留学したい人
マルタが舞台の映画を知りたい!
マルタ映画のロケ地を巡りたい!
こんな悩みに答えます。
結論から言うと、首都バレッタが街ごと世界遺産に登録されているなど、美しい島国であるマルタは多くの映画の舞台となっています!
この記事では、マルタが舞台の映画やロケ地について丁寧に解説していきます。
少しでも興味がございましたら、ぜひ最後まで読んでみてください!
ルッツ 海に生きる
作品紹介
先祖代々、漁師として生きてきた男が“海”と“家族”のはざまで揺れる——。
伝統漁船ルッツに乗るジェスマークの苦悩を通して、急速に変わりゆく現代のマルタ社会を描いたヒューマンドラマです。
美しいマルタの海を舞台に、生活と誇りの狭間で葛藤する主人公の姿が心に残ります。ベルリン国際映画祭ほか、多数の映画祭でも高く評価されました。
公開年:2021年
監督:アレックス・カミレーリ
主演:ジェスマーク・シクルーナ
上映時間:94分
ジャンル:ヒューマンドラマ/社会派
あらすじ
伝統の漁船「ルッツ」に乗る漁師ジェスマークは、最近の不漁や船の修理費で頭を抱えています。
さらに、息子の体調が思わしくなく、治療費も必要に。そんな状況で、家族の間にも少しずつギクシャクが生まれてしまいます。長年続く漁師の仕事と誇りを守りたいけれど、現実はなかなか厳しい…。家族の絆や漁師としてのアイデンティティに揺れる姿を描いた感動の物語です。
マルタならではの美しい海の風景とともに、現代の社会問題や家族の絆を静かに映し出します。
観光地としてのマルタではなく、リアルなマルタの暮らしや文化に触れられる作品として、留学前や旅行前にぜひ観ておきたい一本です。
ロケ地
マルタ南部にある漁村「マルサシュロック」が、「ルッツ 海に生きる」の撮影場所。
色とりどりの伝統的な漁船が並ぶ美しい港町で、新鮮なシーフードが名物です。
毎週日曜には地元のマーケットが開かれ、新鮮な魚介類や地元産の特産品がずらり。観光客も多く訪れ、賑やかな雰囲気が楽しめます。
マルタらしいのんびりした時間が流れる、散策にもぴったりのスポットです!
コンフィデンスマンJP 英雄編
作品紹介
大人気ドラマ「コンフィデンスマンJP」の劇場版続編として登場した「英雄編」。
“コンフィデンスマン”とは詐欺師を意味し、信頼を得て巧みに騙す彼らの巧妙な頭脳戦が魅力です。
本作は世界的富豪の遺産相続をめぐり、知られざる4番目の子どもを巡った壮大な騙し合いを描きます!
舞台はマルタの首都ヴァレッタ。歴史ある美しい街並みが、物語に華を添えています。ダー子、ボクちゃん、リチャードの3人組が繰り広げるスリリングな心理戦に注目です!
公開年:2022年
監督:田中亮
主演:長澤まさみ、東出昌大、小日向文世
ジャンル:コメディ/サスペンス
あらすじ
伝説の詐欺師「三代目ツチノコ」を亡くしてから、しばらく調子が上がらなかったダー子、ボクちゃん、リチャードの3人。
そんな彼らが再び集まり、かつて師匠と行った“詐欺で誰が一番稼げるか競う勝負”を始めます。負けたら勝った人の言うことを聞くルールのもと、3人の真剣勝負が幕を開けます。
舞台は世界遺産の街、マルタ島のヴァレッタ。7日間の期間限定で、大金と貴重な美術品を巡る頭脳戦が繰り広げられます。
ダー子はスペインの元マフィアが隠し持つ秘宝を狙い、味方を集めて計画を練りますが、同じくボクちゃんもその宝を狙っています。
リチャードは謎の人物と組んで、自分の勝利を目指して動き出します。3人の駆け引きから目が離せません。
ロケ地
メインの撮影地となったのは、首都ヴァレッタやサンタンジェロ砦、マノエル島など。ヴァレッタは町全体が世界遺産に登録されている歴史深いエリアで、石造りの街並みが映画の雰囲気をよりドラマチックに演出しています。
特に注目したいのが、ヴァレッタの対岸に位置する「聖アンジェロ砦」。500年以上の歴史を持ち、かつては要塞として国を守っていたこの場所からの眺めは圧巻です。劇中では重要なシーンの背景としても登場しており、その迫力ある画に心を奪われることでしょう。
また、通常は立ち入れないことも多い「マノエル要塞」でも撮影が行われ、映画ファンにとってはたまらないロケ地巡りの名所になりそうです。
アクセスの良さも魅力のひとつで、マルタ国際空港からヴァレッタまでは車でわずか15分ほど。観光としても訪れやすい場所なので、映画の世界をそのまま体感することができます。
映画を観た後は、ぜひロケ地を巡って“コンフィデンスマン”たちの気分に浸ってみてくださいね。
ねこしま
作品紹介
“猫島”として知られるマルタ共和国を舞台に、自由気ままに生きる猫たちと、彼らを見守る人々の姿を描いたドキュメンタリー。
地元のカリスマ給餌者や巨大な猫像を作るアーティスト、ボランティア活動をSNSで発信する10代の少年など、多彩な登場人物が語るのは「敬意」と「愛」で結ばれた猫との関係。
