2カ国留学とは?費用やメリット・デメリットを解説

この記事を書いた人
野口 和輝
U-GAKU(ユーガク)代表

2013年より留学領域に携わり、セブ島の語学学校支援を起点に活動。自身の留学経験(フィリピン/オーストラリア)と海外10カ国15都市の訪問経験、留学相談650件以上の知見をもとに、留学を検討する方へ「人生を変える留学」を提案しています。 2013年以降、拠点(セブ島/ニセコ/沖縄/徳島/塩尻 ほか)への現地訪問は少なくとも40回以上。現場で学習環境・生活導線・サポート体制を確認し、公式情報・施設/学校の公表情報とも照合しながら、記事内容の正確性と最新性の担保に取り組んでいます。NPO留学協会 正会員。


 

留学したい人

2カ国留学って費用が高そうで不安…
フィリピンと欧米を組み合わせると効果はあるの?
自分に向いているのかどうか判断できない…

こんな悩みにお答えします!

結論からお伝えすると、2カ国留学はフィリピンで英語基礎を固めてから欧米・オセアニアに渡るスタイルで、1カ国留学よりもトータル費用を抑えながら効率的に英語力を伸ばせる留学方法です。この記事では、費用の目安やメリット・デメリット、おすすめの国の組み合わせまで詳しく解説します。

この記事の内容
・そもそも2カ国留学とは?1カ国留学との違いを解説
・2カ国留学が注目される理由|費用を抑えて英語力を伸ばせるから
・2カ国留学で得られる4つのメリット
・知っておきたい2カ国留学の注意点・デメリット
・あなたはどっち?2カ国留学が向いている人の特徴
・こんな人には1カ国留学がおすすめ
・【目的別】2カ国留学におすすめの国の組み合わせモデルプラン
・【期間別】2カ国留学にかかる費用の目安
・2カ国留学を成功させるための4つのポイント

2カ国留学とは、文字通り2つの国を連続して留学する新しい留学スタイルです。
特に、最初に物価の安い国で集中的に英語の基礎を学び、次に欧米圏でワーキングホリデーや専門留学に挑戦するプランが人気を集めています。
円安や海外の物価高を背景に、総額の費用を抑えながらも留学効果を最大化したいと考える人にとって、合理的な選択肢として注目されています。

目次

そもそも2カ国留学とは?1カ国留学との違いを解説

1カ国留学と2カ国留学の違いを比較した表

2カ国留学とは、一般的に「物価の安いフィリピンなどで英語の基礎固め」と「欧米諸国で実践」という、二つの異なる目的を組み合わせて行う留学形態を指します。
一方、1カ国留学は、一つの国に滞在し、語学学習から専門課程への進学、就労までを目指す従来の方法です。

最大の違いは、目的やレベルに応じて環境を戦略的に変える点にあります。
1カ国留学が「深掘り型」とすれば、2カ国留学は英語力と海外経験を効率的に積み上げる「ステップアップ型」の留学スタイルと言えるでしょう。

2カ国留学が注目される理由|費用を抑えて英語力を伸ばせるから

2カ国留学のため空港から海外へ出発する留学生

2カ国留学が注目される最大の理由は、欧米圏での長期留学に比べて総額の費用を抑えつつ効率的に英語力を向上させられる点にあります。
近年、欧米諸国の学費や生活費は高騰しており、長期間の語学留学は経済的な負担が大きくなっています。

そこで、まず物価が安く、マンツーマンレッスンの多いフィリピンなどで集中的に学び、基礎が固まった段階で欧米へ渡ることで、語学学校に通う期間を短縮できます。
フィリピンでは英語を公用語の一つとして使用しており、職業訓練・教育機関を管轄する政府機関TESDA(Technical Education and Skills Development Authority)も教育統計を公表しています。こうした英語教育環境の充実から、英語初心者が基礎力を身につける留学先として選ばれています。

参考:TESDA(フィリピン政府機関)
https://www.tesda.gov.ph/

2カ国留学で得られる4つのメリット

2カ国留学で出会った多国籍の仲間と楽しく学ぶ様子

2カ国留学には、費用面や学習効率の向上、そして海外生活へのスムーズな適応など、1カ国留学にはない多くのメリットが存在します。
ここでは、代表的な4つのメリットを具体的に解説します。

