マルタ文化の特徴と日本との違い!留学前に知るべき習慣と注意点

この記事を書いた人
野口 和輝
U-GAKU(ユーガク)代表

国内留学を創業したU-GAKU(ユーガク)の代表。過去のオーストラリア留学、フィリピン留学、7カ国15都市の海外渡航歴、過去の留学参加者の声などを踏まえ相談会のカウンセラーとして日々、最高の留学体験を提供するため奮闘中です! 2013年よりフィリピン留学の代理店を運営、フィリピンへの渡航歴は20回以上、今もフィリピンへ年2〜3回の渡航はもちろん沖縄北谷、ニセコへ行き常に最新情報をお届けしています。


 

留学したい人

マルタの文化にはどんな特徴があるの?

マルタの文化と日本文化の違いが知りたい!

こんな悩みにお答えします!

結論から言うと、マルタには日本とは異なる文化的特徴が多くあります。

例えば、日本人はシャイと言われることが多いですが、マルタ人はとてもフレンドリーで親切な国民性を持っていると言われます。

また、食文化の違いもあり、日本ではお米が主食ですが、マルタではホブス(Hobz)というパンが主食で、地中海や中東の影響を受けたクスクスやラビオリなどが定番料理です。

マルタ滞在中に気をつけるべき点としては、両頬にキスやハグをする挨拶、時間にルーズな傾向(バスの遅延や待ち合わせの感覚の違い)、そしてジェスチャーの違いが挙げられます。

この記事では、マルタの 生活・食事・お金事情・交通・ジェスチャー の5つのポイントに分けて、マルタ文化の特徴や日本文化との違い、さらにマルタ滞在時に気をつけるべき点まで詳しく解説します!マルタ留学に少しでも興味がある方は、ぜひ最後までお読みください。

この記事の内容
  • マルタの基本情報
  • マルタの文化的特徴を5つのポイントに分けて解説!
  • マルタ文化と日本文化の違い
  • マルタに滞在する時に気をつけるポイントとは?

マルタってどんな国?

マルタ共和国は、ヨーロッパに位置する小さな島国で、イタリアのシチリア島からすぐ南にあります。

マルタ島を中心に、ゴゾ島やコミノ島など複数の島々で構成されており、国全体の面積はなんと東京23区の半分ほど!

首都バレッタは、街全体が世界遺産に登録されるほど歴史的価値が高く、国内には数多くの古代遺跡や絶景スポットが広がっています。

実はマルタは、ヨーロッパ屈指のリゾート地としても有名で、その美しい地中海の景色から「地中海の宝石」とも呼ばれているんです。

公用語はマルタ語と英語のため、英語を学びながら異文化を体験できる国として、近年留学先としても人気が急上昇しています。

また、治安も良く、ヨーロッパの中でも安全な国として評判が高いのも魅力のひとつです。

マルタ文化の特徴5選を徹底解説!

マルタの概要がわかったところで、ここからはマルタの文化についてご紹介します! 

今回は、生活、食事、お金事情、交通、ジェスチャーの5つのポイントに分けて、詳しく解説していきます。

マルタ文化の特徴1:生活編

マルタ人はフレンドリーで親切な人が多い!

温暖な気候のマルタでは、人々の性格もとても陽気でフレンドリー

困っていると気軽に声をかけて助けてくれることも多く、留学生や観光客にとって過ごしやすい国です。

また、マルタでは9割以上の人がカトリック教徒で、宗教が生活の中で重要な役割を果たしています。

年間を通じて宗教行事やお祭りが頻繁に開催され、地域のつながりもとても強いのが特徴です。

多言語が飛び交うインターナショナルな環境

マルタの公用語はマルタ語と英語ですが、シチリア島に近いことからイタリア語を話せる人も多いんです。

さらに、一部の地域ではフランス語も使われており、さまざまな言語が飛び交う環境が魅力の一つ。

また、ヨーロッパ各国からの留学生が多く、語学学校やカフェでは英語はもちろん、フランス語やドイツ語、スペイン語などさまざまな言語が聞こえてくることも。

マルタでは多文化が混ざり合う、まさにインターナショナルな雰囲気を楽しむことができます!

