2022.06.28
このような疑問を、海外留学プログラムと国内留学プログラムの双方の事業責任者を担当した私の観点からお答えします。
この記事では、春休みや夏休みにぴったりな大学生の短期留学ついて説明します。
この記事を読むことで、大学生が春休みや夏休みに短期留学がおすすめな理由やおすすめの短期留学先、短期留学ができる機関やスケジュールについて理解ができるようになります。
春休みや夏休みに短期留学をしてみたい大学生や、まだ予定を決められていない大学生も、短期留学について理解を深められると思います。最後までぜひご覧ください。
Contents
そもそも、大学生が短期留学をするとどのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。
「なんとなく短期留学しておけばよさそう」、「みんな行っているから自分も短期留学してみよう」という感覚で短期留学に行っても、そこで得られる効果はきわめて低いです。
最初に短期留学をするメリットやデメリットを把握しておくことで、短期留学に行きたいという気持ちが強まるかもしれませんし、実際に短期留学をする際に目的をもって挑戦することができるようになります。
短期留学のメリットやデメリットについては以下の記事にまとめたので、気になる人はぜひご覧ください。大学生の視点から上記のことが分かる記事になっていて、より身近に理解できる内容になっています。
ここでは、短期留学が大学生におすすめな理由について説明します。
上記のパートでは短期留学のメリットやデメリットを説明しましたが、それを踏まえてなぜ大学生に短期留学がおすすめなのかを知ることができます。
まず、留学先は普段自分が暮らしている環境とは大きく異なります。
自分と生活スタイルが異なる人や留学先の独特な文化など普段とは違う光景が広がっていることが多いです。
最初は戸惑うかもしれませんが、そこでいろいろな人とコミュニケーションをとったり、文化に触れたりすることによって異文化理解を深めることができるでしょう。
異文化理解を深めることで、自分の視野が広がります。留学後にも進路選択で生きてくることもあるので、留学を通じて普段とは異なる生活圏に行ってみることはおすすめです。
留学先では友達が増える機会でもあります。なぜなら、同じような目的をもった人たちが集まりやすいため、自分と共通点をもった人たちと出会え、意気投合しやすいからです。また、留学中の環境に辛さを感じたときにも分かちあうことで、そこから強い絆が生まれることもあります。
そういった意味では友達を増やせるいい機会です。オンライン授業が増えて、なかなか同じ大学内でも友達を増やす場が少なくなっている状況がからこそ、より一層短期留学はおすすめです。
将来、海外で仕事をしてみたい、海外で生活してみたいという方は、まず語学留学に挑戦してみる価値があります。
自分が習得したい言語を学習できる環境に飛び込むことで、集中的に学習することができます。留学プログラムは、学習効果を効率的に高められるように形成されています。
語学力を身につけて将来的にグローバルを視野に活躍したい人は特におすすめです。
就活や進学で将来に直結するスキルを身につけたい人には、資格取得や試験対策に特化したプログラムに参加するのもおすすめです。
TOEICやTOEFLといった英語の試験のスコアアップだけではなく、学校教育の英語指導者になれる資格など多岐にわたる資格取得に備えたプログラムが存在します。
就活でも、試験スコアの証明だけでなく、留学に行った経験が自身のアピールポイントとしても活用することができます。
仕事に直結するスキルを身につけたい、ビジネス英語を身につけたという人には、海外インターンシップに挑戦できるプログラムがあります。
インターンシップ先はホテルスタッフやチャリティ団体、旅行会社など業種も様々です。すぐにインターンシップに参加するのが不安という人には、インターンシップ前に語学のフォローアップ研修が含まれているプログラムもあります。
また、インターンシップでは有給のものや滞在費が免除されるような制度がある場合もあるので、留学費用を抑えることもできます。
海外と日本の違いや、今はまだ自分が何をしたいのか分からない人は、海外ボランティアに挑戦できるプログラムがあります。
ボランティアのプログラムも学校の建築や現地の日本語学校でのサポートなど様々なものがあります。ボランティア経験を通じて自分の価値観が形成されたり、視野も広がったりするかもしれません。
春休みや夏休みであれば、ボランティアプログラムの選択肢も充実しているのでおすすめです。
就活では、自己PRや学生時代の経験を必ずと言っていいほど、聞かれます。
事前にそういう話のネタを貯めておかないと、いざ就活するときに焦ってしまいます。
そこで、短期留学を経験しておけば、留学先でのエピソードやそこで学んだスキルが一つの材料になるかもしれません。
先ほど、短期留学ではインターンやボランティアなどのプログラムがあることをご紹介しました。
留学以外にもいろんな経験ができるので、その活動自体をアピールすることができます。
また、インターンやボランティアでの経験が将来のことを考えるときのヒントになるかもしれません。
ここでは、春休みと夏休みの短期留学におすすめの留学先について説明します。
