【2025年版】マルタの祝日について徹底解説!

この記事を書いた人
野口 和輝
U-GAKU(ユーガク)代表

国内留学を創業したU-GAKU(ユーガク)の代表。過去のオーストラリア留学、フィリピン留学、7カ国15都市の海外渡航歴、過去の留学参加者の声などを踏まえ相談会のカウンセラーとして日々、最高の留学体験を提供するため奮闘中です! 2013年よりフィリピン留学の代理店を運営、フィリピンへの渡航歴は20回以上、今もフィリピンへ年2〜3回の渡航はもちろん沖縄北谷、ニセコへ行き常に最新情報をお届けしています。


 

留学したい人

マルタの祝日はどのくらい?特徴は?
マルタの祝日にはどんな意味があるの?

このような疑問にお答えします。

結論からお伝えすると、マルタの祝日は多くが宗教に関連しているため、盛大に祝われることが多いです。また、その一つ一つに意味があるため、知っていることでよりマルタの文化や歴史を理解することができます。

この記事では、マルタの祝日とその由来について詳しくご紹介していきます。これからマルタに渡航される方やマルタ留学で長期間滞在を考えている方は最後まで読み進めてみてください。

この記事の内容
・マルタの基本情報
・マルタの祝日の特徴
・マルタの祝日一覧
・祝日の由来

マルタの基本情報

国名マルタ共和国
首都バレッタ
人口約54万人
面積316平方キロメートル(淡路島の半分)
言語(公用語)マルタ語および英語
宗教カトリック(キリスト教)
民族構成マルタ人(北アフリカ系、中近東系、ヨーロッパ系など)
時差-8時間(サマータイム期間中:-7時間)

マルタ共和国(以下マルタ)は、地中海に浮かぶ美しい島国であり、その長い歴史と多様な文化は、祝日の過ごし方にも色濃く反映されています。

また、カトリックを信仰している方が圧倒的に多く、宗教に関連した祝日が多いことも特徴です。

そのため、盛大に祝日を祝わっていることが多く、見ているだけでも楽しむことができますが、その意味を知っていると一緒に参加し楽しむことができるはずです!

マルタの祝日とは?

日本の祝日は全部で16日間あり、世界でみてもかなり多いとされています。

一方で、マルタの祝日は14日間あり、それぞれに意味が込められています。

また、祝日制度は地域によって多少の違いがあり、それぞれの島(マルタ島、ゴゾ等、コミノ島)が独自の文化と伝統を守っていることが特徴として挙げられます。

マルタの祝日は大きく2種類あります。

①National Holiday

→歴史や政治的な影響で設定された祝日

②Public Holiday 

→宗教的な影響で設定された祝日

これらの祝日は、単なる休日ではなく、地域社会の絆や信仰心を強く感じる機会です。

特に夏の「フィースト」シーズンには、教会を中心に街全体が華やかに飾られ、夜空を彩る花火やパレードが開催されています。

 

またPublic Holidayでは、多くの家庭が教会に足を運び、伝統的な料理を囲んで家族と過ごすことが一般的です。

市場やお店の営業時間が変わることがあるため、事前に確認しておくことがおすすめです。

マルタにはお正月がない?

マルタでは、1月1日元日を新年の日としていますが、日本とは異なり特別な祝日として盛大に祝う習慣はありません。

その一方で、12月25日〜のクリスマス時期を特に重要な時期としているため、多くの企業や学校では12月24日〜新年にかけてお休みとし、家族や友人と過ごす時間を大切にしています。

そのため、クリスマス休暇の延長として考えられることが多く、日本やその他の多くの国でみられるような新年を迎えるイベントやおせち料理のような食事もあまり一般的ではないといえます。

【2025年版】マルタの祝日の一覧

マルタの祝日を一覧にまとめたものが以下の表になります。

日付祝日名種類
1月1日元日National Holiday
2月10日聖パウロの難破記念日Public Holiday
3月19日聖ヨセフの日Public Holiday
3月31日自由の日National Holiday
4月18日聖金曜日National Holiday
5月1日労働者の日Public Holiday
6月7日セッテ・ジューニョ(暴動記念日)National Holiday
6月29日聖ペテロと聖パウロの日Public Holiday
8月15日聖母マリア被昇天祭Public Holiday
9月8日勝利の日National Holiday
9月21日独立記念日National Holiday
12月8日聖母マリア無原罪の御宿りの日Public Holiday
12月13日共和国記念日National Holiday
12月25日クリスマスの日Public Holiday

祝日の由来を徹底解説!

