留学したい人
マルタ留学中ってアルバイトってできるの？
マルタのアルバイトってどのくらいのお金が稼げるの？
こんな悩みにお答えします！
結論から言うと、語学学校に通う日本人学生でも特定の条件を満たせば、マルタ留学中に週20時間以内のアルバイトが可能です。
アルバイトをすることで生活費の足しにできますが、マルタの時給は日本よりも低く、一般的に5ユーロ（約800円）。さらに、週20時間までという就労制限があるため、学費を賄うほどの収入を得るのは難しいのが現状です。
また、マルタ留学中のアルバイトにはメリットもあればデメリットもあるため、アルバイトの利点と注意点をしっかり理解した上で、自分に合った選択をすることが重要です。
この記事では、マルタ留学中にアルバイトができるのか、アルバイトをするための3つの条件、時給や仕事内容といったアルバイト事情、そしてメリット・デメリットまで詳しく解説するため、マルタ留学を検討している方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてください！
- マルタ留学中にアルバイトはできるのか
- アルバイトをするための3つの条件
- マルタのアルバイト事情（時給や仕事内容など）
- マルタ留学中にアルバイトをするメリット・デメリット
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マルタ留学中にアルバイトはできる？
結論から言うと、特定の条件を満たせば、日本人留学生でもマルタ留学中にアルバイトをすることができます。
マルタでは、オーストラリアやイギリスのようなワーキングホリデー制度はありませんが、語学学校の学生でも週20時間以内であればアルバイトが可能です。
マルタ留学は欧米圏に比べてコストが低いとはいえ、生活費をまかなうためにアルバイトができると、留学費用の負担が軽減され非常に嬉しいですよね。
しかし、アルバイトが可能かどうかはビザの種類や条件によるため、最新の情報を確認することが大切です。
マルタ留学中にアルバイトをするための3つの条件とは？
では、実際にアルバイトをするためには、どのような条件を満たさなければならないのでしょうか？具体的には以下の3つの条件を確認しましょう：
- マルタに入国してから90日を超えており、90日以上の学生ビザを所有している
- 週に15時間以上は語学学校で授業を受講している
- アルバイト先が決まっている
条件1: マルタに入国してから90日を超えており、90日以上の学生ビザを所有している
90日未満でマルタに滞在している場合は観光ビザとなり、アルバイトはできません。
90日以上滞在する場合は、学生ビザが必要で、そこからアルバイトの許可を申請することができます。
条件2: 語学学校で週15時間以上の授業を受けている
マルタの語学学校は、一般的に週20レッスン以上、1レッスンは45分程度なので、ほとんどの留学生がこの条件をクリアできます。
週15時間以上の授業を受けていることがアルバイトを始めるための最低条件です。
条件3: アルバイト先が決まっている
アルバイト先が決まり、雇用契約書を提出することが必要です。これにより、労働許可を得るための申請ができます。
これら3つの条件を満たした後、やっと「労働許可ライセンス」を申請することができ、申請費用は約3万円です。ライセンスを取得すると、週20時間までアルバイトが可能になります。
ただし、労働許可ライセンスの申請には時間がかかるため、マルタ到着後最短でも3か月後からアルバイトを始めることができます。
そのため、アルバイトができるのは長期留学を予定している方に限られてしまいます。
さらに、長期留学でも語学学校に慣れてきたらアルバイトを始めるのがおすすめです。
マルタのアルバイト事情は？
マルタ留学中にアルバイトができる条件がわかったところで、日本とは異なる、マルタのアルバイト事情が気になりますよね？
以下で、マルタでアルバイトをする場合の時給や求人内容について解説していきます。
どのくらいお金が稼げる？
実はマルタはヨーロッパの中でも物価が安く、人件費も比較的低い国です。