メリット1:留学費用をトータルで安く抑えられる

2カ国留学の大きなメリットは、留学全体の費用を大幅に削減できる点です。
例えば、カナダの語学学校に6ヶ月通う場合と、フィリピンで3ヶ月学んだ後にカナダで3ヶ月学ぶプランを比較すると、後者の方が数十万円単位で安くなるケースが多くあります。
これは、授業料や滞在費が欧米に比べて3分の1程度であるフィリピンで、集中的な英語学習期間を設けるためです。

欧米での滞在期間が同じでも、語学学校に通う期間を短縮できるため、結果的にトータルの費用を抑えることが可能になります。

メリット2:短期間で英語の基礎を効率的に固められる

1カ国目にフィリピンなどの国を選ぶことで、短期間で英語の基礎を集中的に学べます。
フィリピンの語学学校はマンツーマンレッスンが主流のため、グループレッスン中心の欧米の学校に比べてスピーキングの機会が圧倒的に多くなります。
自分のレベルや弱点に合わせて授業が展開されるため、効率的に英語力を伸ばすことが可能です。

この集中的な学習期間があることで、2カ国目ではより高いレベルのクラスからスタートでき、実践的なコミュニケーションにスムーズに移行できます。

メリット3:2カ国目での仕事探しや生活がスムーズに始められる

1カ国目で基礎的な英語力と海外生活への自信を身につけておくことで、2カ国目でのスタートが非常に有利になります。
特にワーホリの場合、英語での面接が必須となるカフェやレストランといったローカルジョブに就ける可能性が高まります。
英語力不足から日本語環境の仕事にしか就けず、英語が伸び悩むという失敗パターンを避けられます。

また、現地での友人作りや家探しといった日常生活の場面でも、物怖じせずにコミュニケーションが取れるため、スムーズに現地に溶け込めます。

メリット4:英語初心者でも安心して海外生活に挑戦できる

「英語が全く話せないのに、いきなり欧米に行くのは不安」と感じる英語初心者にとって、2カ国留学は理想的なステップです。
1カ国目のフィリピンなどでは、日本人経営の学校や日本人スタッフが常駐している場合が多く、学習面だけでなく生活面でのサポートも手厚いため、初めての海外でも安心です。
英語でのコミュニケーションに少しずつ慣れ、海外生活の基礎を築いてから2カ国目へ移動することで、精神的なハードルを大きく下げて挑戦できます。
英語力ゼロからの留学については「英語力ゼロでも可能な留学」で詳しく紹介しています。

知っておきたい2カ国留学の注意点・デメリット

2カ国留学の国移動で荷物を運ぶ留学生(デメリット・注意点)

多くのメリットがある一方で、2カ国留学には特有の注意点やデメリットも存在します。
計画を立てる前にこれらの点を十分に理解し、自分に合ったスタイルかどうかを判断することが重要です。

デメリット1:国を移動するための手間と準備期間が必要になる

2つの国を移動するため、航空券の手配やビザの申請、荷物のパッキングなどを2回行う必要があります。
特にビザのルールは国によって大きく異なり、申請から取得までに数ヶ月かかる場合もあるため、全体のスケジュールを逆算して計画的に準備を進めなければなりません。
1カ国目の滞在中に2カ国目の準備を行う必要も出てくるため、学習に集中しつつ、事務手続きもこなすという器用さが求められる期間が生じます。

デメリット2:2回分の環境適応が求められる

国が変われば、気候、食事、文化、国民性など、生活環境が全く異なります。
二つの異なる環境にそれぞれ適応していく必要があります。

例えば、フィリピンの温暖な気候とフレンドリーな雰囲気から、カナダの厳しい冬と個人を尊重する文化へ移行する際には、精神的・身体的な順応が求められます。
環境の変化に敏感な人の場合、これがストレスに感じられる可能性も考慮しておく必要があります。

デメリット3:プランによっては1カ国留学より割高になる場合も

基本的には費用を抑えられるのが2カ国留学のメリットですが、プランの組み方によっては1カ国での長期留学より費用が高くなる可能性もあります。
国を移動するための航空券代はもちろん、2カ国分の学校入学金やエージェント手数料などが追加で発生します。
また、1カ国目での滞在期間が短すぎると英語力が十分に伸びず、結果的に2カ国目でも長く語学学校に通うことになり、かえって割高になるケースも考えられます。

