カナダ留学を中学生がする方法やメリットとは?デメリットまで徹底解説!

カナダ留学を中学生がする方法 メリットデメリットまで解説!

この記事を書いた人
野口 和輝
U-GAKU(ユーガク)代表

国内留学を創業したU-GAKU(ユーガク)の代表。過去のオーストラリア留学、フィリピン留学、7カ国15都市の海外渡航歴、過去の留学参加者の声などを踏まえ相談会のカウンセラーとして日々、最高の留学体験を提供するため奮闘中です! 2013年よりフィリピン留学の代理店を運営、フィリピンへの渡航歴は20回以上、今もフィリピンへ年2〜3回の渡航はもちろん沖縄北谷、ニセコへ行き常に最新情報をお届けしています。


 

留学したい人

カナダで中学生が留学することはできるの…?
中学生がカナダ留学をする方法について知りたい!!

こんな悩みに答えます。

結論から言うと、カナダで中学生が留学することはできます!

この記事では、そんな中学生がカナダで留学することについて、費用や留学方法をご紹介します!

カナダ留学を検討されている方や、中学生のカナダ留学に関心のある親御様は、ぜひ最後まで読んでください。

この記事の内容
中学生のカナダ留学の特徴と費用目安
中学生がカナダ留学をする方法5選
中学生のカナダ留学のデメリットから帰国前にできる対策

中学生のカナダ留学の特徴7選

まず、中学生がカナダ留学する際の特徴をご紹介します!

カナダ留学の特徴は以下になります。

  1. 比較的治安が良く、過ごしやすい気候で適応しやすい
  2. 英語の癖が比較的少なく、聞き取りやすい
  3. 多文化国家であるため馴染みやすく、さまざまな文化の人との交流機会がある
  4. 地域によっては英語に加えてフランス語も学習できる
  5. 入学時期は9月または2月で、州によって異なる
  6. 短期留学から長期留学まで種類が豊富
  7. ESLクラス(English as Second Language)といい、英語を母国語としない生徒のためのクラスもあり、英語初心者にも安心の教育体制

カナダ留学は、中学生のみならず留学先として非常に人気の国の一つで、英語を学ぶという目的のみならず移民国家であるカナダならではのさまざまな人との交流の中で、人としても成長できること間違いなしです!

中学生のカナダ留学で必要な費用目安

ここでは、中学生がカナダ留学をする際にかかる費用の目安をご紹介します!

期間ごとに異なるカナダ留学の費用の目安は以下の通りです。

期間費用の目安
1週間30万円-40万円
1ヶ月70万円-100万円
3ヶ月150万円-250万円
1年400万円-700万円

カナダ留学は、プログラムによって大きく費用が異なりますが、長期で行くと1年間で400万円〜700万円ほどの費用がかかります。

プログラムについては以下で詳しく解説するので、予算と照らし合わせてどの留学スタイルが最適かについて検討してみてください。

カナダ留学を中学生がする際の方法5選

ここまで、中学生のカナダ留学の特徴と費用の目安についてご紹介しました!カナダ留学には短期留学から長期留学までさまざまなプログラムが豊富にあることがわかったと思います。

ここでは、そんな中学生のカナダ留学のプログラムについて、大きく5つに分けて詳しくご紹介していきます!

①語学学校に通う

夏休みや春休みなどの日本の中学校が休暇のタイミングで1週間〜1ヶ月程度の短期で留学する際は、現地の語学学校に通うのが一般的です。

語学学校では、英語を母語としない人に向けて英語で英語の授業がレベル別のクラスで行われるため、英語が苦手な人でも安心です。クラスでは日本人だけでなくさまざまな国から留学にきた同じレベルの生徒と学習できるので、多国籍な生徒との交流は日本ではできない貴重な学習機会となり得ます。

②ホームステイをする

ホームステイは、短期で留学する際の滞在方法です。留学期間中、カナダの一般の家庭でホストファミリーと滞在します。

学校の寮に滞在するという方法もありますが、ホームステイをすることで四六時中英語を浴び続ける環境になるので、学校の授業で学ぶ英語の何倍も生きた英語を吸収することができるとも言われております。

一方で、プライバシーが少なかったり、ホームステイ先と合わなかったりするトラブルもあるので、ホームステイをする場合はしっかり吟味してホームステイ先を決めるようにしましょう。

③サマースクールに通う

サマースクールとは、通常の語学学校に加え、大学が主催するサマーキャンプまで、小学生〜高校生までが対象の夏休み期間に開講されるプログラムのことを指します!

