピン留学の代理店を運営、フィリピンへの渡航歴は20回以上、今もフィリピンへ年2〜3回の渡航はもちろん沖縄北谷、ニセコへ行き常に最新情報をお届けしています。


 

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SIMカード・eSIMって何?
フィリピン留学中にSIMを選ぶならどこがオススメ?

こんな疑問にお答えします。
結論からお伝えすると、フィリピン留学中にSIMカードを選ぶ場合は、「Globe」または「Smart」がオススメです。またeSIMでは、様々なサイトがあり、その1つ1つに異なった特徴があります。そのためSIMカードとeSIMの違いを知った上で、自分にどちらがあっているのかを探してみると良いでしょう!

この記事では、SIMカード・eSIMの基本情報やフィリピンで普及している大手通信会社2社のそれぞれの特徴・料金プラン・利用方法、eSIMの大手サイトの特徴・料金プラン・利用方法のについてご紹介しています。また、SIMを利用するメリット・デメリットについても紹介しているため最後まで読んでみてください。

この記事の内容
・SIMの基本情報
・SIMを利用する際の一般的な手順
・フィリピン留学でSIMカードを使用する際のサイト・料金プラン・手順
・フィリピン留学でeSIMを使用する際のサイト・料金プラン・手順
・SIMを使用するメリット・デメリット

フィリピン留学中に携帯電話を使用するには?

留学に行くと日本にいる時と同様、若しくはそれ以上に携帯電話は必要不可欠なアイテムになります。

イメージしやすい場面としては、

・家族や友人との連絡

・目的地への行き方に対する検索

・分からないことに対する検索

・写真をとる

・SNSに投稿する

などです。

さらに、留学中はそのほかにも「コミュニケーションの中で分からない単語や文章の翻訳」や、「ホストファミリーへの連絡」、「申請や手続き」などに必要です。

また最近では、クレジットカードのお支払い時に電話番号を介したSMSによる本人確認などにおいても携帯電話は必要になります。

では海外で携帯を使用するには、どのような方法があるのでしょうか?

日本にいる間は、どこの県・地域にいる場合であっても大半の携帯はインターネットを使用することが出来ます。

これは以外にも、海外に行った場合も同様です。しかし、国際ローミングという機能を使用して通信をし、インターネットを使用しているため、通信料が通常とは異なり1日あたり3000円程度と高くなってしまいます。

使用するための準備が非常に少なく、レンタルや購入の手続き・費用が必要ない為、「短期間の留学で費用が多少かかっても手間が省けるなら!」と考えている方にはオススメです。

しかし、長期間滞在することが多い留学では、通信料だけで非常に費用がかかってしまうことになり、向いていないといえるでしょう

※現在使用している携帯電話のプランや、携帯会社によっては、海外用の契約内容に変更する必要があります。

 

では、フィリピン留学中に費用を抑えた状態で使用するには、どのような設定や準備が必要なのでしょうか?

大きく分けると3種類の方法が存在します。

SIMカードを使用する

ポケットWi-Fiを使用する

現地で携帯電話を購入する

今回は、その中でも最近非常に人気の高い①SIMカードを使用する方法に焦点をあて、メリットやデメリット、フィリピン留学中に携帯電話を使用する際に必要な設定・準備などを詳しく紹介していきます!

SIMとは?

では、そもそも「SIMって何?」と疑問に思う方のために、簡単に以下で説明していきます。

SIMカードとは?

SIMカードとは、「Subscriber Identify Module Card」の略であり、「加入者の情報を記録したICカード」を意味しています。

このSIMカードをスマホに挿入することで、インターネットや通話、SMS機能を利用することができます。

つまりSIMカードは、使用することでどの端末をどの契約者が利用しているか識別する役割を担っています。

SIMカードの役割

1.利用者情報(識別番号・電話番号・メールアドレス)の記録

2.電話回線を利用して、通話やインターネット、SMS機能の利用が可能

 

また、最近ではeSIMも多く利用されています。

eSIMとは、スマホ本体にあらかじめ埋め込まれた本体一体型のSIMをさします

通信プランをオンラインで契約時に設定するだけで、SIMの情報が書き換えられ、通常のSIMのように使用することができます。

ここからは、フィリピン留学中にSIMカードを使用する場合とeSIMを使用する場合にわけ、それぞれを解説していきます。

 

SIMカードを利用する際に必要な一般的な手順

また、SIMカードにはチャージ方法により大きく2種類に分けられます。

プリペイドSIM(チャージ型)

月額SIM

 

①は、あらかじめ契約期間や通信料に応じて決まった金額を支払い、追加で使用した分をチャージなどを行い支払う方法です。

携帯電話を長時間使用しない方や短期留学の方には、費用を抑えることができるため、オススメです!