事前の慎重な費用シミュレーションが不可欠です。
短期留学の費用については「短期留学を安くできる国」で詳しく紹介しています。

あなたはどっち?2カ国留学が向いている人の特徴

2カ国留学が向いている行動的な留学生

2カ国留学は、その特性から特に目標達成意欲の高い人におすすめのスタイルです。
ここでは、どのような人に2カ国留学が向いているか、具体的な特徴を3つのタイプに分けて紹介します。

ワーホリや海外での就職を成功させたい人

2カ国目でのワーホリや就職という明確なゴールを持っている人には、2カ国留学が非常に有効です。
1カ国目で英語の基礎を固めることで、2カ国目ではより条件の良いローカルジョブを得やすくなり、キャリアにつながる経験を積める可能性が高まります。
単に海外で生活するだけでなく、「英語を使って働く」という目的を達成したいという強い意志を持つ人にとって、1カ国目での準備期間は成功のための重要なステップとなるでしょう。

英語力に自信がなく、基礎から学びたい人

現在の英語力に自信がなく、いきなりネイティブスピーカーに囲まれた環境に飛び込むことに不安を感じる人に、2カ国留学は最適です
1カ国目にマンツーマンレッスンが豊富なフィリピンなどを選ぶことで、自分のペースで着実に英語の土台を築くことができます。
周りを気にせず、初歩的な質問から気兼ねなくできる環境で学ぶことで自信がつき、2カ国目での学習や生活に積極的に取り組む意欲が湧いてきます。

複数の国の文化や生活を体験してみたい人

一つの国だけでなく、異なる文化圏での生活を体験したいという好奇心旺盛な人にも2カ国留学はおすすめです。
例えば、アジアの活気と欧米の洗練された文化という、全く異なる二つの価値観に触れることができます。

それぞれの国での出会いや経験を通じて、多角的な視点を養い、自身の視野を大きく広げることが可能です。
留学を語学学習だけの機会と捉えず、多様な文化理解を深めたい人にとって魅力的な選択肢です。

こんな人には1カ国留学がおすすめ

1カ国留学でじっくり学ぶ留学生

効率的で魅力的に見える2カ国留学ですが、すべての人にとって最適な選択とは限りません。
目的や性格によっては、従来通りの1カ国留学の方が合っている場合もあります。

1つの国に腰を据えてじっくり学びたい人

特定の国の文化や言語、社会を深く探求したいと考えている人には、1カ国留学が適しています。
移動による中断がないため、一つの場所に腰を据えて、現地コミュニティとの関係をじっくり築くことが可能です。
また、専門学校や大学、大学院への進学を最終目標としている場合、その国で一貫して教育を受ける方が、アカデミックな環境にスムーズに適応でき、学業に集中しやすいというメリットがあります。

留学準備の手間や時間を最小限にしたい人

仕事や学業で忙しく、留学準備に多くの時間を割けない人には、手続きがシンプルな1カ国留学がおすすめです。
ビザの申請や学校・滞在先の手配が一度で済むため、複数の国へ留学する場合と比較して準備の負担を軽減できる可能性があります。

複数の国へ移動する際の複雑なスケジュール管理や情報収集の手間を省き、渡航前の準備と渡航後の学習に集中したいと考える人には、1カ国留学の方が精神的な負担を少なく進められるかもしれません。

【目的別】2カ国留学におすすめの国の組み合わせモデルプラン

2カ国留学の国の組み合わせを計画する様子(モデルプラン)

ここでは、目的別に合わせた2カ国留学のおすすめモデルプランを3つ紹介します。
自分のゴールに最も近い組み合わせを見つけることで、より具体的な留学計画を立てる参考になるでしょう。

王道パターン:フィリピン(英語基礎)+カナダ/オーストラリア(ワーホリ)

最も人気があり、実績も豊富な王道プランです。
まず物価の安いフィリピンで、マンツーマンレッスンを中心に集中的に英語の基礎を固めます。
その後、治安が良く、ワーキングホリデー制度が充実しているカナダやオーストラリアへ渡ります。

1カ国目で得た英語力を活かして、ローカルジョブに挑戦し、収入を得ながら実践的な英語環境に身を置くことが可能です。
費用を抑えつつ、学習と就労経験の両方を実現したい人に最適な組み合わせです。
カナダ留学については「カナダ留学エージェントのおすすめ」で詳しく紹介しています。

