留学したい人
マルタの給料事情について知りたい…!
こんな悩みに答えます。
結論から言うと、マルタの給料は職種や経験によって大きく異なりますが、平均月収は約1,996ユーロ(約32万円)、最低賃金は月854ユーロ(約14万9,000円)です!
この記事では、マルタの平均給料や最低賃金、職種別の給与事情、さらに旅行や留学での費用との関係について詳しくご紹介します!
マルタに行く予定のある方や、マルタで働きたい方や生活費が気になる方は、ぜひ最後まで読んでください。
マルタの職種別の給料事情
マルタでの旅行や留学にかかる費用と給料の関係
マルタの給料事情について
まず、マルタの平均賃金と最低賃金についてご紹介します!
マルタの平均月収
マルタの平均月収は、2024年第4四半期時点で約1,996.71ユーロ(約32万円)とされています。
これは、EU諸国の中では中間レベルに位置しており、西ヨーロッパ諸国(フランスやドイツなど)よりは低いものの、東欧諸国(ポーランドやハンガリーなど)よりは高い水準です。マルタは観光業やサービス業が経済の大部分を占めるため、業種によって給料の格差が大きいのも特徴です。
また、年齢や経験によって給料は大きく異なり、新卒者や若年層の給与は1,500ユーロ程度からスタートすることが多いです。
一方で、IT業界や金融業界などの専門職では、月収が3,000ユーロを超えるケースもあります。
マルタの最低賃金
2024年のマルタの最低賃金は、1か月あたり925.34ユーロ(約15万5,000円)となり、日本の最低賃金とほぼ同程度です。
企業によってはチップ制度が導入されているため、特に飲食業では実際の手取り額が最低賃金よりも高くなることがあります。
マルタ政府は、物価の上昇を考慮しながら最低賃金を段階的に引き上げており、今後もこの傾向が続く見込みです。
マルタの職種別の給料事情
ここからは、職種ごとの給料事情について詳しくご紹介します!
自分の希望する仕事の給料が気になる方は、要チェックです。
マルタの飲食業やサービス業の給料
飲食業やホテル業などのサービス業は、マルタ経済を支える主要な産業の一つです。
カフェやレストランのホールスタッフ、キッチンスタッフ、バーテンダーなどの職種では、時給約5〜6ユーロ(約750〜900円)が一般的です。
特に観光シーズン(春〜秋)には求人が増え、賃金も若干高めになる傾向があります。ホテルのフロントスタッフやハウスキーピングの給料は、月1,200〜1,500ユーロ(約21万〜26万円)程度が相場です。
また、サービス業ではチップ文化が根付いているため、特に高級レストランやホテルでは、チップによって給料を補うことが可能です。
英語やイタリア語などの語学スキルがあると、より高い時給の仕事を得るチャンスも増えます。
マルタの専門職や技術職の給料
IT、金融、医療、教育などの専門職や技術職では、他の職種と比べて高めの給料が期待できます。
例えば、ITエンジニアやソフトウェア開発者の平均月収は2,500〜4,000ユーロ(約42万〜68万円)程度となっており、特に経験豊富な人材は5,000ユーロ以上の給与を得ることもあります。
金融業界では、会計士や銀行員の給与が比較的高く、月収3,000ユーロ以上が一般的です。
医療分野では、看護師や医師の給料が高く、特に専門医の年収は10万ユーロ(約1,700万円)を超えることもあります。
マルタでは専門職に対する需要が高く、経験や資格を持っていれば、高収入を得ることが可能です。
マルタの物価と給料の関係
ここまでマルタの物価と給料の関係についてご紹介しました。
次に、旅行や留学を考えている人向けの給料事情についてご紹介していきます!
