マレーシア大学の留学費用は3年間で約350万!?その内訳を徹底解説!

マレーシア大学の留学費用は3年間で350万!?その内訳を徹底解説!

この記事を書いた人
野口 和輝
U-GAKU(ユーガク)代表

国内留学を創業したU-GAKU(ユーガク)の代表。過去のオーストラリア留学、フィリピン留学、7カ国15都市の海外渡航歴、過去の留学参加者の声などを踏まえ相談会のカウンセラーとして日々、最高の留学体験を提供するため奮闘中です! 2013年よりフィリピン留学の代理店を運営、フィリピンへの渡航歴は20回以上、今もフィリピンへ年2〜3回の渡航はもちろん沖縄北谷、ニセコへ行き常に最新情報をお届けしています。


 

留学したい人

マレーシアの大学への留学ってどんなメリットがあるの?
マレーシア大学に3年間通ったら全部でいくらかかるの?

こんな悩みに答えます。

まず結論からお伝えすると、マレーシアの公立の大学に通った場合、留学の費用は3年間で約350〜500万円で済みます。
マレーシアの大学は、公立大学が3年間の学費が約70万円からと非常に安く、さらに欧米の大学の学位を取れるダブルディグリー制度なども存在し、費用を抑えながらも質の高い留学ができるので非常におすすめです。

この記事では、マレーシア大学留学の魅力、マレーシア大学留学の費用、その詳しい内訳、さらにマレーシア大学留学で費用を抑える3つの節約術までご紹介するので、少しでも気になる方は最後まで読み進めてください。

この記事の内容
・マレーシア大学留学の魅力
・マレーシア大学留学の費用
・マレーシア大学留学の費用の内訳

マレーシア大学留学の魅力

近年、欧米圏と比べた学費の安さなどからマレーシアの大学が注目を集めています。
以下でマレーシアの大学に留学する魅力を3つ厳選したので、それぞれ詳しく見ていきましょう。

魅力1、イギリスやヨーロッパの学位も取れる制度がある!

マレーシアの大学には、留学生にとって魅力的な
「デュアルディグリープログラム」「ツイングプログラム」が存在します。

「デュアルディグリープログラム」は、マレーシアの大学を卒業すると同時に、イギリスやオーストラリアなどの有名大学の学位も取得できる制度です。一度の留学で2つの国での学位が手に入り、授業は主にマレーシアで行われますが、他国でも認められる高い教育水準を提供しています。

一方、「ツイングプログラム」は、マレーシアでの学習後にイギリスやオーストラリアの大学に編入できる制度になっています
1,2年間のマレーシアでの勉強後、提携先の大学で残りの期間を学ぶことができ、最終的には提携先大学の学位を取得できます。
これにより、マレーシアでの学習期間中に学費や生活費を節約し、最終的に欧米の名門大学で学ぶことができるため、留学費用が心配な方には非常におすすめです。

具体的な例として、Sunway Universityのツイニングプログラムでは、オーストラリアのVictoria Universityの学位が取得でき、かつ留学費用は通常の3分の1に抑えられるという魅力もあります。

魅力2、学費が欧米圏と比べて格安

マレーシアの大学の最大の魅力と言えるのが学費の安さ
私立大学の場合、年間の学費は約80万円、国立大学でも約30万円と非常に経済的です。
例えば、アメリカの大学の場合、1年間の学費だけで約160〜600万円かかるため、私立の学校を選んだとしても、マレーシアの大学ではアメリカの大学の5分の1の費用で留学を実現できます。

しかも、学費が格安にも関わらず、マレーシアにはオーストラリアの有名大学の分校などが存在しており、大学の教育の質や設備は欧米の大学と劣りません。大学の世界ランキングを見ても、マレーシアでは多くの大学が上位に位置しています。
さらに、マレーシアの物価は日本の3分の1程度なので、学費だけでなく生活費も抑えることができます。