 

②は、通信会社と契約を結び、月払いで支払っていく方法です。

必要なデータ通信やギガ数に応じて、プランを選ぶことが出来ます。

通話やSMSなどが使い放題である場合もあるため、確認してみましょう!

 

先ほども紹介したように、SIMカードを使用するには、現在の携帯の設定などの確認や必要な準備が多く存在します。

 

①現在使用している端末をSIMフリーにする

SIMカードを使用するにあたって非常に大切になるのが、現在使用している携帯電話をSIMフリーの設定に変更することです。

そもそも「SIMフリーとは?」と疑問に感じる方もいると思うので、簡単に説明させていただきます。

SIMフリーとは、SIMカードを変更した場合でも通信できる端末のことであり、SIMロックの状態では、SIMカードを変更しても通信することができません。

そのため現在の端末状態が、ロック状態かフリー状態かを確認し、SIMロックである場合は、現在使用している携帯会社の店舗や自身のマイページなどから、解除の契約を行いましょう。

 

②プリペイドSIMカードを購入する

SIMカードを購入する場所は、大きく2つに分けることが出来ます。

日本

現地(海外) 

 

①の場合、多くはアマゾンなどから購入することが可能です。

その場合、郵送で送られてきたSIMカードが渡航前には手元に届いている為、安心して留学することができます。

しかし現地で購入する場合と比較し、費用がかかってしまう場合が多いため注意しましょう。

 

②の場合は、現地に到着後にSIMカードを購入しましょう!

SIMカードを購入することができる場所として、

空港

携帯キャリア会社の店舗

コンビニ

などが挙げられます。

空港であれば、少し割高にはなってしまいますが、現地到着後すぐに携帯を使用することが可能になります。

携帯キャリア会社の店舗は、街中やショッピングモールなどにはいっていることが多いです。

また、購入からSIMカードの差し替え、アクティベートまで対応してくれる店舗もあります。

コンビニなどでもSIMカードを購入することも出来ますが、挿入などの必要な作業を自身で行う必要があるため、初めての方にはあまりオススメの方法だとは言えません。

 

➂SIMカードを挿入する

購入が終わったら、SIMカードを挿入しましょう!

スマホ側面に小さい穴があるため、そこに専用の器具を差し込みます。

すると、SIMカードを設置できる部分が出てくる為、現在入っているSIMカードと入れ替えます。

挿入後、問題なくメッセージの受信などのインターネット機能が使用できれば問題ありません!

 

その際に取り出したSIMカードをなくさないようにしっかりと袋のなかに保存しておいてください!

さらに、これらの操作を購入した場所でやってくれる場合があるため、頼んでみることもいいでしょう!

 

④アプリをダウンロードする

インターネットが使用できる状態になったら、専用のアプリをダウンロードしましょう。

このアプリを通して、チャージを行ったり、使用したデータ量の確認を行うことも可能です。

Web上や、コンビニなどでチケットを購入しチャージを行う場合もあるため、事前にチャージ方法などを調べ、通信会社を選ぶと良いでしょう!

 

※現地でSIMカードを購入する場合は、パスポートなどの情報を登録しなければならない場合もあるため、パスポートを持っていくことをオススメします。

 

フィリピン留学でSIMカードを使用する場合は?

では実際にフィリピン留学中にSIMカードを使用する場合は、フィリピンの通信会社のSIMカードをフィリピンもしくは渡航前にあらかじめインターネットで購入を済ませておく必要があります。

オススメなのは、渡航前にあらかじめ購入しておくことです。

というのも、フィリピンに到着後すぐに携帯が使える状態であるということは、非常に便利であり、慌てずに済みます。

現地で購入する場合と比べ、少し割高になってしまう場合もありますが、そのほかの点を考慮すると、インターネットで購入しておくべきです。

 

さらに、ここからはフィリピンの代表的な通信会社を紹介していきます。

フィリピンでは、主に2種類の大手通信会社が利用されています。フィリピン国内でも多く普及しており、空港や街中でも購入することができるため、非常に安心です。

以下では、それぞれの特徴と大まかな料金プランについて紹介していきますので、参考にしてみてください。

 

Globe

フィリピンの大手2社のうち、シェアNo.1を誇っている「Globe」は郊外や田舎で使用している方が多いのが特徴の会社です。

Globeが提供しているSIMカードの料金プランは、大きく2つに分けることができます。

トラベルパッケージ式

プリペイドカード式

 

①のトラベルパッケージ式は旅行者に便利なタイプのSIMカードであり、すでにSIMカードの料金が含まれているプランになります。

また、後からプリペイドカードを利用し、チャージすることで使用し続けることも可能です!