ヨーロッパを満喫:マルタ(英語基礎)+イギリス/アイルランド(ワーホリ)

ヨーロッパ圏内での留学を希望する人におすすめのプランです。
1カ国目には、ヨーロッパにありながら比較的物価が安く、リゾート地としても人気のマルタを選びます。
公用語が英語であるマルタで基礎を学んだ後、歴史と文化の中心地であるイギリスや、フレンドリーな国民性で知られるアイルランドでワーホリに挑戦します。

ヨーロッパ諸国へのアクセスも良いため、留学中に周辺国へ旅行しやすいのも大きな魅力です。
マルタ留学については「長期マルタ留学は正直飽きる?理由と飽きない裏技5選」で詳しく紹介しています。

専門スキルを習得:フィリピン(英語基礎)+アメリカ/ニュージーランド(専門留学)

将来的に海外で専門的なキャリアを築きたい人向けのプランです。
まずはフィリピンで、TOEFLやIELTSといった英語能力試験のスコアアップに特化したコースを受講します。
そこで大学やカレッジへの出願基準をクリアし、2カ国目のアメリカやニュージーランドで、IT、デザイン、ホスピタリティなど専門分野の学位や資格取得を目指します。

英語力と専門スキルを同時に高めることで、グローバルなキャリアへの道を開きます。

【期間別】2カ国留学にかかる費用の目安

期間別の2カ国留学にかかる費用シミュレーションのグラフ

2カ国留学にかかる費用は、渡航する国、滞在する期間、そして現地での生活スタイルによって大きく変動します。
ここでは、人気のプランを基にした期間別の費用目安を紹介します。
あくまでシミュレーションであり、航空券代や海外留学保険料、現地での交際費などは別途必要です。

3ヶ月プランの費用シミュレーション(例:フィリピン2ヶ月+カナダ1ヶ月)

短期間で2カ国の雰囲気を体験したい人向けのプランです。
この期間では、フィリピンでの英語学習に重点を置くことになります。
フィリピン(2ヶ月):約40万~60万円
カナダ(1ヶ月):約30万~40万円

合計:約70万~100万円
短期間のため英語力の大幅な向上は難しいですが、今後の長期留学やワーホリへのステップとして、海外生活の経験を積むことが主な目的となります。

6ヶ月プランの費用シミュレーション(例:フィリピン3ヶ月+オーストラリア3ヶ月)

英語の基礎固めと海外生活への適応をバランス良く行える人気の期間です。
フィリピン3ヶ月約60万80万円
オーストラリア3ヶ月約70万100万円
合計約130万180万円

このプランでは1カ国目で日常会話レベルの英語力を身につけ2カ国目のオーストラリアで語学学校に通いながらアルバイトを探すなどワーホリの準備期間として活用することが可能です。
3ヶ月の留学については「3ヶ月の留学で英語力を伸ばすコツ」で詳しく紹介しています。

1年プランの費用シミュレーション(例:フィリピン3ヶ月+カナダ9ヶ月)

ワーキングホリデー制度を最大限に活用し、英語力向上と就労経験の両立を目指す本格的なプランです。
フィリピン 3ヶ月 約60万~80万円
カナダ 9ヶ月 約150万~200万円
合計 約210万~280万円

この期間設定では、2カ国目のカナダでアルバイト収入を得ることを前提としています。
しっかりとした英語の土台があるため、時給の高いローカルジョブに就ける可能性も高まり、滞在費用の一部を賄いながら実践的な経験を積むことができます。

2カ国留学を成功させるための4つのポイント

2カ国留学を成功させるための計画・準備

2カ国留学は計画性が成功の鍵を握ります。
メリットを最大限に活かし、有意義な経験にするために、出発前に押さえておくべき4つの重要なポイントを解説します。

ポイント1:留学全体の目的とゴールを明確にする

まず、「なぜ2カ国留学をするのか」「留学を通して何を得たいのか」という目的を具体的に設定することが重要です。
例えば、「ワーホリでカフェの仕事に就くために、日常会話を不自由なく話せるようになる」「TOEICで800点以上取得する」など、具体的なゴールを立てましょう。
目的が明確であれば、国や学校選び、学習プランの決定がスムーズになり、留学中のモチベーション維持にもつながります。
語学留学先の選び方については「語学留学先9カ国を徹底比較」で詳しく紹介しています。