美しい街並みと共に映し出される、猫と人が共存するマルタの景色は、観る者の心を癒し、旅心をくすぐります。
公開年:2023年
上映時間:71分
ジャンル:ドキュメンタリー
原題:Cats of Malta
劇場公開日:2025年1月10日
あらすじ
野良猫たちと人間が自然に寄り添いながら暮らす「猫の楽園」──それがマルタ共和国。
『ねこしま CATS OF MALTA』は、そんな奇跡のような島で繰り広げられる、猫と人との心温まる日常を描いたドキュメンタリーです。
猫の村を守ろうと立ち上がる地元の女性ローザ、猫の巨大アートを制作するアーティストのマシュー、猫に魅せられてマルタに移住した女優ポリー、そして保護活動に励む少年アイザック…。
猫とともに人生を歩む人々の姿を通して、マルタ独自の「猫文化」が浮かび上がっていきます。
カラフルな猫ハウス、猫カフェ、公園での給餌風景──どこを切り取っても、猫と人が共存する優しい景色。マルタの街角には、猫と一緒に暮らすことを当たり前に楽しむ人々の姿があり、観る者を自然と笑顔にしてくれます。
猫好きはもちろん、マルタの暮らしや文化に興味のある方にもおすすめの、癒しと発見に満ちた一本です。
ロケ地
本作の撮影地のひとつとなったのは、マルタ島の人気エリア・スリーマにある海辺の公園「インディペンデンス・ガーデン」。ここは、地元の人々だけでなく、たくさんの猫たちにとっても心地よい居場所として知られています。
緑あふれる園内では、のんびりと歩く猫たちの姿を至るところで見ることができ、猫のオブジェも点在。訪れる人々に癒しを与える、静かであたたかい空間です。
また、公園から望む海と夕日の眺めは格別で、観光スポットとしても人気の場所。映画の中でも、マルタの“猫と自然が共にある風景”を象徴するロケーションとして、美しく描かれています。
猫好きにも、マルタの街歩きを楽しみたい人にもおすすめの立ち寄りスポットです。
グラディエーター
作品紹介
古代ローマ帝国を舞台に、裏切られた将軍マキシマスが剣闘士として壮絶な復讐を果たす姿を描いた歴史ドラマ。
リドリー・スコット監督、ラッセル・クロウ主演で、第73回アカデミー賞作品賞を受賞。
撮影にはマルタ島のフォート・リカソリも使用され、重厚な石造りの風景が“ローマ時代”の世界観をリアルに再現。
マルタの歴史的建築に興味がある方は、ロケ地探訪の視点でも楽しめる名作です!
公開年:2000年
監督:リドリー・スコット
ジャンル:歴史/アクション
あらすじ
西暦180年、ローマ帝国の将軍マキシマスは、皇帝マルクス・アウレリウスから後継者として信頼を寄せられていた。だがその矢先、皇帝が急死し、権力を狙う息子・コモドゥスが玉座を奪取。マキシマスは裏切りに遭い、家族を殺され、自らも奴隷として売られてしまう。
全てを失った男がたどり着いたのは、命を懸けて戦う剣闘士(グラディエーター)の世界。
やがて闘技場で名声を得たマキシマスは、民衆の支持を力に変え、コモドゥスへの復讐と帝国の正義を取り戻すため立ち上がる――。
壮大なスケールと人間ドラマが交錯する、魂を揺さぶる歴史アクション巨編です。
ロケ地
映画『グラディエーター』の中で、ローマの壮麗な世界を支える重要なロケ地として登場するのが、マルタ島にあるフォート・リカソリ。
17世紀に建てられたこの石造りの要塞は、その堂々たる佇まいで、ローマ帝国の雰囲気をリアルに再現する舞台となりました。
本作では、クライマックスを含むローマ市内のシーンをこの場所で撮影。現地の建築を活かしつつ、大規模なセットや最新のCG技術も導入され、古代コロッセウムや闘技場の世界が見事に蘇りました。
フォート・リカソリが選ばれた理由は、イタリア本土に似た風土や、歴史的建築が数多く残るロケーションとしての魅力。
実際にこの場所を訪れれば、映画の世界に入り込んだような感覚を味わえることでしょう。
マルタ島を舞台にした名作映画を鑑賞した後、現地のロケ地を巡ってみるのも、特別な旅の楽しみ方です。
【まとめ】マルタは多くの映画の舞台になっている
いかがでしたでしょうか?
今回の記事では、マルタが舞台のおすすめ映画から、マルタ旅行におすすめの映画ロケ地までを一挙にご紹介しました。
本文でも触れた通り、首都バレッタが街ごと世界遺産に登録されているなど、美しい島国であるマルタは多くの映画の舞台となっています。
英語が通じるマルタは、映画好きにとっても旅好きにとっても理想的なロケーション。今回ご紹介したマルタ映画のロケ地を巡れば、観光だけでは味わえないマルタの魅力を発見できるはず。映画をきっかけに、マルタ旅行がもっと特別な思い出になりますよ。次の旅先や留学先にマルタを選んで、あなただけの“映画のワンシーン”を体験してみてくださいね。
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