マルタへの直行便ってあるの?
入国の時に必要な手続きは?持ち物は?
こんな疑問に答えます。
結論から言うと、日本からマルタへの直行便はなく、必ずヨーロッパや中東の都市で乗り継ぎが必要です。所要時間はおおよそ15〜20時間ほど。航空券は比較サイトを使って早めに予約するとお得になりやすく、入国時にはパスポートや滞在先情報などの提示を求められる場合があります。
この記事では、日本からマルタまでのアクセス方法、代表的な乗継ルート、航空券を購入するときのコツ、そして入国審査の流れまで詳しく解説していきます。
少しでもマルタ留学や旅行を考えている方は、ぜひ最後まで読んでみてください!
この記事の内容
日本からマルタへはどう行く?
おすすめの乗り継ぎルートは?
航空券はどう選ぶ?
マルタ到着後はどうする?
トラブルを防ぐために
まとめ
日本からマルタへは直行便がなく、ヨーロッパや中東の都市を経由する必要があります。どの都市を経由するかで所要時間や費用が大きく変わるので、まずは「経由前提」でルートを考えることが大切です。
羽田や成田からヨーロッパ主要都市まで約12時間。そこからマルタまで2〜3時間、さらに乗り継ぎ待ち時間を含めると、合計で15〜20時間ほどかかります。直行便がない分、乗り継ぎ時間に余裕を持って計画を立てましょう。
多くの旅行者や留学生が利用するのは次の2パターンです。
ヨーロッパ経由(ローマ、フランクフルト、パリなど)
中東経由(ドバイ、ドーハ、イスタンブールなど)
航空会社や航空券の価格によっても経由地が変わるため、自分の希望に合わせて選択するのがおすすめです。
ローマ、フランクフルト、パリなどのヨーロッパ主要都市を経由してマルタに向かうルートは定番です。ヨーロッパの大都市までは直行便が豊富にあるため、選択肢が多く安定感があります。マルタまでは2〜3時間のフライトで到着できるため、「安心・王道ルート」と言えるでしょう。
利用しやすい航空会社:ルフトハンザ航空、ITAエアウェイズ、エールフランス航空など
メリット:便数が多く、選択肢が豊富
デメリット:ヨーロッパの空港は大規模で、乗り継ぎが複雑なこともある
ドバイ(エミレーツ航空)、ドーハ(カタール航空)、イスタンブール(ターキッシュエアラインズ)を経由してマルタに向かうルートも人気です。日本からの直行便が多く、乗り継ぎのしやすさや機内サービスの質が高いことで知られています。
利用しやすい航空会社:エミレーツ航空、カタール航空、ターキッシュエアラインズ
メリット:乗り継ぎ空港が最新設備で快適、航空券が比較的安い傾向
デメリット:中東→マルタの便は1日数便なので、タイミング次第で待ち時間が長くなることもある
ヨーロッパ経由は「安心・王道ルート」、中東経由は「コスパ重視ルート」として比較されます。
とにかく時間を短縮したい → ヨーロッパ経由
航空券を安く抑えたい → 中東経由
自分の優先順位(時間かコストか)に合わせてルートを決めるのがベストです。
まず大事なのは、どの航空会社を利用するかです。ヨーロッパ系・中東系の大手航空会社はサービスの質が安定しており、乗り継ぎサポートも充実しています。特に長時間フライトになるため、快適さや遅延時の対応を重視するのがおすすめです。
安定感を求めるなら:ルフトハンザ航空、エールフランス航空
コスパを重視するなら:カタール航空、ターキッシュエアラインズ
航空券の価格は時期や予約のタイミングによって大きく変わります。
予約は早めに:出発の3〜6か月前が狙い目
出発曜日を工夫:金曜・土曜出発は高くなる傾向。火曜・水曜が安いことが多い
ハイシーズンを避ける:夏休み・年末年始は料金が高騰
比較サイト(SkyscannerやGoogleフライトなど)で価格をチェックし、値下げアラートを設定しておくと効率的です。
安い航空券には注意点もあります。購入前に必ず確認しておきましょう。
荷物制限:LCCや格安プランは受託手荷物が含まれていない場合がある
乗継時間:2時間未満だとリスク大。初めてなら3時間以上が安心
氏名表記:パスポートと一致していないと搭乗できない
乗継国のビザ要否:一部の国ではトランジットビザが必要な場合も
「安いから」と即決せず、総合的に判断するのが失敗しないコツです。
