
マルタでワーホリをしてみたいけど、住む場所や家賃の相場がわからない
どこで家を探せばいいの?
そんな悩みに答えます。
結論から言うと、2026年1月1日から日本とマルタの間でワーホリ制度が開始されます。対象は18〜30歳で、最長1年間滞在可能です。語学学習や就労、観光を組み合わせながら生活することができ、快適に過ごすためには住居選びが重要です。ここでは、マルタの住宅事情や家賃、契約方法、生活費などを詳しく解説します。
少しでも興味がある方は、ぜひ最後まで読んでみてください!
この記事の内容
- マルタの住宅事情と家賃相場
- 家の契約と生活の注意点
- マルタワーホリのビザと生活費
- マルタの住環境を選ぶポイント
- 【まとめ】マルタワーホリは住まい選びが快適滞在のカギ!

マルタでは、東京やロンドンのような高層マンションは少なく、基本的には一軒家やコンドミニアムが中心です。近年はセントジュリアンやスリーマなど都市部で20階建て以上の高層ビルも建設されていますが、ほとんどの建物は最大5階程度。マルタでは0階が日本の1階にあたるので、階数の感覚も少し違います。
外国人向けの賃貸物件は多くの場合、地元の富裕層が所有しており、アパートを貸し出しています。
一人暮らしの場合、マルタでの家賃は月額1,000ユーロ前後が目安です。特に都市部では家賃が高く、シェアフラットで生活する人が多くなっています。シェアハウスには、部屋とバスルームが自分専用でキッチンやリビングを共用する「エンスイートタイプ」と、部屋だけが専用でその他を共有するタイプがあります。生活の快適さを考えると、エンスイートタイプが特におすすめです。
主要エリアごとの家賃相場(2023〜2024年時点)は以下の通りです。
- セントジュリアン:約1,141ユーロ
- スリーマ:約1,218ユーロ
- バレッタ:約1,300ユーロ
- グジラ:約823ユーロ
- ミシダ:約850ユーロ
- タクスビエックス:約1,050ユーロ
- シウィーイ:約1,050ユーロ

マルタでの家探しは、FacebookのMarket Placeや現地不動産エージェントを活用するのが一般的です。Facebookの住居コミュニティやQuicklets、Easy Rent、Allianceなどの不動産会社を通して物件を探すことができます。
注意点として、内見前にデポジットを要求する悪徳業者も存在するため、必ず信頼できる情報源を使うことが大切です。仲介手数料が割引になるケースもあるので、勤務先や語学学校を通して相談すると安心です。
内見後に契約する物件が決まったら、契約書(コントラクト)にサインします。契約内容は必ず隅々まで確認してください。契約書には契約者情報、大家情報、契約期間、保証金や返還条件、契約の撤回方法などが記載されています。
デポジットは通常1か月分で、契約期間経過後に退去を希望する場合は、登録証付きの書面で通知することで返還されます。契約途中で解約する場合は、条件に応じて1〜3か月分の家賃がデポジットから差し引かれることがあります。
入居前に部屋や備品の状態を写真で記録し、家具や電化製品、壁や床の傷を確認しておきましょう。水回りは定期的に掃除し、配管トラブルがあった場合は業者を呼ぶ必要がありますが、マルタでは対応が遅れることもあります。ベッドシーツや枕カバーは必要に応じて大家に依頼して新しいものを用意してもらうことも可能です。
退去は契約期間に応じて1〜3か月前に通知します。契約期間が2年未満の場合は1か月前、2〜3年の場合は2か月前、3年以上の場合は3か月前に通知すれば、デポジットは返還されます。通知方法は登録証付きの書面が公式ですが、メールやSNSでの連絡でも問題ないケースが多いです。

2026年以降、日本人もマルタでワーホリが可能になります。対象は18〜30歳で、最長1年間滞在可能です。語学学習や就労、観光を組み合わせて生活でき、フルタイム勤務も認められます。
家賃に加えて、食費や交通費、通信費などを含めると、月額20〜30万円程度が必要です。自炊中心であれば食費は5万円程度、外食が多い場合は昼食で2,000〜2,500円、夕食で2,500〜3,500円程度かかります。
マルタでは世界各国の人々と交流でき、ヨーロッパ内のアクセスも便利です。語学学習と就労を両立しながら、地中海のリゾート気分も味わえます。特に航空券はLCCを使えば格安で購入可能です。

セントジュリアンはナイトライフが充実し利便性が高い一方、家賃は高めです。スリーマはショッピングや交通が便利で観光客も多いです。バレッタやフロリアナは観光の中心地ですが家賃は高めです。内陸部のビルキルカラやアタードは、家賃が抑えめで住みやすく、商業施設も整っています。
海岸沿いは利便性が高い分家賃も高いため、生活費とのバランスを考えて居住エリアを選ぶのがおすすめです。郊外で家賃を抑える場合、通勤や通学にかかる時間も考慮しましょう。
物件は必ず現地で内見し、条件や契約内容を確認することが大切です。Facebookや不動産会社を併用し、スピード感を持って動くと、良い物件に巡り合いやすくなります。
いかがでしたでしょうか?
今回の記事では、マルタでのワーホリや留学中に住居を探す方法や家賃相場、契約時の注意点について解説しました。
マルタではセントジュリアンやスリーマなどの海沿いエリアは家賃が高めですが、内陸部や少し離れた地域であれば比較的手頃に住居を見つけることができます。シェアハウスやエンスイートタイプのフラットを選ぶことで、コストを抑えつつプライベート空間を確保することも可能です。住居探しはFacebookや現地不動産会社を活用し、契約書や保証金の確認を丁寧に行うことが重要です。
海外で実践的に英語力を伸ばしたい方にとって、マルタは最適なワーホリ先のひとつです。公用語が英語であるだけでなく、治安が良く、気候も温暖、そして美しい地中海の景色に囲まれて学べる環境は、まさに理想的。さらに、他の欧米諸国に比べて留学費用を抑えやすく、コストパフォーマンスを重視する方にもぴったりです。
マルタには多国籍の学生が集まっており、日本人の比率も比較的低いため、英語漬けの環境で自然と「使える英語」を身につけることができます。日本人ばかりの環境では物足りないと感じている方には、特におすすめです。
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