短期留学って意味ないの? 短期留学で得られることなどを徹底解説

短期留学って意味ないの? 短期留学で得られること

この記事を書いた人
野口 和輝
U-GAKU(ユーガク)代表

国内留学を創業したU-GAKU(ユーガク)の代表。過去のオーストラリア留学、フィリピン留学、7カ国15都市の海外渡航歴、過去の留学参加者の声などを踏まえ相談会のカウンセラーとして日々、最高の留学体験を提供するため奮闘中です! 2013年よりフィリピン留学の代理店を運営、フィリピンへの渡航歴は20回以上、今もフィリピンへ年2〜3回の渡航はもちろん沖縄北谷、ニセコへ行き常に最新情報をお届けしています。


 

留学したい人

「短期留学に行きたいけど、短期間って意味ないの?短期留学も意味あるなら興味あります。」

こんな悩みに答えます。

結論から言うと、短期留学でも得られるものはたくさんあります!

短期留学は、事前の準備や行動次第で意味あるものにすることができます。

当記事は、短期留学のメリットとデメリット、得られることや成功させるポイントなどについて紹介します。また記事の後半に短期留学を成功させるためのコツも紹介しているので短期留学を少しでも短期留学に興味のある方は、ぜひ最後まで読んでみてください!

この記事の内容
短期留学のメリットとデメリット
短期留学で得られること3選
短期留学を成功させるためにすること
短期留学でおすすめの期間と国

短期留学のメリットとデメリット

ここからは、長期留学と比べたときにどんな違いがあるのか、メリットとデメリットの両方を確認していきましょう。

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短期留学のメリット

  • 短い休暇を使って行くことができる

短期留学は1週間からできるため、会社や学校の休みを使って留学できます。社会人であれば、有給休暇を使って1~2週間の短期留学、学生であれば、夏休みや春休みに3~6週間程度の短期留学をする人が多いです。

 

大学生の場合、大学を予定どおり4年間で卒業できます。長期留学の場合、どうしても大学を休学しなければいけないタイミングが出てきます。休学をすれば当然ながら単位不足になり、4年間で卒業するのが難しくなるでしょう。

 

交換留学など大学のプログラムを使い留学する場合はその心配が少なくなりますが、就活のタイミングを合わせるために、あえて卒業を延ばす人もいます。

一方、短期留学であれば冬休みや夏休みといった長期休暇を利用できるので、大学を休むことなく留学経験が積めます。

 

  • 費用を抑えることができる

留学期間が短い分、長期留学に比べて大幅に留学費用を安く抑えることができます。 

留学にかかる費用は大きく分けると学費、滞在費、渡航費です。短期留学であれば、このうち学費と滞在費を安く抑えることができます。

 

語学学校の場合、学費は1週間ごとに設定されていることが多いため、通学期間が長くなればなるほどかかる費用は大きくなります。

1~2週間の短期留学であれば数万円で済むこともあります。費用を抑えて留学したい人には良い選択肢になるでしょう。

 

滞在費に関しても、滞在期間が短ければその分抑えられます。なお、渡航費に関しては滞在期間ではなく渡航のタイミングによって大きく左右されるので、コストを抑えたいときは時期を見極めて航空券を買うと良いですよ。

 

ほかにも、航空運賃、海外保険料、諸手続き費用、現地での教材費や交通費、お小遣いなどが必要となってきます。出発時期により航空運賃の差が大きいため、より費用を抑えたいのであれば、オフシーズンの冬季などの期間に留学するのも一つの手です。

 

  • 比較的気軽に挑戦できる

はじめての留学や、海外へ行ったことがない人にとって、短期間の留学はハードルが低く、挑戦しやすいのが特徴です。短期留学でも、他国からの留学生たちと同じ教室で授業を受け、ホームステイで海外の日常生活を送ることは、日本では味わうことができない貴重な体験となります。

短期留学は、海外生活の「お試し」ができるのもメリットです。いつか長期留学や海外移住をしてみたいと思っていても、その国の気候や食べ物、雰囲気が自分に合っているのかは行ってみないと分かりませんよね。

もちろん、多少の不便さを感じることはどこの国でもあります。しかし、長期で滞在する前に、短期留学で順応できる環境なのかを知ることで、その後の将来のプランも立てやすくなるはずです。