マレーシアの大学留学は、欧米圏への留学を予算の都合上諦めざるを得ない方にとって、非常に魅力的な選択肢と言えるでしょう。

魅力3、留学生が多く、国際色豊かな環境

マレーシアの多国籍な環境も、留学には最適な留学先となっています。
マレーシアは多民族国家で、マレー人、中華系、インド系、その他の移民が共存しています。
これにより、留学生はさまざまな国の人々と交流し、異文化理解を深めることができます。

さらに、マレーシアの大学は学費が安いため、世界中から優秀な学生が集まります
そのため留学生の割合が高い大学も多く、多国籍な環境で他の優秀な学生と切磋琢磨しながら勉強できるのは非常に大きな魅力となっています。

また公用語はマレー語ですが、国民の大多数が英語を話すことができるので、英語力もしっかりと向上させることができます。
将来、英語を使って国際的に活躍したい人には、マレーシアの大学は最適であると言えるでしょう。

マレーシア大学留学の費用は3年間で約350万円!

マレーシアの大学に3年間留学する場合の費用は、ずばり約350~500万円です。
以下がその具体的な内訳をまとめた表です。

カテゴリ項目目安費用
学費授業料(公立大学)約70~150万円
渡航費航空券約6万円
海外旅行保険約54万円
ビザ関連費約8.8万円
現地生活費滞在費約36~108万円
食費約108万円
諸経費約28.8万円
娯楽費約36万円
総額約350〜500万円

 

今回は公立大学に3年間通うことを想定していますが、私立大学にするとより学費が高くなります。
学費は大学によって異なり、渡航費や生活費も人によってばらつきがあるので、この費用はあくまで目安として参考にする程度にしてください。

マレーシアの大学に進学した場合、3年間で約350~500万円前後の費用しかかからないことが分かります。
同じく3年間で卒業できるオーストラリアの大学と比較しても、3年間シドニーなどの大都市に留学する場合は約1500万円かかります。

これに対して、マレーシア留学はその3分の1以下のコストで済むため、非常に経済的です。
また大学の学費が格安なのはもちろんですが、家賃や交通費などの生活費が日本と比べて安い点も魅力です.

マレーシア大学留学の費用の内訳

マレーシアの大学留学の費用は、以下の3つの大きなカテゴリーに分けることができます。

  • 学費
  • 渡航費
  • 現地での生活費

 

それでは、上の3つのカテゴリーに具体的にどんな費用が含まれているのかを、カテゴリー別に詳しく解説していきます。

学費

マレーシアには国公立、私立、海外大学の分校を含めて、全部で100校以上の大学があります。
学費については、欧米の大学に比べてかなりリーズナブルですが、国公立と私立で大きな差があります。

国公立大学は3年間の学費の合計でも70万円程度からと費用が大幅に抑えられることができる一方で、私立大学は学費の幅が広く、約150~450万円まで様々です。

以下で、国公立と私立の大学に分けて、それぞれ実際の学費を説明していきます。

国公立大学の学費:約70〜200万円

まず、以下で代表的な3つの国公立大学の3年間の学費を例にとってご紹介します。

マレーシア大学プルリス

(Universiti Malaysia Perlis (UniMAP))

約70万円
マラヤ大学 

(Universiti Malaya (UM))

約199万円
マレーシアプトラ大学

(Universiti Putra Malaysia (UPM))

約197万円

この表を見ると、公立大学の学費は卒業までにかかる3年間の合計が70万円程度からと、学費が非常に安いことが分かります。

ただし、世界的に有名な大学ほど学費も高くなる傾向があります。
例えば、世界ランキングの高いマラヤ大学やマレーシアプトラ大学は、3年間で約200万円かかります。

 

私立大学の学費:約150~450万円

次に、代表的な2つの私立大学とオーストラリアの分校であるモナシュ大学マレーシアの3年間の学費を以下で紹介します。

UCSI大学

(UCSI University)

約241万円
テイラーズ大学

(Taylor’s University)

約421万円
モナシュ大学マレーシア

(Monash University malaysia)

約441万円

 

この表からわかるように、私立の大学の学費は基本的に150万円〜450万円ほどなど幅があります。
3つ目のモナシュ大学マレーシア校は、オーストラリアの有名大学モナシュ大学の分校なので、約450万円と学費が高くなっています。
イギリスやオーストラリアなど欧米の有名大学の分校や、海外大学の学位が取れるコースの学費は、特に高額な傾向があり、相場は300万円〜400万円程度となっています。