特にその中でも名前から意味を連想することが難しい祝日に焦点を当て、以下で詳しくご紹介していきます。

聖パウロの難破記念日(Feast of St. Paul’s Shipwreck):2/10

紀元60年頃、マルタの守護聖人の1人である聖パウロがローマへ向かう途中、マルタに漂着したとされる日です。

そのため、マルタにキリスト教がもたらされた最初の歴史的な瞬間とされ記念日とされました。

マルタの数多くの聖人の祝日の中でも国民の祝日として特別な地位を占めており、観光地や公共機関も休業することが多く、訪問を計画する際は注意が必要です。

1570年に建てられたマルタ最古の教会の一つである聖パウロ難破教会を中心地にお祭りも開催されているため、興味のある方は調べてみてください!

聖ヨセフの日(Feast of St. Joseph):3/19

イエス・キリストの養父である聖ヨセフを記念する日です。

勤勉と家族愛の象徴として敬われており、彼の模範的な生き方を称えるために記念日とされています。

多くの教会では特別なミサや祈りが行われており、マルタの深い宗教的な伝統と文化を感じることができる特別な日です。

自由の日(Freedom Day):3/31

 自由の日とは、国が法的に主権国家になったことを記念する日です。

というのも、マルタは1814年のパリ条約によりイギリスの領土となり、以後約150年間、イギリスの支配下にありました。

第二次世界大戦中の戦いを経て、1964年には独立を果たしましたが、イギリスとの防衛協定が続いていたため、完全な独立は達成されていませんでした。

その後、1974年には共和国としての体制が整い、1979年3月31日にイギリス軍がマルタから完全に撤退、主権を回復させました。

それ以降、3月31日を植民地主義からの解放の日として、独立運動の重要な節目を象徴しています

聖金曜日(Good Friday):4/18

聖金曜日は、キリストの十字架上での死を悼む日とされています。

マルタでは荘厳な宗教行列や黙想が行われ、多くの町で特別な行事が行われます。

祝日というよりは、敬虔な雰囲気のある一日であるため、事前にしっておくと良いでしょう!

セッテ・ジューニョ(Sette Giugno):6/7

セッテ・ジューニョ(暴動記念日)は、マルタ人の自立と権利を求める運動の象徴とされている暴動を記念する日です。

1919年、第一次世界大戦後のマルタでは、物資不足とインフレにより生活が困窮し、基本的な食料品が高騰しました。

これに対する不満が高まり、1919年6月7日にバレッタで大規模な抗議行動が発生しました。イギリス軍はこれを武力で鎮圧し、4人のマルタ人が死亡、50人以上が負傷しました。

この事件により、1989年にマルタ議会によって国民の祝日として正式に制定されました。

聖ペテロと聖パウロの日(Feast of St. Peter and St. Paul / “L-Imnarja”):6/29

聖ペテロと聖パウロの日は、初期キリスト教を支えた2人の使徒を祝う日であり、マルタでは特に盛大に祝われます!

聖ペテロや聖パウロは、初期のキリスト教の伝道において中心的な役割を果たし、教会の礎を築きました。

マルタ全土の教会では特別なミサが行われ、特にゴゾ島のナドゥールでは、荘厳な宗教行事が行われることで多くの信者が集まります。

また、ラバトのバスケット庭園では、6月28日の夜からピクニックが始まり、伝統的な音楽やダンス、ウサギ肉を使った料理が振る舞われます。

参加してみると、マルタの文化を深く体験できるいい機会になるでしょう!

また、マルタの伝統的な料理についてこちらの記事で紹介していますので、気になる方は是非読んでみてください!

マルタの主食「ホブス」って何?マルタの食事について徹底解説!

聖母マリア被昇天祭(Assumption of Mary):8/15

聖マリア被昇天の日は、聖母マリアが肉体と霊魂をもって天に昇天したとされる信仰を記念しており、大きな祝祭日として位置づけられています。

夏のフィーストシーズンのハイライトの一つとなっており、お祭りや教会や地域の広場での行事が盛況に行われています。

特にモスタ教会周辺での祭りが有名であり、ここでは街全体が祝祭ムードに包まれ、夜間のミサやパレード、花火などが行われています。

聖母マリア無原罪の御宿りの日(Immaculate Conception):12/8

聖母マリア無原罪のお宿の日は、聖母マリアが原罪なしに母アンナの胎内に宿ったとされるカトリック教義に基づく祝日で、マルタでは国民の祝日として広く祝われています。

マルタのカトリック信仰と地域社会の結束を象徴する重要な祝日であり、各地で行われるミサや行列、音楽、食事を通じて、マルタの豊かな宗教文化と伝統を体験することができます!

【まとめ】

いかがでしたでしょうか?

マルタの祝日は、その歴史や文化、宗教が融合した独自のものです。

祝日の由来を知ることで、マルタの歴史についても知ることができます。

訪れる際には、カレンダーも参考にしながら、現地のイベントに参加してみると、忘れられない思い出をつくることができるはずです。

 

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野口 和輝
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