しかし、これから説明する②のプリペイドカード式に比べると割高になってしまいます。

 

②のプリペイドカード式は様々なプランがあり、自分の好みのデータ量や日数に応じて選択することができるため、誰でも使用しやすいのが特徴です。

また、データだけでなく、Facebookなどのアプリを使用できるオプションや、任意のアプリを決められた範囲内で使用できるなどのオプションもついてくる場合もあります。

 

〈料金の一覧表〉

プラン 期間 データ 料金
GoSURF
GoSURF 15 2days 40MB PHP15
GoSURF 50 3days 1GB PHP50
GoSURF 299 30days 1.5GB PHP299
GoSURF 599 30days 4GB PHP599
GoSURF 999 30days 8GB PHP999
SUPERSURF
SUPERSURF 1day 800MB PHP50
SUPERSURF 5days 800MB/day PHP200
SUPERSURF 30days 800MB/day PHP999

 

なるべく費用を抑えたいと考えている方には、オススメの会社になります。

Smart

「Globe」とは反対に都会で使用している方が多いのが、「Smart」が提供しているSIMカードです。

Smartが提供しているSIMカードも、大きく2つに分けることができます。

ツーリストSIMカード

プリペイドカード式

 

①のツーリストSIMカードは、空港のみでもらうことのできるSIMカードです。

〈特徴〉

・アクティベーションすると無料で300MBもらえる

・アクティベーションして3日以内にPHP30以上をチャージすることで、無料で700MBもらえる

・有効期限は3日以内

予約なしでももらうことはできるとされていますが、事前に予約をしておくことがオススメです。

 

②のプリペイドカード式の料金表の一覧は以下になります。

〈料金の一覧表〉

プラン 期間 データ 料金
GIGA
Giga Surf50 3days 1GB+300MB(SNS) PHP50
Giga Surf99 7days 1.5GB+300MB(SNS) PHP99
Giga Surf299 30days 2GB+1.1GB(SNS) PHP299
Giga Surf799 30days 4GB+1.1GB(SNS) PHP799
Giga Surf999 30days 6GB+1.1GB(SNS) PHP999
SURFMAX
SURFMAX50 1day 800MB PHP50
SURFMAX250 5days 800MB/day PHP250
SURFMAX995 30days 800MB/day PHP995

またツーリストSIMカードにプリペイドカード式の料金スタイルでチャージをすることでも使用し続けることが可能です。

SNSを充実させたい方にオススメの会社になります。

 

GlobeとSmartのSIMのロードとチャージ方法

ここからは、GlobeとSmartそれぞれのSIMカード式のロード・チャージ方法を紹介していきます。

Globe

①プリペイドカード裏面のスクラッチを削り番号の確認

②「*143#」に電話

③案内に従い番号の打ち込み

④「8080」からのテキストメッセージを受けとる

⑤「*143#」に電話し、料金プランの設定

 

1.プリペイドカード裏面のスクラッチを削り番号の確認

プリペイドカードの裏面にあるスクラッチを削ると、ロードに必要な10桁(カード番号)+6桁(PIN番号)の番号が出てきます。

 

2+3.「*143#」に電話し、番号を打ち込む

SIMカードを挿入し、「*143#」に電話をかけると、案内が表示されます。

その案内に従い、先ほどの10桁+6桁の番号を打ち込みます。

 

4.「8080」からのテキストメッセージを受けとる

3までの操作を完了すると、「8080」からテキストメッセージが届きます。

 

5.「*143#」に電話し、料金プランの設定

ロードが完了したら料金プランの設定を行います。

再度「*143#」に電話をかけ、案内に従い料金プランを選択してください。

また、チャージも同じように行います。

 

Smart

①プリペイドカード裏面のスクラッチを削り番号の確認

②「1510+PIN番号」に電話

③案内に従い番号の打ち込み

④「9999」に料金プランを送信

⑤テキストメッセージを受け取り完了

 

1.プリペイドカード裏面のスクラッチを削り番号の確認

プリペイドカードの裏面にあるスクラッチを削ると、14桁の番号(PIN番号)が出てきます。

 

2+3.「1510」に電話し、番号を打ち込む

SIMカードを挿入し、「1510+PIN番号(14桁)」に電話をかけると、音声案内に切り替わります。

日付や「success」という音声が聞こえるとロードは完了です。

 

4.「9999」に料金プランを送信

テキストメッセージで「9999」の宛先に料金プランを送信します。

 

5.テキストメッセージを受け取り完了

設定が完了すると、「9999」からSMSが届きます。

 

フィリピン留学でeSIMカードを使用する場合は?