短期の留学を終えて帰国した人の多くが、視野の広がりや、将来に活きる自信に繋がったと感じています。また、短期留学をきっかけに、長期留学やワーキングホリデーを考え始めたという人も多いです。

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短期留学のデメリット

  • 英語を十分に上達させることは難しい

英語力はすぐに身に付くものではありません。

期間が短いため、「英語が少し聞き取れるようになった」「日常英会話が行えるようになってきた」というタイミングで帰国しなければならないことが多いです。

特に1週間・2週間程度の短期留学であれば、なおさらでしょう。TOEIC900点以上を目指している方や、通訳士になりたい方の場合は、短期ではなく長期留学に行くことをおすすめします。

 

しかし、短期間だからこそ、英語環境にしっかり身を置き、生きた英語を使って生活する経験は、帰国後の英語学習へのモチベーションを高めてくれます。

 

  • 物足りなさを感じる

期間が短いということもあり、英語の勉強や現地の人々との交流に「物足りなさ」を感じる方は少なくありません。

実際にSNSを見てみても、下記のような投稿をしている短期留学経験者は数多く見受けられます。

「もう少し英語の勉強をしてみたかった」
「せっかく現地に行ったのだから、観光地を巡りたかった」
「学生と打ち解け合う前に、帰国することになった」

やはり時間が限られている分、様々なことを経験するのは難しいでしょう。事前に留学に行く目的を明確にしておくことが重要です。

 

  • 日本人が多い可能性有り

実際に短期留学に行くとわかりますが、留学先には日本人が数多くいます。
というのもGWやお盆休み・年末年始など同じ期間内で留学に行く方が多く、また短期留学の場合は滞在先がある程度限られているからです。

滞在先が日本人で溢れているというケースは少なくありません。そのため、どうしても日本人同士で固まってしまいがちになります。

これではお金と時間をかけて留学した意味がないでしょう。

留学の効果を最大限に高めるためには、日本人が少ない留学先を選ぶことが大切です。

 

短期留学で得られること3選

例え短い滞在であっても、日本を出て海外で学ぶことで得られるものはたくさんあります。

 

異文化を体験できる

どこの国を選んでも、留学先では日本と異なる文化に出会います。自分の価値観を180度変えるような大きな出来事から、「こんな違いがあるんだ」という些細な発見まで、実にさまざまです。

例えば私の住んでいるオーストラリアでは、スーパーでカンガルー肉が売られています。日常的に口にするものではありませんが、一般的な食材として人々に受け入れられています。日本では考えられないことですね。

こういった些細なカルチャーショックが日常の至るところにあるので、例え短期滞在であっても異文化体験は十分にできますよ。

 

コミュニケーション能力の向上

いざ現地へ行ったら、自分のことはすべて自分でやらなければなりません。

滞在場所や語学学校の手配など、日本にいるうちにできることはありますが、現地で発生する日常の細かな出来事には自分の力で対応する必要があります。

例えば、現地でスマホを使うためにSIMカードを設定する、滞在先へ挨拶する、バスの乗り方を尋ねる、といったこと。

日本では難なくこなせることも、慣れない言語や環境だと難しく思うこともあるでしょう。

現地の人とコミュニケーションを取りながら1つずつクリアしていくことで、コミュニケーション能力が育まれます。もちろん、英語力が磨かれる場面でもあります。

 

問題解決能力が身に付く

留学は楽しいことばかりではなく、ときには困難に直面することもあります。その困難を乗り越えていくうちに、問題と向き合う姿勢や解決能力が身に付きます。

周りに頼れる人がほとんどいないため、ネット検索でいろいろな対策を調べ、自分で考えて動き、問題解決をする必要があります。

このように、問題を解決するためには何が必要なのか、いろいろと考える中でトラブル対処能力がついていきます。そしてこれらの経験は、生活面だけでなく学業やビジネスの場でもやがて活かされるでしょう。

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短期留学を成功させるためのポイント

短い期間の中で、やりたいことを全部したり、英語を上達させることは簡単なことではありません。

以下では短期留学を成功させるためのポイントを紹介します!

