Buyeeとは?メルカリで使える海外転送サービスの仕組み・手数料・評判を解説

この記事を書いた人
野口 和輝
U-GAKU(ユーガク)代表

2013年より留学領域に携わり、セブ島の語学学校支援を起点に活動。自身の留学経験(フィリピン/オーストラリア)と海外10カ国15都市の訪問経験、留学相談650件以上の知見をもとに、留学を検討する方へ「人生を変える留学」を提案しています。 2013年以降、拠点(セブ島/ニセコ/沖縄/徳島/塩尻 ほか)への現地訪問は少なくとも40回以上。現場で学習環境・生活導線・サポート体制を確認し、公式情報・施設/学校の公表情報とも照合しながら、記事内容の正確性と最新性の担保に取り組んでいます。NPO留学協会 正会員。


 

メルカリに商品を出品した際、見慣れない「Buyee(バイイー)」というアカウントに購入され、buyeeに購入されたと戸惑いや不安を感じることがあります。
Buyeeは怪しい業者ではなく、海外のユーザーに代わって日本の通販サイトの商品を購入する代行サービスです。
メルカリが公式に提携しているパートナー企業のため、取引は安全に進められます。

この記事では、Buyeeのサービスの仕組みや、出品者として知っておくべき取引の流れ、注意点を解説します。

メルカリでバイイー(Buyee)に購入されたらどうする?怪しい会社?

フリマアプリであるメルカリの使い方として、メルカリで「BUYEE公式アカウント」に商品を購入されても、特別な対応は不要で、通常の取引と同様に進めて問題ありません。

Buyeeは怪しい会社ではなく、メルカリが公式に連携している海外購入代行サービスです。
そのため、慌てずに梱包・発送の準備を進めましょう。

取引の基本的な流れは、国内の購入者と変わることはありません。

バイイー(Buyee)とは?

Buyee(バイイー)は、海外に住む人々が日本のECサイトの商品を購入できるようにするための代理購入サービスです。
日本の住所を持たない海外ユーザーの代わりに、Buyeeが商品を購入し、海外へ転送します。
メルカリをはじめ、多くの日本の通販サイトで利用されており、海外の利用者のための公式な購入窓口として機能しています。

運営実績も長く、越境ECの分野で広く知られた存在です。

海外居住者向けの代理購入サービス

Buyeeは、2012年からtenso株式会社が運営する海外在住者向けの購入代行サービスです。
海外の利用者は、Buyeeのサイトを通じてメルカリの商品を閲覧・注文します。
注文を受けると、メルカリ上にあるBuyeeの公式アカウントが、海外ユーザーの代わりに購入手続きを行います。

出品者との日本語でのやり取りや翻訳、国内倉庫への発送手続きは全てBuyeeが代行するため、出品者は海外の購入者を意識する必要がありません。
参考:Buyee|メルカリ
https://buyee.jp/mercari/?lang=ja

会社概要

Buyeeを運営しているのは、tenso株式会社です。
同社はBEENOS株式会社のグループ企業であり、BEENOS株式会社は東京証券取引所プライム市場に上場しています
企業の信頼性は非常に高く、代理購入サービスのほかにも、ECサイトの企画・開発やマーケティング支援など、インターネット取引に関する幅広い事業を展開しています。

しっかりとした事業基盤を持つ企業が運営しているため、安心して取引できるサービスです。

メルカリ以外でもバイイーからの買付は行われる

Buyeeはメルカリだけでなく、他の多くの国内ECサイトとも公式に提携しています。
代表的な例として、「Yahoo!オークション」「楽天市場」「ZOZOTOWN」などが挙げられます。
これらのサイトでも、海外ユーザーはBuyeeを通じて商品を購入できます。

幅広いジャンルの大手サイトと提携していることからも、Buyeeが信頼性の高い代理購入サービスであることがわかります。

バイイー(Buyee)と取引をしてよい?

結論として、Buyeeとの取引は全く問題ありません。
前述の通り、Buyeeはメルカリが公式に認めている海外販売の提携パートナーです。
メルカリのシステムと連携してサービスを運営しているため、取引の安全性は確保されています。

購入された場合は、通常の取引と同じように対応して大丈夫です。

取引しても問題なし!きちんとした企業なので安心してOK

Buyeeは、メルカリが定める「公式越境販売サービス」の提携事業者です。
これは、メルカリが出品者の商品を海外の購入者へ届けるために、正式に連携を認めた企業であることを意味します。

そのため、取引の途中で連絡が取れなくなったり、支払いがされなかったりといった心配は不要です。
信頼できる企業との取引なので、安心して商品を発送できます。

バイイー(Buyee)から特定の要望があることも

Buyeeとの取引では、固有の要望を受ける場合があります。
例えば、商品管理のために出品者の氏名を尋ねられることや、複数の商品を同時に購入した場合でも個別に発送してほしいと依頼されるケースです。
氏名を教える義務はなく、特に匿名配送の場合は断っても問題ありません。

一方、個別発送の依頼は、購入者が異なるためです。
メルカリのルール上、購入取引ごとの発送が原則なので、この要望には対応しましょう。

個人情報が海外に漏れる恐れは?