春休みと夏休みそれぞれのおすすめの留学先を説明するので、自分が検討している期間をぜひチェックしてみてください。
U-GAKUは国内短期留学のプログラムに特化した機関です。国内で短期的に英語学習ができる環境が整備されております。留学前には事前テストで「弱点把握」、留学中は予習・授業・復習の学習サイクルが確立されているので効率的に学習効果を上げることができるのが大きな特徴です。
また、国内での留学になるので、滞在費や交通費も圧倒的に安く抑えることができます。
ここでは、春休みと夏休みの短期留学におすすめの留学先について説明します。
春休みと夏休みそれぞれのおすすめの留学先を説明するので、自分が検討している期間をぜひチェックしてみてください。
オーストラリアは日本との時差が大きくなく、治安もよく、ワーキングホリデービザも容易に取得ができます。自然も豊かで、世界遺産もたくさんあります。滞在中に観光できるのもメリットといえます。日本人に圧倒的に支持されている留学先のひとつです。留学がはじめての人や女性に人気の高い傾向があります。
オーストラリアは日本と逆の南半球に位置しているので、春休みに留学すると向こうの夏を楽しむことができます。日本と比べて湿度が低いこともあり、カラッとした気候です。過ごしやすい気候の中で留学できるのは魅力かもしれません。
カナダは北米でもトップの治安のよさを誇ります。生活もしやすいことから人気の留学先のひとつです。語学留学、ボランティア、インターンなど目的にあったプログラムも豊富にあります。ワーキングホリデーをカナダでする学生も多いことはカナダ留学の特徴のひとつかもしれません。
カナダはウィンタースポーツも有名です。スキーやスノボ、アイスホッケー、カーリングといったアクティビティにも挑戦できます。英語を学びながら、スポーツに触れることができるのでスポーツ好きの学生の人にはおすすめです。
ニセコのスキー場は、海外で一番有名な日本のスキー場ともいわれています。世界屈指のパウダースノーで多くの外国人を虜にしてきました。スキー場をきっかけに国際エリアへと発展したニセコですが、冬は特に、海外にいるかのような暮らしを送ることができます。
春休みはちょうどスキーやスノボシーズンと重なります。外国人も多く訪れるスキー場であることから、留学中の勉強以外の日常でも英語を使える機会が多いといえます。
日本にいながら外国気分を味わえるのでおすすめです。
マルタは地中海にあり、ヨーロッパのリゾート地として人々を魅了してきた美しい島国です。長期休みを利用した短期留学先としてすごく人気のある場所です。
世界中から訪れる留学生との交流や、勉強以外では世界遺産の観光もできることが魅力のひとつです。費用面でも比較的リーズナブルと言われているのもおすすめにあげた理由です。
特に夏のマルタはリゾート地として完璧なロケーションといえます。夏休みを有意義に過ごしたいけど、遊びも忘れたくない人にとっては一石二鳥の留学先になります。
フィリピンはマンツーマン指導が主流です。グループレッスンと違って会話量が担保されています。会話量が多ければ多いほど、学習効果も高まるので短期で英語力を向上させたい人にとっておすすめです。費用面でもリーズナブルなことが多いです。
夏のフィリピンは日本よりも過ごしやすい気候といえます。年間平均気温は26度〜27度といわれ、年中安定した気候なのが特徴です。日本のように極端に暑い日が続くようなことがないので、暑さで体力を消耗せずに、思いっきり現地での生活を堪能できるでしょう。
沖縄県の北谷町は、町の面積の50%以上が米軍基地という基地の町です。そのため北谷町のほぼ全域のコンビニやファストフード店、個人店でアメリカドルが使え、国際色豊かな美浜アメリカンビレッジ、ディープな沖縄コザをはじめ外国人のリピーターが多い人気店が多数存在します。外国人が歩く姿は日常で、気軽に英会話を実践することができます。
夏の北谷では、マリンスポーツを楽しめます。綺麗な海に囲まれてサーフィンやバナナボートなどができるのです。英語も学びつつ、夏休みの思い出づくりもできてしまうのはおすすめポイントのひとつです。
また、国内なので治安も比較的良いですし、費用も安く済ませることができるので、コスパも良いといえるでしょう。
ここまでいろいろな国や地域を紹介してきましたが、留学先の選択肢はまだまだあります。他にも気になる人はぜひ以下の記事もご覧ください。
ここでは、短期留学のプログラムをするときの機関を紹介します。紹介する各機関の特徴やプログラム内容を踏まえて、ぜひ自分にぴったりのコースを見つけてください。
「EF Education First(イーエフ エデュケーション ファースト)」は、スウェーデン発祥、スイスに本部を置く私立の教育機関です。留学エージェントではなく、私立の教育機関として世界20ヵ国、50都市以上で直営の語学学校を運営しています。
教師はEFの基準を満たしたネイティブスピーカーですが、留学前の手続きやサポートは日本人のカウンセラーがいるので、安心して留学準備も行うことができるのが特徴のひとつです。
留学先としてはマルタやイギリス、アメリカのニューヨーク州の人気が高いようです。シンガポールやカナダの場合、ビザを持っていないと留学が難しいのですが、そこも含めてEFにご相談できるようになっています。
