マルタの世界遺産バレッタ!留学先としても人気の観光地を徹底解説

この記事を書いた人
野口 和輝
U-GAKU(ユーガク)代表

国内留学を創業したU-GAKU(ユーガク)の代表。過去のオーストラリア留学、フィリピン留学、7カ国15都市の海外渡航歴、過去の留学参加者の声などを踏まえ相談会のカウンセラーとして日々、最高の留学体験を提供するため奮闘中です! 2013年よりフィリピン留学の代理店を運営、フィリピンへの渡航歴は20回以上、今もフィリピンへ年2〜3回の渡航はもちろん沖縄北谷、ニセコへ行き常に最新情報をお届けしています。


 

留学したい人

ヨーロッパのマルタってどんな国?

世界遺産都市バレッタって何があるの?治安は?

こんな悩みにお答えします!

結論から言うと、マルタ・バレッタは行って後悔しない、まさに“ヨーロッパの宝石”なんです!

この記事では、マルタの首都バレッタの魅力おすすめの観光地バレッタ観光で気をつけたいことについて丁寧に解説していきます。

少しでも興味がございましたら、ぜひ最後まで読んでみてください!

この記事の内容
  • マルタの首都バレッタ!世界遺産の街の魅力とは
  • バレッタのおすすめ観光地6選
  • バレッタ観光で気をつけたいこと
  • まとめ

マルタの首都バレッタ!世界遺産の街の魅力とは

水域の近くの茶色のコンクリートドームの建物

ヨーロッパの中でもひときわ美しい旧市街を持つマルタの首都バレッタ。歴史と文化が色濃く残るこの街は、訪れる人々を魅了してやみません。

マルタの基本情報

そもそもマルタってどんな国?まずはざっくりマルタの基本情報を見てみましょう!

国名マルタ共和国
首都バレッタ(Valletta)
人口約54万人(2023年時点)
面積316平方キロメートル
公用語マルタ語、英語

 

バレッタが世界遺産の理由

Free Malta Alley photo and picture

マルタの首都バレッタは、1980年にユネスコの世界遺産に登録されました。その理由は、ただ美しいだけでなく、しっかりとした歴史的背景があるからなんです。

16世紀、聖ヨハネ騎士団が築いたこの街は、当時としてはめずらしい計画的につくられた都市。まるで碁盤のように整った街路や、がっしりとした城壁、バロック様式の建物がバランスよく並び、街全体がアートのような雰囲気をまとっています。

さらに、バレッタは騎士団とヨーロッパの歴史に深く関わっていて、軍事や宗教の面でも貴重な遺産とされています。街まるごとが世界遺産に登録されているのは、実はかなりレアなんです。

そんな特別な場所だからこそ、バレッタ観光では、歴史と美しさの両方をしっかり味わえます。

マルタを訪れるのに最適な時期はいつ?

昼間の白い雲と青い空

マルタを訪れるのに最適な時期は、春(4月〜5月)秋(9月〜10月)です。この時期は気温が15〜25℃と過ごしやすく、観光客も比較的少ないため、のんびりと観光を楽しむことができます。

また、春は花が咲き誇り、秋は海水浴も可能な暖かさが残っています。夏(6月〜8月)は気温が30℃を超え、観光客が多く混雑します。冬(12月〜2月)は気温が10〜15℃と温暖ですが、雨が多くなります。そのため、快適に観光を楽しむには、春と秋がおすすめです!

日本からの行き方

Free Airplane Flight photo and picture

現在、日本からマルタへの直行便は運航されていません。そのため、ヨーロッパや中東の都市を経由して、マルタ国際空港(MLA)へ向かうのが一般的なルートです。主な経由地はドバイ、イスタンブール、フランクフルト、チューリッヒなどで、所要時間は乗り継ぎを含めておおよそ18〜20時間ほど。