では実際にフィリピン留学中にeSIMカードを使用する場合も、eSIMを購入する必要があります。

しかし先ほど紹介したように、カードでの交換ではなくデータをダウンロードするだけであるため、スマホの設定を変更することにより利用することが可能になります。

フィリピンで使用可能なeSIMは、先ほどSIMカードでも紹介したGlobeやSmartでも購入することができます。

そのほかにも、Holafly(オラフライ)やWorld eSIM、MobilityPass(モビリティパス)、eSIM Martなどがあります。

以下では、それぞれの特徴と大まかな料金プランについて紹介していきます。

 

Holafly

Holaflyは178ヵ国の国と地域に対応しており、累計利用者数100万人以上の人気なeSIMサービスです。

最大の特徴が、低価格で容量無制限を提供している点です。

またサポートも手厚く、チャットやLINEからは24時間いつでも問い合わせをすることが可能です。

そのため、「動画サイトやSNSをよく利用する方」•「初めて利用する方」にとっては非常にオススメです。

〈料金の一覧表〉

  データ容量 料金
5days  

 

無制限

2400円
7days 3400円
10days 4400円
15days 5700円
20days 6900円

 

World eSIM

World eSIMは、Wi-Fiレンタルで有名な「グローバルWi-Fi」を販売しているサイトであり、180カ国以上の国と地域に対応し、様々なプランを提供しています。

通信品質やサポートなどの評価も高く、日本語にも対応しているため、現地で分からないことや問題が発生した場合でも、気軽に相談することが可能です。さらに土日祝日も問い合わせを受け付けている点も非常に安心して利用することができる点です!

またアプリ内で設定が完結する為、初めての方でも非常に設定しやすくなっているのも特徴の1つです。

World eSIMでは、5種類のフィリピン向けプランを提供しています。

1日単位からデータ容量を決めることもできる為、「あまりデータを使用しない方」・「初めてで手厚いサポートがほしいという方」にオススメです。

〈料金の一覧表〉

  データ容量 料金
1day 500MB/day 592円
8days 1GB/day 3280円
15days 5GB 2610円
31days 10GB 4990円
60days 30GB 14570円

 

eSIM Mart

eSIM Martは海外向けのeSIMサイトであり、世界200ヵ国以上の国と地域に対応しており、取り扱っている商品は日本最多となるため、自分の生活スタイルに合わせたプランを選択することができます。

さらに、プランを追加する場合でも初期費用や月額料金、解約料金は一切かからず、プランの購入料金だけであるため、安心して選択することが可能です。

「生活スタイルに合ったプランを選びたい!」という方にオススメです。

〈料金の一覧表〉

  データ容量 料金
1day 1GB 1190円
15days 3GB 2250円
30days 10GB 5985円
30days 20GB 10490円

※そのほかにも世界26カ国で利用できる周遊プランでは、10日間6GBで2685円というプランもあります。

 

Glocal eSIM

Glocal eSIMは、世界80ヵ所の国と地域で利用されているサイトです。

定期的に割引キャンペーンなども実施しているため、安く利用することができます。

また、フィリピンだけでなくその周りの国に旅行に行きたいと考えている方にぴったりなプランが、「アジア周遊プラン」や「アジア•AU•US周遊プラン」です。

このプランでは、近隣の国を周遊したり、乗り継ぎをした場合でもわざわざ再度設定をすることなく、複数国のネット回線を利用することができます。

「フィリピンだけでなく、他の国にも行きたい!」と考えている方にオススメです。

〈料金の一覧表〉

  データ容量 料金
5days 10GB 4180円
10days 6GB 4480円

 

eSIMのセットアップ方法

eSIMのデータプランを購入後、セットアップを行うことでeSIMを利用することが可能です。

以下では、eSIMのセットアップ方法についてご紹介します。

※大前提としてSIMフリーもしくはSIMロックを解除した状態で以下のセットアップを行ってください。SIMフリーやSIMロック解除のやり方に関しては、上で紹介下SIMカードの一般的な手順を参照してください。

 

1.「設定」の「モバイル通信データ」を開き、「eSIMを追加」を選択します。

2.「QRコードを使用」を選択し、QRコードをスキャンします。

※QRコードが読み取れない場合

①「QRコードを使用」を選択し、「画面下部にある詳細情報を手動で入力」を選択

②SM-DP+アドレスとアクティベーションコードを入力

(注文確認メールに添付されているPDFファイルに記載されています。また、確認コードが提供されている場合は、確認コードも入力してください。)