マルタ文化の特徴2:食事編

地中海や中東の影響を受けたマルタ料理

マルタは歴史的にイタリアやイギリスなどから食料を輸入していた背景があり、地中海沿岸の国々や中東、北アフリカ(特にチュニジア)の影響を受けた料理が発展しました。

例えば、北アフリカ発祥の伝統料理である「クスクス粒状のショートパスタを肉や野菜と一緒に炊き込んだもの)や、具材たっぷりの「ラビオリ」など、イタリア料理に通じるメニューも豊富です。

また、地中海で獲れる新鮮なシーフードを活かした料理や、マルタならではのウサギ料理も人気。

特に、赤ワインとハーブでじっくり煮込んだ「ラビットシチュー」は、お肉がとても柔らかく、食べやすいのでぜひ試してみてください!

マルタの主食は「ホブス」というパン!

マルタの食文化に欠かせないのが、「ホブス(Ħobż)」というパン

実はこの名前、アラビア語で「パン」を意味する言葉なんです!

ホブスは高温の窯で焼き上げるため外はパリッと香ばしく、中はモチモチの食感が特徴。

ヤギのチーズやオリーブオイルと一緒に食べるのがマルタ流です。

また、マルタのレストランでは、食事の最初にホブスが提供されることが多く、まさに国民食として親しまれています。

新鮮なシーフードが豊富!

地中海に囲まれたマルタでは、ウニやタコなどの新鮮なシーフードが楽しめます。

特に、クリーミーなウニや歯ごたえの良いタコは絶品!

また、マルタの伝統料理のひとつに「アリオッタ(Aljotta)」という魚介スープがあります。

これは、魚介類を玉ねぎ・ニンニク・トマトと一緒に煮込んだスープで、エビやムール貝、タコの旨味がたっぷり溶け込んだ濃厚な味わいが特徴です。

このようなマルタ料理は、首都バレッタスリーマのレストランでも楽しめるので、訪れた際にはぜひ味わってみてください。

マルタ文化の特徴3:お金事情編

通貨はユーロ!物価は比較的リーズナブル

マルタはEU(欧州連合)に加盟しているため、通貨はユーロ(EUR) が使用されています。

ヨーロッパの中では物価が安い方で、特に食費や交通費は比較的リーズナブル

自炊を取り入れたり、地元の市場で安い食材を活用したりすれば、1ヶ月の食費は2~5万円ほどに抑えることができます。

ただし、日本よりすべてが安いわけではなく、生活費全体で見ると日本と同じくらいか、少し安い程度と考えておくとよいでしょう

チップはタクシーとレストランのみでOK!

マルタでは基本的にチップ制度はありませんが、タクシーとレストランでは10%程度のチップを渡すのが一般的です。

レストランでは、すでにサービス料が含まれている場合もあるので、伝票を確認するか、スタッフに確認してみましょう。

また、公共交通機関(バスなど)ではチップは不要ですが、タクシーを利用する場合は1~2ユーロ程度を渡すと良いでしょう。

ATMが街中に点在!便利なキャッシュレス環境

マルタには路上、スーパー、ショッピングセンターなど街の至る所にATMが設置されているため、海外対応のカードを持っていれば、簡単に現金を引き出すことができます。

ただし、利用するカードによってATM手数料が異なるため、事前に手数料を確認しておくのがおすすめです。

また、マルタではキャッシュレス決済も広く普及しているため、クレジットカードやデビットカードを活用すれば、現金を持ち歩く必要はあまりありません。

マルタ文化の特徴4:交通編

マルタでの移動は基本バス!

マルタ国内では電車が走っていないため、主な移動手段はバスです。

特に、バレッタやセントジュリアンズ、ゴゾ島ではバスが便利で、運行時間は午前5時半~午後11時までとなっています。

料金は通常€1.5(約235円)ですが、ハイシーズンは€2(約310円)に上がります。

ただし、バスは時間通りに来ないことが多いので、出発時間に余裕を持って、少し早めに準備をすることをおすすめします。

​​マルタ島とゴゾ島を結ぶフェリーがある

マルタには、ゴゾ島という大自然に囲まれたのんびりした島があります。

ゴゾ島は、マルタ島の姉妹島としても知られており、ジュガンティーヤ神殿チタデルといった観光名所があります。

ゴゾ島とマルタ島を結ぶフェリーが毎日運行しており、所要時間は約25分

料金は約€5(約800円)で往復できるため、マルタ島とは少し違った雰囲気を楽しみたい方はぜひ訪れてみてください。

マルタ文化の特徴5:ジェスチャー編

挨拶で両頬にキスすることも!