ポイント2:1カ国目と2カ国目の期間配分を慎重に計画する

留学全体の成功は、1カ国目と2カ国目の期間配分にかかっていると言っても過言ではありません。
現在の自分の英語レベルと、2カ国目で達成したい目標を照らし合わせ、最適なスケジュールを立てる必要があります。
特に英語初心者の場合は、焦らずに1カ国目での基礎学習に十分な期間を確保することが、2カ国目での飛躍につながります。

ポイント3:ビザの申請条件とタイミングを事前に確認する

2カ国分のビザ情報を正確に把握し、計画的に申請準備を進めることが不可欠です。
国によってビザの種類や申請条件、取得までにかかる期間は大きく異なります。

特にワーキングホリデービザは、申請可能な年齢や年間の発給枠に制限があるため、申請のタイミングを逃さないよう注意が必要です。
全体のスケジュールから逆算し、いつまでに何をすべきかをリストアップしておくと良いでしょう。

ポイント4:信頼できる留学エージェントに相談する

2カ国分の情報収集や複雑な手続きを一人で行うのは大変です。
そこで、2カ国留学の実績が豊富な留学エージェントに相談することをおすすめします。
専門のカウンセラーから最新の情報を得られるだけでなく、学校選びやビザ申請、滞在先の手配まで一括してサポートを受けられます。

EFをはじめ、多くのエージェントが無料カウンセリングを実施しているので、複数の会社から話を聞き、自分に合ったサポート体制の整ったエージェントを見つけることが重要です。
イギリス留学のエージェントについては「イギリス留学のエージェントおすすめ」で詳しく紹介しています。

2カ国留学に関するよくある質問

2カ国留学のよくある質問を考える留学生

ここでは、2カ国留学を検討している方から多く寄せられる質問とその回答をまとめました。
不安や疑問を解消し、留学準備の参考にしてください。

2カ国留学の費用をさらに安くする方法はありますか?

航空券のセール時期を狙う、学費が安い閑散期や地方都市の学校を選ぶ、滞在方法を寮やシェアハウスにするといった工夫で費用を抑えられます。
また、渡航時期や期間に融通が利く場合は、留学エージェントが提供する特待生制度や奨学金を利用するのも有効な手段です。

英語が全く話せない状態からでも挑戦できますか?

はい、挑戦可能です。
2カ国留学は、英語でのコミュニケーションに不安がある初心者の方にこそメリットの大きい留学スタイルです。
1カ国目に日本人比率が低く、マンツーマンレッスンが中心の学校を選ぶことで集中的に基礎を固め、自信を持って2カ国目に臨むことができます。

出発前に2カ国目のプランまで全て決めておくべきですか?

必ずしも全てを確定させる必要はありません。
1カ国目で生活する中で英語力が伸び、新たな目標が見つかることもあります。
ただし、ワーホリビザの申請タイミングなど、変更が難しい要素もあるため、大まかなプランは立てておくべきです。

状況に応じて日本へ一時帰国して準備することも視野に入れましょう。

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まとめ

2カ国留学は、物価の安い国で英語の基礎を固め、その後に欧米諸国で実践的な経験を積むという、効率的かつ戦略的な留学スタイルです。
留学費用を抑えながらも、ワーキングホリデーや専門留学といった目的を達成する可能性を高められるメリットがあります。
一方で、国を移動する手間や2回分の環境適応が必要といったデメリットも存在します。

成功のためには、留学全体の目的を明確にし、計画的に準備を進めることが不可欠です。
この記事で紹介した情報をもとに、自分にとって最適な留学プランを検討してください。

この記事を書いた人
野口 和輝
U-GAKU(ユーガク)代表

2013年より留学領域に携わり、セブ島の語学学校支援を起点に活動。自身の留学経験(フィリピン/オーストラリア)と海外10カ国15都市の訪問経験、留学相談650件以上の知見をもとに、留学を検討する方へ「人生を変える留学」を提案しています。 2013年以降、拠点(セブ島/ニセコ/沖縄/徳島/塩尻 ほか)への現地訪問は少なくとも40回以上。現場で学習環境・生活導線・サポート体制を確認し、公式情報・施設/学校の公表情報とも照合しながら、記事内容の正確性と最新性の担保に取り組んでいます。NPO留学協会 正会員。