出品者の方が懸念する個人情報については、海外の購入者に直接渡ることはありません。
商品は一度Buyeeの国内倉庫に送られ、そこで検品・再梱包された上で海外へ発送されます。
そのため、出品者が荷物に記載した氏名や住所が、そのまま海外へ送られることはありません。

ただし、少しでも不安な場合は、匿名配送が利用できる「らくらくメルカリ便」や「ゆうゆうメルカリ便」の利用が安心です。

受取評価はどうなる?

受取評価は、海外の購入者ではなく、Buyeeの国内倉庫の担当者が行います。
商品が倉庫に到着し、中身に問題がないことが確認された時点で評価が完了します。
そのため、海外への配送時間を待つ必要がなく、通常の国内取引とほぼ同じ期間で取引が完了します。

万が一、海外の購入者の手元に届いた商品に不備があった場合でも、その責任はBuyeeが負うため、出品者がトラブルに巻き込まれる心配はありません。

メルカリでは越境販売(公式越境販売サービス)を行っている

メルカリは、国内だけでなく海外の利用者にも商品を届けるため、「公式越境販売サービス」を展開しています。
これは、Buyeeのような専門事業者と提携し、海外からの購入を可能にする仕組みです。

出品者にとっては、特別な手続きをすることなく、自動的に販売機会が世界に広がるというメリットがあります。
Buyeeによる購入は、このメルカリのグローバル戦略の一環です。
参考:メルカリ|海外取引サポート
https://help.jp.mercari.com/guide/articles/1476/

メルカリではグローバルに販売を行っている

メルカリは、日本の商品に対する海外からの高い需要に応えるため、越境EC事業者と提携し、世界中の人々が商品を購入できる体制を整えています。
これにより、出品者は国内のユーザーだけでなく、海外の潜在的な購入者にもアプローチが可能となり、販売のチャンスが大きく広がっています。
特別な設定をしなくても、自分の出品物が海外のメルカリ利用者に見られる可能性があります。

メルカリの利用者は日本国内だけではない

メルカリのサービスは、アカウント登録に日本の住所が必要なため、本来は国内在住者しか利用できません。
しかし、Buyeeのような越境ECサービスを介すことで、海外在住者も実質的にメルカリの商品を購入できます
海外の利用者は、越境EC業者のサイトで商品を選び、代理で購入を依頼します。

この仕組みにより、メルカリの市場は日本国内にとどまらず、世界中の利用者へと広がっています。

公式連携済みの越境EC事業者(サービス名)一覧

メルカリが公式に連携している越境EC事業者は、Buyeeだけではありません。
他にも「bibian」「Neokyo」「ZenMarketJP」など、数十社にのぼる事業者が存在します。
これらの事業者は全てメルカリの審査を通過した公式パートナーであり、どの事業者から購入されても安全に取引を進めることが可能です。

Buyee以外の見慣れない事業者から購入された場合でも、メルカリと連携していることを確認できれば心配は不要です。

海外代行の仕組みや購入の流れ

海外代行購入の仕組みは、一見複雑に思えるかもしれませんが、出品者が行う作業は国内取引とほとんど変わりません。
ここでは、海外の購入者が注文してから商品が届くまでの全体の流れと、出品者が実際に行う取引の具体的な手順を解説します。

この仕組みを理解することで、安心して取引を進められるようになります。

海外代行サービスの仕組み

海外代行サービスは、以下の流れで成り立っています。
まず、海外の購入希望者がBuyeeのような代行サービスのサイトを通じて、メルカリの商品を検索・注文します。
依頼を受けた代行サービスは、自社のメルカリアカウントを使い、出品者から商品を購入します。

出品者は、指定された国内の代行サービス拠点へ商品を発送します。
商品を受け取った代行業者は、検品後に海外発送用に再梱包し、関税などの手続きを経て、海外の購入者へ届けます。

海外代行サービスとの取引の流れ

出品者から見た取引の流れは、通常の国内取引と全く同じです。
まず、海外代行サービス(Buyeeなど)が商品を購入します
その後、出品者は商品を梱包し、指定された国内の倉庫へ発送します。

商品が倉庫に到着し、中身に問題がないことが確認されると、代行サービスから受取評価が行われます。
最後に出品者が購入者を評価すれば、取引は完了です。
その後の海外発送や購入者とのやり取りは、すべて代行サービスが担います。

バイイーとのやり取りでトラブルは起こらない?

