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【2025年版】マルタ渡航前に知っておきたいビザ情報

「マルタ共和国に渡航するのにビザは必要?」

「ビザの種類は?ビザの取得方法は?」

このような疑問にお答えします。

結論からお伝えすると、マルタ共和国への滞在期間が90日以内の場合にはビザの取得は必要ありません。91日以上滞在する予定の場合はビザの取得が必要になりますが、必要な書類や申請方法などをしっかりと知っていれば、取得することができるため安心してください!

なお、ビザ以外にも留学にかかる費用や生活費が気になる方は、マルタ留学の費用まとめマルタの物価情報 もご覧ください。

この記事では、ビザの種類や申請方法、申請の際に必要な書類について詳しく解説していきます。

これからマルタ共和国へ渡航される方や現在検討している方は最後まで読み進めてみてください!

マルタ共和国の基本情報

Free Malta Church photo and picture

国名 マルタ共和国
首都 バレッタ
人口 約54万人
面積 316平方キロメートル(淡路島の半分)
言語(公用語) マルタ語および英語
宗教 カトリック(キリスト教)
民族構成 マルタ人(北アフリカ系、中近東系、ヨーロッパ系など)
時差 -8時間(サマータイム期間中:-7時間)

表のように、マルタ共和国(以下マルタ)は様々な民族で構成されています。加えて、ヨーロッパではリゾート地としても非常に人気が高く、公用語が英語であることから近年留学先や旅行先として人気を集めている国です。

そもそもビザとは?

白と赤のラベル付きボックス

初めて海外に行かれる方の中には、「ビザ」について初めて耳にする方やあまりよくわからない方もいるのではないでしょうか?

以下で、簡単に「ビザ」についてご説明します。

ビザとは、外国人が他の国に入る際に求められる入国許可証のことです。

つまり、自国から他国へ入国する際にはビザが求められます。

基本的には旅行や留学をする際には、各国の申請方法に基づいたビザを発行する必要があります。

しかし、日本は世界的にも信頼度が高いため、ビザを取得することなく入国できる国もあります。

マルタはビザ必要?

Free Malta Flag photo and picture

マルタでは、ビザの取得が必ず求められているわけではなく、他のヨーロッパの国々と同様に渡航期間によってビザの申請が必要かどうかが変わってきます。

渡航期間が90日(3カ月)以内の場合は、事前にビザを取得しておく必要はありません。

しかし、91日(3カ月)以上の場合の長期間の渡航の場合は、日本を出発する前にビザの申請を行い、事前に取得しておくことが必要です。

それぞれの詳しい条件や違いについて詳しく解説していきます。

渡航期間が90日(3ヶ月)以内の場合

旅客機の航空写真

先ほども紹介したように、渡航期間が90日以内であり、条件を満たしている場合はビザを取得することなく入国することができます。

これは、マルタがシェンゲン協定に加盟していることが理由として挙げられます。

 シェンゲン協定とは

Free Handshake Hands photo and picture

シェンゲン協定とは、1985年にヨーロッパの国の間で出入国審査なしに国境を超えることができるように結ばれた協定であり、加盟しているヨーロッパの国の間では自由に往来することができます。

以下に示すマルタを含めた加盟国間の移動を行う際には、日本人のパスポートを持っていることで短期間の渡航の場合、ビザの取得が免除されています。

《シェンゲン協定の加盟国》(26カ国)

アイスランド、イタリア、エストニア、オーストリア、オランダ、ギリシャ、スイス、スウェーデン、スペイン、スロバキア、スロベニア、チェコ、デンマーク、ドイツ、ノルウェー、ハンガリー、フィンランド、フランス、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、マルタ、ラトビア、リトアニア、リヒテンシュタイン、ルクセンブルク

満たすべき条件

Free Buffer Passport photo and picture

国籍 日本国籍であること(日本のパスポートであること)
渡航目的 観光、留学、業務
滞在期間 あらゆる180日間における最長90日
旅券の必要残存期間 過去10年以内に発行された旅券で予定出国日から3カ月以上残っている
その他必要用書類 出国用航空券(海外旅行保険の加入・滞在費用証明の持参が望ましい)

特に滞在期間には注意が必要です。

これは任意の基準の日からさかのぼって180日の間に、合計で90日を超えて滞在することはできないということを意味します。

例を挙げると、マルタ留学直後にイタリアに10日間旅行する場合、ビザ手続きなしでマルタに滞在できる期間は最大80日間ということになります。

そのため、マルタ渡航前後に他の加盟国への滞在などを考えている方は、事前に確認しておきましょう!

また、90日以内の短期留学を検討されている方は、滞在中の生活費や都市の特徴も知っておくと安心です。→ マルタの物価マルタの都市情報

渡航期間が91日以上の場合

Free Aircraft Sunset photo and picture

渡航期間が91日以上の場合は、日本出発前にビザを取得しておく必要があります。

ビザの種類は複数あり、申請から発行までに時間もかかってしまうため、余裕を持って必要な書類や流れなどを確認しておくとよいでしょう!