▼EFの公式サイトはこちらから
https://www.efjapan.co.jp/pg/ab/version-1/tannki-ryugaku/?code=none
留学ジャーナルでは、担当するカウンセラーが留学経験者であることが特徴のひとつです。留学経験者に相談できることで、自分の目的にあったプログラムや留学先を選ぶことができますし、それによって満足度も大きく変わります。
カウンセリングセンターは東京、大阪、福岡、名古屋の4都市にあります。直接会って話を聞きたいという人にはおすすめです。サテライトカウンセリングもあるので、4都市に行けない人も、お近くの施設でカウンセリングが開催される際には足を運ぶことができます。
留学ジャーナルでは、世界11ヵ国、6000校以上の情報をもっています。そのため、自分の留学目的にあったプログラムや留学先の学校を選択することができます。留学について知り、学校を調べるプロセスを一人で行うのはなかなか難しいですが、留学ジャーナルを通してより簡単に留学プランを考えることができるかもしれません。
▼留学ジャーナルの公式サイトはこちらから
https://www.ryugaku.co.jp/short/select/
U-GAKUは国内短期留学のプログラムに特化した機関です。国内で短期的に英語学習ができる環境が整備されております。留学前には事前テストで「弱点把握」、留学中は予習・授業・復習の学習サイクルが確立されているので効率的に学習効果を上げることができるのが大きな特徴です。
また、国内での留学になるので、滞在費や交通費も圧倒的に安く抑えることができます。
沖縄県の北谷町は、町の面積の50%以上が米軍基地という基地の町です。そのため北谷町のほぼ全域のコンビニやファストフード店、個人店でアメリカドルが使え、国際色豊かな美浜アメリカンビレッジ、ディープな沖縄コザをはじめ外国人のリピーターが多い人気店が多数存在します。外国人が歩く姿は日常で、気軽に英会話を実践することができます。こちらもニセコと同様に日本にいながら海外のような暮らしを体験できます。
北海道にあるニセコは、5つの町が連なった総称です。そのエリア内の全人口2万人に対し、年間外国人の述べ宿泊者約67万人が訪れます。ニセコエリアの中心地であるヒラフの観光エリアには、英語の看板が溢れ、スーパーなど店員さんも、道行く人も外国人ばかりの”日本で最も外国人率の高い街”です。近年、外国人観光客などをはじめ外国人移住者が増え、国際化が急速に進んでいることもあり、日本にいながら外国風の暮らしを体験できます。
ここでは、短期留学中の1日のスケジュール例について説明します。短期で学習成果をあげるにはどのようなスケジュールが組み込まれているのか、気になる人も多いことでしょう。
U-GAKUの場合の1日のスケジュールにはなりますが、こちらを見れば短期留学のスケジュールをだいたいイメージできるかと思います。気になる人はぜひ以下をご覧ください。
Coming Soon…
先ほどは、短期留学の1日のスケジュールをご紹介しましたが、ここではスケジュールの全体について説明していきます。
2週間 | 3週間 | 4週間 | 午前 | 午後 | 食事 |
事前準備、事前テスト | |||||
1日目 | 1日目 | 1日目 | 各自、空港へ集合。
同日、現地着。到着後に滞在先へ移動。 |
機内食 | |
2日目 | 2日目 | 2日目 | 学校初日/オリエンテーション | フリータイム | 朝・昼・夜 |
3日目~
13日目 |
3日目~
20日目 |
3日目~
27日目 |
授業(月~金) | アクティビティや観光など自由に楽しめる。
週末はフリータイム。 |
朝・昼・夜 |
14日目 | 21日目 | 28日目 | ホストファミリーや教師陣とお別れ。
空港へ向かう。 |
航空機にて帰国 | 朝・機内食 |
15日目 | 22日目 | 29日目 | 解散。 |
上記は短期留学中のスケジュールの例となります。
留学前には事前準備や場合によっては課題を把握するためのテストを行います。
留学がスタートにあたっては、まず留学先に移動します。現地集合よりかは空港や駅で集まって皆で滞在先に向かうケースが多いです。
留学先到着の翌日からはいよいよ授業が始まります。学校によってばらつきはありますが、授業だけでなく、アクティビティも楽しめるようになっています。基本、土日は授業がないので、滞在先で自由に過ごすことができます。
留学プログラム終了の日も、現地解散というよりかは空港までは一緒に行くことが多いので、最後まで安心したスケジュールといえます。
紹介したスケジュールは語学学校で過ごす際の例になりますが、インターンやボランティアでも同じようなスケジュール設計として考えることができます。
もっと詳しくスケジュールについて知りたいという人は以下をご覧ください。
Coming Soon…
ここまで、春休みや夏休みの短期留学が大学生におすすめな理由について説明してきました。
いかがでしたでしょうか?
短期留学に興味をもった人は、この記事をヒントにぜひ自分にあったプログラムや留学先が見つかると幸いです。
夏休みや春休みは短期留学で有意義なひとときを過ごしましょう。