渡航費

航空券:約6~18万円

マレーシアで学生ビザを申請する際には、必ず片道だけでなく、マレーシアから帰国時のチケットも含めた往復航空券が必要です。
航空券は航空会社や時期によって価格が異なりますが、スカイスキャナーによると日本からマレーシアまでの往復航空券は約6万円程度となっています。

今回の計算では、留学期間中に全く里帰りをしないと仮定しているため、航空券代は約6万円程度となります。
ただし、年に1回里帰りをする場合、3年間で約12万円ほどの追加費用が必要ということになります。

海外旅行保険:約54万円

留学保険は、基本的に大学が手続きを担当し、学校を通して保険料が支払われることが一般的です
例えば、モナシュ大学では、ビザの申請や更新時に、医療保険料が大学を通して支払われます。

ビザに義務付けられている医療保険の保険料は年間2~3万円程度で、主に入院治療に対する補償があります。
ただし、一部の私立病院は保険の対象外となる場合もあります。
そのため通院診療や救護費用も含めた充実した保険が必要な場合は、日本から海外留学保険に加入することをおすすめします。

この場合、年間約18万円×大学の3年間で約54万円程度がかかる計算となります。

ビザ関連費: 約8万8千円

マレーシアの大学に通う際には、学生ビザの申請が必要です。
1回の申請で最長1年間の滞在が可能で、したがって、3年間の大学生活の場合は、一度ビザを取得してから2回の更新が必要となります。

最初にビザを取得するためには、申請費用や健康診断費用を含めて合計で約5万円かかります。
2年目からの更新費用は約1万9千円ほどで、3年間で合計すると約8万8千円の費用が必要になります。

生活費

滞在費:約36~108万円

滞在費は、通う大学や部屋のタイプによって異なり、月1〜3万円と幅があります。
一般的に、滞在費をできるだけ安く抑えたい場合は国立大学の寮の二人部屋が一番おすすめです。

例えば、国立サインズ大学の二人部屋は月9千円で、一人部屋でも1万5千円程度しかかかりません。
家賃が月に1万以下しかかからないのは格安で留学生にとっては非常に嬉しいですよね。

一方で、私立のテイラーズ大学の場合、二人部屋で1ヶ月3万円ほど、一人部屋の場合は5万円を超える場合もあります。
また、寮ではなく普通のアパートに住む場合、相場はシェアハウスで2万円程度、一人部屋は3万円からです。

ジムやプールなどの設備が整ったコンドミニアムをルームシェアする場合は、最低でも3万円程度かかります。

食費:約108万円

マレーシアでは外食が非常にリーズナブルで、ローカルのマーケットや手頃な価格のレストランを利用すると、1食の値段を100〜300円に抑えることができます。

現地のマレーシア人が日常的に利用するホーカー(屋台)では1食約300円程度で食事が楽しめます
また、大学構内のフードコートでも同様に手頃な価格の食事が提供されています。
ラクサやチキンライスなど、さまざまな種類の料理があり、毎日外食しても飽きることはありません。

食費は月3万円あれば、現地のレストランや日本食レストランで頻繁に外食を楽しんでも十分に足りるでしょう。

諸経費(光熱費、通信費、交通費):約28万8千円

マレーシアの水道代は非常に安く、水道光熱費は月に約4000円ほどで済みます。
また、携帯電話などもデータ無制限で、月々約1,000円程度で利用可能です。

さらに、移動交通費も非常に安く、日本と比較して約5分の1程度なんです。
例えば、MRTなどの公共交通機関の初乗りは約30円程度で、Grabと呼ばれる配車サービスの場合、50KM程度の距離で1,500〜2,000円ほどしかかかりません。そのため、月にかかる交通費は約3,000円ほどで十分です。

これらを合わせて考えると、月にかかる諸経費は約8,000円ほどとなります。

娯楽費:約36万円

留学中の娯楽費は、個人によって異なりますが、月に1万円程度が一つの目安となります。

マレーシアは物価が非常に安く、映画なども約350円で楽しむことができます。
物価が安いとはいえ、ショッピングなどでの出費が多い場合は、その分費用がかさむこともあります。しかし、マレーシアでの留学経験を充実させるためには、地元の友達と外食を楽しんだり、観光したりすることも重要です。

そのため、予算管理を忘れずに、自分のお金の使い方を把握しながら、留学生活を楽しむようにしましょう。

マレーシア大学留学で費用を抑える3つの節約術!