詳しいルートやおすすめの航空会社については、マルタへの行き方は1種類じゃない!自分にあう経路を見つけよう!でも詳しく紹介していますので、あわせてご覧ください。

マルタ・バレッタのおすすめ観光地6選

Free Valletta Malta photo and picture

マルタやバレッタの基本情報をおさえたところで、筆者がおすすめしたい観光スポットを6つ厳選してご紹介します!バレッタは小さい街ながら見どころ満載ですよ。

1. 聖ヨハネ大聖堂

大きなステンドグラスの窓がある大聖堂

マルタ・バレッタ観光でぜひ立ち寄りたいのが、「聖ヨハネ大聖堂(St. John’s Co-Cathedral)」。外から見るとわりとシンプルな建物ですが、中に入ると一転、金箔や大理石がふんだんに使われたゴージャスなバロック様式の内装に圧倒されます。

最大の見どころは、画家カラヴァッジョの代表作「洗礼者ヨハネの斬首」。実は、彼が唯一サインを入れたことで知られる超貴重な作品なんです。床には約400人分もの騎士たちのお墓が並び、国ごとに分かれた礼拝堂など、細部まで見応えたっぷり。芸術と歴史の両方をじっくり楽しめる場所ですよ。

見学時間月曜〜土曜 9:00〜16:45(最終入場 16:15)
※日曜・祝日は休館
入場料大人:€15(約2,460円)

シニア・学生:€12(約1,970円)

12歳未満:無料(大人同伴時)

(2025年5月時点のレートで換算)

住所St John’s Square, Valletta, VLT 1156, Malta
アクセスバレッタ市内中心部、リパブリック通り沿い。市内バスターミナルから徒歩約5分。

 

2. アッパー・バラッカ・ガーデンズ(Upper Barrakka Gardens)

都市の隣に座っている大きな水域

アッパー・バラッカ・ガーデンズ(Upper Barrakka Gardens)です。ここは、グランドハーバーや「3つの都市(ヴィットリオーザ、セングレア、コスピクア)」を一望できる絶景スポットとして知られています。園内には、木陰のベンチや噴水、カフェがあり、散策の合間にひと息つくのにぴったりの場所です。

特に注目したいのが、毎日正午と午後4時に行われる「サルーティング・バッテリー」での大砲の発射セレモニー。400年前、これらの大砲は要塞を守る武器として実際に使われており、当時に想いを馳せることの出来る場所にもなっています。チケット大人(16歳以上)€6(約977円)、子供(5~15歳)€3(約489円)を購入すればもっと近くで大砲を見ることが出来ますよ!

開園時間毎日 7:00~22:00
入場料無料(大砲の見学をする場合は別途チケット料金が必要)
住所292 Triq Sant’ Orsla, Valletta, VLT 1062, Malta
アクセスバレッタ市内中心部から徒歩約5分。

 

3. ロウワー・バラッカ・ガーデンズ(Lower Barrakka Gardens)

庭の噴水

アッパー・バラッカ・ガーデンズに比べて観光客が少なく、ゆったりとした時間が流れるロウワー・バラッカ・ガーデンズ。バレッタの南東側、グランドハーバーを見渡す小高い丘にあり、静かに絶景を楽しめる穴場スポットです。

園内には、古代ギリシャ風の「サー・アレクサンダー・ボール記念碑」が建っているほか、第二次世界大戦中に戦死した兵士たちを追悼する戦争記念碑(Second World War Memorial)もあります。丸いドーム状の建物と、炎を灯したようなモニュメントが印象的で、静かな雰囲気の中に歴史の重みを感じられる場所です。

ちょっとベンチに座って海を眺めたり、記念碑を見て当時に思いを馳せたり、のんびり過ごすにはぴったりです。

4. 国立考古学博物館

バレッタ観光で歴史に触れたいなら、国立考古学博物館(National Museum of Archaeology)は外せません!この博物館では、なんと紀元前5000年頃(ピラミッドよりも昔)、人類がまだ農耕を始めたばかりの頃のマルタの暮らしを知ることができます。

最大の見どころは、マルタの巨石神殿から見つかった「眠れる女神像(Sleeping Lady)」や「肥沃の女神像(Venus of Malta)」。どちらもふっくらとしたフォルムで、古代の人々が“豊かさ”や“生命”をどうとらえていたのかが感じられます。