そのため、アルバイトの時給相場は約5ユーロ（日本円で約800円）程度となっています。
例えば、カフェのアルバイトの時給は5〜6ユーロ（800円〜950円）程度で、これでは日本のアルバイトの時給（1,000円程度）と比較すると少し低く感じるかもしれません。
また、週20時間以内という勤務時間の制限もあるため、生活費の足しにはなるものの、学費を稼ぐのは難しいでしょう。
それでも、物価が安いマルタであれば、アルバイト代で十分に生活費や交際費をカバーできるでしょう。
どんなアルバイトがある？
マルタは観光地としても有名で、レストランやカフェなどの飲食業が多いため、飲食関連のアルバイトの求人が豊富です。
具体的には、ウェイター、キッチンスタッフ、ホールスタッフなどのポジションがあります。
アルバイトに応募するには日常会話レベルの英語力が求められ、飲食店での経験があれば採用されやすくなります。
それ以外では、ホテルの清掃スタッフの求人も多く、こちらは接客の機会が少ないため、英語力に自信がない方でも応募しやすい仕事です。
しかし、英語力の向上を目的にアルバイトを探すのであれば、飲食業の仕事の方が適しています。
マルタ留学中にアルバイトをするメリット・デメリットを徹底解説！
最後に、マルタ留学中にアルバイトをするメリットとデメリットを2つずつ解説していきます。
メリット
メリット1: 実践的な英語力を鍛えられる
マルタ留学中にアルバイトをする最大のメリットは、実践的な英語力を身につけられることです。
語学学校ではテキストを使って文法やフレーズを学ぶのが中心ですが、アルバイトではネイティブが日常的に使う自然な英語に触れる機会が増えます。
例えば、カフェやレストランの仕事では、お客さんとのやり取りを通してリスニング力が鍛えられます。
さらに、同僚との会話を重ねることで、スピーキング力も自然と向上することができます。
机に向かって勉強するだけでは得られない「生きた英語」を学ぶことができる点は、大きな魅力です。
メリット2: 留学の経済的負担を減らせる
また、アルバイトをすることで、留学にかかる費用の一部を補うことができます。
語学学校では授業料を支払う必要がありますが、アルバイトなら英語を学びながらお金を稼ぐことができます。
マルタの時給は日本と比べると低めですが、物価が比較的安いため、生活費の一部をまかなうことは十分可能です。
デメリット
デメリット1: 働き始めるまで最低3ヶ月かかる
マルタでアルバイトをするには、就労許可を取得する必要があります。
その条件のひとつに、90日以上の滞在が求められるため、入国してすぐに働くことはできません。
さらに、就労ビザの取得には時間がかかるため、実際に働き始めるまでに数ヶ月を要します。
手続きにかかる費用も約3万円と決して安くはないため、アルバイトをするかどうか慎重に検討することが大切です。
デメリット2: 時給が低い
前述した通り、マルタの時給は、日本と比べると低めで、一般的に800円程度とされています。
そのため、日本のアルバイトほどの収入を期待することは難しいでしょう。
さらに、就労許可を取得するためには、事前にアルバイト先を見つけておく必要があります。
十分な英語力がなければ、そもそも仕事を探すのが難しい可能性もあります。
ようやく働き口が見つかったとしても、時給の低さを考えると「この時間をもっと英語の勉強に充てたほうがいいのでは？」と悩むこともあるかもしれません。
マルタ留学中のアルバイト事情まとめ
いかがでしたでしょうか？
今回の記事では、マルタ留学中にアルバイトができるのか、アルバイトをするための3つの条件、時給や仕事内容といったアルバイト事情、そしてメリット・デメリットまでご紹介しました。
前述した通り、マルタ留学中にアルバイトをすることで生活費の足しにはできますが、マルタの時給は日本よりも低く、週20時間までという就労制限があるため、学費を賄うほどの収入を得るのは難しいです。
しかし、マルタは、他の欧米圏と比べると物価が安く、留学費用を安く抑えることができるため、非常に魅力的な留学先の一つです。
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