Buyeeは信頼できる企業ですが、取引において小さなトラブルが全くないわけではありません。
しかし、事前に注意点や対策を把握しておけば、問題なく取引を終えることが可能です。

ここでは、過去に報告されたトラブルの事例や、個人情報を守りながら安全に取引を完了させるための具体的な方法を紹介します。

バイイーで起こった過去のトラブル

過去には、Buyeeとの取引でいくつかのトラブル事例が報告されています。
例えば、「匿名配送なのに氏名を尋ねられた」「Yahoo!オークションの取引で受取評価が期日より遅れた」といったケースです。
ただし、これらは取引が破綻するような大きなトラブルではなく、近年では取引プロセスの改善により、対応はよりスムーズになっています。

万が一、困ったことがあればメルカリ事務局もサポートしてくれます。

トラブルが起こらないようにするための対策

Buyeeとの取引でトラブルを未然に防ぐためには、いくつかの対策が有効です。
特に、個人情報の取り扱いには注意を払うとよいでしょう。
具体的には、不必要な個人情報は伝えず、発送方法を工夫することが挙げられます。

これらの対策を講じることで、より安心して取引を進めることが可能です。

名前は教える必要がない

Buyeeから取引メッセージで氏名を聞かれることがありますが、教える義務はありません。
特に「らくらくメルカリ便」や「ゆうゆうメルカリ便」などの匿名配送を利用している場合は、個人情報を開示する必要はないため、丁重にお断りしましょう。
匿名配送以外の方法で発送する場合は伝票に氏名や住所を記載する必要がありますが、どうしても抵抗がある場合は、発送方法をメルカリ便に変更するなどの対応が有効です。

適切な発送方法で対策しよう

個人情報を保護し、配送トラブルを防ぐ最も有効な方法は、メルカリ便(らくらくメルカリ便・ゆうゆうメルカリ便)を利用することです。
これらのサービスは、匿名配送に対応しているため、お互いの氏名や住所を知られることなく取引ができます。
さらに、配送状況の追跡サービスや、万が一の破損・紛失に対する補償・保証も付いています。

普通郵便でも自分の情報を書かずに送ることは可能ですが、配送事故のリスクを考えると、メリットの多いメルカリ便の利用が推奨されます。

お断りをする場合

Buyeeはメルカリ公式のサービスですが、それでも海外への販売に抵抗があり、取引をキャンセルしたいと考える人もいるかもしれません。
その場合は、一方的にキャンセル申請をするのではなく、まず取引メッセージで断りの連絡を入れるのがマナーです。

Buyeeを介した取引のキャンセルに関しては、メルカリの取引キャンセル手順に沿って手続きを進める必要があります。購入者都合でのキャンセルは、出品者と購入者の合意がある場合に限り可能です。合意を得た後、取引画面からキャンセル申請を行いましょう。

まとめ

メルカリでBuyeeに商品を購入された場合でも、売上への影響を過度に心配する必要はありません。
Buyeeはメルカリが公式に認めた越境EC事業者であり、安全に取引できる企業です。
出品者が行うことは、指定された国内の倉庫へ商品を発送するだけで、海外発送の手数料や料金の確認、海外ユーザーとのやり取りは全てBuyeeが代行します。

個人情報が気になる場合は、匿名配送が可能なメルカリ便を利用する方法が有効です。
Buyeeによる購入は、販売機会が海外に広がるチャンスと捉え、通常の取引と同様に対応しましょう。

 

この記事を書いた人
野口 和輝
U-GAKU(ユーガク)代表

2013年より留学領域に携わり、セブ島の語学学校支援を起点に活動。自身の留学経験(フィリピン/オーストラリア)と海外10カ国15都市の訪問経験、留学相談650件以上の知見をもとに、留学を検討する方へ「人生を変える留学」を提案しています。 2013年以降、拠点(セブ島/ニセコ/沖縄/徳島/塩尻 ほか)への現地訪問は少なくとも40回以上。現場で学習環境・生活導線・サポート体制を確認し、公式情報・施設/学校の公表情報とも照合しながら、記事内容の正確性と最新性の担保に取り組んでいます。NPO留学協会 正会員。