マルタはシェンゲン協定加盟国のため、日本人は90日以内の滞在であればビザ不要です。ただし、入国審査では以下の提示を求められることがあります。
パスポート(残存有効期間が滞在日数+3か月以上)
往復の航空券(帰国または他国への移動を証明できるもの)
滞在先の予約確認書(ホテル・語学学校の寮など)
留学の場合:入学許可証や在籍証明書
審査官から「滞在目的」「滞在期間」を聞かれることもあるため、シンプルに答えられるよう準備しておきましょう。
到着後や乗り継ぎの際には、手荷物検査などのセキュリティチェックがあります。
液体物は100ml以下の容器に入れ、透明のジッパー袋にまとめる
ノートPCやタブレットは取り出して検査
モバイルバッテリーは機内持ち込み必須
国や空港によって検査の厳しさが異なるので、余裕を持って行動することが大切です。
ごく稀に、必要な書類が不十分で入国を拒否されるケースも報告されています。
復路航空券を持たずに渡航しない
滞在先が曖昧なままにしない
滞在資金をある程度説明できるようにしておく
「準備不足」が一番のリスクになるため、事前に必要書類をそろえておくことで安心して入国できます。
2025年以降、シェンゲン圏に入国する際には ETIAS(エティアス) という電子渡航認証が必要になる予定です。アメリカのESTAのような制度で、事前のオンライン申請と数ユーロの支払いが必要になります。導入時期や詳細は変わる可能性があるため、最新情報を確認してから渡航準備をしましょう。
マルタまでのフライトは乗り継ぎ必須なので、トランジットでの失敗が一番多いトラブルです。
乗継時間は最低3時間を目安にする
大規模空港(フランクフルト・パリなど)では移動に時間がかかる
乗継ターミナルが別になる場合は事前にルートを確認しておく
「安いけど乗り継ぎがタイトすぎる」航空券は避けた方が安心です。
ロストバゲージは国際線では珍しくありません。対策としては:
バゲージタグを写真に撮って控えておく
貴重品や最低限の着替えは機内に持ち込む
保険に加入しておくと、荷物が遅れた場合の補償が受けられる
旅行保険や留学保険は必ず加入しておきましょう。
医療費は海外では高額になりやすい
フライト遅延や荷物遅延への補償があると安心
留学の場合は学校指定の保険を確認しておく
万が一トラブルに遭ったときのために、連絡先を控えておきましょう。
在イタリア日本大使館/在マルタ領事事務所の情報
航空会社の緊急連絡先
滞在先(学校・ホテル)の24時間連絡先
紙にメモしてパスポートと一緒に持っておくと安心です。
今回の記事では、日本からマルタへのアクセス方法について詳しく解説しました。直行便がないためヨーロッパや中東を経由する必要があること、所要時間やおすすめの乗り継ぎルート、航空券を安く購入するコツ、そして入国審査で必要な書類や注意点について理解を深めていただけたでしょうか?事前にしっかりと準備しておくことで、長時間の移動も安心してスムーズに進めることができます。
また、2025年に導入予定のETIASについても注意が必要です。ビザなしでシェンゲン圏に入国できる日本人でも、事前のオンライン申請が必須になります。申請を忘れると入国できない可能性があるため、渡航前に最新情報を確認しておきましょう!
マルタでの滞在を安心して楽しむためにも、ルート選びや航空券購入、入国手続きの準備を余裕を持って進めてくださいね。
海外で実践的に英語力を伸ばしたい方にとって、マルタ留学は最適な留学先のひとつです。
公用語が英語であるだけでなく、治安が良く、気候も温暖、そして美しい地中海の景色に囲まれて学べる環境は、まさに理想的。さらに、他の欧米諸国に比べて留学費用を抑えやすく、コストパフォーマンスを重視する方にもぴったりです。
マルタには多国籍の学生が集まっており、日本人の比率も比較的低いため、英語漬けの環境で自然と「使える英語」を身につけることができます。日本人ばかりの環境では物足りないと感じている方には、特におすすめです。
マルタ留学についてより詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください!
またマルタ留学が少しでも気になる方は、まずは無料のオンライン面談にてお問い合わせください!