3.「モバイル通信プランを追加」を選択します。

4.モバイル通信プランの根遺書を変更します。

5.デフォルト回線で「主回線」を選択します。

6.iMessage・FaceTime・AppleIDで「主回線」を選択します。

7.モバイルデータ通信で「主回線」を選択します。

1~7の手順を終了すると、通信に必要なeSIMの情報がインストールされます。

また、目的地到着後に「設定」からeSIMに切り替えることも可能です。

 

SIMカードを利用するメリット・デメリット

最近耳にすることが多いSIMカード•eSIMですが、短期間の留学だけでなく、長期間の留学においても比較的安い費用で携帯を快適に使用することが出来ます。

SIMを利用する場合のメリット・デメリットをご紹介します。

SIMのメリット

①費用を抑えることができる

メリットの1つに、費用を抑えることができるという点が挙げられます。

ポケットWi-Fiなどは1日や1週間単位で費用がかかることが多いのに対し、SIMは数日用のタイプもありますが、30日以上使用できる長期間タイプのものも存在します。

もちろん、長期間使用できるSIMの方が数日用のSIMと比較すると、費用はかかりますが、料金の上がり方が緩やかであるため、1日分に換算すると非常に安く使用することができます。

そのため、長期間フィリピン留学を行う方にオススメです!

 

②荷物がコンパクトで済む

SIMを利用することで、現在使用している携帯電話を使用しながら、荷物をコンパクトにすることができます。

ポケットWi-Fiの場合、使用するには定期的に充電を行う必要があります。

また、そのために必要な充電器や充電コードなどを持ち歩く必要があり、小さいバックなどに全てを入れようとするとどうしてもかさばってしまうのが現実です。

それに対してSIMは、使用している携帯電話の中に挿入する・ダウンロードする為、普段の携帯と同じように使用することができ、荷物がかさばる心配はありません!

 

➂電話ができる

SIMを使用することで、フィリピンの通信事業者が提供している会社を利用している為、現地の電話番号を入手することも可能です!

(※プランに含まれていない場合もあるためしっかりと確認しましょう。)

そのため、ホストファミリーとの電話でのやり取りができるだけでなく、現地の手続きの申請等に電話番号の情報や携帯の電話番号を登録することができます。

しかし、日本で使用している電話番号を使用することができない為、クレジットカードの情報を見る際に電話番号が必要な場合はあらかじめメモをとっておきましょう!

 

SIMカードのデメリット

①必要な手順や準備が多い

先ほど手順を紹介したように、SIMを利用する前に現在使用している携帯電話の設定をSIMフリーに変更する必要があります。

また使用する際も、APN(Access Point Name)設定を携帯電話で行う必要があります。

さらにSIMカードでは、アプリなどをダウンロードしなければならない・カードを受け取らなければならない場合もあり、準備をあらかじめしていないと現地到着後にすぐに使用することができません。

そのため、あらかじめ同封されてる説明書などを事前に読みこみ、手順を把握しておくことをオススメします。

その点eSIMでは、アプリのダウンロードなどを行うだけですぐに使用することができ、購入後すぐに使用できるのはメリットになります。

しかし、事前に携帯の設定を変える必要がある点には変わりないため、どちらが自分に合っているか事前に把握しておきましょう。

事前に情報を集めよう!

今回はフィリピン留学におけるSIM情報について詳しくご紹介しました。

携帯電話は、現地に到着してすぐに必要になるアイテムの一つですが、先ほど紹介したように種類や料金プランは様々です。また使用前に必要な準備も多く、知らない状態では現地についてすぐに使用することは難しいでしょう!

そのようにならないためにも、事前に情報を集め、自分に合ったプランなどを検討しておくことがオススメです。

SIMについての仕組みや、現地大手通信会社などを知っておくことは非常に重要です。

この記事を参考にし、留学が快適に過ごせるような自分にあう会社・プランを選択してください!

 

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この記事を書いた人
野口 和輝
U-GAKU(ユーガク)代表

国内留学を創業したU-GAKU(ユーガク)の代表。過去のオーストラリア留学、フィリピン留学、7カ国15都市の海外渡航歴、過去の留学参加者の声などを踏まえ相談会のカウンセラーとして日々、最高の留学体験を提供するため奮闘中です! 2013年よりフィリピン留学の代理店を運営、フィリピンへの渡航歴は20回以上、今もフィリピンへ年2〜3回の渡航はもちろん沖縄北谷、ニセコへ行き常に最新情報をお届けしています。