留学したい人
「ヨーロッパのマルタって猫が多いの?」
「猫好きにとってマルタは天国って本当?」
こんな悩みに答えます。
結論から言うと、マルタは猫好きにはたまらない「猫の楽園」です!
この記事では、マルタに猫が多い歴史や文化的背景、マルタで猫とふれあえるスポット、そしてマルタで猫とふれあう際の注意点などを丁寧に解説していきます。
少しでも興味がありましたら、ぜひ最後まで読んでみてください!
- なぜマルタには猫が多いの?その歴史と文化的背景に迫る
- マルタで猫とふれあえる場所4選
- マルタで猫とふれあうときの注意点とマナー
- まとめ
なぜマルタには猫が多いの?その歴史と文化的背景に迫る
猫がマルタに根付いた歴史的背景
マルタを歩いていると、びっくりするほどたくさんの猫に出会います。のんびり寝ていたり、観光客に近づいてきたり、とにかく自由気まま。どうしてこんなに猫が多いの?と思った方、多いのではないでしょうか。
実は、マルタと猫の関係はとても古く、歴史的な背景があるんです。
昔から海洋国家だったマルタでは、船にネズミが出るのを防ぐために、猫が“船員”のような存在として大切にされていました。特に中世、聖ヨハネ騎士団の時代には猫たちがネズミ退治のヒーローとして大活躍。そうした歴史の中で、猫は自然とマルタの生活に溶け込んでいったのです。
さらに、マルタには野犬がほとんどいません。これは、イスラム文化の影響で犬が敬遠されがちだったことが関係しているとされており、結果的に猫が暮らしやすい環境が整っていったのです。
つまり、マルタに猫が多いのは「歴史+文化+環境」が揃っているから。偶然ではなく、ちゃんと理由があるんですね。
地元の人々と猫の共生の様子
マルタでは猫は“地域の仲間”という感覚で、地元の人たちに愛されています。観光地のベンチや公園には、猫専用の餌場があったり、小さな猫ハウスが設置されていたりと、猫たちが快適に暮らせる環境が整っているんです。
例えば、スリーマのインデペンデンス・ガーデンに行くと、巨大な猫の像「アタスくん」が出迎えてくれて、その周りには本物の猫たちがのんびり日向ぼっこしています。ここは、猫好きの観光客にとっても人気のスポット。
また、セントジュリアンでは、漁師たちの近くに猫が集まり、魚のおこぼれを待っている姿が。なんとも癒される光景です。
猫たちに優しく話しかける地元の人たちの姿を見ると、「マルタって、本当に猫と共に生きてる国なんだな」と実感しますよ。
マルタで見かける猫の種類と特徴
マルタの街角で見かける猫は、ほとんどが雑種。でも、それぞれに個性があって、色も模様も本当にバラエティ豊か!中でもよく見かけるのは、茶トラ、三毛、サバトラなど。
中には「マルタ猫」と呼ばれる、ブルーグレーの毛並みを持った子も。実はこれ、正式な品種ではないんですが、毛色の特徴からそう呼ばれることがあるんです。ちょっと神秘的な雰囲気があって、とても絵になります。
そして何より、マルタの猫たちはとにかく人懐っこい!観光客が近づいても逃げるどころか、「撫でて〜」と言わんばかりに寄ってくる子も多いんですよ。
マルタで猫とふれあえる場所4選
マルタには、猫たちと自然にふれあえる癒しスポットが点在しています。観光を楽しみながら、のんびり暮らす猫たちとの出会いも楽しめるのが魅力です。
①マルサシュロック(Marsaxlokk)
マルタ島の南に位置する、のどかな漁師町マルサシュロック。カラフルな漁船が浮かぶ港町の風景は、写真映えもばっちりです。
ここでは、港の周辺やお土産屋さんの近くで猫たちがのんびり昼寝をしていたり、通りすがりの人にすり寄ってきたりと、まるで“町の主”のような存在。観光で訪れた人にもフレンドリーに接してくれる猫が多く、自然と笑顔になってしまいます。
日曜に開かれる名物のサンデーマーケットでは、活気ある市場とともに、猫たちの姿も見逃せません。新鮮な魚の香りにつられて集まってくる子も多く、猫好きにはたまらない光景が広がっています。
見学時間 | 村自体は終日開放されていますが、特に日曜の朝に開催されるフィッシュマーケット(6:30~13:30頃)が賑わいます |
住所 | Marsaxlokk, Malta |
アクセス | バレッタからバスで約40分。バス路線81番または85番を利用すると便利です。 |
➁インディペンデンス・ガーデン(Independence Garden)
スリーマの海沿いにあるこの公園は、地元の人たちから「猫の楽園」と呼ばれるほど、猫とのふれあい率が高い場所。ベンチに座っていると、どこからともなく猫がやってきて、足元にちょこんと座ってくれることも。
園内には、巨大な猫のモニュメント“アタスくん”もあり、猫たちのシンボル的存在。観光客と猫たちが同じ空間でのんびり過ごす雰囲気は、とても穏やかで癒されます。
地域のボランティアたちが猫たちの世話をしているため、猫たちも人に慣れていて、写真撮影にも付き合ってくれるかも?スリーマに訪れるなら、ぜひ立ち寄ってほしい場所です。
開園時間 | 終日開放されています。 |