以下で、マレーシア大学留学でさらに費用を抑えるための3つの節約術をご紹介します。

奨学金制度を活用する

マレーシアの世界ランキングが高い大学に進学したいけれども、予算に不安がある場合、奨学金を活用することが重要です。
奨学金は日本国内のものと、マレーシアの大学から提供されるものの2つがあり、さらに給付型と貸与型の2つのタイプが存在します。給付型は全額が返済不要で支給され、貸与型は無利子と有利子の2つに分かれ、返済が必要です。

奨学金を受け取るためには、審査や面接などが必要となりますが、全ての学生が受け取り対象となります。

また、マレーシアの大学にも独自の奨学金が用意されていることがあります。
マレーシアの多くの大学で、授業料が25~40%オフになる奨学金が存在します。日本で受けられなかった場合でも、直接大学に問い合わせてみることが重要です。

外食を利用する

2つ目の節約術は、外食を選ぶことです
マレーシアでは、ローカルの食事が非常にリーズナブルで、実は自炊よりも外食の方が経済的です。

“ママック”と呼ばれるバイキング形式の飲食店では、自分の好きなご飯やおかずを選んで量に応じて値段が決まります。こうした場所では、大体一食約100円で食事が楽しめます。大学の学食などもあり、更に安く、一食80円程度で済ませることができます。

自炊には洗い物や保存などの手間がかかるため、マレーシアでは外食の方が手軽で経済的な選択となります。料理の手間を省きながら、おいしい食事を楽しむことができます。

航空券を安い時期に取る

航空券の価格は時期によって大きく変動します。
夏休みや長期休暇ではなく、観光客が少ない時期を選ぶことで、航空券のコストを抑えることができます。

特に、マレーシア留学の場合、春(1月~3月)がおすすめです
お正月が終わった後の1月は格安になることが多く、手頃な価格で航空券を見つけることができます。

安い時期を見極めて航空券を取ることで、留学のコストをさらに抑えることができます。

マレーシア大学留学の費用のまとめ

今回の記事では、マレーシア大学留学の魅力、マレーシア大学留学の費用、その詳しい内訳、さらにマレーシア大学留学で費用を抑える3つの節約術を一挙にご紹介しました。

冒頭でもお伝えしましたが、マレーシア大学留学は3年間で約350~500万円ほどで済みます。
欧米の大学では、1年間の留学費用が同程度かそれ以上になることが一般的なので、マレーシアの大学は非常にコスパが良い選択肢となっています。

マレーシアで大学留学をする前に、英語力を向上させておくことは非常に重要です。

特に留学が初めてで、最初から海外留学が少し不安…という方には、U-GAKUの国内留学がおすすめです。国内留学は、日本にいながら英語漬けの環境で、英語力をアップすることができるんです。マレーシアの治安が心配な方も、国内留学なら、治安の心配をせずに安心・集中して英語学習に取り組めます。さらに、格安とよばれているマレーシア留学よりも費用を抑えられて、超お得なんです。

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この記事を書いた人
野口 和輝
U-GAKU(ユーガク)代表

国内留学を創業したU-GAKU(ユーガク)の代表。過去のオーストラリア留学、フィリピン留学、7カ国15都市の海外渡航歴、過去の留学参加者の声などを踏まえ相談会のカウンセラーとして日々、最高の留学体験を提供するため奮闘中です! 2013年よりフィリピン留学の代理店を運営、フィリピンへの渡航歴は20回以上、今もフィリピンへ年2〜3回の渡航はもちろん沖縄北谷、ニセコへ行き常に最新情報をお届けしています。