 

留学前から英語学習をしておく

短期留学は、英語力があまりない人でも挑戦できるのが魅力の一つ。

だからといって、英語を全く勉強せず留学すると、「クラスメイトと全くコミュニケーションが取れなかった」、「ホストファミリーと会話を全くしなかった」と、満足できないまま留学生活が終わってしまうということになりかねません。

 

最低でも、自己紹介や簡単な質問くらいはできるように復習しておくと良いでしょう。また、自分の今の英語力を知っておくために、TOEICなど英語の試験を受けておくのもおすすめです。

 

また、語学学校などで一般英語コースを受講する場合、最初に実力テストを行ってその成績に応じてレベル別のクラスに分けられます。

 

現地でより実践的な勉強がしたいなら、入学時のテストでなるべく高得点を取り、レベルの高いクラスに入る必要があります。そのため、日本にいるうちにできることは最大限取り組み、英語力をなるべく上げておきましょう。

 

一定の英語力があれば、留学の早い段階から、日常生活でも「英語が通じる!」という場面があるはずです。そうした成功体験を積み重ねていくことでモチベーションも上がりますし、英語力アップを徐々に実感できるようになりますよ。

 

目標や留学中にしたいことを決めておく

留学をする前に、留学中にやりたいことや目標を整理しておきましょう。

 

  • 語学力を高めたい
  • 英語で日常会話をできるようになりたい
  • 異文化に触れたい
  • 専門的なスキルを身に着けたい

 

事前に目的や目標を決め、それを達成できる国や都市を調べてから留学先を決めることで、より充実した留学生活を送ることができるでしょう。

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積極的に外国人と話す!

英語スキルが上達するためには、インプットとアウトプットを繰り返すことが大切です。

インプットはある程度日本にいても行えますが、留学で最も期待できるのはアウトプットです。

 

現地ではぜひ臆することなく、積極的に英語でコミュニケーションをとってみましょう。ホストファミリーや友達との時間を意識して作ることで、強制的に英語を話す時間を持つことができます。

 

また、語学学校の中には日本人スタッフがいたり、日本人の生徒率が高かったりする学校もあります。母国語で話せる相手や頼れる人がいるのは安心である一方、ついついその環境に甘えてしまい、自分の成長のチャンスを逃してしまうことがあるのも事実です。

 

学校のアクティビティに参加してみる、できる限りホストファミリーに話しかけて交流を図る、学校で多国籍の友達を作る、など、意識して時間を使いましょう。

 

短期留学におすすめの期間と国

最後に、短期留学におすすめの期間と国について紹介します!

 

おすすめの期間

  • 1週間〜2週間

GWやお盆休み・年末年始などの休暇を利用して留学したいという社会人の方は、こちらの期間がおすすめです。
期間が短いため英語力の向上はそこまで期待できないものの、異文化に触れたり、現地の人々と交流したりすることは十分できます。

観光も含めて楽しみたい方は、授業スケジュールを半日にするのが良いでしょう。
少し物足りなさを感じるかもしれませんが、貴重な経験ができることは間違いないです。

 

  • 3週間〜1ヶ月

大学生に人気の期間です。学校を休まず、春休みや夏休みを活用して行くことができます。
留学先の学校が休みの日には、観光も十分に楽しめるでしょう。
1ヶ月程度であれば、費用もそこまでかからないため「お金が心配」という方にもおすすめです。

英語力において言えば、ある程度の英単語は聞き取れるようになるでしょう。
スピーキング力やライティング力も同時に鍛えたい方は、もう少し長めの期間が必要になります。

 

  • 1ヶ月〜3ヶ月

大学生などの夏休み・春休みに多いケースです。

「長期留学に行くのは予算的に厳しい」「転職時の空いた期間を利用して留学したい」という方におすすめの期間です。
このくらいの期間であれば、英語力の向上を肌で実感することができます。

また現地の生活にも慣れ、海外の友人を作ることもできるでしょう。学生の場合は、就職活動時のアピール材料として使うこともできます。
本格的に英語を学びたいなら、期間いっぱいの3ヶ月がおすすめです。

 

おすすめの国

  • オーストラリア

南半球にある自然豊かな国、オーストラリア。日本の約20倍の国土を誇る大きな国ですが、中心部は砂漠地帯となっており、居住地としては適していません。

 