住所 | Triq it-Torri, Sliema, Malta |
アクセス | スリーマ中心部から徒歩約10分。バス路線13番、14番、16番などを利用すると便利です。 |
③ラムラ・ベイ(Ramla Bay, Gozo)
ゴゾ島にあるラムラ・ベイは、美しい赤みがかった砂浜が特徴の静かなビーチ。観光地の中でも比較的人が少なく、自然と猫たちが共存しているのが印象的です。
岩場の陰や草むらの中に、ひょっこり現れる猫たちは、まるで“隠れ住人”。のんびりと海風に吹かれながら寝ていたり、潮風を浴びながら散歩していたりと、とても自由な様子です。
大自然の中で、猫たちの姿を眺めながら過ごす時間はまさに癒しそのもの。都会の喧騒を離れて、猫とゆったりしたひとときを楽しみたい方におすすめです。
営業時間 | 終日解放されています |
住所 | Xagħra, Gozo, Malta |
アクセス | マルタ本島からフェリーでゴゾ島へ渡り、ビクトリア(ラバト)からバス路線302番を利用して約20分。 |
バレッタ市街
マルタの首都バレッタは、歴史的な街並みと猫たちの姿が見事に調和する、猫好きにはたまらない場所。石畳の路地や古い建物の軒先、日差しの差し込む広場など、どこを歩いても猫に出会える可能性大です。
特にアッパー・バラッカ・ガーデンやローワー・バラッカ・ガーデンなどの公園では、日向ぼっこをしている猫や、観光客にスリスリしてくる猫たちが見られます。
バレッタの猫たちは、観光客にとても慣れているのもポイント。歴史ある景観の中で、猫とふれあいながら散策できるのは、マルタならではの体験です。
マルタの首都バレッタについては、こちらのマルタの世界遺産バレッタ!留学先としても人気の観光地を徹底解説でも紹介しておりますのでぜひご覧ください。
営業時間 | 市街地は終日開放されていますが、観光施設は9:00~17:00が一般的です。 |
住所 | Valletta, Malta |
アクセス | マルタ国際空港からバス路線X4番を利用して約25分。 |
マルタで猫とふれあうときの注意点とマナー
のんびり気ままに暮らす猫たちが魅力のマルタ。でも、彼らは野生に近い自由な存在。旅行中に猫と出会ったときは、思わず触れたくなってしまいますが、ちょっと待って!
猫たちが安心して暮らせる環境を守るためにも、マナーやルールを知っておくことはとても大切です。
ここでは、マルタで猫と接するときに気をつけたいポイントや、守るべきルール・法律について紹介します。
猫を怖がらせない接し方の基本
マルタの猫たちは比較的人懐っこいといわれますが、もちろん全ての猫が人間に慣れているわけではありません。中には警戒心の強い猫もいて、無理に近づくとストレスを感じさせてしまうこともあります。
まず、猫を見かけたら、すぐに駆け寄ったり追いかけたりするのではなく、静かに様子を見ましょう。猫がこちらを見ても逃げずにじっとしていたら、少しずつ距離を詰めてもOKです。しゃがんで目線の高さを合わせ、手のひらを静かに差し出すことで、猫が自分から近づいてくることもあります。
また、写真を撮りたくなる場面も多いと思いますが、フラッシュの使用は避けましょう。猫の目に負担をかけるだけでなく、驚かせてしまう原因にもなります。大声で呼びかけたり、しつこく触ろうとするのもマナー違反です。あくまで猫のペースを尊重し、無理強いをしないことが大切です。
ゴミの散らかしや餌やりのルール
マルタには「猫コロニー」と呼ばれる地域があり、地元のボランティアが餌やりや健康管理を行っています。観光客が勝手に餌をあげると、管理が乱れてしまう可能性があります。
特に人間の食べ物は猫にとって有害なこともあるため、むやみに与えるのはNGです。猫に優しくしたい気持ちは、ゴミを散らかさず、静かに見守る形で表しましょう。
現地で守るべき動物保護関連の法律
マルタは動物福祉が進んでおり、猫を含む動物に対して法律による保護がなされています。虐待行為や無理な接触は処罰の対象になることもあります。
また、猫コロニーの場所や猫たちは法的に守られていることが多く、手を加えたり追い払ったりする行為も禁止されています。
観光客として大切なのは「そっと見守る姿勢」。それが猫たちの安心にもつながり、マルタらしいやさしい空気を守ることにもなります。
【まとめ】マルタは猫好き天国!旅の思い出に癒しのひとときを
今回は、マルタに猫が多い理由や文化的背景、そして猫とふれあえるおすすめスポットまでたっぷりご紹介しました。地元の人々と猫が自然に共生しているマルタの街並みは、まるで絵本の中に迷い込んだような美しさ。旅の途中でのんびり日向ぼっこをしている猫たちに出会えるのは、マルタならではの魅力です。
猫とふれあう際には、ルールやマナーをしっかり守ることで、猫たちの平和な日常を壊すことなく、心温まる交流ができます。マルタは英語も通じやすく、猫好き・旅行好きな方にとってぴったりの旅先です。
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