マルタでは、挨拶として両頬にキスをすることがあります。

ヨーロッパでは一般的な挨拶のスタイルで、特に女性同士や男性と女性の間でよく見られます。

実際にキスをするわけではなく、耳元で音を立てながら頬を付け合うという形が一般的です。

また、ハグも挨拶の一部として行われます。

初対面の相手には握手が基本ですが、親しくなったらキスやハグで挨拶するのが普通です。

日本のようにお礼や握手で挨拶する場合とは少し違いますので、文化の違いに驚かないように心構えしておきましょう!

手招きするジェスチャーはNG!

マルタでは、手招きするジェスチャーは失礼とされています。

実は、アメリカと同じように、手招きは「あっちへ行け」という意味を持ち、相手に侮辱的な印象を与えてしまいます。

相手を呼びたい時には、手の平を上向きにして手招きするのが正しいジェスチャーです。

海外では、日本と同じ意味ではないジェスチャーが使われることがあります。

知らないうちに侮辱的な意味を伝えてしまうこともあるので、ジェスチャーには十分気をつけるようにしましょう。

マルタ文化と日本文化の違いとは?

以下で日本の文化との違いを簡単にまとめて見ましたので、旅行や滞在を計画している方は、ぜひ渡航前に参考にしてみてください。

マルタと日本の文化的特徴まとめ一覧

日本 マルタ
国民性 礼儀正しい フレンドリーで親切、穏やか
主食 お米 ホブスというパン
料理 和食 地中海や中東の影響を受けた料理
通貨 ユーロ
チップ制度 なし レストランとタクシー、バスのみ
主要な交通手段 電車 バス
挨拶 お辞儀、握手 握手、両頬にキスやハグ

 

マルタ滞在中に文化的側面で気をつけるべきこと3選

以上で、マルタ文化と日本文化の違いについてざっくりとまとめましたが、マルタ旅行や滞在において気をつけるべきことが気になりますよね?

そこで、以下で、マルタ滞在で日本人が気をつけるべきこと3選を紹介します。

1, 挨拶の文化

前述した通り、マルタでは、特に親しい間柄の人同士で両頬にキスやハグをするのが一般的な挨拶の方法です。

日本ではお辞儀や握手が一般的ですが、マルタではこの文化が非常に大切にされています。

初対面でも軽く挨拶として耳元でキスの音を立てることがありますが、驚かずにその文化をできる限り尊重するようにしましょう。

2, 時間のルーズさ

南国ならではのんびりした雰囲気が漂うマルタでは、時間にゆとりを持つことが大切です。

特にバスなどでは、時間通りに来ないこともあります。

日本のように厳格な時間管理を期待するのは難しいので、待ち合わせや移動には余裕を持って行動しましょう。

例えば、バスを利用する際は、数本前の便を意識することが重要です。

3, ジェスチャーの違い

また、先ほども言及したように、手招きのジェスチャーは、マルタでは「行け」という意味で使われるため失礼にあたります。

相手を呼ぶ場合は、手の平を上向きにして手招きをすることが一般的です。

ジェスチャーが文化的に異なる場合があるため、知らぬ間に侮辱的なジェスチャーをしないように注意が必要です。

マルタ文化の特徴まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回の記事では、マルタの 生活・食事・お金事情・交通・ジェスチャー の5つのポイントに分けて、マルタ文化の特徴や日本文化との違い、さらにマルタ滞在時に気をつけるべき点までご紹介しました。

ご紹介した通り、食文化や挨拶、ジェスチャーなど、日本とは異なる文化的特徴が多く、最初は戸惑うこともあるかもしれません。しかし、こうした違いを経験することで視野が広がり、貴重な体験になるはずです。

また、マルタ人は親切でフレンドリーな人が多く、困ったときには助けてくれるので、安心して楽しく滞在できるでしょう。

さらに、英語が公用語の一つであるため、マルタは留学先としても非常におすすめです。

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この記事を書いた人
野口 和輝
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