ビザの種類

テーブルの上の本

マルタの主なビザの種類は以下の5つがあります。

ビザ申請に必要な書類

紙に書く男

今回はその中でも「学生ビザ」を取得するにあたって必要な書類についてご紹介します。

ビザ申請に必要な書類は大きく2つに分けることが出来ます。

1.留学先の語学学校に発行してもらう書類

2.自身で用意する必要のある書類

留学先の語学学校に発行してもらう書類

たくさんの書類を持ってテーブルに座っている女性

・学校への入学許可証

・学費の支払い完了証明書(領収書)

・マルタでの滞在先証明書

(マルタでの滞在先を予約していることを証明できるもの)

※マルタでの滞在先を自身で手配する場合は、予約証明書や賃貸契約書、家主に証明してもらった「Rental Declaration From」を準備する必要があります。

自身で用意する必要のある書類

黒いスーツのジャケットを着た人が白いタブレットコンピュータを持っている

必要な書類 注意事項など
パスポート 有効期限:滞在期間+6ヶ月以上あるもの申請する際はコピーを添付する必要がある
ビザ申請用紙 こちらの申込書に記入し、署名を行います。
予約済みの往復航空券 名前・搭乗日・全乗継地を含む旅程が記載されているもの到着はコース開始日の2週間前以内・出国はコース終了後7日以内であること(※留学期間が6ヶ月以上の場合は復路のチケットは任意でも可)
顔写真 パスポートサイズ 1枚
留学資金の入った銀行口座の英文残高証明書 金額は、留学の全期間をカバーできる分(目安:マルタの最低賃金×75%×滞在月)が必要
海外旅行傷害保険の英文付保証明書 最低30,000ユーロ以上。留学期間すべてをカバーしていること
ビザ発行手数料 100〜150ユーロ
メール ビザ申請の予約完了時にメールで送られてくる”Appointment Letter”

※未成年の場合は、出生証明書(英文)・家族手帳両親または法定後見人の承認書、両親または法的保護者のパスポートのデータが必要になります。

ビザ申請の流れ

白黒のカードを持っている人

ビザは、留学期間開始の6ヶ月前から申請することが可能です。

ビザの申請には、書類を提出してから一般的に約2ヶ月かかるため、事前に準備を始めておくことがおすすめです。

以下の流れに沿って申請を行いましょう!

①必要な書類をそろえる

Free Document Agreement photo and picture

まずは、先ほどご紹介した申請に必要な書類の準備を行いましょう!

そのためには、留学エージェントから希望の語学学校への出願手続きを行い、学校側から入学許可証や滞在先の証明書などの書類を発行してもらう必要があります。

②VFS(ビザ申請センター)オフィスの予約

椅子2脚と鉢植えのテーブル

VFSサービシズ・ジャパンの東京ビザセンターを通して、ビザ申請の予約を行います。

③ビザ申請の手続き
茶色の木製 9 ピース オフィス テーブルとチェア

予約完了後、VFSサービシズ・ジャパンの東京ビザセンターに必要な書類の提出を行います。

書類提出後には、メールにて面接の日程が届くため、しっかりと確認を行いましょう!

名称 合同会社VFSサービシズ・ジャパン
営業時間 月〜金曜:9:00〜17:00
所在地 〒104-0045東京都中央区築地5-6-10 浜離宮パークサイドプレイス8F
サイトURL https://visa.vfsglobal.com/jpn/ja/gbr/attend-centre/tokyo

④ビザ審査の結果を受け取る

Free Federal Election Letter Choice photo and picture

ビザの申請が完了した後、受け取りを行い、マルタへ渡航します。

現地への到着後、マルタのIdentitaオフィス(現地ビザ局)を訪問し、パスポートにビザを貼付してもらう必要があります。

その際に、ビザ発給元であるCVU(セトラルビザユニット)から送られてきた確認メールを提示しなければならないため、あらかじめ準備しておくことがおすすめです。

名称 Central Visa Unit Malta
営業時間 月〜金曜:8:00〜14:00
所在地 Central Visa Unit, Identita’ Head Office, Valley Road, Msida
サイトURL https://identita.gov.mt/central-visa-unit-main-page/#el-54aa428d

アルバイトはできる?

夜に喫茶店の外に立つ女性

マルタの学生ビザでは、一定の条件を満たしている場合はアルバイトが認められています。

しかし、入国後すぐにアルバイトをすることはできないため、注意する必要があります。

また、留学の目的をしっかりと明確にしたうえでアルバイトも検討していく必要があります。

《条件》

※申請する際、280.50 ユーロ(約5万円)を支払うこと

【まとめ】ビザ申請の流れをしっかりと確認しよう!

看板のようなものを見せている人

いかがでしたでしょうか?

今回は、マルタ渡航時に必要となるビザ申請についてご紹介しました。
90日以内の滞在であればビザは不要ですが、91日以上の留学となる場合は、必要書類を揃えて事前にしっかり準備することが大切です。
ビザ申請は、スムーズに進めるためにも時間に余裕を持った手続きが重要です。

また、初めての海外渡航で不安な方や、ビザ手続きに時間をかけたくない方は、留学エージェントのサポートを活用するのもおすすめです。

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