最短1週間から参加可能で、大学主催のプログラムに中学生も参加できるようになっているのが魅力の一つ!多世代・多国籍の人々との交流機会があり、短期で濃い経験ができること間違いなしです。

④カナダの公立または私立の学校に通う

カナダの公立学校または私立学校に現地の中学生と同様に通うという手段もあります!中等教育教育機関に通う学校であるためセカンダリースクールとも言われており、こちらは1年以上留学する際に推奨されているカナダ留学の手段の一つです。

カナダは国家として移民を全面的に受け入れている移民国家であるため、英語ができない生徒に関してもESL (English as Second Language) という英語を母国語にしない生徒を対象としたクラスを設置して対応しております。

州ごとに教育方針が異なるため、入学時期や費用は州ごと・学校ごとによって大きくことなるため、長期での留学を希望する場合はカナダで他国籍の中学生が留学する場合の受け入れ態勢のある学校について、事前にリサーチをする必要があります。

⑤ボーディングスクールに通う

ボーディングスクールとは、全寮制で24時間サポート体制のある学校です。1年以上の長期での留学を検討している場合は、このボーディングスクールに通うのがおすすめです!

ボーディングスクールでは、授業料に設備費・食費・滞在費も含まれているため、費用が公立学校や私立学校と比較しても高くなってしまいます。

一方で、全ての費用が含まれているため、食事を自分で用意する必要がないことを考えると、勉強に集中できる環境が整っているとも言えます。

中学生がカナダ留学をしたあと、日本ではどうなる?

ここまで、中学生のカナダ留学に関して、特徴・費用・方法についてご紹介しました!

続いて、中学生がカナダ留学をした場合の日本の義務教育についてと帰国後の進路についてご紹介いたします。

中学生のカナダ留学 日本の義務教育について

中学生の期間をカナダで留学した場合でも、義務教育の扱いには明確な決まりがないため、帰国後に日本の中学校教育で留年になることはありません。

そのため、帰国後は各自治体の教育委員会に確認して、年齢に応じた学年から復学することが可能です。

中学生のカナダ留学 帰国後の進路について

中学生がカナダ留学をした場合の帰国後の進路としては、日本での教育が受けられていない分一般的な日本の学生と同じ高校受験を受けると不利にはなります。また、受ける高校によっては日本の教育機関をしっかり卒業していないと受けられないケースも。

そのため、カナダ留学後の進学先としては、帰国子女枠を設けている高校を受験するのがおすすめです!受験したい高校がある場合は、留学前にしっかりと受験要件を確認してから留学期間を定めたり、現地でも日本の教育をオンラインで受けたりして受験対策をしっかりすることも重要です。

中学生のカナダ留学におけるメリット・デメリット

ここまで、中学生がカナダ留学をすることの特徴や方法・帰国後についてまでご紹介しました!中学生がカナダ留学をすることには魅力がたくさんある一方で、デメリットも存在します。

ここではそんな中学生のカナダ留学のメリットとデメリットについてご紹介します!

中学生のカナダ留学におけるメリット

中学生がカナダ留学をするメリットは以下の通りです!

  1. 圧倒的な語学力が培われる
  2. 視野の広い価値観が養われる
  3. 早くから自立できて、精神的にも大きく成長できる

一つ一つ、詳しく解説していきます。

1. 圧倒的な語学力が培われる

特に、数ヶ月以上の長期で留学される場合は、圧倒的な英語力が身につきます!語学学習への抵抗力がなくなることはもちろんのこと、留学期間に培った英語力は高校受験や大学受験の際に大いに役に立つと言えるでしょう。

また、ここで培った英語力で将来の夢や仕事が決まってくる可能性も!語学力は身につけておいて損がなく、ここで培った英語力は今後の人生で必ず活きてきます。

2. 視野の広い価値観が養われる

1週間でも海外に行くことで、普段日本では経験することのない出会いや出来事を経験できます。日本での当たり前が海外では当たり前ではないことや、言語が通じなくて困る経験・そんな中で手を差し伸べてくれる人との出会いなど、経験が価値観を広げてくれます!