そのため、メルボルンやシドニー、ブリスベンといった大きな都市のほとんどが海沿いにあります。

都心部はビーチまで徒歩圏内ということが珍しくないので、週末はアクティブな生活が楽しめますよ。

 

移民が多く、さまざまな人種がいるのもオーストラリアの特徴です。古くからいろいろな人を受け入れてきたので、オープンマインドで他者に対して寛容な人が多い傾向にあります。非ネイティブスピーカーの話す英語に慣れている人も多く、英語力に自信がない人でも馴染みやすいでしょう。

 

  • イギリス

ヨーロッパの北西に位置する島国、イギリス。世界的な経済大国であり、ヨーロッパの中では大国として位置づけられています。首都であるロンドンはヨーロッパ経済の中心地であるだけでなく、ファッションや芸術といった文化の発信地でもあります。

 

ちなみに、日本語で言う「イギリス」は実は通称で、実は「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国」が正式名称です。イングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランドの4つの国からなる連合国で、国内の移動に関しては、ビザや入国審査が必要ありません。

 

フランスやドイツといったヨーロッパの周辺国も近く、休日に気軽にお出かけしやすいのはイギリス留学の嬉しいポイントです。

 

  • カナダ

北米に位置する大国、カナダ。16世紀にフランスが、18世紀にイギリスが植民地化した歴史があり、公用語には英語とフランス語が採用されています。

 

ただし、フランス語が話されているのはケベック州などの特定の地域のみで、その他は基本的に英語圏です。

 

ナイアガラの滝やロッキー山脈など、自然豊かな景観が見られるのはカナダ留学ならではの楽しみ。

また、オーストラリアと同じく移民国家で、世界中からさまざまなバックグラウンドを持った人が集まっています。街には各国料理のレストランがあったり、アジアンスーパーマーケットがあったりと文化的多様性に富んでいます。

 

トロントやバンクーバーといった大きな都市には日本人留学生も多いので、気軽に相談できる友人も探しやすいのではないでしょうか。

 

  • フィリピン

多民族国家であるフィリピン。アジアの国ではありますが、実はフィリピンでは公用語として英語が採用されています。各地域で話されている言語とは別に、多くの人がネイティブ英語を話します。

 

フィリピン留学の魅力は、なんといってもその安さです。物価が安く、欧米圏と比べると半分程度の資金で留学できる場合もあり、費用を抑えたい人に人気の留学先です。

 

また、フィリピンの語学学校はマンツーマンレッスンを中心にカリキュラムが作成されており、より「話す」ことに特化した内容になっています。スピーキング力強化を目指している人には良い選択肢となるでしょう。

 

セブ島などのリゾート地もあるので、休日にはシュノーケリングなどのアクティビティも楽しめます。

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まとめ

今回の記事では、まず短期留学のメリットとデメリットについて述べ、留学を通して得られることや成功させるためのポイントなどについて紹介しました!

 

短期留学で意味があるかどうかは、自分次第です。自分の行動次第で、意味のあるものにすることができます!

例え短い滞在であっても、海外留学で得られることはたくさんあります。日本では当たり前のようにできることを全く違う言語と環境で行うことが、自身を成長させるチャンスになるのです。

 

また、「留学やワーホリに行きたいけど、費用や期間が不安…」という方には、U-GAKUの国内留学がおすすめです。国内留学は、日本にいながらも英語漬けの環境で、英語力を上げることができるんです!国内留学で費用を抑え、ガッツリ英語を学んだ後に、留学にいくという選択肢もあります。

 

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この記事を書いた人
野口 和輝
U-GAKU(ユーガク)代表

国内留学を創業したU-GAKU(ユーガク)の代表。過去のオーストラリア留学、フィリピン留学、7カ国15都市の海外渡航歴、過去の留学参加者の声などを踏まえ相談会のカウンセラーとして日々、最高の留学体験を提供するため奮闘中です! 2013年よりフィリピン留学の代理店を運営、フィリピンへの渡航歴は20回以上、今もフィリピンへ年2〜3回の渡航はもちろん沖縄北谷、ニセコへ行き常に最新情報をお届けしています。