生活費と給料のバランス
マルタの生活費は比較的低めですが、近年、家賃の上昇が続いています。
特に、首都バレッタやスリーマなどの都市部では、ワンルームの家賃が月800〜1,200ユーロ(約14万〜21万円)に達することもあります。
一方、地方都市では500〜700ユーロ程度で借りられる物件もあります。食費や交通費は日本より安価で、特に地元の食材を使った自炊をすることで、生活費を抑えることができます。
しかし、給料が比較的低い業種に就いている場合、家賃の負担が大きくなりがちなので、シェアハウスなどの選択肢を検討するのも一つの手です。
物価上昇と給料の変動
近年のインフレの影響で、マルタの物価は上昇傾向にあります。特に食品や光熱費の値上がりが目立ち、家庭の支出が増加しています。これに対応するため、政府は最低賃金の引き上げや税制の見直しを進めています。
しかし、全ての業種で給料が一律に上昇しているわけではなく、一部の低賃金労働者は依然として生活の厳しさを感じています。今後もインフレ率や経済成長率に応じた賃金調整が行われる見込みですが、仕事を探す際には物価の変動を考慮することが重要です。
マルタでの旅行や留学にかかる費用と給料の関係
ここからは、旅行や留学にかかる費用と給料の関係について詳しくご紹介します!
マルタ旅行に必要な予算と物価の実情
マルタは地中海の美しい風景と温暖な気候が魅力の旅行先ですが、旅行費用は滞在スタイルによって大きく異なります。
一般的な観光旅行での1週間の滞在費は、航空券、宿泊費、食費、観光費を含めて約1,000〜1,500ユーロ(約17万〜26万円)ほどかかります。
ホテルの宿泊費はシーズンによって変動し、特に夏の観光シーズン(6月〜9月)は価格が上昇します。格安旅行を考えている場合は、ホステルやAirbnbを利用することで費用を抑えることが可能です。
また、レストランでの食事は日本よりも安いことが多く、ローカルな食材を活用した自炊をすれば、さらに節約できます。
マルタ留学の学費と生活費の目安
マルタは英語を公用語とする国の一つであり、欧州圏内の中では比較的安価に語学留学ができる国として人気があります。
語学学校の学費は、一般的に4週間のコースで500〜1,500ユーロ(約8万〜26万円)程度であり、学校の規模やカリキュラムによって異なります。
さらに、宿泊費はホームステイ、学生寮、シェアハウスなどの選択肢があり、月500〜1,200ユーロ(約8万〜20万円)程度が目安です。
留学中の生活費として、交通費、食費、娯楽費などを考慮すると、月1,000〜1,800ユーロ(約17万〜30万円)程度の予算が必要になります。マルタ留学は費用対効果が高いと言われますが、事前に十分な予算を確保することが大切です。
学生ビザでのアルバイトと給料事情
マルタでは、90日以上の学生ビザを取得した場合、週15時間以上の語学コースに在籍していれば、週20時間までアルバイトをすることが可能です。
アルバイトの主な職種は、カフェやレストランのスタッフ、ホテルの受付、観光業関連の仕事などで、時給は約5.5〜7ユーロ(約850〜1,100円)が一般的です。
学生ビザでのアルバイト収入は、生活費の補助にはなりますが、学費や家賃を全額カバーするほどの額にはなりません。そのため、留学前にある程度の資金を準備しておくことが重要です。
また、語学力が向上すれば、より高収入の仕事を見つけるチャンスも広がります。
ワーキングホリデーでの就労と給料事情
マルタでは、日本とワーキングホリデー協定を結んでいないため、日本人が長期間働くには就労ビザ(Work Permit)が必要になります。
基本的に、マルタで仕事を得るには、現地の雇用主からのオファーを受け、ビザを申請する必要があります。就労ビザの取得には通常、雇用契約書の提出が求められ、審査には数週間〜数ヶ月かかることもあります。
なお、IT業界や金融業などの専門職であれば、比較的スムーズに就労ビザを取得できる可能性が高いです。
マルタで長期的に働きたい場合は、あらかじめ現地の求人情報をリサーチし、ビザ申請の準備を進めることが大切です。
マルタの給料事情を理解して、マルタ滞在に生かそう!
今回の記事では、マルタの給料事情についてご紹介しました!いかがでしたでしょうか?
マルタの給料は職種や経験によって差があり、平均月収は約1,996ユーロ(約32万円)、最低賃金は月925.34ユーロ(約15万5,000円)となっています!また、観光業や飲食業の給料は比較的低めですが、ITや金融業などの専門職では月収3,000ユーロ以上を狙うことも可能です!
今回の記事を読んで、マルタで働きたい方や、留学・旅行を計画している方はぜひ参考にしてくださいね。応援しています!
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