展示はシンプルで見やすく、歴史に詳しくなくても楽しめる構成になっているので、旅の合間に気軽に立ち寄れるスポットですよ。

開園時間月〜日曜 9:00〜17:00(最終入場16:30)
休館日12月24日〜25日、1月1日
入館料大人 €5(約814円)、学生・シニア €3.50(約570円)、6〜11歳 €2.50(約407円)

(2025年5月時点のレートで換算)

住所Republic Street, Valletta, Malta
アクセスバレッタ市門(City Gate)から徒歩約5分

 

5. 騎士団長の宮殿

Free Photos | Malta Valletta Grandmaster's Palace

騎士団長の宮殿(Grandmaster’s Palace)」は、16世紀に建てられた聖ヨハネ騎士団のトップが暮らした歴史的な建物。当時は政務も行われていたマルタの中心的な存在で、現在は内部が一般公開されています。

見どころは、壮麗な天井画が広がる大広間や、騎士たちが使っていた武具が並ぶ武器庫。バレッタ観光の合間に、歴史の重みを感じる体験ができますよ。

開園時間9:00~16:30 (最終入場16:00)
休館日12月24日〜25日、1月1日、グッドフライデー
入館料大人 €6(約977円)、学生・シニア €4.50(約733円)、子ども €3(約489円)

(2025年5月時点のレートで換算)

住所Palace Square, Valletta, Malta
アクセスバレッタ中心部・リパブリック通り沿い

 

6. マヌエル劇場

AP Valletta / Manoel Theatre

最後に紹介するのはマヌエル劇場(Manoel Theatre)。1731年に建てられた歴史ある劇場で、今も使われているヨーロッパ最古級の劇場として知られています。外観はシンプルですが、中に入ると、馬蹄形の客席や繊細な装飾が印象的な、あたたかみのある空間が広がります。

劇場では、オペラや演劇、音楽公演などが定期的に開催されており、チケットが取れれば実際の公演を観ることも可能。また、公演がない日でも館内ツアーで内部を見学できるので、観光の合間にも立ち寄りやすいスポットです。

開園時間月〜金曜
・冬季(9月1日〜6月19日):11:00、15:00
・夏季(6月20日〜8月31日):10:30、12:00
土曜:10:30、11:30、12:30
休館日毎週日曜日
入館料€10(約1,629円)(2025年5月時点のレートで換算)
住所Old Theatre Street, Valletta, Malta
アクセスバレッタ市門から徒歩約7分

バレッタ観光で気を付けたいこと

1. 営業時間に注意(特に日曜・祝日)

熱気球の写真を撮る男

バレッタでは、多くの商店やレストランが日曜・祝日に休業することがあります。例えば人気の観光地「聖ヨハネ大聖堂」は、毎週日曜日は休館日となっています。特に小規模な店舗や地元の飲食店は閉まっていることが多いため、ショッピングや食事の計画は平日や土曜日に立てるのがおすすめです。ただし、観光客向けのエリアでは一部の店舗が営業している場合もあります。

2. スリや置き引きといった軽犯罪

Free Wallet Cash photo and picture

バレッタは比較的安全な都市ですが、観光客を狙ったスリや置き引きが発生することがあります。特に混雑したバス内や観光地、ビーチでは注意が必要です。貴重品は身体の前で持つ、バッグはしっかりと閉じるなど、基本的な防犯対策を心がけましょう。

【まとめ】マルタ・バレッタは見どころ満載!

Free Architecture Valletta photo and picture

今回の記事では、マルタ・バレッタの基本情報から主要な観光地、旅行する際の注意点まで一挙にご紹介しました。マルタ・バレッタの街並みは美しく、のどかで時間がゆっくりと流れた場所で独自の歴史や文化に想いを馳せることができます。英語が通じるマルタで、ぜひ充実した旅を楽しんでくださいね。

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野口 和輝
U-GAKU(ユーガク)代表

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