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結論から言うと、フィリピン文化は「宗教(キリスト教)」を軸に、家族観・時間感覚・人との距離感が形づくられています。
日本と同じ感覚で行くと戸惑いやすいのは、①時間(ピノイタイム)②コミュニケーション(相槌/距離感)③生活習慣(トイレ/交通)です。
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フィリピンの文化は、宗教(特にキリスト教)の影響を前提として形成されており、日本とは価値観や習慣が大きく異なります。
この3点を先に理解しておくだけで、滞在中のストレスはかなり減ります。

| 人口 | 112.73百万人(2024年時点の公式人口) |
| 首都圏人口 | 14百万人超(最新報道ベース) |
| 宗教 | キリスト教が多数派(2020国勢調査) ・ローマ・カトリック:78.8% ・イスラム:6.4% ・Iglesia ni Cristo:2.6%(ほかキリスト教諸派) |
| 識字(参考) | 基本的識字率:93.1%(FLEMMS) |
宗教行事が生活に深く関わり、休日や学校イベントにも反映されます。フィリピンでは「信仰は個人の生活の中心」という前提で会話が進むことが多いです。
主食は米、味付けは甘め・油多めが多く、外食文化が強いです。体調管理のために、野菜が摂れる店や自炊可能な環境も押さえておくと安心です。
渋滞が日常的で移動時間は読みにくいです。アプリ配車(Grab)を使い、移動は余裕を持つのが基本です。
治安や夜間移動の注意点はこちらも参考にしてください。
フィリピンの教育はK-12制度(13年間)で、英語を使う授業が多いのが特徴です。
※フィリピンのK-12制度は、DepEd(教育省)の方針文書でも「幼稚園+小中高相当の13年間」として整理されています。

| 観点 | フィリピン | 日本 |
|---|---|---|
| 時間感覚 | 余裕を前提、遅れが起きやすい | 時間厳守が基本 |
| 家族観 | 拡大家族が中心、親戚関係が強い | 核家族中心 |
| コミュニケーション | フレンドリー、距離が近い | 丁寧・控えめ |
| 生活習慣 | トイレ紙を流さない場所あり | 紙を流すのが基本 |

フィリピンのことをピノイと言うのですが、フィリピン文化にはピノイタイムと言うものが存在します。簡単に言うと、時間に全くシビアでないことを指しています。指定した時間の30分遅刻は当たり前であり、「I’m on my way!」が定番フレーズです。これは時間の制約に囚われない文化として発展したものなので、もしフィリピン人と何か予定するならこのピノイタイムを頭に入れておくと良いかもしれませんね。
初対面でもフレンドリーです。驚かず、丁寧に意思表示すれば問題ありません。
日本のトイレは世界一だと言うことを忘れてはいけません。世界中どこでも紙が流せるわけではないのです。私もセブの語学学校滞在中に何度もやらかしてトイレを詰まらせてしまいました。時にはトイレから水が「ゴポォ」と吹き出してきたこともあります笑 怖かったです。紙は必ず備え付けのゴミ箱に捨てましょう。
教会や宗教行事は生活の一部として大切にされています。写真撮影・服装・発言(冗談)などは、日本以上に「相手の信仰を尊重する」意識を持っておくと安心です。

※フィリピンは地域によって宗教背景や生活様式が変わりやすく、「同じフィリピンでも文化の空気が違う」と感じることがあります。
ルソン地方に位置するメトロマニラは、マニラ市を含む16市と1町により構成され、フィリピンの政治、経済、文化、教育の中心です。首都であるだけに、優秀な人材が集まる場所で、マカティやグローバルシティはビジネス地区として特に発展しています。娯楽施設も多く、まさに日本の東京に似ています。
ビサヤ地方には、ビーチリゾートとして有名なセブ島が位置しており、観光客に非常に大人気のエリアとなっています。特に韓国や日本から毎年多くの渡航者が訪れます。一方で、語学留学施設の7割以上が集結しているセブシティは、少し街から離れたエリアにありますが、ショッピングモールやレストランなどはタクシーで10〜15分圏内に点在しているため、生活に困ることはありません。
ミンダナオ地方には、フィリピン第3の都市と呼ばれるダバオが位置しています。マニラやセブで見られるような混雑はなく、大自然の恵みに溢れた観光スポットが多くある、一年中温暖な街です。台風や地震などの自然災害もほとんどなく、美しいビーチやダイビングスポットが点在しています。ミンダナオには、日本でも馴染みのあるデルモンテ社の巨大なパイナップル農場や、ドール社のバナナ農場もあるんです。
「ピノイタイム」は珍しくありません。集合は余裕を持ち、重要な予定は前日に再確認、移動は渋滞込みで逆算するのがコツです。
フィリピン人講師と話していると、「ha?」という相槌がたくさん飛び出すことがあります。日本だとうまく聞き取れなかった時は、「え?なんて言ったー?」みたいな感じですが、フィリピン人は「ha?」です。これは、全く怒っているわけでなく、ただコミュニケーションの取り方が異なるだけであるという認識を先に持っておくと、変に気分を悪くすることなく自然なやりとりが可能になります。
基本は寛容ですが、教会・行事・信仰に対して茶化す発言は避けるのが安全です。相手の大切なものとしてリスペクトしましょう。
油や甘味が強い料理もあります。自炊・日本食レストラン・野菜が摂れる店を組み合わせると体調管理がしやすいです。
配管が日本ほど強くない場合があります。備え付けのゴミ箱へ捨てるルールがある場所では従いましょう。
「日本基準が世界標準ではない」と理解すること。文化の違いは失敗ではなく“学びの機会”として捉えると、一気に楽になります

今回の記事では、フィリピンの基本情報、フィリピン文化の特徴、フィリピン文化と日本文化の違い、フィリピン人の国民性についてご紹介しました。
フィリピン文化はその宗教観に依存するところが多かったり、長年統治されてきた歴史から、誰に対してもオープンで流れに身を任せ今という瞬間を全力で楽しもうとする国民性が伺えます。
そのため、日本文化との違いも十分にあり、時には文化の違いが原因で衝突してしまったり、滞在時に困るようなことが出てきてもおかしくありません。ですので、事前にフィリピンの文化について情報を集めておくことは非常に重要です。今回の記事が何かの助けになっていたら幸いです。
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