3. 早くから自立できて、精神的にも大きく成長できる

中学生でのカナダ留学で親元から離れ、一人で飛行機に乗って海外に渡航する経験や家族以外の存在と長期間を過ごす経験は、心身ともに大きく成長させてくれます。

実際に、留学後には保護者からの声として、帰ってきたら顔つきが変わっていたという声や留学後に頑張ることが明確になって自ら行動するようになったという声が多数あります。

中学生のカナダ留学におけるデメリット

中学生がカナダ留学をするデメリットは以下の通りです!

  1. 莫大な費用がかかる
  2. 日本の教育を留学期間は受けられないため周りの日本人に後れを取る
  3. 帰国後に「帰国子女」というレッテルを貼られる

一つ一つ、詳しくご紹介します。

1. 莫大な費用がかかる

費用に関してはお伝えした通り、中学生のカナダ留学は1週間という短期間でも30万円以上はかかります。費用のみならず、ビザ申請やパスポートの準備など海外渡航に関する準備は、中学生だと工程が多く大変で時間がかかります。

そのため、留学にいきたい期間の半年前ぐらいから費用面等を含めた渡航準備を始める必要があります。

2. 日本の教育を留学期間は受けられないため周りの日本人に後れを取る

長期の留学の場合はその期間日本の教育機関に通うことができません。そのため、日本の学習で後れを取ってしまいます。

高校受験で不利になることや、帰国後に学習についていけなくなることがあるため、これらへの対策をしっかり考慮して留学を検討することが重要です。

3. 帰国後に「帰国子女」というレッテルを貼られる

帰国後は、海外思考で広がった視野からまた、日本で日本の価値観の中で過ごさなければいけません。そのため、日本に戻ってくると、「帰国子女」ということで周りからレッテルを貼られて、過ごしづらく感じてしまう人も少なくありません。

中学生という多感な時期に周りから「帰国子女」という扱いを受け、かえって自信をなくすということにもなりかねないので、ここはしっかり周りがサポートしていく必要があります。

カナダ留学をする中学生が帰国後に苦労しないために、できる対策

最後に、カナダ留学をする中学生が帰国後にスムーズに日本の生活環境にも溶け込めるようにするための対策について、2つご紹介します!

1. オンライン家庭教師を利用する

帰国後に日本の教育で後れを取ることがないように、英語以外の科目を日本のカリキュラムで定期的に学習しておくことが対策として挙げられます!オンラインの家庭教師はどこでもいつでも受けられ、個別のレベルに合わせて受講教科も選ぶことができるため、特に苦手な科目のみでも良いでしょう。

日本の先生とコミュニケーションを取って情報交換できることが留学中の気分転換になることも!

2. 現地で日本語補習学校にも通う

日本語補習学校とは、海外で授業の行われない放課後の時間や土曜日を利用して日本語で授業を受けることができる教育施設です。日本人の教師が日本語の教科書で補修を行うため、現地で日本人のつながりができるという点でも安心感に繋がります。

メリットデメリットを理解して、カナダ留学をしよう!

今回の記事では、中学生のカナダ留学について特徴や方法、デメリットまで詳細にご紹介しました!いかがでしたでしょうか?

中学生のカナダ留学は短期から長期まで豊富にプログラムがあり、適応しやすい環境により非常に人気となっております。一方で、帰国後の進路や早くから留学することが与えるマイナスな影響も考慮する必要があります。

今回の記事でご紹介したメリット・デメリットを理解して、親子でしっかりと話し合ってから留学期間やプログラムは決めるようにしましょう。夢の留学生活が叶うことを祈っています!

また、留学したいけどできるだけ安く抑えたい…という方には、Cebu Way Englishがおすすめです。

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この記事を書いた人
野口 和輝
U-GAKU(ユーガク)代表

国内留学を創業したU-GAKU(ユーガク)の代表。過去のオーストラリア留学、フィリピン留学、7カ国15都市の海外渡航歴、過去の留学参加者の声などを踏まえ相談会のカウンセラーとして日々、最高の留学体験を提供するため奮闘中です! 2013年よりフィリピン留学の代理店を運営、フィリピンへの渡航歴は20回以上、今もフィリピンへ年2〜3回の渡航はもちろん沖縄北谷、ニセコへ行き常に最新情報をお届けしています。